久々、キネマ旬報シアターで「人生フルーツ」と「ともしび」をハシゴ。
どちらも老夫婦が主人公だが、ドキュメンタリーと劇映画の違いはあるとはいえ、あまりに対照的、明暗分かれる老夫婦物語。
「人生フルーツ」は1950年代から60年代に公団住宅の区画配置を手掛けた建築家、津端修一とその妻が暮らすスローライフを描いたドキュメンタリー。津端がかかわった愛知県のニュータウンのすぐそばで、野菜とフルーツを育てて生活している。あこがれる人が多いだろう自然体生活なわけだけど、私が興味を持ったのはそこではなく、3年半前に引っ越した今の団地が津端が活躍した時代の公団住宅で、津端はかかわっていないが、彼の設計を横目に見て造った団地と言われているからだ。
津端が手掛けた団地は建て替えによりなくなってしまったり、一部しか残っていないところも多いが、私が住んでいる団地は建て替えをしないことになっていて、あのスローライフに通じるゆったりとした空間、大地の起伏を残した空間がまわりにある。
そういう興味から見に行ったが、団地の話はあまりなく、津端夫妻のゆったりとした生活、愛情あふれる暮らしが描かれる。途中で津端が亡くなってしまい、奥さん1人でこの家と庭をきりもりできるのかな、と一抹の不安を感じるが、とりあえず、人があこがれるような豊かさの暮らしと夫妻の人生をほのぼのと描いた映画になっている。
「ともしび」は逆に、老いた夫が刑務所に収監され、妻が追い詰められていく物語。シャーロット・ランプリングは老いても美人という雰囲気があったが、今回はそういう雰囲気がなく、ひたすら老いが強調され、ヌードになって老いた肉体を見せるシーンもあって、見ていてつらいものがある。
夫がなせ刑務所に入ったのかはまったくわからない。「あんな幼い子供に」と叫ぶ女性がいるので、子供への性的虐待か?と思うが、その証拠もない。夫妻の息子など親族は夫妻を疎ましく思っているようだが、これも夫の逮捕のためなのか、それ以前からなのか、はっきりしない。
芝居のサークルの仲間や、家政婦に行っている家の人々、犬を譲り受ける親子など、つきあいの浅い他人からは特に邪険にされたりはしていない。しかし、スポーツジムの会員証が無効になっているのはやはり夫のせいなのか?
夫の罪に対して妻がどの程度責任があるのかもわからないが、妻は夫を見捨てていないし、孫に会いたいし、息子などとも仲良くしたいと思っているようだ。夫と子供と孫に囲まれた老後を求めていたのに、愛する者から疎外され、人生に苦しみしか見出せなくなっているという、「人生フルーツ」とは正反対の、最悪の老後という感じ。
ラスト、地下鉄の駅の中を、視覚障碍者用の黄色いブロックを追ってホームに降りていくシーン。オズの国の黄色いレンガの道はエメラルドの都に通じていたが、彼女の歩む黄色いブロックは死に向かっているように見えた。ホームに着いたとき、電車の来る音がすると、彼女が自殺してしまうのではないかと思ったが、反対側のホームに立つ女性がぼんやりと見える。ドアが開いて中に入ると、がらんとした車内。以前に地下鉄が登場したときは、赤い服を着た白人の男たちがまわりにいたり、1人で怒鳴っている黒人の女性がいたりと、どこか不安にさせる乗客がいたのに、最後は誰もいない車内。人は最後はひとりになるということであろうか。「人生フルーツ」の妻も最後はひとりになったのだが。
出かけたついでにベローチェもハシゴして、猫のクリアファイル2枚目をゲット。
今回はこれ(写真はシャノアールのキャンペーン・サイトから)。
これもわりと欲しかったのですが、12種類コンプは無理でも一番欲しいのが出るまでがんばってみようかと。なかなか出なかったらどうしよう。
映画や日常生活のブログ。記事内の写真はクリックすると大きくなります。別ブログ(ログインできなくなった場合用)http://sabre26.cocolog-nifty.com/blog/
2019年2月5日火曜日
2019年2月3日日曜日
クリアファイルをゲットしてから、「ビール・ストリートの恋人たち」の原作を読む。
シャノアールの罪な企画に載せられて、2日連続ベローチェへ。
が、その前に図書館に予約してあったジェームズ・ボールドウィンの「ビール・ストリートに口あらば」を含む文学全集を受け取りに近くの分館へ行き、それを読むのも兼ねてベローチェへ。
