あるブログで大殺界のことが書いてあり、大殺界?なんだそれ?と思ってググってみたら、六星占術から来るものらしい。
六星占術って、昔から全く当たらないので、全然信用してないのだが、一応、調べてみたら、私の場合、大殺界の方が運がよく、そうでないときの方が運が悪く見えるんだが。
比較的安定期だったのは、独り暮らしを始めた1977年春から2007年で、2007年春から現在までは不安定期に思える。
1977年春に独り暮らしを始め、その後、大学院に進学、映画評論家になり、という具合に、収入は乏しかったけれど、自分の好きなことができていた時代。
それが、2007年春におそらくエコキュートが原因と思われる低周波音に悩まされ、何度も引越しをしたのがこの17年間。2008年春から15年間、谷中の地域猫とのつきあいがあったからなんとか生きてこれたのだと思う。
ただ、騒音に悩まされるというのは、独り暮らしをしてから起こったことで、家族と住んでいた頃はほとんど気にならなかったことだ。
最初に住んだアパートは、隣が飲食店で、深夜遅くまで巨大な換気扇が何台も稼働していて、けっこううるさかった。ただ、当時は深夜2時くらいまで起きていたので、その頃には換気扇も止まり、眠ることはできた。
その後、1984年に都内に引越し。1年間住んだアパートではすぐ近くの商店街の流す音楽がうるさかったが、深夜は静かだった。
それでも住み心地は悪かったので、1年後に文京区のアパートに引越し。そこで22年間すごす。ここでも、すぐ隣の木造2階建ての事務所が1階の屋根に爆音室外機を置いていて、夏はうるさかった。ただ、冷房しか使っていなかったのと、夜10時半には事務所が閉まっていたので、深夜は静かだった。
とにかく深夜が静かなら無問題なのだが、2007年春から低周波音に悩まされるようになり、引越。郊外に転居したが、トラブルが多くて1か月でまた文京区の別のアパートへ。ここがアパートの周囲に大小さまざまな室外機が10数台あって、そのうち1台が1年中稼働しっぱなしで、しかも1日中ピーという甲高い音を出すので困った。でも、細い路地をへだてた向かいだったので、なんとかしのげた(今は隣のベランダなので2メートルも離れてない)。4年住んだあと、前から住みたかったマンションに引越し。ここでは騒音トラブルはなかったのだが、2年半住んだあとにどこからか低周波音が聞こえるようになり、こりゃもう文京区はだめだな、と思い、郊外のUR賃貸への引越しを考える。
そのマンションに4年住んだあと、郊外の古いUR賃貸に転居しようとしたが、うまくいかず、とりあえず安いアパートに住み、2か月後に希望のUR賃貸に入ることができた。そのアパートのすぐそばの家にエネファームがあり、低周波音に悩まされたのだが。この頃、新築の家にはエコキュートやエネファームをつけるのが流行っていたようで、文京区はその傾向が強まっていたようだ。
そして、今住んでいるUR賃貸、4年前までは静かだったのだが、その後、隣の爆音室外機が10月から4月まで深夜に稼働という状態に。
考えてみると、爆音換気扇や爆音室外機が稼働してるところに住んだ期間が相当長く、静けさを満喫できた期間は短いことがわかる。特に今世紀に入ってからは、深夜もずっとうるさいというのが多い。今の世の中は、どこもそんなものなんだろうか? 昼間はいいけど、夜中くらいは静かであってほしい。