2010年11月7日日曜日

Ennis & Enroth

 14試合終わって、3勝9敗2OT負けという、何が創立40周年だよ、なセイバーズ。いまだホームで勝ちなし。この前勝ったのはいつだったっけという状態で、もう今季は見放して、ネットラジオも聞かず、結果だけ見る日々。で、日本時間の今朝はリーフス戦。創立以来、リーフスをカモにしているセイバーズは、どん底にいてもリーフスにだけは勝てるのですが、さすがに今季はそのリーフスにも負けるだろうと、やはり、午前中は寝てました。
 が、結果を見てびっくり。2対0で負けてたのに、終了13秒前にヘヒトが同点ゴール。そして、シュートアウトでエニスが決めて、セイバーズ、久々の勝利でした(ハイライトも見た)。
 とりあえず、これで4勝目なんですが、なんでこんなひどい開幕スタートかというと、実はミラーがキャンプのときからケガをしていた。そして、ケガをおして出場していたのですが、それじゃ勝てるわけない。ほかの選手もよくないんですが、セイバーズはミラーがいるから持ってるチームなわけで。
 で、結局、ミラーはケガを治すためにロースターからはずれ、ラリームとエンロスがゴールを守るようになったのだけど、この2人でも勝てず。そこそこがんばってるのだが、なんせ、ほかの選手がだめなもんで。あと、ラリームは、なんかねえ、負け犬の星がついちゃってる感じだよね。人間的にはすごくいい人らしいけど、オタワ時代からなんか負け犬のイメージ。
 一方のエンロスはまだNHLでのプレー経験が非常に少ない、主に二軍の新人。スウェーデン出身で、ジュニアの世界選手権で銀メダルを取ったという期待の星で、今季あたりからバックアップはエンロスでいいのでは、という声もあったのですが、まだまだ未知数だったのでしょうね。
 そのエンロスが今日のリーフス戦に先発、なかなかよかったようです。セイバーズは相変わらずだめだめで、3ピリ終了間際の同点ゴールが出るまでは、ファンは、また負けだと思ったみたい。シュートアウトでもなかなかゴールが決まらず、エンロス孤軍奮闘で、1ポイントゲットできればいいかという感じだったようですが、やはりルーキーのエニスが最後に決めて、ようやく連敗脱出。なんか、ラジオ聞いてたらきっと胃潰瘍になってしまっただろうな。
 エニスは昨季、セイバーズに入団したものの、主に二軍でしたが、入団当初から非常に期待されているルーキーです。エニスとエンロスの若い2人でやっと勝ったのね。二軍に落とされていたエリスが上がってきたのも大きいかも。エリスは地味なベテランだけど、必死でプレーするので、ファンにはとても人気があります。

 ところで、今、新横浜ではアジアリーグの集結戦が行なわれているわけですが、今年は新横浜は完全スルーで、ネットで試合速報だけ見ています。さっき、第1試合が終わって、フリーブレイズが終盤にみごとな逆転劇をしたようです。2対0からの大逆転、それも最後の10分以内に、てんだから、王子はショックだろうね。セイバーズに負けたリーフスも、終了直前まで勝てると思っていて、シュートアウトで負けたから相当ショックだったようですが。
 昨日は本州勢がどちらも北海道勢に勝ったのだけど、ブレイズは昨日もクレインズに逆転勝ちだったなあ。ブレイズはもう優勝候補の一角と言っていいでしょう。