6月30日から始まる西洋美術館の「神話、寓意、祝祭 ルネサンスからバロックにおけるイタリア宮廷と版画」を見るために上野へ。
その前に谷中霊園へ立ち寄り、3年前に逝ってしまった猫のいたあたりへ行くと、なんと、正面の塀の向こうにあったはずの大きな木がなくなっていた。
切られていた。
猫とここで最後にすごした日の写真。今はこの辺りには猫はいない。
最近は谷中に来ても猫に会えないことが多く、この日もたぶん会えないだろうから一応中をまわってすぐに西洋美術館へ行こうと思っていたら、長年のつきあいの老猫に会えてしまった。もうかなりヨボヨボで、いつ逝ってしまうかわからない、もう次はないかもしれないので、少し相手をしたりしていたら、別の人が来たので立ち去った。
この日は日暮里近くのお寺と寛永寺でも猫に会うことができて、しかも寛永寺の猫はしばらく会ってないのに私を覚えていたようだった。が、ここでも餌やりの人がすぐに来たので退散。
そんなわけで西洋美術館に入ったのは3時すぎ。今は企画展はやっていないが、来週からレンブラントの版画展が始まる。
お目当ての「神話、寓意、祝祭」版画展以外の場所では初めて見る絵はなかった。個人から寄贈された中世の写本やエマーユが少しずつ、時々入れ替えて展示されている。
常設展の中で開催中の版画展。
企画展がないので全体的にすいていたのだが、急に人が増えたり減ったりするし、逆走している人がけっこういるので左右から来た人同士がぶつかるとか、大きな声でおしゃべりしている人もいたりとか、美術館慣れしていない人が多い感じだった。そういう人たちは版画はあまり熱心に見ないので、前がすぐに開くのだが、中には1枚の絵の前からずっと動かない人がいて、すいていてもいろいろだった。
1階に降りて彫刻の部屋を見てびっくり。
上の3つの展示と、このロダンの「接吻」しか置いてない。他の作品はどうしたんだ?
裏にロダンのサインがある。「接吻」は窓際に置かれているので、全体を撮ると逆光で真っ黒になってしまう。
ほんとうはこのあと国立博物館のチャスター・ビーティ・コレクションをまた見るつもりだったが、谷中で花を買ったりお昼を食べたりで時間を使ってしまい、西洋美術館は主にあの版画展しか見なかったのにもう4時半。これから東博に移動してもあまり見る時間がないので今回はパス。7月中旬までなのでまた上野へ行かねば。西洋美術館も7月が世界遺産10周年とかで何か特別なことがあるらしく、また、モネの特集もあるようだ。