今年の試写3本目はアネット・ベニング、エド・ハリス、ロビン・ウィリアムズ主演「フェイス・オブ・ラブ」。ウィリアムズは昨年8月に亡くなったが、アメリカではその前に公開されている。
内容はフランソワ・オゾンの名作「まぼろし」によく似ていて、リメイクではないにしてもヒントになったのでは、と思ったが、監督の母親の体験にヒントを得たものらしい。
ベニングとハリスは結婚30年の熟年夫婦。一人娘はとうに巣立っているが、いまだにラブラブな夫婦。が、メキシコの海辺に滞在していたときに夫が海で亡くなる(うーん、やっぱ「まぼろし」じゃないの?)。
それから5年後、夫を忘れられず、自分に恋心を抱く隣人(ウィリアムズ)とは恋人未満の友人のまま。ところがある日、夫に瓜二つの男(ハリス二役)と出会う。男は10年前に妻に逃げられ、以来画家としての活動をやめてしまい、今は大学で絵画の講師をしている。絵を教えてほしいといって近づいた彼女は、彼を夫の代わりとして愛する。男の方は彼女のそんな事情は知らず、でも、彼女が好きになって、創作意欲をかきたてられ、再び筆をとる。
という具合に、どこまでも夫のまぼろしを求め、夫の死を受け入れなかった「まぼろし」のヒロインとは違って、ベニングの演じる女性は夫の死は理解しているけれど、夫の代わりを瓜二つの男性に求めてしまう。しかし、彼が死んだ夫に瓜二つだから愛している、と彼に知れたら、彼は気持ち悪がって逃げてしまうだろうから、彼女は娘にも隣人にも会わせたくない。とはいっても、娘は家に帰ってくるし、隣人とも顔を合わせるしで、いずれはバレてしまうのだが、この辺がちょっとヒロイン自分勝手すぎて共感できない。
で、結局、バレてしまう過程で、ヒロインが「まぼろし」のように半狂乱になって、少し頭がおかしくなるのだけど、そこはやはり「まぼろし」と違って、また現実に戻ってくる。この辺がまあ、「まぼろし」に比べると平凡だなあと思うのだが、最後にある事実がわかり、ちょっとそこはうるっと来ます。というか、最後に出てくる「フェイス・オブ・ラブ」という絵がものすごくいいのだ。この映画の内容そのものを表す絵になっている。
エド・ハリスはジャクソン・ポロックを演じたことがあるので、画家には似合っている。ウィリアムズが「エドはいい役を手に入れたね」と言ったというが、熟年男女の恋を演じられるというのは年をとった俳優にとってはうらやましいことだろう。女優は年をとると母親役ばかりになるが、男優もまたいい役が減る。脇役が多くなっていた晩年のウィリアムズにはそんな悩みもあったに違いない。
そのウィリアムズは、撮影現場では例によってみんなを笑わせていたようだ。映画では地味に脇を固める役柄で、この役がウィリアムズだからよい、とは思うけれど、やはり役不足な感もある(役不足とは、その人の力量に比べてたいしたことのない役、という意味)。
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2015年1月22日木曜日
2015年1月18日日曜日
初試写
今年の初試写は「バードマン」、次が「ビッグ・アイズ」。どちらもゴールデン・グローブ賞をとっている。
まずティム・バートンの「ビッグ・アイズ」から行くと、これはあの佐村河内氏と新垣氏の話みたいだね。主人公は目の大きな子供の絵を描く女性画家。夫がバーの廊下に絵を飾ってもらうが全然売れない。が、夫がバーの主人とけんか、それが新聞に載り、そこに写った絵を見た人が次々と絵を買っていくようになる。で、作者は、というと、なんと、夫が作者のふりして客に絵を売り込んでいるのだ。内気な妻は本当のことが言えず、夫の売り方がうまいので、夫の嘘につきあうようになる。
絵が高くなると庶民は絵が買えず、ポスターを持っていくのを見て、夫は印刷して安く売ることを思いつき、夫婦はプール付きの豪邸に住むほど裕福になるが、やがて妻は夫と決別、真の作者は自分だとして夫との間に裁判が起こる。これ実話。
正直、ティム・バートンの映画は、ある時期からとりあえず面白く見られるだけの映画になっていて、昔のようなすごさがなくなっているが、これもそうで、時々ちょっと眠くなる。妻役のエイミー・アダムズが2年連続ゴールデン・グローブ賞受賞したが、むしろ夫役のクリストフ・ヴァルツの演技のおかげで飽きずに見られる。ヴァルツは50代でハリウッド進出、その後わずかな期間で2つもアカデミー賞を受賞してしまったが、たしかに今のハリウッドにはいないタイプの役者だ。芸域が広くて、何をやってもうまいと感心する。この映画の偽画家の夫も、佐村河内みたいなカリスマっぽさがないし、佐村河内みたいに人の同情を買うような嘘を積み重ねたわけでもないし、第一、このおっさんがああいう子供の絵の作者ってキモイ、という感じさえするのだが、この人の詐欺師っぷりの演技が面白くて飽きないのだ。