「ビール・ストリートの恋人たち」の原作「ビール・ストリートに口あらば」を含む集英社「世界の文学」の33巻はバーナード・マラマッドの短編、ソール・ベローの「その日をつかめ」、そしてボールドウィンのこの小説が入っている。訳者はマラマッドが西川正身、ベローが宮本陽吉、ボールドウィンが沼澤洽冶というなつかしい面々。若い頃に読んだなあ、この人たちの翻訳。
「ビール・ストリート」の原作を読んだら、映画の脚色はなかなかみごとであることがわかった。原作は若い黒人女性ティッシュの一人称で、映画もそれを踏襲したつくりになっている。映画同様、原作も恋人ファニーが無実の罪で投獄されている現在と、彼らの過去が交互に出てくるのだが、このあたりは小説の方がやはり自然で奥深い。映画では点景のように見えた他の登場人物は小説でもやはり点景的なのだが、小説の方がティッシュの語りの中で登場するので点景的には感じない。映画では役者が演じているので、点景のようなエピソードのように見え、物足りなさを感じてしまう。
そうはいっても、この小説の映画化としてはよくできた映画であり、黒人を取り巻く現実が現代もあまり変わっていないという点を取り入れた今日性も評価できる。
でも、やっぱり小説ってすごいなあと思ったのは、次のような描写だ。
・・・もしあの目が高い所から、いやおうなしに人を認め、その当人があの目の奥にある途方もなく凍てついた冬の世界に存在することにでもなったら、その人は絶体絶命にマークされてしまうのだ。黒いオーバーを着た人が、雪の上を這って逃げているようなもの。あの目は冬景色を汚す存在として、その人を不快に思う。じきに黒いオーバーは動かなくなり、血に染まる。雪も血で赤くなる。あの目はその光景自体をも不快に思い、一瞬きすると、もっと雪を降らせ、すべてをすっぽりと隠してしまう。
これはファニーに無実の罪を着せた白人のベル巡査についての描写。白と黒のたとえがみごと。映画ではこのベル巡査の描写がどうにも不十分で不満だったが、ボールドウィンの文章はすばらしい。映画、完全に負けてます。
それでもバリー・ジェンキンズの「ビール・ストリートの恋人たち」はうまい脚色で、原作を読みながら、昨年、試写で見た「未来を乗り換えた男」の場合と比べたくなった。
ドイツ映画「未来を乗り換えた男」はかなり評判のよい映画なのだが、私はどうも不満を感じ、すぐに図書館を利用して原作のアンナ・ゼーガースの「トランジット」を読んだ。これも古い文学全集に入っていたのを図書館で検索して見つけ、借りて読んだもの。
ナチスドイツの迫害を逃れようとする亡命者たちを描く原作を現代に置き換え、またまたドイツが侵略を始め、人々が難民となって逃れようとしているという設定になっている。
原作は主人公の亡命者の男の一人称で書かれていて、映画では最後にわかる衝撃の結末が、小説の冒頭でネタバレされてしまっている。
つまり、この小説も主人公の語りで読ませる作品なのだが、一人称を生かした「ビール・ストリート」と違い、こちらは主人公による一人称的語りを捨て、主人公を見守るある人物の語りで話を進めている。
プレスシートによると、監督のクリスティアン・ペッツオルトはキューブリックの「バリー・リンドン」のナレーションを参考にしたというが、「バリー・リンドン」のナレーションは原作者サッカレーの代表作「虚栄の市」の有名な全能の語り手をそのまま使ったもので(「バリー・リンドン」原作は主人公の一人称)、「未来を乗り換えた男」のナレーションとは本質的に異なるものだ。「未来~」のナレーションはむしろ「ミリオンダラー・ベイビー」に近い。
そして、「バリー・リンドン」や「ミリオンダラー・ベイビー」はナレーションが成功しているが、「未来~」ではこの傍観者的人物によるナレーションが成功していない。むしろ、邪魔であると私は感じた。
原作の主人公の一人称的表現をやめ、三人称の視点で主人公たちを描くこと自体は原作とは違うアプローチでよいのだが、あのナレーションが余計としか思えず、そこが残念な出来栄えと感じてしまったのである。
さて、ベローチェでもらったクリアファイルはこれでした。
例によって、写真は公式サイトから。
昨日アップした写真が1番欲しかったのだけど、2番目に欲しかったのがこれ。
しかし、ドリンク2杯でくれちゃうなんて。「ねことじいちゃん」とコラボしているので、映画会社からお金が出ているのだろうか? 数はふちねこと同じくらいみたいなので、なくなるのが早いかもしれない。
