「フェラーリ」の原作になった本を読んでいるのだけれど、映画はこの本の映画化とは言えないものだった。主人公フェラーリが、映画と原作ではだいぶイメージが違う。映画で描かれたエピソードは、原作ではごくごく一部でしかない。しかも、史実なわけで、この本のおかげで知られた話ではない。たぶん、映画化権が買われていたので、利用したのだろう。
その本に、「成功からは何も学べない。失敗こそ学ぶことがある」みたいなフェラーリの言葉が書かれていた。
まさにそのとおりなんですが。
先日、ようやくエアコンが入ったのだけど、いろいろ不信感を抱いてしまった。
家電はずっと某量販店利用だったし、他の店より値引きされていたので買ったのだけど、買うときの店員の応対がかなりひどかった。態度が悪い、とかそういうことではなくて、仕事がまともにできない感じだった。また、エアコンを買った客から、追加の工事費をたくさん取られたという苦情が多いのかな、という感じを受けた。
そして設置当日。ああ、やはり、という感じで、ぼったくり追加工事費。
業者の車を停める場所がない+階段が狭い 5500円
室内機と穴が数十センチ離れている 3300円
役に立たないドレン逆止弁 2200円
最後のは、某店で、これをつけないとボコボコうるさいと言われ、つけることにしたので、業者のせいではないが、つけても音はするし、あとで調べたら、頻繁に掃除しないと水漏れの原因になるという。しかし、業者は掃除のやり方の説明などいっさいしなかったので、やり方がわからない。
納得の行かない追加費用だからといって、1万円くらいでやめますとは言えない。そこがねらいなのだろう。また、この手の量販店だと、工事費込みと言いながら、業者にはスズメの涙しかお金を渡さないのかもしれない。
修理のときは業者に電話を、と言われたが、延長保証までつけてもらったのに、業者に電話じゃまたぼったくられるだろうと思うので、修理は販売店に依頼するつもり。
エアコン自体はとても快適で、機械はよいものだと思う。
(この件については追記しました。)
今、賃貸はたいていエアコンがついているので、賃貸ばかり住んでいる人はエアコンを買うこともあまりないだろう。私もこの年になってエアコンを買うとは思わなかったが、もしも5年くらいで使えなくなってしまったら、また買わなければならない。でも、10年以上使えたら、そのときは寿命が来てるかもしれないし、そうでなくてもエアコンを買う経済的余裕はもうないと思う。
私は賃貸でもエアコンのないところに住んだ時期の方がはるかに長いが、1980年代までは賃貸にはエアコンがついていなかった。当時はセパレートタイプはアパートにつけるのはむずかしく、自分でつけるとしたら窓式エアコンで、128000円で買ったのが1985年ころだったか。
それが10年くらいで壊れて、そのあとはエアコンなし。2000年代半ばにエアコンのあるアパートに引っ越したけど、そこは4年で退去。その後はまたエアコンなしの賃貸で現在に至っている。
前に書いたひきこもりのストーカー男が2階にいるので、引っ越しの可能性を考えたらエアコンは買いたくなかったのだけど、暑さを避けて夜遅くまでやっているコーヒーショップですごし、それから帰ってくる時間がちょうど、そのストーカー男が窓から見張っていていやがらせをするときなので、昨年夏は毎晩いやがらせをされていた。また、コーヒーショップも値上がりして、これだったらエアコンの電気代の方が安いと思うようになったのだった。
そんなこんなでエアコン自体はありがたいのだけど、量販店はもうあまり利用したくないな、そして、安さで買ってはいけない、特にエアコンのようなものは、ということを肝に銘じたのであった。
追記 某量販店に苦情を入れたところ、駐車場うんぬんのところはやはりおかしいということで、返金してくれることになりました。