佐村河内氏がいなかったら新垣氏の曲は売れなかっただろう。一方、こちらの女性画家マーガレット・キーンの絵はきっかけがあれば売れただろうが、夫のプロデューサーとしての才がなかったら、あれほど売れたかどうか。「よい作品だから多くの人に愛された」という冒頭のウォーホルの言葉が、佐村河内&新垣の曲の場合は、佐村河内の正体がばれたら曲自体の価値も変わった、よい作品だから多くの人に愛されたのではなかった、みたいになったのと比べると、この映画は現実の佐村河内事件よりも単純で牧歌的な話だなあと思う。
そのティム・バートンの「ビートルジュース」、「バットマン」、「バットマン・リターンズ」で有名なマイケル・キートンが、キートン自身のような俳優を演じる「バードマン」。監督は「バベル」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ。主人公リーガンは「バードマン」というヒーローものでブレイクしたが、3作で役を降り、以後20年間、文字通り鳴かず飛ばずになってしまう。そこでブロードウェイの舞台劇を脚本・演出・主演してカムバックを果たそうとするが、という話。
イニャリトゥはここではバートンの映画のようなファンタジー的要素を取り入れているが、バートンと違ってこちらはまだ丸くなっておらず、奇想天外で面白い。共演者が事故で降板、かわりに舞台の名優マイクが参加することになるが、この名優を演じるエドワード・ノートンがまたいい。昔の映画スターだが今も顔と名前を知られているリーガンと、舞台では素晴らしい名優で、批評家にも観客にも高い評価を受けているが、世間の一般人には知られていないマイク。彼らをとりまく女性たちの描写は今一つ不十分な印象があるが、太ってしまって頭も禿げている昔の映画スターがのっぴきならぬ理由でタイムズスクエアをパンツ一枚で横切らなければならなくなるシーンとか、目を離せないシーンがてんこ盛り。こういう映画だと絶対に眠くなりません。ゴールデン・グローブ賞は脚本賞と主演男優賞(キートン)を受賞。
まずティム・バートンの「ビッグ・アイズ」から行くと、これはあの佐村河内氏と新垣氏の話みたいだね。主人公は目の大きな子供の絵を描く女性画家。夫がバーの廊下に絵を飾ってもらうが全然売れない。が、夫がバーの主人とけんか、それが新聞に載り、そこに写った絵を見た人が次々と絵を買っていくようになる。で、作者は、というと、なんと、夫が作者のふりして客に絵を売り込んでいるのだ。内気な妻は本当のことが言えず、夫の売り方がうまいので、夫の嘘につきあうようになる。
絵が高くなると庶民は絵が買えず、ポスターを持っていくのを見て、夫は印刷して安く売ることを思いつき、夫婦はプール付きの豪邸に住むほど裕福になるが、やがて妻は夫と決別、真の作者は自分だとして夫との間に裁判が起こる。これ実話。
正直、ティム・バートンの映画は、ある時期からとりあえず面白く見られるだけの映画になっていて、昔のようなすごさがなくなっているが、これもそうで、時々ちょっと眠くなる。妻役のエイミー・アダムズが2年連続ゴールデン・グローブ賞受賞したが、むしろ夫役のクリストフ・ヴァルツの演技のおかげで飽きずに見られる。ヴァルツは50代でハリウッド進出、その後わずかな期間で2つもアカデミー賞を受賞してしまったが、たしかに今のハリウッドにはいないタイプの役者だ。芸域が広くて、何をやってもうまいと感心する。この映画の偽画家の夫も、佐村河内みたいなカリスマっぽさがないし、佐村河内みたいに人の同情を買うような嘘を積み重ねたわけでもないし、第一、このおっさんがああいう子供の絵の作者ってキモイ、という感じさえするのだが、この人の詐欺師っぷりの演技が面白くて飽きないのだ。
