2024年7月31日水曜日

団地内の外壁塗装工事

 酷暑お見舞い申し上げます。

いや暑い。このところ2日連続お昼ごろから深夜1時くらいまでエアコンつけっぱなし。電気代がかかるだけでなく、暑さに弱い体になるのが心配。

それにしても、一番暑いこの1か月だけ電気代補助やめる日本死ねって感じですね。定額減税だって一律4万円配ってしまえば楽なのにいちいち面倒なことして、それで国民にありがたく思ってもらえると思ってるらしいのが余計腹立つ。迷惑なのは自治体の方々。さらに健康保険証廃止でまたまた大変になりそう。

例の国民健康保険証が届かない件、実は市役所が郵便局に預けてから10日たってもまだ配達が終わっていなかったことが判明。それから2日後にようやく届きました。

そして昨日はコインランドリーへ洗濯に行き、乾燥が終わる直前に強い雨が降り出した。雨は予想していたので傘と洗濯物を入れるビニール袋を持っていたが、ものすごい降りで、歩いて帰ったらびしょぬれ。が、洗濯物は無事でした。20分待てばやんだのだけど、そのときはいつやむかなんてわからないわけで。

そのコインランドリーへ行くには団地の1DK中心地区を通って行くのだけど、そこは今、外壁塗装工事中で、地区の西半分が足場を組んでいる最中、あちこち通行止めで、道を歩くのもままならない。

なんでもこの地区、塗装工事期間は網戸をはずさねばならず、パラボラアンテナも取り外さねばならず、洗濯機やエアコン室外機はベランダに床置きできないとか、いろいろ注文があるけど、それを高齢者の多い住民が自分でやらないといけないとか、かなり大変そう。しかもこの暑さ。作業員も大変だが、住民も大変。

まだ足場が組まれていない東半分だけど、ここは建物と建物の間にみごとな八重桜などが植わっているところが何か所もあって、ベランダのすぐそばまで枝が来ているところもある。


ここで塗装工事するときは枝を切られてしまうかもしれない。来年の春にはもうこんな風景は見られないのかも。

9年前、この団地に内見に来たとき、最初はこの地区の1DKを見ていた。今より家賃が8000円くらい安かったのだが、2部屋見てどちらも隣が気になり、契約せず。その後、契約などをする事務所を訪ねて話を聞いたところ、2DKをすすめられ、2DKと3Kが多い地区を見に行ったところ、こちらは比較的最近外壁が塗りなおされた感じできれい。しかも、1DKの建物はベランダがゴミ屋敷になっているところが散見されたのに対し、こちらの地区のベランダはとこもきちんとしていた。

あとは好みの場所に好みのタイプの部屋が出るのを待って、現在の部屋を契約。

もしも1DKを契約していたら、この夏は大変だった。

1DKの地区で下見した2部屋はどちらも駅から近く便利で、車の通る道路から離れていて静かだったけれど、ゆるやかな坂の途中にあるのも気になった。今の部屋はそばに朝夕は交通量の多い道路があるけれど、平らな場所に立っているので、落ち着く。坂の途中というのは文京区で最後に住んだアパートがそうで、こちらは急な坂だったけれど、やはり落ち着かない場所だったのだ。

2024年7月29日月曜日

暑いのでサーフィン、競泳、水球を見たよ

 パリ五輪はTVerで見られるとわかり、じゃあ、深夜にちょっと見てみるか、とアクセスしてみたら、いろいろ競技を生中継してるけど、暑いのでサーフィン、競泳、水球を見た。

タヒチの海と山はよいなあ、プールいいなあ、久々にプール行きたいなあ、そして、前から興味があった水球。アイスホッケーをプールでやってるみたいな競技で、見ていて面白い。自分でもやってみたいと思ったことあるんだけど、水の中、見えないところで足を引っ張ったりしてるとか聞いたことがある。

プールに最後に行ったのは2020年元日。その後、コロナが怖くて行かなくなった。プールではなく更衣室が危険な気がするのだ。でもそろそろ行ってみたい。4年前に買った新しい水着がまだ一度も使っていない。しかし、行くとしたらどこのプール? 地元のプールは交通の便が悪すぎるし、それ以外だと交通費がばかにならない。以前は試写の帰りとか、何かのついでに行っていたんだけど。