が、その前に図書館に予約してあったジェームズ・ボールドウィンの「ビール・ストリートに口あらば」を含む文学全集を受け取りに近くの分館へ行き、それを読むのも兼ねてベローチェへ。
「ビール・ストリートの恋人たち」の原作「ビール・ストリートに口あらば」を含む集英社「世界の文学」の33巻はバーナード・マラマッドの短編、ソール・ベローの「その日をつかめ」、そしてボールドウィンのこの小説が入っている。訳者はマラマッドが西川正身、ベローが宮本陽吉、ボールドウィンが沼澤洽冶というなつかしい面々。若い頃に読んだなあ、この人たちの翻訳。
「ビール・ストリート」の原作を読んだら、映画の脚色はなかなかみごとであることがわかった。原作は若い黒人女性ティッシュの一人称で、映画もそれを踏襲したつくりになっている。映画同様、原作も恋人ファニーが無実の罪で投獄されている現在と、彼らの過去が交互に出てくるのだが、このあたりは小説の方がやはり自然で奥深い。映画では点景のように見えた他の登場人物は小説でもやはり点景的なのだが、小説の方がティッシュの語りの中で登場するので点景的には感じない。映画では役者が演じているので、点景のようなエピソードのように見え、物足りなさを感じてしまう。
そうはいっても、この小説の映画化としてはよくできた映画であり、黒人を取り巻く現実が現代もあまり変わっていないという点を取り入れた今日性も評価できる。
でも、やっぱり小説ってすごいなあと思ったのは、次のような描写だ。
・・・もしあの目が高い所から、いやおうなしに人を認め、その当人があの目の奥にある途方もなく凍てついた冬の世界に存在することにでもなったら、その人は絶体絶命にマークされてしまうのだ。黒いオーバーを着た人が、雪の上を這って逃げているようなもの。あの目は冬景色を汚す存在として、その人を不快に思う。じきに黒いオーバーは動かなくなり、血に染まる。雪も血で赤くなる。あの目はその光景自体をも不快に思い、一瞬きすると、もっと雪を降らせ、すべてをすっぽりと隠してしまう。
これはファニーに無実の罪を着せた白人のベル巡査についての描写。白と黒のたとえがみごと。映画ではこのベル巡査の描写がどうにも不十分で不満だったが、ボールドウィンの文章はすばらしい。映画、完全に負けてます。
それでもバリー・ジェンキンズの「ビール・ストリートの恋人たち」はうまい脚色で、原作を読みながら、昨年、試写で見た「未来を乗り換えた男」の場合と比べたくなった。
ドイツ映画「未来を乗り換えた男」はかなり評判のよい映画なのだが、私はどうも不満を感じ、すぐに図書館を利用して原作のアンナ・ゼーガースの「トランジット」を読んだ。これも古い文学全集に入っていたのを図書館で検索して見つけ、借りて読んだもの。
ナチスドイツの迫害を逃れようとする亡命者たちを描く原作を現代に置き換え、またまたドイツが侵略を始め、人々が難民となって逃れようとしているという設定になっている。
原作は主人公の亡命者の男の一人称で書かれていて、映画では最後にわかる衝撃の結末が、小説の冒頭でネタバレされてしまっている。
つまり、この小説も主人公の語りで読ませる作品なのだが、一人称を生かした「ビール・ストリート」と違い、こちらは主人公による一人称的語りを捨て、主人公を見守るある人物の語りで話を進めている。
プレスシートによると、監督のクリスティアン・ペッツオルトはキューブリックの「バリー・リンドン」のナレーションを参考にしたというが、「バリー・リンドン」のナレーションは原作者サッカレーの代表作「虚栄の市」の有名な全能の語り手をそのまま使ったもので(「バリー・リンドン」原作は主人公の一人称)、「未来を乗り換えた男」のナレーションとは本質的に異なるものだ。「未来~」のナレーションはむしろ「ミリオンダラー・ベイビー」に近い。
そして、「バリー・リンドン」や「ミリオンダラー・ベイビー」はナレーションが成功しているが、「未来~」ではこの傍観者的人物によるナレーションが成功していない。むしろ、邪魔であると私は感じた。
原作の主人公の一人称的表現をやめ、三人称の視点で主人公たちを描くこと自体は原作とは違うアプローチでよいのだが、あのナレーションが余計としか思えず、そこが残念な出来栄えと感じてしまったのである。
