ヨルゴス・ランティモスの新作「憐れみの3章」
ロッテントマトの評価がかなり悪く、もともとランティモスの映画は「女王陛下のお気に入り」以外は好きではないので、見なくてもいいかな、と思ったが、やはり気になったので行った。
久々、UC松戸。この「ビートルジュース ビートルジュース」も見たいんだけど、これもトマトの評価がすごく悪い。「八犬伝」も興味はあるけど、どうなんでしょ。予告見ると軽い感じがして不安。
「憐れみの3章」は3つの中編のオムニバスで、同じ俳優が別の役で出演。例によってランティモスの悪趣味全開で、見ていて気分のよいものではないが、第2話は「ミステリーゾーン」ふうの結末で面白い。1話はそこそこ、3話はあまりよくない、と感じた。ラストで最初につながる。
ひとことでいうと、かわりをつとめる人の話、ってことかな。
ネタバレ
1話では、ジェシー・プレモンスが、エマ・ストーンが自分のかわりをしたのを知って、決断する。2話では偽のエマ・ストーンが死んで、本物が現れる。3話では姉妹が、片方が死んで片方が現れ、みたいな感じ。
かわりをするのが原題の「親切」ってことでしょうかね。
さて、土曜日に「冒険者たち」を見たあと、アラン・ドロン追悼特集の他の2本、「太陽がいっぱい」と「太陽はひとりぼっち」を見に再び柏へ。この3作についてはあとで書きますが、10月に閉店が決まった柏のイトーヨーカドーを見に。
駅前のそごう(だったビル)はいよいよ解体が始まっていた。まさかここにヨドバシができないよね? 隣はビックカメラなのに。
西武とそごうを売って、ヨーカドーを縮小して、今度はセブンイレブン身売りの話が出てますが、どうなるのだろう。
柏のヨーカドーができたのは1971年。当時、柏駅から徒歩10分くらいのところに住んでいた。が、そのあとすぐに引っ越してしまい、ヨーカドーに入ったのはわずかな回数だったけれど、当時はこういうスーパーマーケットは珍しかったので、すごく話題になっていた。
日曜なので、前の通りは歩行者天国で、屋台がたくさん出ていた。
制服の変遷。
もう中はがらんとしているかな、と思ったら、まだまだ商品はたくさんあって、人も多かった。映画とこみだと短い時間しかいられなかったので、もう一度、じっくり見に行きたい。