9月4日、近場のシネコンに「福田村事件」と「こんにちは、母さん」を見に行った。
翌々日、というか、もう明日だけど、9月6日が福田村事件の起こった日。100年前。
どちらも非常に見ごたえがあって、どちらも論じたいことがいろいろあって、すぐには書けないけれど、できるだけ早く書くつもり。
それにしても、「福田村事件」は上映館が少ないけれど、どこも大変な入りらしい。
柏のキネマ旬報シアターは週末は完売だったが、月曜も予約チェックしてみたら、お昼の回は完売だった。
私が行ったのは一番近いシネコン、UC松戸。(「春に散る」は見る予定ないんですが。)
「福田村事件」、ここも週末は完売ではないけどかなりの入りだった。で、月曜日、上映開始3時間前に予約しようとアクセスしたら、まだ誰も買っていない。やはり平日はあまり人来ないのかな、と思って行ってみたら、お客さん、すごく多かった。
みんな、予約せずに直接来て買うのかな。
キネマ旬報シアターでは、来たけど満席でチケット買えなくてがっかりして帰る人がたくさん出たらしい。松戸はさすがに満席にはならない。
でも、パンフレット買おうとしたら、なんと、完売だった。満席になるようなところは完売とは聞いていたが、まさか松戸でも完売とは。
9月4日にこんなお知らせが公式から出ていました。
週末に行けば買えるのだろうか。
「こんにちは、母さん」も予想以上によくて、山田洋次は最近はかなり下火な感じだったので、もうかつてのような質の高い映画は期待できないと思っていたのけれど、これはなにか、今までの山田洋次と違う映像美を感じた。その話をあとでじっくり書きたい。
それにしてもキネ旬、以前だったら「こんにちは、母さん」が巻頭特集で、「福田村事件」も大きめの特集になっただろうに、なんだかよくわからないベスト5みたいなのを巻頭特集にしている。新作の俳優や監督のインタビューもあるけど、その人たちの選んだベスト5みたいなのが強調されていて、新作そのものがかすんでしまう。ほかに有名な映画監督のベストなんとかが書かれているけど、タイトルだけ並べたって意味ないんだけど。あと、映画評論家の幼少のみぎりの映画の思い出話とか。これだけのページ数あるなら、もっと作品そのものを特集してほしかった。(とか私が言ってもそれは少数派の意見で、多数派はアレがいいのかもしれないけど。)
「こんにちは、母さん」の特集だけは、以前と同じタイプの特集で、中身も充実していた。