さて、ベローチェでもらったクリアファイルはこれでした。
例によって、写真は公式サイトから。
昨日アップした写真が1番欲しかったのだけど、2番目に欲しかったのがこれ。
しかし、ドリンク2杯でくれちゃうなんて。「ねことじいちゃん」とコラボしているので、映画会社からお金が出ているのだろうか? 数はふちねこと同じくらいみたいなので、なくなるのが早いかもしれない。
2019年2月2日土曜日
どこで見るか「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
2月1日から午前十時の映画祭で始まった「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」ディレクターズ・カット。
日本全国で午前十時からいっせいにこの映画が上映されているのかと思うと、初日の昨日は、今どのあたりのシーンかな、と思って落ち着きませんでした。
ああ、私も早く見たい。でも午前十時がきつい。まだ寝てる時間やん、普通は。
前半は1時間半はかかるシネコンばかりだけど、後半は1時間余りで行けるところでやるので、後半に行こうと考えていたのだけど、なんだか後半まで待てない。あせることはないんだけど待てない、と思い、前半の上映館で一番近い錦糸町はどうかなと、調べてみたら、自宅から錦糸町駅まで1時間で行けることが判明。TOHOシネマズ錦糸町は駅の目の前だから、これなら楽に行けるかな、というところ。
後半はTOHOシネマズ市川コルトンプラザかMOVIX三郷が近いのだけど、市川は駅から歩く。三郷は駅からバスで本数が少ない。三郷は駅からタクシーじゃないと無理そう。日本橋がよかったんだけど、例の天井落下でいつ営業再開かわからない状態。
タクシー使えば三郷が一番短時間で行けますが、ていうか、車があったら三郷はたぶん30分で行ける。車があったら毎朝通えるぞ。でも免許持ってない。
というわけで後半はたぶん市川になると思うけど、それまで待てない。というわけで、錦糸町が選択肢に入ってきたのでした。
さて、キネマ旬報2月上旬号に「ワンス・アポン~」ディレクターズ・カットについての記事を書きましたが、午前十時の映画祭公式ツイッターで紹介されていました。
https://twitter.com/asa10eiga/status/1087230796547543040
発売直後に紹介いただいたのですが、今日またこのツイートを再掲していました。
気に入ってもらえたのだろうか。
5日には次の号が出てしまうので、もう一度紹介してくださったのだと思います。
同じ日に始まった「パルプ・フィクション」の方がツイッターでは感想がにぎわっていて、「ワンス~」はやっぱり年齢高いのかな、お客さん、という感じも。
このディレクターズ・カットは欧米では一部の大都市で限定的に公開されただけのようで、今回のように1日1回とはいえ、日本全国で1か月上映というのは世界でも例がないようです。
ディレクターズ・カットは2012年にカンヌ映画祭でお披露目のあと、2014年にブルーレイが発売されたのですが、日本では限定生産のためすでに廃盤。輸入盤は手に入るという状態。でもそれは午前十時の映画祭で劇場公開するためだったのかな、という気もします。
日本では短縮版しか劇場公開されておらず、完全版はビデオなどのみでしたが、それを埋め合わせるためのディレクターズ・カット全国公開なのだろうな、きっと、映画業界の人たちもずっと、この映画をなんとか完全な形で劇場公開したいと思っていたのではないかな、と思います。
キネ旬ベストテンでも評論家と読者の両方に圧倒的に支持されたこの映画、日本全国で上映しているのだから、ぜひ、多くの人に見てほしいと思います。できればもっと遅い時間にもやってほしいなあ。午前十時の映画祭のあとにも名画座などで上映してほしい。
日本全国で午前十時からいっせいにこの映画が上映されているのかと思うと、初日の昨日は、今どのあたりのシーンかな、と思って落ち着きませんでした。
ああ、私も早く見たい。でも午前十時がきつい。まだ寝てる時間やん、普通は。
前半は1時間半はかかるシネコンばかりだけど、後半は1時間余りで行けるところでやるので、後半に行こうと考えていたのだけど、なんだか後半まで待てない。あせることはないんだけど待てない、と思い、前半の上映館で一番近い錦糸町はどうかなと、調べてみたら、自宅から錦糸町駅まで1時間で行けることが判明。TOHOシネマズ錦糸町は駅の目の前だから、これなら楽に行けるかな、というところ。