佐村河内氏がいなかったら新垣氏の曲は売れなかっただろう。一方、こちらの女性画家マーガレット・キーンの絵はきっかけがあれば売れただろうが、夫のプロデューサーとしての才がなかったら、あれほど売れたかどうか。「よい作品だから多くの人に愛された」という冒頭のウォーホルの言葉が、佐村河内&新垣の曲の場合は、佐村河内の正体がばれたら曲自体の価値も変わった、よい作品だから多くの人に愛されたのではなかった、みたいになったのと比べると、この映画は現実の佐村河内事件よりも単純で牧歌的な話だなあと思う。
そのティム・バートンの「ビートルジュース」、「バットマン」、「バットマン・リターンズ」で有名なマイケル・キートンが、キートン自身のような俳優を演じる「バードマン」。監督は「バベル」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ。主人公リーガンは「バードマン」というヒーローものでブレイクしたが、3作で役を降り、以後20年間、文字通り鳴かず飛ばずになってしまう。そこでブロードウェイの舞台劇を脚本・演出・主演してカムバックを果たそうとするが、という話。
イニャリトゥはここではバートンの映画のようなファンタジー的要素を取り入れているが、バートンと違ってこちらはまだ丸くなっておらず、奇想天外で面白い。共演者が事故で降板、かわりに舞台の名優マイクが参加することになるが、この名優を演じるエドワード・ノートンがまたいい。昔の映画スターだが今も顔と名前を知られているリーガンと、舞台では素晴らしい名優で、批評家にも観客にも高い評価を受けているが、世間の一般人には知られていないマイク。彼らをとりまく女性たちの描写は今一つ不十分な印象があるが、太ってしまって頭も禿げている昔の映画スターがのっぴきならぬ理由でタイムズスクエアをパンツ一枚で横切らなければならなくなるシーンとか、目を離せないシーンがてんこ盛り。こういう映画だと絶対に眠くなりません。ゴールデン・グローブ賞は脚本賞と主演男優賞(キートン)を受賞。
2015年1月14日水曜日
ハシェックの永久欠番セレモニー
日本時間の今日午前にバッファローで行われたドミニク・ハシェックの永久欠番セレモニーの動画です。リック・ジャネレットの紹介で氷上に登場し、スピーチをしたあと、ダニー・ゲアとルネ・ロベールに付き添われて39番のバナーが上がるのを見ています。登場する子供たちは、ハシェックが2001年から行っているバッファローの恵まれない子供たちのホッケーを支援する活動、ハシェックス・ヒーローズの子供たち。最初にハート・トロフィーやヴェジナ・トロフィーが出てきますが、わざわざ持ってきたのですね。
http://video.sabres.nhl.com/videocenter/console?id=725162&lang=en
こちらは記事(英語)。
http://sabres.nhl.com/club/news.htm?id=748499
それからバッファロー・ニュースに載った記事(英語)。
http://www.buffalonews.com/city-region/hasek-still-a-dom-inant-figure-20150113
これによると、例の1999年のスタンレーカップ・ファイナル、もしもセイバーズが第6戦に勝っていれば、セイバーズが優勝しただろう、と、例の優勝を決めた疑惑のゴールのブレット・ハルが言っていたのだとか。というのも、ハルはけがで第7戦は出場不能だったらしい。もしそうなれば、デレク・プラントの棚ぼたカップ獲得もなかったのだ。そして、ハシェックはカップほしさにデトロイトに行くこともなかったのだろう。
この記事では現役時代のハシェックの起こしたトラブルや、デトロイト移籍のときにファンの心をフローズンさせてしまったいきさつについても書いている。こういうことが書けるのはバッファロー・ニュースだからだが、こうしたさまざまなことがあって、でも歳月が流れ、ハシェックはよい年の取り方をしているということが書かれている。ファンの心を凍らせたことのひとつに、ハシェックが、ホッケーの殿堂入りはデトロイト・レッドウィングスのジャージで入りたいと言ったことがあるが、これはテレビレポーターの挑発に載せられての発言だったらしい(殿堂入りはあくまで個人のものでチームは無関係)。
もうひとつ、バッファロー・ニュースから。
http://www.buffalonews.com/sports/sabres-nhl/dominik-hasek-notebook-post-olympic-welcome-his-finest-memory-20150113
