2024年7月3日水曜日

多慶屋

 上野御徒町周辺といえばABAB以上にお世話になったのが多慶屋。

その多慶屋の昭和通り交差点にあった本館A棟B棟がなくなっているのがわかったのが昨日。

その先に以前は1階が薬売り場だった店舗がTAKEYA3となっていて、1階で売っている物が靴下や下着になっているのを見たのだけど、実は、その奥の一帯(多慶屋の店舗がいくつもあった)が2年前の秋にTAKEYA1としてグランドオープンしていたことを知る。

グランドオープン予定だった頃の多慶屋のサイトの地図です。


10年ひと昔というけれど、郊外に引っ越して9年近く。以前はひんぱんに行った多慶屋も引っ越してからは1度か2度行ったくらい。それもかなり前。

ググったら、古い店舗の写真の出ているサイトがあったりして、ああ、もうこの風景はないんだ、と思い。。。

多慶屋はとにかく安い。なんでも安い。そして現金払いのみ。ポイントだのなんだのめんどくさいものはない。そして、正月の初売りの日に行ったら、粗品の入ったご祝儀袋をくれた。中身はボールペンだったかな?

ほんとに古きよき時代のお店という雰囲気で、大好きでした。

ただ、難点は、小さな店舗から始めて近くの土地を買って店舗を増やしていったので、小さい店舗がいくつもあり、買いたいものに合わせて店舗めぐりをしなければいけなかったこと。そして、A棟B棟の2つからなる本館がエスカレーターが使いづらく、上の階へ行くのが大変だったこと。AB2つの棟はいくつかの階で横移動できるのだけど、どちらも狭いので、売り場をいろいろ見ようとすると縦移動が必須で、その縦移動が面倒だった。

そんなわけで、多慶屋は本館はもっぱら1階を利用、あとは今のTAKEYA3と、その奥の一帯にある多慶屋の複数の店舗を見て回るのが常だった。

その奥の一帯のすぐそばに公園があり、また、カフェベローチェも近いので、多慶屋めぐりして公園のあたりを歩いて、そのあとはベローチェで、というのが当時の買い物コース。

なつかしいな。

その一帯はまとめて1つのビルになってオープンし(ダイソーとサミットが入っているようで、ダイソーと赤札堂が入っていたABABの閉店にも何らかの影響があったのだろう)、そして来年の秋には本館のところが新しい店舗(おそらくTAKEYA2)になるようだ。

多慶屋もいつのまにかインバウンド御用達になっていたようで、観光バスが来るとか。いやもう、時代の変化にはついていけません。昔をなつかしむのみ。