日曜日は中山競馬場へ避暑に。


この日は新潟と札幌で3レース馬券を買ったのだけど、こういうふうにいろいろ買うとだいたい当たらない。特にアイビスサマーダッシュは韋駄天ステークスの上位3頭に期待したが、すべてはずれ。クイーンステークスはボンドガールに期待したけど単勝しか買わなかったので(安定の2着だのお)。

悔しいのは、以前買って惨敗だったコガネノソラが優勝したこと。チェルヴィニアも桜花賞で買ったときは惨敗で、そのあと買わなかったら優勝だったけど、どうもこのパターンがあるようだ。期待してがっかり、次は見放す、と、優勝。

先週は猛暑でも中山競馬場の外は風が涼しかったけれど、さすがに昨日は外に出ても熱風が吹いていた。フェーン現象で暑いようだ。

新潟が長い昼休みをはさんで6時半頃までやるので、中山もいつもはとっくに帰っているこの時間に写真が撮れた。ターフビジョン2台もメンテが終わり、再来週には復活予定。




来週はよくわからない馬しか出そうにないから行かないかもだな。でも館内はギンギンに冷えてて、避暑にはとてもいい。

2024年7月28日日曜日

隅田川花火大会のTV中継がしょぼすぎる

 昨夜は有名な隅田川花火大会。文京区に住んでいたときは適当に見られる場所はいくらでもあったので、そこで見ていたが、郊外に引っ越してからは江戸川の土手から眺めるようになった。

去年の写真。花火は小さいけど、スカイツリーと一緒に撮れるのがよい。第1会場と第2会場の両方の花火も撮れる。



で、今年は猛暑だし、風邪で咳がひどいし、1日中エアコンつけて部屋にいて、夜はTVerでテレビ東京の中継を見ることに。

テレ東が中継してるのは知ってましたが、テレビは持ってないし、ってことで、これまで見たことはありませんでした。

が、昨年、江戸川区と市川市の合同花火大会の一部始終がネットで見られて、これがとてもよかったので、隅田川花火大会のテレ東の中継をネットで見てみることにしたのです。

ところが。。。

花火が上がってるのに、スタジオのゲストばかり映してる。

時々映る花火もなんかしょぼい映し方で、全然工夫がない。

スタジオのゲストの話、会場のあちこちのゲストとお客さんの話が多く、これがまたつまらん。

ゲストなんか見たくないよ、花火が見たいのよ。

でも、隅田川の花火大会って、実はそれほど豪華じゃないのかもしれない、と思った。

実際、ここより豪華な花火大会はいくらでもあると思う。江戸川区と市川市もそうだし、去年遠くから眺めた手賀沼の花火大会(柏市と我孫子市の共催)も豪華だった。

隅田川は打ち上げ場所が狭いのだろう。昔からの知名度と、スカイツリーのそばとか、そういうロケーションで受けてるのかもしれない。

文京区に住んでいた頃は、隅田川の花火大会は上野駅周辺や谷中霊園で見た。屋上から見られるマンションに4年間住んでいたこともある。谷中霊園では、花火の上がる音に猫たちがおびえて私のそばに寄り添うので、せっかくの花火が見れず、音だけしか聞けず、やがて花火が終わって音がしなくなると、猫たちはさっさとどこかへ行ってしまうとか、そういう思い出もあった。

文京シビックセンターの展望室で見たかったな。きっと混むだろうけど。

松戸の花火大会が一部の人しか近くで見られず、あとはネットで見ろとかふざけんななので、今年は葛飾区の花火大会を江戸川の土手から見ようと思っていたのだけど、気がついたら火曜日に終わっていた。松戸と同じ日にやっていた江戸川区と市川市の花火は今年は8月下旬。手賀沼の花火は同じ日に。でも、花火大会へ電車に乗っていくと帰りが大変。

2024年7月27日土曜日

いやな咳、そして人様のブログの話

 1週間ほど前にエアコンつけたまま仮眠してしまい、そのあと、喉がなんとなく痛くなった。

やだなあ、やっぱりエアコンだと喉痛くなるのね、と思っていたら、そのうち今度はくしゃみ鼻水。ありゃ、風邪だ。

そして次は咳。典型的な軽い風邪の症状だけど、この手の軽い風邪とは無縁の私にとってはなんかすごくいやな感じ。まさかコロナじゃないよね?

