水曜日は、来週、浜松の動物園に旅立ってしまうカンガルーに会いに上野動物園へ。
まずはモネ展がいよいよ終盤近い西洋美術館。奥がチケットの列、左がグッズ売り場への列。
上野動物園は平日なのですいていました。
で、カンガルーや母子4頭一緒のトラや双子のパンダやいろいろ見ましたが、その話はまたあとで。
上野動物園へ行くときは、上野駅構内のコンビニでパンを買い、中でドリンクを買うのが普通。たまにさるやまキッチンで豪華に食事とか、不忍池テラスで生ビールとか。
しかし、この日は家にあったバターロール2個をサランラップに包んで持っていき、それと水だけのお昼。
節約もここまで来たか、という感じですが、お昼にお金使わなかったんだから夕食は少し豪華に、と、近所のサイゼリヤへ行ってしまった。
正月早々風邪をひき、おまけに舌の口内炎でろくにものが食べられず、その間、ネットのロイヤルホストのサイトでモーニングやランチのメニューを見て、口内炎が治ったら食べに行くんだ、などと考えていた(徒歩圏にロイヤルホストがあるけど、まだ入ったことはない)。
が、いざ口内炎が治ってくると、ロイヤルホストのモーニングって1000円はするし、ランチは2000円はする。もったいない、と思い始めた。
で、サイゼリヤのディナー1000円ですよ。
サイゼリヤでは200円の赤ワインとハンバーグ400円か、若鶏のディアボラ風500円が定番コース。この若鶏のディアボラ風はサイゼの中で一番好きな料理なので、これを頼むときは特別な感じがあります。
で、この日は特別な感じを求めて赤ワインと若鶏のディアボラ風。これだけでも十分満足なのだけど、あと1品何か食べたいと思い、玉ねぎのズッパ300円を注文。これで1000円のディナー。
サイゼの料理って意外にカロリー高いので、あまりたくさん食べてはいけない。
長年非常勤講師専門だった人が特任教授になり、収入面でも待遇面でもものすごくよくなったので、それと非常勤講師時代を比較しているのだけど、非常勤講師専門時代には帰宅が遅くなるので夕食を外食にした場合のことを書いていた。
リンガーハットで1000円くらい食べるのだけど、帰宅して自炊するか外食するかで迷った末に外食するから楽しくない、みたいなことを書いていた。
私はリンガーハットで1000円も食べたことないのだが、以前はリンガーハットには490円の餃子定食があって、私はそれ専門だった。ていうか、リンガーハットで夕食というのがほぼ選択肢にはなくて、私の夕食の選択肢は松屋の500円台の定食。かつては松屋の豚焼肉定食は550円、ハンバーグ定食は590円だった時代。その頃はかつやのかつ丼や松乃屋のロースカツ定食はワンコインだった。
そんなわけで、夕食は外食でも600円未満だったので、節約のことで悩むこともなかった。今はもちろん、こんな安い値段で外食はできないので無理だけど。
その特任教授になった人は非常勤講師を毎日めいっぱいやっていたので、収入は私の何倍もあったはずだが、それでも常に節約のことを考えていたのか、と思った。たぶん、研究にお金がかかっていたからだろう。私は長い間、試写で映画を見られていたので、試写を見られなくなるまでは映画代はあまりかかっていなかった。研究もやめていたので、お金はかかっていなかった。
その人は特任教授になってわかった非常勤講師のつらさについても書いていて、それは同感できる。私は映画の仕事があったときは非常勤講師は映画の仕事を続けるための生活の糧という考えで、だからたいていのことは我慢できたのだが、映画の仕事がなくなってからはいろいろつらくなってきた。
特に英語を教えるのがすごくいやになった。映画や英文学の授業をさせてもらえていたのが救いだったが、その授業が学生に人気があっても大学側にとってはそれはどうでもよく、いつでも切れる人と思われていたのがショックだった。
そして、郊外に引っ越してから非常勤先への通勤時間が増えたのだが、この通勤時間がかなりのストレス。非常勤講師専門であちこち掛け持ちしている人にとって、この通勤時間の疲労とストレスは大変なものだろうと思う。教えている時間より通勤時間の方が長いのだ。