2024年12月29日日曜日

オーガスタス・ジョンとその時代

 上野動物園のあと、西洋美術館の常設展で開催されている小企画展、オーガスタス・ジョンとその時代を見に。

イギリスの画家たちの作品ということで、前から期待していましたが、なんせモネ展の人気で、上野動物園に来る前に見たとおり、入場券買うのも長蛇の列(常設展とモネ展で売り場が分かれていない)。モネ展の半券で入れるのだが、65歳以上無料の特典を生かしたい。ということで、モネ展がすいてくる夕方の時間に。そこそこ並んではいたけど、わりと短時間でチケットゲット。私以外は全員モネ展。

ル・コルビュジエ設計の本館に入ります。


前にも書いたように、動物園に3時間くらいいただけでものすごく疲れていて、本館入ってもあまり絵を見ずに座る場所に腰掛けてしまいました。常設展は小企画展以外はモネ展が始まる直前に行ったときとほとんど同じ展示だったので、座る場所から絵を眺める程度に。

そしてお目当ての小企画展。




オーガスタス・ジョンも、他の画家たちもまったく知らなかったので、どれが誰の絵とかあまり意識しないで見てしまいました。ジョンの絵はほとんど素描で、油絵は別の画家のもののようです。











モネ展から流れてくる人が多い常設展ですが、この小企画展は素描が多いので、人は少なく、ゆっくり見られました。鉛筆による肖像画とか、私も30年前に趣味で描いていたよなあ、と思い出したり。


小企画展以外では、初めて見た絵が1枚ありました。最後のエリアのピカソの隣にあったブラックの絵。


モネ展から流れてくるお客さんは常設展の絵にはあまり興味ないみたいで、座ってスマホいじってばかりの人もちらほらいたし、絵もあまり熱心に見ないし、素描の多い小企画展は最初からパスっぽいので、常設展しかやってないときのお客さん(熱心)に比べると人は多いけど見やすいっちゃ見やすいです。

モネ展のグッズ売り場は相変わらずの混雑。常設展から出る頃には入場制限は解除されていたけど、それでもぎゅう詰め。この前は暗くてよく見えなかった絵葉書をじっくり見たけど、本物の迫力がまったくないので、今回はお金があっても買わなかっただろうな、と思いました。売り切れの絵葉書も多いですが、セットが2種類あって、両方買うと全部そろうようになっています。しかも値段は割引。