その咳が、昨日からひどくなってきた。どうもエアコンつけるとひどくなる、冷房があまり効いてない図書館で扇風機かけてるとひどくなる。うーん、これ、ほこりが舞っててそれで咳が出る?

とりあえず、空気清浄機を兼ねている脱臭機をかけ、風邪薬も飲んで、今はエアコンの効いた部屋でこれを書いている。薬が効いてきたのか、今は咳はない。

あるブログで、風邪をひいたあと、ひどい吐き気とめまいに悩まされた、という記事があったけれど、コロナを疑わないのだろうかと思った。風邪は軽かったようだが、風邪との関連をまったく疑っていないみたいだった。吐き気とめまいはコロナの後遺症の症状の中にある。そうでなくても風邪で三半規管に影響があったのかもしれない。

その吐き気とめまいに悩まされた方、仮にAさんとしておきますが、このAさんは大学進学で地方から上京し、そのときに住んだ山手線の外、西側のQ区に住んでそこが気に入り、その後もほとんどそのQ区で過ごしたのですが、50代になり、老後を考えてマンションを買うことにしたものの、Q区では高くて買えず、埼玉県にマンションを買った。そのマンションは非常に住み心地がよく、気に入ってるのだけど、周辺環境が悪く、Q区のマンションに住み替えを考えているのだが、23区内のマンションは高騰していて買えない、という話をえんえんと何年もブログに書いています。おもにその埼玉県の某市の悪口や愚痴がメインで、愚痴や悪口のブログって、けっこう読んでしまうのですね。

世の中には愚痴や悪口ばかり書いているブログがたくさんあって、どれもそれなりに人気があります。他人の愚痴や悪口ははたから見ると面白いのでしょう。Aさんのブログもアクセス数はかなりありそうです。

そのあと、このAさんとは対照的なBさんのブログを見つけました。Bさんも大学進学で地方から上京し、AさんのQ区に近い山手線の外、北側のX区に住み続けています。Bさんは実家が裕福なようで、20代のときに父親が買ってくれた3Kのマンションに住んでいますが、40代後半になって病気になり、仕事をやめ、無職を続けているにもかかわらず、50代前半で6000万円のマンションを購入。しかも現金払い! 老後の資金もあるようで、仕事をやめた時点で相当な資産があったようです。家族や親族に投資をしている人がいて、若い頃から投資をして貯めた分もかなりあるよう。

このBさんの買ったマンションというのが、どうも、Aさんが住み替えを希望しているQ区みたいなんですね。

Aさんは4000万円くらいまでしか出せそうにないらしいのですが、Q区でこの値段だと狭い部屋しかない。6000万円出さないとまともなマンションは買えない、というのがBさんのブログを読んでよくわかりました。

Bさんは父親が買ってくれたマンションが老朽化し、老後はいつまでもここで暮らせないと思って新しいマンションを買ったのですが、すぐには引っ越しせず、賃貸に出しています。家賃は月20万円らしい。そして、ずっと無職だったのですが、その後、また仕事に復帰することになり、ブログをそこでやめています。

AさんもBさんも仕事はフリーランスで、自宅でパソコンで仕事をするタイプ。Aさんは大きな会社と契約して、おもにそこからの仕事をしているようですが、Bさんも無職になる前は似たような感じだったのではないかと思いました(あちこちから仕事を受けていると、一度にやめるということになりにくい)。

