2025年11月3日月曜日

マックが有人レジ廃止&ケンタへの不信感

 近所のマックはセルフレジを導入しているので、いつもセルフレジを使うのだが、今月中旬から有人レジを廃止するという貼り紙があったのでびっくりした。

どうやらマックは有人レジ廃止どころか、厨房も機械化して、人間がほとんどいらなくなるのだとか。

お客さんが商品を受け取るのも機械がやる、例のファミレスの配膳ロボットみたいに?と思ってしまったけど、どうなんでしょ。

検索してみたら、セルフレジの機械がない店舗でも、モバイルオーダーとデリバリーが優先なのでレジに店員がいないという店があるらしい。だから来店して席についたらモバイルオーダー、それができない客は注文できないとか。

まあ、近所のマックが有人レジ廃止したら現金のお客さんはもうマック利用できなくなるのね。セルフレジはすいているのに有人レジは行列、ということが多い店なのに、どうなることやら。

一方、ケンタですが、前からレシートと一緒にネットでアンケートに答えるとポテトやビスケットやドリンクが50円で買えるクーポンをくれるのだけど、こういうのってきっとメアドとか入力させられて、値下げと引き換えに個人情報とられるのだろうと思って利用してこなかったのです。

が、来年2月で終了するメアドがあるから使ってみるか、と思って、アンケートに答えてクーポン番号ゲット。やってみたらメアドとか個人情報はいっさい入力しないのでよかった、と思ったんだけど、そのあと行った店でドリンクを50円で買ったら、明らかに中身が少ない。そして、昨日、別の店でビスケットを50円で買ったら、なんか変なのが出てきた。

これまで行った店はどこもビスケットは丸ごと出て来たのに、そこは半分に切ったようなものが出てきた。そして、丸ごとに比べて明らかにまずい。

店の側からしたら、50円で提供するものは定価の物より悪くて当然、ということになるのだろう。いや、すべての店がそうではないと思うけど、すでに2か所で利用して2か所ともそうだったって、これはかなりの確率で、と思わざるを得ない。いや、うちの近辺だけがそうなのかもしれないけど。

私はスマホを持っていないので、スマホで割引クーポンをゲット、という店には行かないことにしている。ほかの人が安い値段で食べるのと同じものを私が高い値段で食べる、私の払う値段でほかの人が安く食べている、と思うと、どんなにおいしいものでもまずくなるからだ。つか、そういう店って、あまりおいしくないけどね。

それを思うと、割引クーポンの客はまずいものや少ない量で我慢しろ、という方が正解なのかもしれないけどさ。

でも、ケンタのビスケットは大好きだったのに、クーポンだと50円取ってこんなものが出てくるのかと思ったら、ケンタのイメージが悪くなった。

その店、めったに入らないのだけど、久々に入ったら、お客さんがものすごく少なくて驚いた。場所はすごくいいのに。

2025年10月31日金曜日

鵞足炎かもしれない

 右ひざは、立ち上がるときのグキっという痛みはなくなり、立ち上がるのに不安はなくなりましたが、歩き始めとかまだ痛い。そして、位置がひざの内側の下なので、どうも、鵞足炎の可能性が。

鵞足炎はこの鵞足部が炎症を起こすことだそうです。

引用元 鵞足炎(がそくえん) | さつきが丘接骨院


このサイトとは別のところに書いてあったんだけど、これ、平泳ぎでもなるらしい。

実は私、2000年夏から2020年元日まで、平泳ぎでガンガン泳いでいたのです。

平泳ぎだと何時間でも泳げる感じで、たいていのプールは1時間ごとに休憩が入るけど、夢の島体育館と辰巳国際水泳場は2時間ごとだったので、連続2時間とか泳いでいた。

もともと平泳ぎは腰に悪いので、こんなに平泳ぎばかりやってたらいけないのですが、当時はまだ体が丈夫だったので、特にどこか悪くなることもなく、20年間続けてしまった。

それがコロナで5年半自粛し、今年の8月下旬から週1で平泳ぎ再開したのが原因としか思えない。

そもそも、左ひざに比べて右ひざは骨が変形して突き出ている。これは長年平泳ぎで右脚のキックを強くやってたからでは?

