どうもしばらく前から「君の名は。」以外の映画をあまり見ていない状態になっています。
終わる、終わる、というのでどうしてもこればかり見に行ってしまうのですが、実際、上映館はかなり少なくなっています。
で、5日まで上映の有楽町スバル座へ。
1日はファーストデーで混むと思い、3連休前の2日の昼間に。
ここは入れ替え制じゃないので、2回続けて見たかったですが、そのあと仕事で見る試写があったので移動。(この試写で見た映画の方は活字化されたときに紹介します。)
新宿ミラノが閉館してから映画館はシネコンばかりになっていたので、久々の昔ながらの映画館。
わあ、幕が開閉する、とか、上映開始のチャイムが鳴る、とか、案内放送がある、とか、もうこの時点でうきうきします。
まあ、シネコンだと、貝社員とか歌うオバケとかラッコ人とか東宝シンデレラとか毎回見せられて正直うんざり。この前シネコン行ったときはこれらが終わった頃を見計らって入りましたが、それでもポップコーンの歌とか見せられる。
が、スバル座では、休憩時間には「君の名は。」の歌がかかっていて、予告編は渋めの落ち着いた作品ばかり。あの映画泥棒はさすがに見ないわけにはいきませんが、なんかすごく落ち着いた雰囲気でした。CDを流していると思われる「君の名は。」の歌は映画で聴くより音質がいい。
そしていよいよ本編。
前回のシネコンでは前を何度も通られたので、ここでは最前列に座り、かぶりつきで見ました。
シネコンは前の方に出入り口があるので、前を通られなくても人の出入りが目に入って気が散るのですが、昔ながらの映画館は後ろが出入り口なので、最前列だと他の人がまったく気にならない。
帰りも他のお客さんの帰る姿を見ながら通路を後ろまで歩いていくので、余韻が楽しめます。
しかし、ほんとにシニアのお客さんが多い。
というわけで、今回は本当に集中して見ることができました。
また、スクリーンの違いなのか、映像がシネコンのときよりやわらかい感じ。陰影もこちらの方が感じました。かぶりつきで見上げる感じだったせいか、これまでとは違う印象のシーンがあったり、スピーカーが近いせいかこれまで聞こえなかったものが聞こえたり。
ただ、最前列だと無理な姿勢になるので、ちょっと疲れます。最前列で2回続けてはきついかな。
しかし、見れば見るほどまた見たくなるので、今回(10回目)で終了とはならないかもしれない。でも、上映館がだいぶ減るので、遠征が必要になりそうです。
で、書く、書く、と予告していたことはまた今度。