2人とも、中年独身女性がマンションを買うときの話を書いて、これから買う人の参考にしてもらおうという意図でブログを書いていたので、マンション購入についてはかなり詳しく書いています。そのマンション購入の過程での不動産屋の対応なども詳しく書かれているのですが、これまた驚くほど対照的。予算の多いBさんの不動産屋は大変協力的で、良好な関係を築いているようなのですが(賃貸に出している新しいマンションでも不動産屋とつきあいがある)、予算の少ないAさんは不動産屋からまともに相手にされてないな、という感じが濃厚なのです。

若い頃に父親からマンションを買ってもらえ、中年になって無職になっても現金で23区にマンションが買え、老後資金も潤沢にありそうなBさんと、若い頃は貧乏で苦労し、今は平均以上ではありそうだけど、希望の場所にマンションが買えないAさん。どちらも地方から上京し、仕事はフリーランスという共通点があるけれど、裕福な人にもいろいろ格差があるのだな、と参考になりました。

2人とも池袋が好きなようですが(それ以外にも都内の好きな場所がかぶっている)、池袋に対する意見も、裕福なBさんとプチ裕福なAさんで相当に違っています。同じように地方から上京してきていても、文化的な格差みたいなのがはっきりとあるのだなと思います。

2024年7月25日木曜日

節約と断捨離

 30年近く前に買った本体とスピーカーで計25万円のCDコンポがCDを認識しなくなってしまい、欲しいのはマランツの11万円のCDプレーヤーだけど、現在の経済状況ではとても買えない。とりあえず音楽が聴ければ、ということで候補にあがっていたのがパナソニックのこれ。


価格コムでは最安値が2万円弱。ヨドバシは少し高めだけどポイントが5000円くらいある。ということで、ずっとヨドバシの値段を見ていたのですが、昨日、20170円にまで下がったのですね。

これは買いだ、と思い、昼間にお金をおろし、ネットで申し込んで上野のヨドバシで買おう、明日(つまり今日)はついでに65歳以上無料の科学博物館へ行こうかな、などと考えていたものの、昨日のうちにネットで申し込まず、夜中の12時すぎにアクセスしたら、1万円近く高くなっていた(3万円弱)。

どうやら昨日のうちに在庫が減ったので高くしたみたい。

まあ、どうしても欲しいものではなかったので、むしろ、節約になったと思いますが、こんな状態なので最近、ほとんどCDを聞かない。聞かないなら全部まとめて売ってしまった方が断捨離になるし、今は売ってもあまりお金にならないけど、少しは収入になる、と思ったのです。

でも、残っているのは買い替えがきかないCDばかりなので、やはり手放すのは惜しい。むしろ、見ないDVDを整理すべきなのですが。

おろしたお金で健康保険税とかいろいろ払えます。で、今ある健康保険証、今月末に有効期限が切れるので、新しいのがとっくに届いているはずなのに来ない。先週から気になっていて、しかも先週は2日連続、郵便受けを誰かに開けられた形跡があったので、鍵をつけることも考えているのですが。とりあえず、役所に問い合わせです。でも、新しいのを再発行してもらったとしても、誰かに盗まれたのは悪用されるわけで、それが心配。以前は健康保険証は書留で来ていたのに、少し前から普通郵便で来るので心配だったのですよね。

通販で買ったクロワッサンサンダルは何度はいても足が痛くなり、いっこうになじむ気配がないので、捨てるしかないのかな。これでまたお金をドブに。クロワッサンサンダルでこういうことは過去に一度もなかったので、やはり通販だと不良品や偽物が来るのか、あるいは、クロワッサンサンダル自体が以前より劣化しているのか。定価が以前と同じなので、劣化してるのかもしれません。

2024年7月22日月曜日

中山競馬場へ避暑に

 暑い日はギンギンに冷えている中山競馬場へ。


久々にメモリアルウォークを撮るよ。





ターフビジョンはメンテ中で、外は暑いので、みんな中にいますが、無料開放中の外の指定席のてっぺんへ。ここは風が強くて涼しいので、意外とすごしやすいです。ターフビジョン復活したらまたここで見たい。



写真を撮ったら、中に入って、ホールに座ってモニターを見ます。

21日のメインレースは小倉の中京記念。なんで小倉で中京記念? つか、来月は中京で小倉記念とか、わけわからん。場所より時期を優先か?