年齢的に見て、変形性膝関節症の可能性もあるけれど、直接はやはりこれだろうという気がします。

水泳はしばらくお休みですが、1日1万歩とか時には2万歩とか歩いていたけど(最初に症状が出た日曜日は21000歩)、8000歩以上歩くとやはりひざの痛みが増すので、歩きも少し自粛した方がよさそう。まだ病院へ行くほどではないからいいけど。

2025年10月29日水曜日

WINS後楽園のあとに行きたかった場所

 日曜日、WIMS後楽園で菊花賞を見たあと、最初の予定では浜町のプールへ行くつもりだった。

水道橋から神保町乗り換えで浜町はすぐ。都心に住んでいた頃は週2で通ったプール。郊外に引っ越してからも頻度は減ったが、コロナまでは時々出かけていた。

中央区総合スポーツセンターのサイトからの写真。25メートルプールと子供用プール。写真を見るだけでなつかしさがこみあげる。



コロナのせいでプール自粛となり、最近、65歳以上無料の千葉県国際水泳場を見つけて、5年半ぶりにプール通いを再開したけど、ブランクがあるので体力が衰えている上、まわりは高齢者ばかりなのにみんなスピードが出てる中で、50メートルプールを必死で泳いでいたら、コロナ前のような水泳でリラックスとかとてもできなかった(50メートルプールが2つとダイビング用と子供用があるだけなのだ)。

そんなわけで、水道橋まで行くのだから久々に浜町の25メートルプールで泳ごうか、と思っていたら、2日前くらいから両脚に強い疲労感が出て、これは水泳はやめた方がいいと思い、浜町行きは中止に。

かわりに、雨だからすいているだろうってことで旧古河庭園に行き、その後もあちこち歩いてほとんど座ることもなく(座ったのは美容院でカットしてもらっている間の30分くらい)、最後に末広町近くのマックで1時間ほどまったり座って、そして立ち上がったら、右ひざにグキッと来るような強烈な痛みが走った。

その後も立ち上がると痛い、歩き始めが痛い。帰宅してネットで調べたら、変形性膝関節症? ヤバイ。

ネットでひざにいいという運動の動画を見てやってみたら、明らかに右脚の動きが悪い。目で見ても右脚の方がやせていて、骨がごつごつ。

原因はたぶん、バッグやリュックを右肩にかけて歩いてばかりいたこと、そして、自宅では畳の上に座るのだけど、その座り方がよくなかったこと。どちらも長年の癖で、自分でもよくないとは思っていたけど、改善せずにいた。

また、水泳再開したら、平泳ぎで脚の動きが左右対称になっていないことに気づいていた。つか、平泳ぎは腰に悪いから年寄りはやるべきではないのだが、たぶん、ひざにも悪いのだろう。どうりでまわりの高齢者はみんなクロールで泳いでいた。

よく歩いているから腰もひざも痛くない、元気元気、と思っていたら、ひざに来るとは。このまま痛みが治まらなかったらどうしよう、と思っていたが、今日あたりは痛みがかなり治まって、立ち上がった時のグキッとくる痛みはなくなった。

左脚にも疲労感はあるのだけど、明らかに右脚の筋肉が衰えている。左はひざのあたりに筋肉がしっかりついている。ひざのための運動をやっていても、左右の筋肉の違いがわかる。関節を守るのは筋肉だと思った。

千葉県国際水泳場は11月前半はメンテナンスのため休場、浜町のスポーツセンターもプールは営業中だけど、建物が今、大規模改装中らしいので、しばらく水泳はお休みしよう。

マックがストロー実質廃止、ケンタはストロー復活

 マックが紙ストロー不人気なのでストロー廃止、ドリンクの容器から直接飲みやすい蓋に替えるというニュースが。(プラスチックのストローに戻すのではなく、ストロー自体をやめるということ。)

その一方で、最近、2か所のケンタへ行ったら、プラスチックのストローが復活してたのよね。

ケンタって、ストロー廃止してしまって、アイスコーヒーにガムシロとミルク入れてもかきまぜられないので、マドラーをもらっていた。が、プラスチックのストロー復活してるじゃないか。2か所であったので、たぶん、他の店にもあるのだと思う。

そして今度はマックが紙ストローやめてプラスチックのストローはマックシェイクとハッピーセットにしかつけないのだそうだ。

アイスコーヒーやアイスティーのようにかきまぜる必要がある場合、マドラーくださいと言わねばならないのか。面倒だな。次からはマックでは飲み物買わないことにしようかと思う。

だいぶ前から「ハンバーガーと水」みたいな注文をレジで平然としている人が増えていて、さすがに私はそれはできないと思っていたけど、セルフレジだったら恥ずかしくない。水はセルフレジではもらえないが。

