2016年4月25日月曜日

IKEA10周年

イケア10周年というので、日曜夕方に出かけてみました(写真はイケアのサイトから)。
先着1000名にプレゼントのトートバッグは朝から行かないと無理だろうと思ったけど、ソフトクリーム無料券があるので、それだけでも食べようかと。実際は交通費が高いので、得とは言えないのだけど、レストランのサラダのブロッコリーをいっぱい食べたかったのもあって、出かけました。
イケアはレストランがくつろげるし、ショールームを眺めるのも楽しいのだけど、イマイチ欲しい商品がなくて、結局、何も買わずにニトリに寄って、ニトリで買ったものをイケアの青いバッグに入れて帰るという、私にはニトリの方が確かに向いているのだが、それでもイケアは買い物しなくても楽しいのです。
まあ、10周年とはいっても、すごいバーゲンがあるわけでもなく、いつもよりは混んでいるかなって程度。イケアは原則、車じゃないと持ち帰るのが不便、送ってもらうと送料がバカ高いので、電車で来る人は少ないのか、駅からイケアへ行く人も、イケアから駅に帰る人も少ない。駅前の歩道橋でイケアの人がチラシ配ってましたが、あまり効果なさそうでした。
さて、今回はまずソフトクリームを食べて、それから商品を見ていたら、紙製の組み立て式収納が激安になっていて、それを4つほど黄色いバッグに入れたらもう重くてそれ以上は何も買えなくなってしまいました。椅子とかテーブルとか買いたかったのだけど。
イケアは軽くすることを考えていない、とどこかに書いてあったけど、グラスやカップも手に持つと重いです。ニトリなどでは軽い食器を売っているのに。スウェーデンとはいっても、やっぱり欧米型のでかい重いは避けられない感じです。

ところで、イケアは実は1974年に一度日本に進出したものの、当時はあまり受けず、12年で撤退してしまったのだそうです。私はこの74年には最初に出店した船橋市の隣に住んでいたのだけど(しかもそのイケアは市境またいですぐそこってくらいの距離だった)、イケアなんて聞いたこともなかったです。まあ、学生には用がない店だけど、そんな近くにそんなものができていたのにまったく知りませんでした。
そして10年前の2006年、イケアが再び日本進出。最初と同じ船橋市に1号店ができたのが始まりとか。その船橋のイケアはイケア船橋からイケアトーキョーベイに名前が変わるのだと。東京ディズニーランドといい、千葉県の県名の存在感のなさといったら(あ、チバットマンがいたか)。まあ、遠方の人は神奈川県ではわからないので、神奈川県民は横浜じゃなくても横浜って言っておくとかいう話を聞いたことはありますけどね。遠方の人は首都圏のことを東京というので、神奈川県のことを横浜でもま、いっかってところでしょう。一方、ださいたまの埼玉は逆に有名じゃないのかなあ。埼玉新都心とか、けっこう県名顕示してますね。浦和も大宮もさいたま市になったしなあ。
そのイケアトーキョーベイも一度行ってみたいです。

イケアといえば、ヒトラーが現代にタイムスリップするというブラックコメディ、「帰ってきたヒトラー」という映画の試写を見たのですが、その中で、ネオナチの若者たちと会ったヒトラーが、「あいつらはイケアの家具も作れない」というセリフを言うのですが、これって、イケアの家具職人にもなれない、という意味なのか、それとも、イケアの家具を買ってきても自分で組み立てられないという意味なのか。最初は前者の意味かと思ったけど、だんだん、後者かもしれないと思えてきました。
ちなみに、イケアはヒトラーが死ぬ少し前に誕生していますが、当時はスウェーデンの小さな企業だったはずなので、ヒトラーは現代に来てイケアを知ったということですね。
この映画、ヒトラーを演じる俳優が背が高すぎるのが違和感ありますが、なかなか面白かったです。ドイツの現代事情を知っているともっと面白そう。