2024年12月5日木曜日

意外にすいていたモネ展

 モネ睡蓮のとき展は大混雑だというので、早く見なければ、と思い、水曜に出かけた。

平日は3時半頃に入場待機列が解消するというので、3時半すぎに入ることにして、まずは日暮里駅。クリスマス恒例のディスプレイ。


谷中霊園から見た御隠殿坂橋と京成線。


右が橋へ行く道、左が坂で、昔はこの先が踏切だったという。


橋の上。金網に撮り鉄の開けた大きな穴がいくつかある。昔は小さい穴しかなかったのに。



霊園側に戻り、スカイライナー。


逝ってしまった愛する猫のいた思い出の場所のいくつか。あまり変わっていない場所。(変わってしまったところは風景として美しくなくなってしまった。)





八柱霊園のお気に入りの木と同じ木があった。まだ小さい木だが、八柱霊園の木より紅葉している。


霊園を出て上野公園へ。上野動物園の旧正門。


西洋美術館。3時45分くらいに着いたが、前庭にすごい行列でびっくり。入場待機列かと思ったら、グッズ売り場へ入るための列だった。グッズ売り場が狭すぎる。


ロダンの考える人とカレーの市民。



モネ展の入口を入ったところ。上から見下ろす。


入ってみたら、思ったほど混んでいない。入ってすぐのところに常設展で何度も見た2枚があって、その前に人だかりができていたが、何度も見たし写真も撮っている絵なので素通り。そのあとの地味な絵はそんなに人がたまらない。その先にまた常設展で何度も見た絵があって、そこも人が少したまっていたので素通りして先へ行くと、そっちはあまり人がたまらないのでゆっくり見れる。

そのあとは初めて見る絵が並んでいたが、やはり人がたまるというほどではない。睡蓮や花の絵が中心で、見ごたえがある。

そして写真撮影OKの睡蓮の部屋。常設展で何度も見た2枚を含む展示で、フランスのモネの美術館の部屋を模した展示室らしい。狭いので混みあっているけれど、並んでいれば順番に絵の正面に来るので、そこで写真を撮ればOK。





そのあとはまた写真撮影不可のエリアで(不可のエリアは暗い)、晩年の描きなぐったような絵が集まっている。近くで見るとわけわかめなんだが、遠くから見るとわかるというモネの深さを感じる。近くで見ると、あ、ここに赤が入ってる、と思うのだが、遠くからでは赤は見えない。でも、そういう細かい色使いが遠くから見たときに効果を発揮しているんだろうと思った。最後の柳と睡蓮も、近くで見るのと遠くから見るのでは印象が違う。

逆戻りして最初の場所へ。下の部分は外の光を入れているので、暗くなると真っ黒。


モネ展紹介の5分のビデオを見てから、もう一度まわる。入場締め切りの5時をすぎたので、そのあとしばらくは貸切状態。そして撮影可の睡蓮の部屋へ。

真ん中の絵が常設展で何度も見た睡蓮。


左の絵は数年前にフランスで発見された松方コレクションの1枚で、絵の具が落ちてしまっているが、松方コレクション展でお披露目されたあと、常設展でも展示されていた。


睡蓮。3枚目の写真がポスターなどに使われている絵で、絵葉書売り切れだった。




閉館時間の5時半直前に出てグッズ売り場をのぞいたけど、暗くて絵葉書がよく見えない。気に入った絵は絵葉書になってない感じだった。グッズ売り場がいつもより狭くて動きづらく、絵葉書をチラ見しただけで外へ。


前庭。月と星がきれい。


常設展の小企画展も期待しているのだけれど、モネ展から流れてくる人で混むのが心配。