そして、ケンタでもチキン1個と水の人がいて、もうみんなドリンクなんて買わずにフードだけにしてるんだ、そのくらい節約すべきなのだ、と思った。

ケンタは今日から11月25日までランチのチキンフィレバーガーセットが590円だそうで、うれしい。マックはポテトMとLが250円になるようだけど、こっちはまず利用しないな。

追記(10月31日)

雨だというのに隣の駅の近くまで歩いてランチのチキンフィレバーガー590円を食べに行ってしまう。

が、なんとなく予想していたとおり、通常よりチキンフィレが小さい。その分レタス多い。マヨネーズ少ない。先週、別の店で単品で食べたのに比べて、なんだかなあ。

まあ、割引になると前からその傾向あったのですよ。それでも始まったばかりの頃は通常価格と同じで、だんだん小さくなっていったので、始まってすぐ行ったのだが、すでに。

これだとランチはずして通常価格単品でも小さいのになっちゃうのかな。別の店だと違うのかな。

そして、昨日は通勤で1万歩以上歩いてしまったせいか、右ひざが痛い。雨の中、右足を少し引きずる感じで徒歩20分近い距離を往復。やばいなあ。

その店、2週間ほど前にも違う曜日に行ったのだが、そのときも今日も、同じ2組の高齢女性グループがいて、どちらも同じ席(一番いい席と二番目にいい席)に陣取って大声で話していた。けっこう長時間いるような感じで、ランチの時間帯にいつもこの人たちがいるのでは落ち着けないなあ、と思った。うちの近所は高齢者グループが長時間陣取っている店が多くて、みんな大声なので(耳が遠いから?)落ち着ける店がない。都心がなつかしいのはこういうときだ。あと、シングルの高齢者(男性)で、スマホから大きな音を出して動画か何かを見ている人もいるので困る。隣が右翼のプロパガンダをずっと大きな音で聞いていたときは席を移動したよ。

2025年10月27日月曜日

旧古河庭園&WINS後楽園

 日曜日は菊花賞だけど、都内に用事があるので中山へ行けない。

そうだ、WINS後楽園へ行こう!

WINSっていうのは場外馬券売り場のことね。

文京区住まいだった頃からずっと通っている美容院へ行くのだけど、その前に旧古河庭園へ行くことにした。普通は日曜の庭園なんて混むから行かない。しかもこの日は外で生演奏会。が、雨なので外での演奏会は中止、建物の中の演奏を外に聞かせる方式になっていた。これなら混んではいないだろう。

日暮里で山手線に乗り換え、たまたま先頭車両に乗ったので運転席の後ろから前面展望を楽しむ。山手線唯一の踏切も確認できた。

旧古河庭園には11時半頃到着。全然すいている! バラのシーズンでこんなにすいてるなんて! やっぱり雨の日はねらい目。



雨はやんでいたけど、朝にかなり降ったようで、バラはびしょぬれ。まだ満開には程遠く、バラのつぼみフェチとしてはとてもよい時期。






12時に弦楽四重奏の演奏会が始まる。本来はこの芝生のところで行われる予定だったが、雨のため、洋館の左側2階の部屋で演奏し、それをスピーカーで流す。すぐそばが本郷通りで、救急車がピーポピーポと叫びながら走っているから、芝生での演奏でもスピーカーを使うのだと思う。


窓を開けて、演奏会開始。ヴァイオリン2人とヴィオラが女性、チェロが男性。





クラシック4曲+アンコール2曲を演奏したが、2曲目がプッチーニの「菊」。「バラにちなんで花の曲を」と解説していたけど、まさか菊花賞にかけたんじゃないよね???

今回は下の日本庭園には降りなかったが、紅葉が少し始まっていた。


西ヶ原から南北線で東大前へ行き、そこから美容院へ。そして谷中まで歩いて猫に会い、鶯谷から水道橋へ出て、WINS後楽園へ。


中山競馬場に比べてあまりにも殺風景。入口にこのオブジェとポスターがあっただけ。




一番大きなモニターがある6階までの直通エレベーター。2階から6階までが馬券売り場で、7階と8階は有料席なのかな? 大きなモニターったって、小さいのより少し大きいだけ。ターフヴィジョンとは比べ物にならない。


中山と違ってグルメもないし、無料のお茶や水もないし、もちろんグッズ売り場もなくて、馬券を買うだけのための施設だった。都心なのでお客さん多数だったが、ほとんどが男性。中山は女性、カップル、ファミリーが多く、女性トイレ混むのに、ここは全然すいている。つか、女性の姿は探さないと見つからないくらい。わずかにいる女性やカップルは、おそらく私のように、今日は中山や府中に行けないからしかたなくここに来たのかな、と思った。府中は行ったことないけど、バラ園があるそうで、競馬場は競馬以外にも楽しめるものがたくさんあるのだ。


菊花賞(京都競馬場)は1着と2着は当たりましたが、3着が意外な人気薄の馬に。

来週の天皇賞は絶対、中山行くぞ。そしてグルメを食べるのだ!