その中京記念、出かける前はニホンピロキーフという馬が1番人気だったのだけど、この馬、ハンデが少ないという以外、決め手がないのになんで1番、と思ったら、あとになって、某芸能人が300万円も馬券を買っていたことが判明。

競馬場に行った時点では、この馬はたぶんだめだろう、多少ハンデが重くても実力のあるエピファニーとエルトンバローズで行こう、と思っていたので、この2頭を買ったら、2着と3着。が、払戻金が家を出る前より低くなってるので、なんでやねん、と思ったら、実はエルトンバローズが1番人気、エピファニーが2番人気になっていたことが判明。

例の芸能人は予想がはずれることで有名なので、この人が推した時点でみんな他の馬へ行ったのでしょう。こういうのがあるから気をつけないとね。

1着はアルナシームでしたが、この馬も少し気にはなっていたのです。それより、エピファニーとエルトンバローズでワイド買っとくべきだった。人気馬の複勝2頭では、他の馬も買ってると赤字です。ま、30円の赤字なんで、涼しいところでレース見られて無料のお茶も飲めて、小倉最終では地方競馬に転身する小牧騎手の大穴勝利が見られ(2年ぶりの勝利とか)、札幌メインレースの武豊の豪快な勝利も見られたので満足。札幌で大倉山が映ったときはなつかしさがこみあげました。

2024年7月20日土曜日

ひまわりがない

 久しぶりに近所の公園へ出かけたら、毎年あったひまわり畑が今年はない。

ひまわりが見たかったのに。

大きなトンボがいた。


暑いので、園内の冷房のきいた場所でまったりしたあと、池のまわりを散歩して、近くの図書館へ。フェラーリの本を返却したあと、新着図書コーナーを見たら、こんな本が。


失われた絵画の復元を手掛けた人が書いた本で、残された古い写真をもとに再現していく。

最後にとりあげられているモネの「睡蓮、柳の反映」は比較的最近、フランスで発見され、松方幸次郎がモネから直接買ったものだと判明、松方家に返却され、松方コレクションのある西洋美術館に寄贈されたもの。絵は保存状態が悪く、上半分の絵の具が消失してしまっていた。

西洋美術館は松方コレクションのために作られた美術館で、2019年の開館50周年を記念して松方コレクション展を予定していたので、これを再現して目玉にしようと、復元を試み、ということで、その過程がこの本に詳しく書かれている。

松方コレクション展はもちろん、行ったし、このあとも常設展に展示されているのを何度も見た。西洋美術館はこれからモネ展が予定されているので、そこでも展示されるでしょう。(展示されていたのは上半分がないオリジナルの絵で、復元された絵はプロジェクターで示されるなどしていた。)

AI技術を使ったというのが新しいところだけど、それより興味深かったのは、ガラス乾板写真をもとにしたことで、他の失われた絵画もこのタイプの写真が残っていて、それを参考にしたらしい。モネのはまだ作品自体は残っているけれど、焼失してしまった作品を古いモノクロ写真から再現するのだからすごい。

このガラス乾板写真というのも興味深かったけれど、写真の方がメインではないので、こちらはあまり詳しい説明はなし。ただ、写真というものはレンズの前にあるものを保存するのではなくて、レンズの後ろに写ったものを保存するのだ、という指摘にうなずいた。それは映画や動画にも、そして、人間の見るものにも言えることなのだな、と思った。

夕方だったせいか、図書館の閲覧席がすいていて、まずそこでこの本のモネのところを読み、ほかも読みたいと思ったので借りて帰った。そのあと、駅前のマックで食事して、また少し読書、と思ったら、メンテナンスで閉店していた。メンテナンス予定とか書いてなかったと思うのだが、いつまで閉店なのかも書いていなかった。今日はやってるのだろうか?