後半はTOHOシネマズ市川コルトンプラザかMOVIX三郷が近いのだけど、市川は駅から歩く。三郷は駅からバスで本数が少ない。三郷は駅からタクシーじゃないと無理そう。日本橋がよかったんだけど、例の天井落下でいつ営業再開かわからない状態。
タクシー使えば三郷が一番短時間で行けますが、ていうか、車があったら三郷はたぶん30分で行ける。車があったら毎朝通えるぞ。でも免許持ってない。
というわけで後半はたぶん市川になると思うけど、それまで待てない。というわけで、錦糸町が選択肢に入ってきたのでした。
さて、キネマ旬報2月上旬号に「ワンス・アポン~」ディレクターズ・カットについての記事を書きましたが、午前十時の映画祭公式ツイッターで紹介されていました。
https://twitter.com/asa10eiga/status/1087230796547543040
発売直後に紹介いただいたのですが、今日またこのツイートを再掲していました。
気に入ってもらえたのだろうか。
5日には次の号が出てしまうので、もう一度紹介してくださったのだと思います。
同じ日に始まった「パルプ・フィクション」の方がツイッターでは感想がにぎわっていて、「ワンス~」はやっぱり年齢高いのかな、お客さん、という感じも。
このディレクターズ・カットは欧米では一部の大都市で限定的に公開されただけのようで、今回のように1日1回とはいえ、日本全国で1か月上映というのは世界でも例がないようです。
ディレクターズ・カットは2012年にカンヌ映画祭でお披露目のあと、2014年にブルーレイが発売されたのですが、日本では限定生産のためすでに廃盤。輸入盤は手に入るという状態。でもそれは午前十時の映画祭で劇場公開するためだったのかな、という気もします。
日本では短縮版しか劇場公開されておらず、完全版はビデオなどのみでしたが、それを埋め合わせるためのディレクターズ・カット全国公開なのだろうな、きっと、映画業界の人たちもずっと、この映画をなんとか完全な形で劇場公開したいと思っていたのではないかな、と思います。
キネ旬ベストテンでも評論家と読者の両方に圧倒的に支持されたこの映画、日本全国で上映しているのだから、ぜひ、多くの人に見てほしいと思います。できればもっと遅い時間にもやってほしいなあ。午前十時の映画祭のあとにも名画座などで上映してほしい。
またまたシャノアールが罪な企画を
毎年2月にふちねこキャンペーンをやるシャノアール。今年はやるのかな、去年の秋にハロウィン版やったばかりだからやらないかな、と思いつつ、シャノアール系列のベローチェに行くと、なんと、岩合光昭初監督作「ねことじいちゃん」とコラボしたキャンペーンを始めていました。
サイトはこちら。
https://chatnoir-company.com/iwago2019/index.html
今回はドリンク2杯分のレシートで岩合光昭撮影の猫のクリアファイルがもらえる。
写真はすべて上記サイトからですが、表が写真で、裏にふちねこのシルエットが。
そして、限定50セットの12種類コンプリートが当たる、と。
50セットじゃ当たるわけないだろ!
と思いますが、今回は12種類で、もちろん種類は選べず、コンプリートはほぼ無理。ふちねこのときのようなコンプしたい人のための救済策があるわけでもなし。
2杯でもらえるので、すぐなくなってしまうかな。もう1杯飲んで早くほしい。
特にこれ、すごくかわいい。
12種類の写真も上のサイトに出ています。
ただ、ふちねこほど欲しい人いないのか、捨ててあるレシートがけっこうあった。こっそり1枚とるとかはできませんでしたが。
というわけで、またまたシャノアールが罪な企画を、というお話。また散財してしまうかな。
サイトはこちら。
https://chatnoir-company.com/iwago2019/index.html
今回はドリンク2杯分のレシートで岩合光昭撮影の猫のクリアファイルがもらえる。
写真はすべて上記サイトからですが、表が写真で、裏にふちねこのシルエットが。
そして、限定50セットの12種類コンプリートが当たる、と。
50セットじゃ当たるわけないだろ!