こちらはハシェックにとっての一番の思い出は、長野五輪で金メダルをとったあと、バッファローに帰ってきたら、まるでそこが母国のチェコであるかのように、大勢の人がチェコの国旗を振って迎えてくれたことだった、ということ。そして、翌日の試合では、観客がチェコの国歌を歌ってくれたのだという。また、記事の後半では、ハシェックガ39番をつけたいきさつが書かれている。ハシェックはチェコでは16歳のときから9番をつけていたが、これはコーチが決めた番号。NHLの最初のチーム、シカゴでもチームが番号を決めた(34番と31番)。ところがセイバーズに来たとき、初めて何番をつけたいかと聞かれ、セイバーズは自分を本気で使うつもりなのだな、と思ったのだそうだ。そして、最初はチェコ時代の9番にしようと思ったが、9番はチェコに残して新しい番号にしようと決め、39番をえらんだのだという。9番はチェコ時代のチームですでに永久欠番になっているとのこと。
というわけで、セイバーズの39番の永久欠番はずっと前から決まっていたのですが、いろいろと紆余曲折があり、ハシェック自身が引退すると言っては戻ってきたりしたこともあって、欠番セレモニーまでにはずいぶんと時間がかかってしまいましたが、その間にフローズンしていたファンの心の氷も溶け、昨年はNHLの殿堂入りも果たし、「アナ雪」の結末のようにハッピーエンドになりました、って感じかな?
このセレモニーのためにセイバーズの元チームメイトなどがバッファローに来ているはずなのだけど、ハシェックの元チームメイト、デレクも来たのかな? 大学の試合がなければ行くよね、と思って大学の試合の日程を見たら、試合はありませんでした。デレクも今、バッファローにいるのかもしれない(と思ったけど、違うような気がしました→追記)。
追記 ハシェックの永久欠番セレモニーについて、ファンの掲示板では、あまりに地味だ、地味すぎる、という声があがっています。私も以前、ラフォンテーヌのセレモニーを見て、あのときはいろいろ趣向があったので、今度のはほんとに地味。家族も元チームメイトも出てこない。ハシェックのジャージもない。ハシェックのスピーチとバナーの掲揚だけのあっけないものでした。
ハシェックが派手なセレモニーをいやがったのだろう、とファンは予想しているし、そうでなければ納得できないと書いています。
元チームメイトではジトニクが来ていたようですが、彼がセレモニーに顔を出すこともなし。ただ、ロブ・レイやブラッド・メイなどと一緒にハシェックと並んで写っている写真が掲示板にアップされているくらいです。
このことについて、あるファンのコメント(この人はデレク・プラントのファンで、以前、私にメールくれたことがあります)。
「セレモニーについてあとから思ったこと。この種のセレモニーの大部分に比べて軽いと思わざるを得ない。特にドム(ハシェックの愛称)のセレモニーだと思うと! でも、ペグラ(オーナー)のもとの新しいセイバーズは、こういう祝い事をやりすぎている。私もハシェックがこういう(地味な)セレモニーを望んだのだと信じる。彼は自分のショーをやって満足したように見える。そうでなければレイやメイやZ(ジトニク)、ララ(ラフォンテーヌ)、それにプラント、ホルジンガー、ペカなどなどの元チームメイトを抜きにしてやる理由はない。いくらでも名前を連ねることはできる。それに家族などなど。
とてもつつましいセレモニーで、これはドムのパーソナリティだ。ひとつ気に入ったのは、彼がスピーチを読むのを聞くことだった。それが彼のすべてを表している。余計な飾りがない。彼は観客から期待どおりの喝采を受けた。
もしも彼の口から最後に出た言葉が「ノーゴール」で、そのあと彼がマイクを置いて立ち去ったなら、それは伝説になっただろうに。」
試合はセイバーズがレッドウィングスに敗れてセイバーズ8連敗だそうですが、3ピリにハシェックがレッドウィングス側の放送に出演したそうです。
http://video.sabres.nhl.com/videocenter/console?id=725162&lang=en
こちらは記事(英語)。
http://sabres.nhl.com/club/news.htm?id=748499
それからバッファロー・ニュースに載った記事(英語)。
http://www.buffalonews.com/city-region/hasek-still-a-dom-inant-figure-20150113