しかたないので、久々、サイゼリヤで食事。が、ものすごく混んでいて、座席も選ぶ余地がなく、隣がうるさいグループで、私が隣の席に座ったときはすでに食事が終わっていたのに、その後もまったく帰ろうとせず、そのうち、もう1人来てさらににぎやかに。

その頃にはすいてきたので、近くの別の席に移り、また注文したので、けっこうなお値段になってしまった。マックのセットの2倍以上。でもまあ、お気に入りの若鶏のディアボラふうが食べられたので満足です。

今年になってからサイゼリヤがいつもものすごく混んでいるのだけど、どうしてなのか不思議。去年まではこんなに混んでいなかった。セルフレジになっていたのにもびっくりした。

2024年7月17日水曜日

あなたは埼玉を欲しがっているのです。

 諭吉カードをおろしにいったら、栄一カードが出てきました。

ご縁があるようにと、5円玉を置きました。


ホログラムがきれい。上は諭吉。


「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」の終わり近く、新1万円札がずらっと並んで、「あなたは埼玉を欲しがっているのです」のナレーション。

すぐには目にしないと思っていたら、こんなに早く。

昨夜はこの「埼玉 琵琶湖」の特典映像DVDを見ましたが、撮影現場が和気あいあい。百美役の二階堂ふみはたった3日間の撮影だったそうで、売れっ子女優なのでスケジュールの都合がつかず、出番少なくなったのだな、と思いました。

さて、最近読んだ本と、借りてきた本。


右は「フェラーリ」原作。市立図書館から文庫借りておもにそっちを読みましたが、県立図書館から借りた単行本の方が写真が多数。

そして左は今日、やっと借りられた「関心領域」の原作。

「関心領域」もすでに4分の1くらい読みましたが、どちらも映画の原作というよりは、インスパイアされた、参考にした、という感じ。「フェラーリ」は映画になったのは原作本のほんの数ページだし、「関心領域」も映画とはだいぶ違う話です。

2024年7月14日日曜日

西洋美術館の中世写本展

 2019年から20年にかけて、西洋美術館の常設展で3回に分けて展示された内藤コレクションの中世写本の数々が、企画展として現在公開中。


雨模様なので人は少なく、チケット売り場も閑散。私は日本橋で「メイ・ディセンバー」を見る前に八重洲地下街の金券ショップでチケットを買っていたので、そのまま入ります。


写本というのは印刷技術が発達する前に手書きで写したもので、1冊の本になっていたものがページを切られて売られているのを医学部教授だった内藤裕史氏が趣味で集め始め、長年コレクションしたものを西洋美術館へ寄贈したのでした。






本のページを切り取ったものなので、裏表に絵や文字が描かれています。この展示の仕方では裏と表の両方が見られます。





聖母マリアに冠をかぶせる絵だと思いますが、マリアの顔が見てきたばかりの「メイ・ディセンバー」のジュリアン・ムーアに似ている。






内藤氏が唯一、手元に残した写本リーフ。表と裏がありますが、裏を見る人は皆無でした。




2019年から20年に行われた3回の展示のうち、2回を見ているので、見たことのあるものが多かったですが、新たに見られたものも多かった。








最後にあった内藤氏の言葉。内藤氏については略歴が簡単に記されているだけで、写真もないのですが、2020年の3回目の展示の最終日、閉館間近な時間に、売店の片隅にひっそりと立っていた高齢男性がいて、もしかしてこの人が?と思ったのを思い出しました。内藤氏の著書が置かれた場所のそばだったのだけど、真偽のほどは不明。


美術展は必ず2回まわるので、もう一度、最初の場所に戻ります。よく見ると、これはガラスで、外が見えます。



入ったのは5時頃で、6時半頃からもう一度まわりましたが、ひとまわり目は人が非常に少なく、見やすかったけれど、ふたまわり目は急に人が増えて、スムーズには見られなくなっていました。

展示作品リストと、金券ショップで買ったチケット。


8月3日は無料デーですが、相当混むだろうな。もっと安ければ何度も行くのに。常設展でやっていたときは65歳以上無料なので、何度も行きました。

売店ではいつも売られているものに少し、新しいグッズが加わっていました。常設展のときにあったスカーフがまた復活していたけど、前は13000円くらいだったのに2万円近くになっていた。あれ、ずっとほしいとおもっていたのだけど。絹100%ですからね。