と思いますが、今回は12種類で、もちろん種類は選べず、コンプリートはほぼ無理。ふちねこのときのようなコンプしたい人のための救済策があるわけでもなし。
2杯でもらえるので、すぐなくなってしまうかな。もう1杯飲んで早くほしい。
特にこれ、すごくかわいい。
12種類の写真も上のサイトに出ています。
ただ、ふちねこほど欲しい人いないのか、捨ててあるレシートがけっこうあった。こっそり1枚とるとかはできませんでしたが。
というわけで、またまたシャノアールが罪な企画を、というお話。また散財してしまうかな。
2019年2月1日金曜日
「ボヘミアン・ラプソディ」20回目@109木場IMAX
木曜日は109木場のIMAXで「ボヘミアン・ラプソディ」。この映画館では4回目、通算20回目とあいなりました。
昼間ごたごたしていたせいか、ぎりぎりに到着。外は雨なので深川ギャザリアの写真も撮れず。チューリップが花開いていた。
109木場は金曜からは「ボヘミアン」IMAXが1日1回、それも午前の回だけになってしまい、そして、来週木曜でIMAXは終了。となると、1月31日木曜日に行くしかなかったわけです。
さすがにもうあまり入っていないのですが、正月休み明けに行ったときよりは入っていました。
そして、なんと、今回が一番音大きい。のっけから重低音ガンガンきます。
今回は、ロバート・デ・ニーロが出ているというのを確認。フレディがジョン・リードをクビにしてしまい、バンドメンバーと言い争いになるシーンの背後の録音ブースにデ・ニーロが。頭にサングラスを載せていて、顔もちょっとアップになります。
このほか、冒頭のライヴエイドのところでチャールズ皇太子夫妻が座席につこうとする実際の映像で、背後にブライアンとロジャー本人がいるのも確認しました。
木場のIMAXよかったのになあ、もう見れないのか、残念。
日比谷はまだIMAX続映しそうだけど、あそこはスクリーンが小さいだけでなく、座席が狭い。シネコンであんなに狭い座席って初めてのような気がする。狭いところに席をたくさん入れているような感じ。重低音はよいんだけどね。
帰りは木場ではまだ雨だったけど、西船橋では雪になっていました。
今回で20回目の鑑賞となった「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、1回目と2回目を見たTOHOシネマズ日本橋が今、大変なことに。
ネットで得た情報から推測するところによると、1月25日の夜に定期点検をしたら、スクリーン4の天井が落下。どうもスピーカーの音圧で天井に亀裂が入っていて、それで落下したのではないかと疑われている模様。で、翌26日はスクリーン4だけ閉鎖して他のスクリーンでは上映していたのですが、その後、夜6時以降の上映がすべて中止に。おそらく、スクリーン4だけの問題じゃない、他のスクリーンでも起こるかもしれない、と判断したものと思われます。
その後、映画館は営業休止となり、すでにチケットを売っていたライブビューイングを他の映画館に振り替えるなどしているようです。
映画館では当初、休業の理由を明らかにしていませんでしたが、都心の一等地のシネコンが営業中止で再開のめどもたっていないということで、1月30日にはヤフーニュースになり、ついに同日夜に天井の破損によるということをサイトで表明しました。
TOHO日本橋は2月1日から午前十時の映画祭で「パルプ・フィクション」を上映予定でしたが、再開のめどがたたないことから2月前半のこの映画と、後半の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ ディレクターズ・カット」が上映できない可能性があります。午前十時の映画祭は2つのグループに分かれていて、日本橋と同じグループにはほかに23区内の映画館がないのです。つまり、都心での上映がなくなってしまうということに。別グループには新宿と錦糸町がありますが、この2つは前半は「ワンス・アポン~」を上映、後半が「パルプ・フィクション」となるため、映画ファンがこっちに集中? 新宿の「ワンス・アポン~」はハコが小さいせいもあって、土日はすでに売り切れです(錦糸町はやや広めのハコで余裕あり)。次の週の3連休も新宿は席争奪戦になりそう。もうちょっと違う時間帯にもやってほしいんだが「ワンス・アポン~」。
