2023年3月30日木曜日

借りてきた本

 またまた借りてきたパンダ本。


左が地元の図書館から、中央と右が文京区図書館から。

左は、先月アドベンチャー・ワールドの永明たちが行った成都のパンダ基地で飼育員になり、リーリーとシンシンの来日に合わせて上野動物園の飼育員になり、今はまた成都基地で勤務している日本人飼育員の手記です。

すごいと思うのは、パンダ基地の職員を多く生み出している四川農業大学入学も、そして成都基地就職もとんとん拍子に見えること。もちろん実力、努力、そして人柄の賜物とは思うものの、当時、パンダ基地には中国人しかいなかったのに、いきなりやってきた日本人を即採用、大学も基地も、特に試験もなく、相手を見てすぐに採用してるように見えるのです(実際はもっといろいろあったのかもしれませんが)。

日本だったら、外国人はちょっと、とかなりそうなのに。

四川の田舎で、かなりきつい仕事で、妻子のもとにもなかなか帰れないこともあるみたいなので、積極的になろうとする人は少なかった?

それに対し、上野動物園は、試験を受けないと正式な職員になれないので、まずはバイトで、とかいう感じ。上野動物園のバイトって給料安そうだし(ほぼ最賃)、交通費は1日700円だよね、たしか。

中央と右は上野動物園に来たばかりの頃のリーリーとシンシンの写真集とエッセイです。どちらも2011年発行。この頃のリーリーとシンシンは今のシャンシャンと同じ年だったので、若くてかわいいです(今ももちろんかわいいですが)。

リーリーとシンシンが来た頃は子どもたちがたくさん来たみたいですが、シャンシャンになってからは高齢マニアばかりが目立つようになり、特に子連れのファミリーは長時間並べないので、子どもはシャンシャンをあまり見られない感じでした。今も双子は並ぶときは並ぶし、シンシンは今は子離れしたけど子連れのときが多かったので、リーリーがいつも子どもたちの歓声を浴びていました。

例のリサーチマップ、少しずつ論文や映画評などを書き足していますが、めんどくさい。

キネ旬の記事は下記サイトで調べられ、しかもネットで複写を申し込めるというのですが、数が。(2000年までのバックナンバーです。)

キネマ旬報【全号まとめ】 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)

それで、これで調べて書き込んでいるのだけど、何をいつ書いたのかをほとんど忘れているので、とりあえず覚えているのを調べて、という感じでまだ数本。覚えていても調べるのが大変なのです。それに、全部書くのも無理なので、厳選する感じでしょうか。全体の1割くらいしか書けなさそう。

2023年3月28日火曜日

りさ~ちまっぷ

 例のリサーチマップというサイトになんとか登録できたので、自分のページを作り始めたのですが、めんどい。

書き込むのがいちいちめんどいんですけど。

んなわけで、まだほんとうに基本的なことしか書き込めてません。

自分がこれまでに書いてきたことの記録として、とか、ズームでカルチャー講座やらせてもらえるかもしれないから、とかいう理由で登録したのだけど、論文や評論や翻訳のリスト作るだけで気が遠くなる。数が多すぎるし、数十年前のものとか発行年月を調べるのも大変。第一、自分が書いたものを記録したものがないのですね、私は。

まあ、主だったものだけでも、とは思っていますが、遠い目。

このサイトは基本的に、若手研究者が仕事を得るための自己アピールなのかな、と思っていますが、若手でなくても自己アピールしたい人は熱心に更新しているようです。

それで仕事が来るかどうかは疑問ですが、コネができたときに自分のサイトを相手に伝えられるというメリットはありそう。

週末から全然天気よくならないのですが、桜はどんどん散っていきます。

昨日の谷中桜三景。




2023年3月25日土曜日

初めての図書館と金曜日の上野動物園

 リーリーとシンシンを育てた中国の飼育員の手記と写真集「リーリーとシンシン」という本を図書館の検索で探したら、隣町の図書館にあることがわかりました。


隣接する自治体の図書館は図書カードを作れるので、金曜日午前中に早速出かけ、借りてきましたが、この図書館、これまでにカードを作った図書館と違い、貸出も返却も自動でできるという図書館。某JR駅前のビルの中にあるので便利で、しかも非常に広くてたくさんの本があります。

前回の記事で岩合光昭氏が中国で撮影した写真集の表紙が子ども時代のシンシンでは?と書きましたが、この「リーリーとシンシン」を見ると、違ったかな、と。

幼き日のシンシン。


岩合氏のシンシンが表紙の「ぱんだ」の後半にある、中国で撮った子どものパンダの写真。上は中国で撮影した写真集(新潮文庫)の表紙と同じ写真。


「リーリーとシンシン」の中にある幼き日のリーリーの写真。同じ花が写っていますが、この頃のリーリーは頭がとがっていなかったのね。


このあたりの写真を比べて、うーん、シンシンかな、リーリーかな、あるいは別のパンダかな、と悩んでいます。

図書館で本を借りたあと、お昼過ぎに上野動物園へ。けっこう混んでいましたが、親離れした双子に40分ほど並んでいざ観覧。並んでいるときに飛んできたシラサギが木のてっぺんにとまる。



最初のエリアではレイレイしか見えないが、向こうに竹を持ったシャオシャオの手が見える。



次のエリア。レイレイの竹を奪うシャオシャオ。負けるものかと奪い返すレイレイ。






3番目のエリアからは何も見えない(庭に出てるときしか見えないようだ)。でも、左端に寄ったらなんとか見えた。庭は午前中だけかな。



シンシンとリーリーのエリアへ。リーリーは庭なので自由観覧だけど、その前に室内のシンシンに並ばなければならず、すぐには見られない。シンシンは寝ていたが、寝返りをうったときに一瞬、目を開けた。




リーリーは絶賛営業中。







この日は19日から公開のゴリラの赤ちゃんを見たいので、リーリーが水を飲んだところで退散。桜を眺めながら東園へ。




アシカ、アザラシ、アメリカバク、トラ。この日はカメラ目線の動物がけっこう写っていた。






シャンシャンと同じ年に生まれたオスの子リキ。


メスの赤ちゃんスモモ。母親が貧血で育てられず、飼育員が育てたあと、母親に戻し、それから家族に合流させて、ようやくの公開となった。抱いているのは母親ではなく姉のよう。



お客さんに背中を向けているので、遠くからの方がスモモの顔が見える。肉眼ではゴリラが見えないのか、みんなが素通りするエリアからズームで。かなり離れているのに、カメラ目線で気づかれてます。



背中を向けているエリアへ行ったら、反対側へ行かれてしまった。



カワウソ。2頭いる。







カワウソのあたりから雨が強く降ってきた。


このあと、風が冷たくなり、雨に濡れたので寒かった。夏日が一転、冬に逆戻り。