特典映像のDVDはすぐに見たのですが、本編のDVDをようやく鑑賞。ブルーレイはいまだプレーヤーなしで、去年買ったものも1枚も見ていません。
特典映像はメイキングと角川歴彦・夢枕獏対談が面白く、特にCGメイキングは一見の価値ありです。他のメイキングでは染谷将太の中国語が聞ける。
角川・夢枕対談では、2人とも「猫かわいい」「猫泣ける」と言っていて、映画のツボをよく心得ている感じで、この2人はちゃんとわかってるな、と思いました。歴彦、ネタバレしすぎ。
ブックレットでは角川歴彦の文章がパンフレットとまったく違う文章で、水魚の交わりという言葉で日中友好を強調しているのが印象的。パンフにあった、日本映画として見ていただくために吹替えだけに、みたいな部分はまったくなかった。
ブックレットにはパンフになかった絵による設定集があって、楊貴妃の墓の壁画に角川歴彦の顔があることが紹介されている。
本編DVDですが、うーん、やっぱり映画館に比べてはるかに小さい画面、角川シネマ新宿のスクリーン2が小さくて不満たらたらだったけど、それさえ大きかったんだなあと思ってしまう自宅の画面(パソコンで見ましたが)。色合いももとの映画に比べて今一つのところもあり、やっぱり大きい画面で見ないとだめだ、これは、と思いました。
でも、好きな映画であることを再認識。南船橋のトーホーシネマズで見たあと、頭の中に「マウンテン・トップ」が響く中、駅まで何度も歩いたことを思い出したり。
本編の特典映像は予告編や特報ですが、最初の方はどちらも中国語で、紹介の仕方も脇役の人まで顔と名前を出したり、内容も映画に沿ったわかりやすいものでしたが、その後、吹替えになると、映画の紹介も内容がよくわからないものになっていました。最初の方の素直な紹介の仕方の方がよかったと思う。
映画館では20回見ましたが(吹替え5回、字幕15回)、最初に吹替え版を見たあと、ネットで中国公開版を2回見て、それで中国語の雰囲気が頭に入ったので、その後、安心して吹替えリピーターになり、やがて字幕版公開となったのですが、ある意味、久々にパソコンで「空海」見たことになります。
というところで、ブルーレイのための機器をどうしようかということで、いろいろ迷っていたけれど、ホームシアター用のプロジェクターとブルーレイプレーヤーとスクリーンを買うという方向になると思います。これだと100インチの大画面も可能。つか、うちは壁が真っ白だから、壁に映してもいいくらい。