TOHO日本橋のライブビューイングはユナイテッドシネマお台場に振り替えるものも出てきていて、TOHO以外にも影響が広がり始めているようだし、どうなることやらです。都心のシネコンの中では一番好きなところなので、早く再開できるようになってほしいです。
ちなみに、映画館の入っているコレド室町は今回の件とは無関係で、通常営業しています。
昼間ごたごたしていたせいか、ぎりぎりに到着。外は雨なので深川ギャザリアの写真も撮れず。チューリップが花開いていた。
109木場は金曜からは「ボヘミアン」IMAXが1日1回、それも午前の回だけになってしまい、そして、来週木曜でIMAXは終了。となると、1月31日木曜日に行くしかなかったわけです。
さすがにもうあまり入っていないのですが、正月休み明けに行ったときよりは入っていました。
そして、なんと、今回が一番音大きい。のっけから重低音ガンガンきます。
今回は、ロバート・デ・ニーロが出ているというのを確認。フレディがジョン・リードをクビにしてしまい、バンドメンバーと言い争いになるシーンの背後の録音ブースにデ・ニーロが。頭にサングラスを載せていて、顔もちょっとアップになります。
このほか、冒頭のライヴエイドのところでチャールズ皇太子夫妻が座席につこうとする実際の映像で、背後にブライアンとロジャー本人がいるのも確認しました。
木場のIMAXよかったのになあ、もう見れないのか、残念。
日比谷はまだIMAX続映しそうだけど、あそこはスクリーンが小さいだけでなく、座席が狭い。シネコンであんなに狭い座席って初めてのような気がする。狭いところに席をたくさん入れているような感じ。重低音はよいんだけどね。
帰りは木場ではまだ雨だったけど、西船橋では雪になっていました。
今回で20回目の鑑賞となった「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、1回目と2回目を見たTOHOシネマズ日本橋が今、大変なことに。
ネットで得た情報から推測するところによると、1月25日の夜に定期点検をしたら、スクリーン4の天井が落下。どうもスピーカーの音圧で天井に亀裂が入っていて、それで落下したのではないかと疑われている模様。で、翌26日はスクリーン4だけ閉鎖して他のスクリーンでは上映していたのですが、その後、夜6時以降の上映がすべて中止に。おそらく、スクリーン4だけの問題じゃない、他のスクリーンでも起こるかもしれない、と判断したものと思われます。
その後、映画館は営業休止となり、すでにチケットを売っていたライブビューイングを他の映画館に振り替えるなどしているようです。
映画館では当初、休業の理由を明らかにしていませんでしたが、都心の一等地のシネコンが営業中止で再開のめどもたっていないということで、1月30日にはヤフーニュースになり、ついに同日夜に天井の破損によるということをサイトで表明しました。
TOHO日本橋は2月1日から午前十時の映画祭で「パルプ・フィクション」を上映予定でしたが、再開のめどがたたないことから2月前半のこの映画と、後半の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ ディレクターズ・カット」が上映できない可能性があります。午前十時の映画祭は2つのグループに分かれていて、日本橋と同じグループにはほかに23区内の映画館がないのです。つまり、都心での上映がなくなってしまうということに。別グループには新宿と錦糸町がありますが、この2つは前半は「ワンス・アポン~」を上映、後半が「パルプ・フィクション」となるため、映画ファンがこっちに集中? 新宿の「ワンス・アポン~」はハコが小さいせいもあって、土日はすでに売り切れです(錦糸町はやや広めのハコで余裕あり)。次の週の3連休も新宿は席争奪戦になりそう。もうちょっと違う時間帯にもやってほしいんだが「ワンス・アポン~」。
TOHO日本橋のライブビューイングはユナイテッドシネマお台場に振り替えるものも出てきていて、TOHO以外にも影響が広がり始めているようだし、どうなることやらです。都心のシネコンの中では一番好きなところなので、早く再開できるようになってほしいです。
ちなみに、映画館の入っているコレド室町は今回の件とは無関係で、通常営業しています。
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