(天皇賞の開催は府中です。念のため。)

東京ドームではオアシスのコンサートがあるようで、人がいっぱい。「チケット求む」のプラカード持った人が何人もいた。


東京ドーム近辺に来たのは久々だったけど、あまりの混雑にさっさと退散、水道橋から都営地下鉄で上野御徒町へ。パンダの催事をしている松坂屋に寄ってみる。

銀座線上野広小路駅のところから入ってすぐ。


パンダ初来日から53周年。正面入口のあたり。


お昼を食べていなかったので、末広町近くのマックまで歩いて行ったけど、このあたり、前はあまり混んでなかったのにすごい混雑。都心を離れて10年になるけど、10年前に比べて都心がどこも混んでる気がする。しかも、日本人は増えてなくて、外国人がものすごく増えた印象。昔も外国人はそこそこいたけど、今は外国人の方が多いんじゃないかって感じです。

2025年10月25日土曜日

ギレルモ・デル・トロの「フランケンシュタイン」(ネタバレ大有り)

 ギレルモ・デル・トロがネットフリックスで作った「フランケンシュタイン」が配信前2週間劇場公開。上映館が少ないせいか、この劇場にしてはかなり混んでいた。


公開前の情報だと、ケネス・ブラナー版と同じように始まり、でも、そのあとはだいぶ原作を変えているようだった。トロント映画祭で見た一般観客には評判がいいが、大手メディアの評論家はきびしく、100点満点中60点くらい。一般観客のコメントには、「ブラナー版の劣化ヴァージョン」とか「CGの狼が~」とか批判的な意見もあった。

ブラナー版は、それまで原作を大きく変えていた映画と違い、「メアリ・シェリーのフランケンシュタイン」という原題が示すように、原作に忠実な映画化。細部に変えたところはいくつかあるものの、それまでの映画では登場しなかった北極点をめざすウォルトン船長から始まり、原作のテーマやモチーフを尊重した作品だった。ただし、クライマックスはボリス・カーロフの「フランケンシュタインの花嫁」へのオマージュ。

事前の情報で、フランケンシュタインがスイス人からイギリス人に、ウォルトンに相当する船長がイギリス人からデンマーク人に変えられ、フランケンシュタインの婚約者エリザベスが弟ウィリアムの婚約者になっていて、このウィリアムも原作では幼い少年なのに映画では大人になっている、フランケンシュタインの親友クラーヴァルは登場しない、無実の罪で死刑になるジュスティーヌも登場しない、などはわかっていた。


デル・トロへのインタビューが公開直前にヤフーニュースに出たが、そこで彼は過去の有名な「フランケンシュタイン」の映画化作品の名前を次々とあげているのに、なぜか、ケネス・ブラナー版には言及していなかった。どう見てもブラナー版に近いところから始まる映画なのに、なぜ、と思ったが、映画を見始めてすぐにわかった。

映画は北極点をめざす船長のエピソードで始まり、船長に助けられたフランケンシュタインの回想になるのだが、ブラナー版が原作を変えた部分をそのままいただいているのである。

ブラナー版ではフランケンシュタインの父は医者で、妻はお産で死ぬ。しかし、原作の時代では身分の高い人は医者にはならない。そして、原作では妻は病死で、お産で死ぬのではない。

デル・トロはこの部分をそのまま自作にも使い、父は外科医で、妻はウィリアムを産んで死ぬ。デル・トロ版は時代が1850年代と、原作より半世紀くらいあとになっているが、それでも身分の高い人物が医者というのはまだの時代だろう。ただ、半世紀くらいあとに設定したことで、科学は原作よりも少し進んでいる。

また、ブラナー版では父と母は夫婦円満であり、妻の命を救えなかったことが父親と、そして主人公の心に深い傷を残すが、デル・トロ版では両親は政略結婚で不仲、特に父親は冷酷で名誉欲が強く、主人公は母を慕うが、その一方で、成長すると父親のような人物になってしまう。

というわけで、邪悪な父親に似てしまったフランケンシュタイン、という設定なのだが、この家庭の事情というのが別になくてもいいんじゃね、というような内容。ブラナー版の母の喪失から生命創造を思う方が自然に見える。

