2015年2月27日金曜日

表紙の字体

どーでもいいことかもしれませんが、

新潮文庫と角川文庫と光文社文庫の「フランケンシュタイン」の表紙の字体がまったく同じだ。

明朝体、でしょう。

で、新潮文庫と角川文庫は上の方、左から右までいっぱいに白地で同じ字体の「フランケンシュタイン」。
表紙の絵もどちらも暗い色使いなので、なんとなく似て見えます。

光文社の方は字体が同じで上の方に横書きというのが同じなだけで、印象は違います。

創元推理文庫も字体は明朝体なのでしょうが、レイアウトや色がまったく違います。
創元と光文社の表紙はホラー色がないのが特徴。

どこかの本屋が4種類並べてくれたら面白いのにな。

創元の初版の表紙はどうだったかな、と思うのですが、段ボール箱をいくつもひっくり返さないと出てこないので(どこに入れたのか不明)、そのうち見つかったら写真アップします。定価は400円でした。当時は消費税がなかった。

追記 いろいろな表紙をアマゾンで眺めてみましたが、タイトルの字体、明朝体とゴシック体が圧倒的に多いのですね。私の訳書は明朝体でもゴシック体でもないのがわりとあるので、ちょっとびっくり。「テロリストのダンス」と「ブルース・オールマイティ」は独自の字体、「不思議な猫たち」は斜体になっています。