2026年1月23日金曜日

アカデミー賞ノミネート

 ギレルモ・デル・トロの「フランケンシュタイン」がゴールデングローブ賞でもアカデミー賞でも作品賞などにノミネートされているのだが、私から見たらケネス・ブラナー版の劣化ヴァージョンにすぎず、しかもブラナー版をパクっているところも多いのに、なんでこんなに賞レースに出てるの?と思うのだが、どうやら、ネットフリックスが猛プッシュしているらしい。

去年はネトフリ映画はあまり話題になるものがなかったから、これがイチ押しなんだろう。

たいした出来じゃないのに作品賞もなんだが、ブラナー版のパクリが多いのにアカデミー賞脚色賞ノミネートって。技術部門はまあ、理解できるが。

デル・トロ版「フランケンシュタイン」に対する批評はこちら。

さーべる倶楽部: ギレルモ・デル・トロの「フランケンシュタイン」(ネタバレ大有り)

実は去年の暮れに、意識高い系横文字古書店に、ブラナー版のこの本を売ろうと思っていたのだが、これだけでなく他の本もすべて買取拒否されたので(最近わかったのだが、ブックオフみたいなのじゃない昔ながらの古書店も、買取価格の合計が1万円以上じゃないとだめとか、やっぱり買取自体をやらなくなっているのだなと思った)、まだ手元にある。英語のシナリオも載っていて、充実した内容なので、持っていることにした。


アカデミー賞は「罪人たち」と「ワン・バトル・アフター・アナザー」の一騎打ちになりそうで、っていうか、GG賞もドラマ部門は「罪人たち」と思われていたら「ハムネット」になってびっくりな記事があったけど、「ハムネット」はハリウッド映画の本命に対する対抗のイギリス文芸路線枠なのだが、どうも作品評価が賛否両論らしい。映画は見てないが、原作は、私はあまり感心しなかったので、そういうことなのかもしれない。

「罪人たち」と「ワン・バトル~」は甲乙つけがたい作品で、どちらもエンタメ的に優れて面白いだけでなく、作品的にもすばらしい。白人中心で監督がベテランの白人の「ワン・バトル~」の方が有利だろうが、多少のどんでん返しはあるかもしれないので楽しみ。