オンライン試写で見せていただきました。
画像はIMDBのサイトから。
パリの屋根裏で子猫が生まれ、母猫がどこかへ行ってしまったので、数匹は誰かが引き取り、残った1匹を少女が引き取って、ルーと名付ける。
少女の両親は口論をしていて、どうも夫婦仲が悪そう。
少女と両親は森の中の別荘へ出かけ、ルーも連れていく。ルーは森で白い猫に出会って恋をする。別荘の近くには老婦人がランボーという名の犬と暮らしている。
実は別荘へ行ったのは、両親が離婚して別荘を売るためだった。離婚後、別荘が売れたので、片付けのために少女と母とルーが別荘へ行く。そこで、白い猫に恋したルーが行方をくらましてしまう。
というストーリーだが、前半は猫はかわいいけど話が退屈。
後半、しだいに森に住む老婦人が主要な人物になっていき、少女に人生について、動物について、いろいろ教えていくあたりからだんだんよくなっていく。
猫よりもこの老婦人の魅力で持っているような映画。
15年間つきあった地域猫を亡くしたので、最後の部分で少女が猫を思うシーンとかはやはりジーンと来た。その部分では猫の顔は映らないのだけど。
上映館がさらに増えている「福田村事件」。当初はシネコンはイオンシネマとユナイテッドシネマとMOVIXが少数の館で上映だったが、その後、イオンシネマは上映館激増、ユナイテッドシネマも増やし、そしてとうとう、MOVIXも増やしてきて、柏の葉でも10月から上映。
つくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅の次の駅が柏たなか駅なのだけど、この「たなか」というのは田中村だった場所だろうか。その次の駅、守谷でもイオンシネマが明日から上映開始。野田の唯一の映画館、イオンスペースシネマでも11月から上映で、これで旧福田村近隣の映画館で上映予定がないのはTOHO流山おおたかの森だけになった。
大手シネコンで上映予定がないのはTOHOと109だけなのだけど、どちらも親会社は鉄道会社(阪急と東急)なのね。
ツイッター(誰もXとは呼ばない)のリアルタイム検索で福田村事件を検索すると、非常に多くの感想が出てくる。中にはけしからんものもあるが、ほとんどはまじめな感想。見たあとに語りたくなる映画なのだろう。パンフレットがよく売れているのもうなずける。スタッフ、キャストが積極的に舞台挨拶を行っているのも彼らの熱意を感じる。