原作ではフランケンシュタインもウォルトン船長も若さゆえの野心を抱いていて、ブラナー版もそれを踏襲している。特にウォルトンを演じたエイダン・クインはよかった。

ところがデル・トロ版では船長は初老、フランケンシュタインも怪物を作る頃にはもう中年という感じで、若者の野心というテーマは消えてしまっている。原作では野心で身を滅ぼしたフランケンシュタインが北極点到達の野心にとりつかれるウォルトンをいさめるために自分の話をする。ブラナー版ではここはきっちり描かれているが、デル・トロ版も一応、そういうのは出てくるけれど、デル・トロはそういう原作のテーマみたいなのには興味がないようで、この辺は原作にあるので一応入れておきましたという域を出ない。

怪物を作る過程がデル・トロ版は非常に長く、そこにけっこうグロな描写があり、ブラナー版みたいに裸で右往左往するシーンまであるのだが(ここはブラナーへのオマージュか?)、怪物が誕生したあと、フランケンシュタインは怪物の世話をしている。ここが原作や過去の映画化とは違うところで、主人公が若くないからできたことだろう。


以下、ネタバレ大有りになります。

2025年10月24日金曜日

西友のチラシ

 珍しいことに、西友のチラシがポストに投函されていた。

団地に引越して10年になるが、西友のチラシを見たのは初めて。

その一部ですが、


おかめ納豆3パック59円は安い。が、業スーの3パック49円の納豆が1週間分くらいあるので、賞味期限によっては買えないかも。

あとは、餃子、キムチ、シャウエッセン、ソーセージドッグが買いたいな、と思い、出かけてみた。ひととおり見て、ほかのスーパーで買いたいものがあるので、そっちを先にしようと店を離れ、マックでお昼を食べているうちに、西友のお買い得品はどれも必要ないな、という結論に達してしまった。

餃子(日本ハムの方)は実物を見たら、いつも買ってる餃子の方がよさそうだったし、キムチもすぐに使いたい料理があるわけではなく、シャウエッセンは基本、ぜいたく品ではないのか?と思い、そして、ソーセージドッグ79円は確かに安いけど、店頭で見たら、前より貧弱になってる気がした。

シャウエッセンはチーズ入りがあったので、あれだけは買いたいかな、と思ったけど、シャウエッセンとか加工肉は基本的に健康によくない。なんとなく欲望で食べたくなるのだけど、必要な食品ではないなあ。

で、マックで最初、ひるマックのチキンバーガーセットを食べたいと思ったのだが、よく見ると、テリヤキソース。テリヤキソースが大の苦手なので、安いマックチキンのセットにしようと思ってカードをピッとやって席についてレシートを見たら、チキチーのセットになっていた。マックチキンのセットより60円も高い。この値段ならエグチのセット方がいい、のだけど、しかたない(どこで間違えたんだろう)。チキチーは食べたことないので、試しに食べてもいいかと思って食べたが、やっぱりエグチやスパチキの方が好きだ。

しかし、マックチキンにチーズが入るだけでなんで60円も高いの?(単品もそう) まあ、チキンもポテトも熱々で、そこはおいしかったけど。

そのあとOKへ行ったら、白菜半分が100円。鍋の季節にこれはありがたい。

西友のチラシを見ると、肉もかなり安いのだけど、このくらいの値段、他のスーパーだと普段からあるので、西友としては安いけど、あせって買うほどではない。西友は以前は地域最安をモットーにしていたけど、親会社が代わってから地域では高い方の店になってしまった。しかも、親会社が代わるとカードまで変わるとか、カード作ってなかったからよかったけど。

団地に引越してきた当時、近くの西友がまるでデパートみたいな品ぞろえで、しかも食料品売り場は24時間営業(これは今もだが)、他の売り場も午後11時までやってたので、とても助かった。ここなら何でもそろうし、値段も安かった。が、ここ数年、売り場を縮小し、ついに今年は1階の半分と地下だけが西友で、他はドンキとかパシオスとかになり、昔の面影はもうない。時々、引っ越してきた当時の西友の売り場をひとつひとつ思い浮かべてなつかしさに浸ったりすることもある。大きく2回変わっているので、最初の記憶が次の記憶に上塗りされないよう、時々思い出しているような感じだ。1階に無印良品があったのだよね。