これによると、例の1999年のスタンレーカップ・ファイナル、もしもセイバーズが第6戦に勝っていれば、セイバーズが優勝しただろう、と、例の優勝を決めた疑惑のゴールのブレット・ハルが言っていたのだとか。というのも、ハルはけがで第7戦は出場不能だったらしい。もしそうなれば、デレク・プラントの棚ぼたカップ獲得もなかったのだ。そして、ハシェックはカップほしさにデトロイトに行くこともなかったのだろう。
この記事では現役時代のハシェックの起こしたトラブルや、デトロイト移籍のときにファンの心をフローズンさせてしまったいきさつについても書いている。こういうことが書けるのはバッファロー・ニュースだからだが、こうしたさまざまなことがあって、でも歳月が流れ、ハシェックはよい年の取り方をしているということが書かれている。ファンの心を凍らせたことのひとつに、ハシェックが、ホッケーの殿堂入りはデトロイト・レッドウィングスのジャージで入りたいと言ったことがあるが、これはテレビレポーターの挑発に載せられての発言だったらしい(殿堂入りはあくまで個人のものでチームは無関係)。
もうひとつ、バッファロー・ニュースから。
http://www.buffalonews.com/sports/sabres-nhl/dominik-hasek-notebook-post-olympic-welcome-his-finest-memory-20150113
こちらはハシェックにとっての一番の思い出は、長野五輪で金メダルをとったあと、バッファローに帰ってきたら、まるでそこが母国のチェコであるかのように、大勢の人がチェコの国旗を振って迎えてくれたことだった、ということ。そして、翌日の試合では、観客がチェコの国歌を歌ってくれたのだという。また、記事の後半では、ハシェックガ39番をつけたいきさつが書かれている。ハシェックはチェコでは16歳のときから9番をつけていたが、これはコーチが決めた番号。NHLの最初のチーム、シカゴでもチームが番号を決めた(34番と31番)。ところがセイバーズに来たとき、初めて何番をつけたいかと聞かれ、セイバーズは自分を本気で使うつもりなのだな、と思ったのだそうだ。そして、最初はチェコ時代の9番にしようと思ったが、9番はチェコに残して新しい番号にしようと決め、39番をえらんだのだという。9番はチェコ時代のチームですでに永久欠番になっているとのこと。
というわけで、セイバーズの39番の永久欠番はずっと前から決まっていたのですが、いろいろと紆余曲折があり、ハシェック自身が引退すると言っては戻ってきたりしたこともあって、欠番セレモニーまでにはずいぶんと時間がかかってしまいましたが、その間にフローズンしていたファンの心の氷も溶け、昨年はNHLの殿堂入りも果たし、「アナ雪」の結末のようにハッピーエンドになりました、って感じかな?
このセレモニーのためにセイバーズの元チームメイトなどがバッファローに来ているはずなのだけど、ハシェックの元チームメイト、デレクも来たのかな? 大学の試合がなければ行くよね、と思って大学の試合の日程を見たら、試合はありませんでした。デレクも今、バッファローにいるのかもしれない(と思ったけど、違うような気がしました→追記)。
追記 ハシェックの永久欠番セレモニーについて、ファンの掲示板では、あまりに地味だ、地味すぎる、という声があがっています。私も以前、ラフォンテーヌのセレモニーを見て、あのときはいろいろ趣向があったので、今度のはほんとに地味。家族も元チームメイトも出てこない。ハシェックのジャージもない。ハシェックのスピーチとバナーの掲揚だけのあっけないものでした。
ハシェックが派手なセレモニーをいやがったのだろう、とファンは予想しているし、そうでなければ納得できないと書いています。
元チームメイトではジトニクが来ていたようですが、彼がセレモニーに顔を出すこともなし。ただ、ロブ・レイやブラッド・メイなどと一緒にハシェックと並んで写っている写真が掲示板にアップされているくらいです。
このことについて、あるファンのコメント(この人はデレク・プラントのファンで、以前、私にメールくれたことがあります)。
