2019年2月2日土曜日

どこで見るか「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」

2月1日から午前十時の映画祭で始まった「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」ディレクターズ・カット。
日本全国で午前十時からいっせいにこの映画が上映されているのかと思うと、初日の昨日は、今どのあたりのシーンかな、と思って落ち着きませんでした。
ああ、私も早く見たい。でも午前十時がきつい。まだ寝てる時間やん、普通は。
前半は1時間半はかかるシネコンばかりだけど、後半は1時間余りで行けるところでやるので、後半に行こうと考えていたのだけど、なんだか後半まで待てない。あせることはないんだけど待てない、と思い、前半の上映館で一番近い錦糸町はどうかなと、調べてみたら、自宅から錦糸町駅まで1時間で行けることが判明。TOHOシネマズ錦糸町は駅の目の前だから、これなら楽に行けるかな、というところ。
後半はTOHOシネマズ市川コルトンプラザかMOVIX三郷が近いのだけど、市川は駅から歩く。三郷は駅からバスで本数が少ない。三郷は駅からタクシーじゃないと無理そう。日本橋がよかったんだけど、例の天井落下でいつ営業再開かわからない状態。
タクシー使えば三郷が一番短時間で行けますが、ていうか、車があったら三郷はたぶん30分で行ける。車があったら毎朝通えるぞ。でも免許持ってない。
というわけで後半はたぶん市川になると思うけど、それまで待てない。というわけで、錦糸町が選択肢に入ってきたのでした。

さて、キネマ旬報2月上旬号に「ワンス・アポン~」ディレクターズ・カットについての記事を書きましたが、午前十時の映画祭公式ツイッターで紹介されていました。
https://twitter.com/asa10eiga/status/1087230796547543040

発売直後に紹介いただいたのですが、今日またこのツイートを再掲していました。
気に入ってもらえたのだろうか。
5日には次の号が出てしまうので、もう一度紹介してくださったのだと思います。
同じ日に始まった「パルプ・フィクション」の方がツイッターでは感想がにぎわっていて、「ワンス~」はやっぱり年齢高いのかな、お客さん、という感じも。
このディレクターズ・カットは欧米では一部の大都市で限定的に公開されただけのようで、今回のように1日1回とはいえ、日本全国で1か月上映というのは世界でも例がないようです。
ディレクターズ・カットは2012年にカンヌ映画祭でお披露目のあと、2014年にブルーレイが発売されたのですが、日本では限定生産のためすでに廃盤。輸入盤は手に入るという状態。でもそれは午前十時の映画祭で劇場公開するためだったのかな、という気もします。
日本では短縮版しか劇場公開されておらず、完全版はビデオなどのみでしたが、それを埋め合わせるためのディレクターズ・カット全国公開なのだろうな、きっと、映画業界の人たちもずっと、この映画をなんとか完全な形で劇場公開したいと思っていたのではないかな、と思います。
キネ旬ベストテンでも評論家と読者の両方に圧倒的に支持されたこの映画、日本全国で上映しているのだから、ぜひ、多くの人に見てほしいと思います。できればもっと遅い時間にもやってほしいなあ。午前十時の映画祭のあとにも名画座などで上映してほしい。