セイバーズの本拠地のアリーナ名が、HSBCアリーナからファーストナイアガラ・センターにかわるそうです。ファーストナイアガラというのは、バッファローの放送がネットで見れていたとき、しょっちゅうCMやってたんで、耳ダコというか、英語では「ナイアガラ」じゃなくて「ナイアグラ」と発音し、アにアクセントが来るんですね。
さて、長いこと、アリーナ名だったHSBCは英国の大手銀行ということで、確か、日本でも支店を見たような記憶があります。ま、世界的に有名な銀行だったんですが、ここが不況のせいで、米国にある支店の半数近くをバッファローを拠点とするファーストナイアガラ・ファイナンシャルグループに譲渡したのだそうです。以下、その記事を日本語にして説明しているブログ記事。
http://blog.livedoor.jp/stellaford/archives/52001085.html
つまり、HSBCが支店をファーストナイガラに譲渡したことと、今回のアリーナ名変更は密接に結びついているというわけですね。
そんなわけで、今季からファーストナイアガラ・センターにかわったアリーナですが、あの「ブルース・オールマイティ」の中で、レポーターが「HSBCアリーナ」と言っているシーンがあったのをなつかしく思い出します。
その「ブルース・オールマイティ」、セイバーズの試合のシーンが多数撮影されたのに、完成した映画ではほとんど使われなかったのだそうですが、その撮影で使われたセイバーズのジャージがネットで売り出されていたそうです。選手名はすべて架空なので、買った人の中には映画で使われたジャージだとは気づかず、名前と背番号をはがしてしまった人もいたそうです。
このジャージ、映画会社ユニバーサルの文字が入っているそうですが、試合用のオーセンティック・ジャージで(つまり、レプリカじゃない)、実際に選手に扮した人が着用したゲーム・ユーズドでもあるわけで、考えようによっては貴重品。むむむ、ほしかったぞ。
この映画で使われたジャージは例の山羊の頭と言われたロゴマークのある黒と赤と白と灰色のものです。当時はこれがセイバーズのジャージだったのですが、その後、リスみたいなマークのものになり、現在はオリジナルに近いジャージに戻っています。あの山羊の頭のレッド・アンド・ブラックのジャージもいまやなつかしい。私も黒基調のを1枚持っています。
セイバーズは去った選手もいれば新しく入ってきた選手もいて、また顔ぶれがかわっていますが、それとは別に、3シーズン、チームのリーダーとして活躍したクリス・ドゥルーリーが引退したのが大きな話題。結局、移籍したレンジャーズでは活躍できず、バイアウトされた上、引退と、寂しい限りですが、ヨーロッパへ行くなどの選択をせずにいさぎよくホッケー界を引退というのも彼らしいのかも。