「セレモニーについてあとから思ったこと。この種のセレモニーの大部分に比べて軽いと思わざるを得ない。特にドム(ハシェックの愛称)のセレモニーだと思うと! でも、ペグラ(オーナー)のもとの新しいセイバーズは、こういう祝い事をやりすぎている。私もハシェックがこういう(地味な)セレモニーを望んだのだと信じる。彼は自分のショーをやって満足したように見える。そうでなければレイやメイやZ(ジトニク)、ララ(ラフォンテーヌ)、それにプラント、ホルジンガー、ペカなどなどの元チームメイトを抜きにしてやる理由はない。いくらでも名前を連ねることはできる。それに家族などなど。
とてもつつましいセレモニーで、これはドムのパーソナリティだ。ひとつ気に入ったのは、彼がスピーチを読むのを聞くことだった。それが彼のすべてを表している。余計な飾りがない。彼は観客から期待どおりの喝采を受けた。
もしも彼の口から最後に出た言葉が「ノーゴール」で、そのあと彼がマイクを置いて立ち去ったなら、それは伝説になっただろうに。」
試合はセイバーズがレッドウィングスに敗れてセイバーズ8連敗だそうですが、3ピリにハシェックがレッドウィングス側の放送に出演したそうです。
2015年1月10日土曜日
39が永久欠番に
来週火曜日13日(日本時間では翌日14日)、セイバーズの試合でドミニク・ハシェックの39番が永久欠番になるセレモニーが行われるそうです。
入場者には39の小型バナーをプレゼント。それ以外にもハシェックのさまざまなグッズが売られるそうです。
セイバーズ・サイトのニュース。
http://sabres.nhl.com/club/news.htm?id=747678
セイバーズ・サイトのトップにはそのバナーの写真が。
http://sabres.nhl.com/?navid=nav-teamnav-buf
これはトップページなので、13日がすぎると変わってしまうかも。
当日の試合の相手はハシェックが2度優勝を経験したレッドウィングス。まあ、当然でしょう。
肝心のセイバーズはなんかやっぱり負け続けていますが、ほかにも負け続けているチームがあるので、ドラフト全体1位がねらえる位置にいるのはむずかしくなっています(あらあら)。
入場者には39の小型バナーをプレゼント。それ以外にもハシェックのさまざまなグッズが売られるそうです。
セイバーズ・サイトのニュース。
http://sabres.nhl.com/club/news.htm?id=747678
セイバーズ・サイトのトップにはそのバナーの写真が。
http://sabres.nhl.com/?navid=nav-teamnav-buf
これはトップページなので、13日がすぎると変わってしまうかも。
当日の試合の相手はハシェックが2度優勝を経験したレッドウィングス。まあ、当然でしょう。
肝心のセイバーズはなんかやっぱり負け続けていますが、ほかにも負け続けているチームがあるので、ドラフト全体1位がねらえる位置にいるのはむずかしくなっています(あらあら)。
2015年1月1日木曜日
謹賀新年
あけましておめでとうございます。
今年もよろしく。
と、ごあいさつしたものの、年末にひいた風邪がいっこうによくならず、特に咳がひどくて、肺から絞り出すような苦しい咳。なぜか鼻炎の薬が効く。やはり鼻水の影響でしょう。
そんなわけで、恒例の夢の島プールで初泳ぎもできず。
夢の島のプールは年末年始もやっているのですが、他の公営プールが休みなので、団体のコース貸切が多く、一般コースはかえって大混雑。でも、さすがに元旦と2日はすいているのです。
去年は葛西臨海公園へ行って海の写真やディズニーランドの遠景などを撮って、それから夢の島のプールで泳いだのに。
というわけで部屋でおとなしくしているだけの正月です。
今年もよろしく。
と、ごあいさつしたものの、年末にひいた風邪がいっこうによくならず、特に咳がひどくて、肺から絞り出すような苦しい咳。なぜか鼻炎の薬が効く。やはり鼻水の影響でしょう。
そんなわけで、恒例の夢の島プールで初泳ぎもできず。
夢の島のプールは年末年始もやっているのですが、他の公営プールが休みなので、団体のコース貸切が多く、一般コースはかえって大混雑。でも、さすがに元旦と2日はすいているのです。
去年は葛西臨海公園へ行って海の写真やディズニーランドの遠景などを撮って、それから夢の島のプールで泳いだのに。
というわけで部屋でおとなしくしているだけの正月です。
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