2025年10月20日月曜日

昨日も今日も散財

 このところ、なぜか散財してしまう。

中山競馬場で上鮨1300円はまだよい。一度は食べたいと思っていたからよい。

しかし、昨日、パシオスで990円の上下スウェットを買ったのは、やはり散財だった。

990円というのは激安なんだけど、やっぱり激安は難ありで、上はまだよいとして、下がきつい。部屋着はやはりゆったりしてないといけない。特に下は試着しないで買ってはいけないとあらためて反省。商品は密封された袋に入っていて、見本もなく、確かめることもできなかったのだが、色が気に入って買ってしまったのだ。まあ、上だけでも990円くらいはするからよいか。でも、今日、少し寒かったので、この上下着ていたらあたたかかった。

そして、今日の散財はこれ。


これ、好きなのです。今年の春までは近所で338円くらい、それ以前は298円で買えたので、食後のコーヒーはずっとこれだった(というか、以前は赤い箱を買っていたけど、春にこれを見つけて買ったら、赤い箱よりおいしかった)。

しかし、秋になってスーパーへ行くと、450円前後になっている。もうこれは買えないと思い、業スーで安い瓶入りコーヒーを買ってあるのだが、今日、まずOKに行ったら478円だった(会員現金価格なので、非会員またはカード払いの人はもっと高い)。次にクリエイトへ行ったら、438円だった。春より100円高いにもかかわらず、買いたくなってしまう。OKで会員現金価格221円という激安のラミーを買わなかったんだから、いいんじゃない?

まあ、今回だけ、これが最後、のつもりですが。

上の画像はヨドバシカメラのサイトから。ヨドバシは498円だけど、1割ポイントがつくから実質449円か。

追記

上下スウェット、下がきつかったけど、はいているうちに伸びてきたので、990円はお買い得という感じになった。また、ふわラテは税込み価格で計算すると1杯あたり18円なので、1日3回飲んでも54円だから、散財とは言えないかもしれない。でも、業スーのコーヒー、そろそろ開けなければ。

2025年10月18日土曜日

中山で3度目の鮨を食べる

 今日は府中の富士ステークスにキープカルムが出るので、応援に中山競馬場へ。

日曜は秋華賞ですが、気になる馬がいないので馬券は買いません。


レースのない土曜ということで、お客さんは少ない。パドックのそばにバラが咲いていたけど、花はかなり悲惨な状態に。


お客さんが少ないので、地下のお鮨屋さんもすいていた。レースがなくても日曜だと待ち時間30分くらい、レースがあるときは90分以上らしいけれど、お客さん少なすぎるのですぐできるだろうと思い、上鮨を食べることにした。


注文を受けてから握るのだけど、わりとすぐに出てきた。鮪鮨を2回食べているのだけど、100円高い上鮨を食べてみたかったのだ。今どき、スーパーのパック入り鮨だって1000円近くてネタは薄っぺらだったりすることを思えば、1300円にしてはおいしい。

モニターでレースを見ながら鮨を食べ、富士ステークスが近づいたので馬券を買いに行き、外の無料開放の指定席のてっぺんへ。

今回はジャンタルマンタルとか強い馬が何頭も出るので、でも、応援で馬券買いましたが、キープカルム、やっぱりだめだった。6番人気で6着なので、おおかたの予想通りか。


このガイアフォースも気になったのだけど、馬券買わなかったら勝ってしまった。


メインレース開始時には場内のお客さんが外に出てきてターフビジョンを見るのだけど、さすがにお客さん少ないので、あまり外にいません。


今日はキープカルムがらみの馬券しか買わなかったので、残念な気持ちで帰途につきます。メインスタンドの地下の売店。いつもアップしてる売店とは別。


新米が出てからコメの値段がさらに上がっている。多少高くても無洗米が欲しいので、どうしても割高に。というか、ある時期から無洗米がすごく少なくなっている感じがする。

チョコのラミーが350円くらいするとかで、ラミー好きが嘆いていたけど、近所のOKで税抜き会員現金価格221円で売ってた。お菓子は食べないので買わなかったけど、これはかなり安い。バッカスも同じ値段で売っていた。

2025年10月15日水曜日

「ハムネット」読了とブログ村からの脱出

 映画化で話題のマギー・オファーレル著「ハムネット」を読了。

なんか最初から乗れない世界だったんだけど、最後までなんだかなあだった。

題材的には面白いので、映画化の方が面白くなりそう。

小説の方もずいぶんと評価は高いんだけど、こういうのって、批判しにくい。

でもね。

読んでて、エリザベス朝のイギリスの田舎の物語に見えないのだよ。

なんか、20世紀の現代人の話に見える。

主人公、シェイクスピアの妻アグネスは薬草から薬を作って病気の人に与えたりしていて、何か超能力的なものも持っているのだけど、ファンタジーに登場するような魔女的な女性では全然ない。まあ、リアリズム小説だからそれでいいのだ、という意見もあるだろうけど、彼女が薬草を扱う何か普通と違う能力のある女性で、その彼女がその力で活躍するエピソードとかほとんどない。というのも、彼女と他人とのかかわりのエピソードが希薄で、ほとんど彼女と家族の話だからだ。だから、薬草を扱う特殊な人物である彼女、という存在はわりとどうでもいいみたいに見える。

