奨学金問題:全国組織が31日発足
http://mainichi.jp/select/news/20130327k0000e040238000c.html
3・22奨学金抗議について
http://yutorisammit.blog.fc2.com/blog-entry-150.html
これは面白い。ぜひお読みください。
ゆとり全共闘という、ゆっとりまったりした社会活動グループが行なった奨学金に関する抗議行動ですが、警察を呼ばれたら、警察官が支援機構にとりなしをしてくれたという、笑うしかない話。支援機構の職員っていったい?
資料 日本の奨学金
http://yutorisammit.blog.fc2.com/blog-entry-149.html
これも大変参考になるまとめ。
ちなみに、奨学金を扱う日本学生支援機構にも非正規雇用の職員が多数いて、例の5年たったら無期限にしないといけない法律のせいで、今後、どんどん解雇されるそうです。
たぶん、みんな、そっちの方で頭いっぱいか、やけだったのかもしれない(?)。
さて、奨学金問題ですが、最近、日経に全然的外れな記事が出てましたが(金持ちの世界しか知らない記者が書いたのだろうと識者につぶやかれていた)、現状は上の「資料 日本の奨学金」に詳しいです。
奨学金を借りていない人、子供が借りる必要がない人にはどうでもいいことでしょうが、ただの金貸しと化している奨学金を、学生支援だの奨学金だのと言っているのはほとんど詐欺と思います。
私も大学院5年間奨学金を借りました。計400万円くらいで、それを20年で返しましたが、ほとんどの年が年収180万円くらいだったので(つか今も?)、ある裏技を使いましたね。いや、奨学金はマジで全額返したんですが、その金を捻出するためにあることを決めて実行したのです。別に法律に触れることではありませんが、大声で言えることでもありません。そのうち暴露できる日が来るかも(笑)。
ただ、私の頃は日本育英会といって、今に比べたら、病気や失業で返済が困難になれば猶予してもらえたり、障害者になったり死亡した場合は免除になったりと、借金取りみたいなことはありませんでした。もちろん、すべて無利子。
それが日本学生支援機構になり、利子つきのものができ、取立てがきびしくなり、3ヶ月遅れただけでブラックリスト入りというきびしいものになり、今では完全に金貸し業です。
ブラックリスト入りというのは、私が最後に返済した頃に警告の文書がうちにも来ました。ちょうど最後の分を返済する頃だったので、自分は関係ないけど、ものすごくいやーな感じがしましたね。
しかし、雇用契約法改正で、職員がまとめて解雇されるそうで、この機構自体、これから混乱するのだろうなあ。どうなることか。