要するに、彼女はシェイクスピアの妻であり、彼との間に生まれた3人の子どもの母であり、そのうちの1人が死んでしまい、というところがメインで、そこに作者が想像をふくらませてフィクションにしているのだが、それが面白いかっていうと、まあ、面白い人には面白いのでしょう、としか言いようがない。

物語の大部分がアグネスの心理描写で、たまに夫の心理が入ってくるが、アグネスの心理描写が、なんと言いますか、最近ブログ村でよく読んでいた中高年女性のブログ記事と似たり寄ったりの内容なのですよ。

もちろん、作家の作品なので、文学的なうまさとかはありますが、所詮は、ブログ村の中高年女性のブログに書いてあることと同じ、という感じが否めない。それを文学にしたからいいのだ、というのならそうなんだろうけど、うーん、でもこのレベルで、しかもシェイクスピアの妻という特殊な設定だから興味深いだけなんじゃないの? それに、ほとんどは作者の想像でしょ、と言いたくなる。

クライマックスの「ハムレット」上演のシーンだけは映画的な表現なのだが、映画的なだけに、映画に負ける、きっと映画の方がうまくやる、という気がする。

そこ以外は小説的ではあるのだけど、やっぱり、20世紀あたりの現代人の話にしか見えない、エリザベス朝の雰囲気が希薄、人物が現代人と大差ない、ってのはどうしても気になる。

これは翻訳のせいではなくて、作者自身がそういうふうに書いているようだ。

そもそも有名人にかこつけたフィクションって、安易に見えるものが多いと思うのだが、なぜか、世間での評価は高い。

映画はたぶん、映像でエリザベス朝のイギリスを見せてくれるだろうから、期待はできる。

さて、この「ハムネット」の映画化、アカデミー賞最有力みたいに紹介されて、それで原作が図書館でも多少、借り出されていたけど、日本公開は先なのでまだまだ話題にはなってないようだ。

その後、今度は「ワン・バトル・アフター・アナザー」の方がアカデミー賞最有力という話題が出てきた。こちらはピンチョンの「ヴァインランド」をヒントにしている(原作ではない)。

その「ヴァインランド」も図書館から借りてますが、こっちは長いのでなんとなく斜め読みになってしまってる。こちらは20世紀後半のアメリカの文化が目白押し、それどころか、日本も出てきて、タランティーノの世界みたい(タランティーノの方があとか?)。映画「ワン・バトル~」もタランティーノみたいだった。

Amazonからお借りした本の画像です。

「ハムネット」


「ヴァインランド」2009年に出た版(原書出版は1990年)。借りているのはこれ。


ピンチョン全集の「ヴァインランド」2011年出版。訳者は上と同じ。


「ワン・バトル~」は日本では全然ヒットしてないので、アカデミー賞最有力の宣伝を必死でしていたが、アカデミー賞の可能性はあるけど、日本ではアカデミー賞はもはや売りにならないのだ。

さて、昨日でWindows10のサポート終了となり、一応、セキュリティに関しては延長サポートがあるのだけど、これからは前ほど安全ではなくなるので、広告がうざいサイトはなるべく見ないようにしようと決意。中でもブログ村の広告はひどい。

最近、ブログ村の、特に中高年女性の日記をいくつも読んで、それが癖になってしまったのだが、人の私生活を野次馬根性でのぞく以上の価値はないものが多く、そういうものに時間をとられるのはいけない、と思いつつ、やめられなかった。

しかし、ブログ村は最近、大きな広告ばかり間にはさまり、その上、大きな音の出る広告が時々出てくる。これが深夜とかだと大迷惑。本当に読みたいブログはお気に入りに登録し、ブログ村で見つけて読んでいたのはもう読まないことにしようと思う。

ただ、ここで中高年女性の日記を読んでいたおかげで、「ハムネット」の違和感がわかったという利点はあった。

ブログ村の上位に出てくる人の多くはアドセンスで収入を得ている人で、そういう人のブログはやはり広告だらけ。そして、アクセスを絶やさないために毎日更新。他方、アドセンスなどやっていない人のブログはマイペースで、そういう人のブログの方が読む価値がある。惰性で毎日アクセスしていたアドセンスだらけの日記はほんとうにもう読むのをやめる。

2025年10月13日月曜日

中山競馬場と上野動物園をハシゴ

 上野動物園の夜間開園は4日間だけ。2回は行きたいと思い、日曜日に中山競馬場とハシゴ。


売店入口。レースがない上、着いたのが午後3時近くで、とてもすいていた。ウィンドウの中はハロウィン仕様。




左側に京都競馬場のメインレース、右側に府中のメインレース、アイルランドトロフィーのパドック。カナテープ応援で来たのだけど、なかなか勝てないボンドガールも応援、と思ったら、前のレースでルメール落馬。こりゃやばいかも、と思ったけど、パドックではボンドガールに乗ってます。



京都の方は馬券発売締切5分前くらいに出走する馬の名前を見て、あ、ハピがいる、買うとしたらハピだな、と思って、でもこの時間帯に買うほどの勢いはなく、買わなかったら1着だよ。


アイルランドトロフィー始まります。


ボンドガール含む人気上位馬3頭、ことごとくだめで、カナテープはかろうじて3着。複勝は確保。しかし、ライラックに急追されて写真判定だった。勝ったのはラヴァンダ。人気4位から6位までが馬券内に。


船橋法典から上野に行くには西船橋&秋葉原経由と新松戸&松戸経由があって、時間は前者がやや速いけど、西船橋と秋葉原の乗り換えや電車の混雑を考えると新松戸経由でゆったり行った方がいい。すいている電車を3つ乗り継いで上野へ。

夕食どうするか? 園内の食堂は大混雑必至。弁当買って入っても座るところあるかどうか、ということで、ウェンディーズでベーコンエッグバーガーのセット。この前は久しぶりでものすごくおいしく感じたけど、今回はそれほどでもない。でも、この店は落ち着く。

だが、落ち着いてはいられない。食べ終わったらすぐに動物園へ。今回は弁天門から入る。



中山ではレースがないので本物の馬が見られなかったから、まず馬を見る。


それから7時閉館の両生爬虫類館に入ろうと思ったら、すごい行列で断念。


アイアイの森へ。外のケージにいる動物。


アイアイ館も行列できていたが、たいしたことはなくすぐ入れた。中は昼間のような光にはなっていなくて赤い光があるだけだけど、いつもの昼間の時間帯よりは赤い光が強くなっていて、よく見える。写真撮影禁止だったと思ったので撮らなかったが、アイアイがなんと、私のすぐ目の前に来てパフォーマンスを見せてくれた(ラッキー)。奥の方にももう1頭いるのがちらっと見えた。

アイアイ館のすぐ外のケージにいる動物。最初は奥の方に毛が見えただけだったが、写真を撮っていたらむっくりと起き上がってこっちを見た。



7時10分前くらいに両生爬虫類館へ戻ったら、列はだいぶ減っていた。でも中は満員電車並みの混雑で、ろくに動物見れない、写真も撮れない状態。まあ、夜の雰囲気だけでもわかれば。



金曜日にも入った小獣館。ここも大混雑。1階のマヌルネコの子どもの方は上の方でじっとしていた。


母親は金曜と同じ定位置だったけど、下に降りて、箱の中に入ってしまった。




地下はやっぱり暗い。どうも、今年は夜でも明るくしない方針らしい(アイアイ館も以前は明るくなっていたのだが)。地下のマヌルネコ。


人がいっぱいでどうしても見たいと思う動物以外はパスしてしまう。写真もうまく撮れないし。

フラミンゴ。閉園時間が近づく。


金曜も混んでいたが、土曜が雨だったせいか、日曜はものすごく混んでいた。特に狭い西園に夜見られる動物が多いので、混雑がひどい。東園に行って正門から出たけど、東園の方が明らかに人が少ない。


上野駅。休日の夜は始発電車はガラガラ。


夜間開園は今年初めて秋になったけれど、去年まではお盆の時期に1週間くらいやっていた。それが4日間になってしまい、狭い西園に目玉の動物が集中、すごい行列になってしまっているので、来年はその辺を改善してほしい。ていうか、4日間は短すぎるのだよね。

追記
日曜に中山へ行ったとき、翌日の京都のメインレースのランスオブカオスの馬券も買っておいた。で、カナテープ同様、こっちも4着にハナ差の3着。どちらもがんばった。