2024年5月31日金曜日

郊外生活9年間の変化

 今年の9月で、郊外の団地に引っ越して9年になります。

初めて内見で訪れたのが6月なので、そこから数えればちょうど9年。

とにかくスーパーが多くて安くて、広い公園があるし、図書館事情も抜群によく、残念なのは都心のように落ち着けるカフェがないことでしたが(カフェはたくさんあるけど、地元の人たちでにぎわっていて、落ち着かない)、そのうちシネコンの入ったショッピングセンターができるし、遠征して八柱霊園へ行くのも楽しみになり、引越はおおむね成功ですが、それでも時代の変化なのか、この9年間に周辺はいろいろと変わりました。まあ、残念な方に変わったのが多くて、しかたないのですかね。

昨日開店したOKですが、その周辺が最も変化したところです。

そこは1年くらい前まではくすりの福太郎があったのです。

このあたりはただの住宅街なので、自分では写真を撮っていなかったので(今にして思えば、撮っておくのだった)、くすりの福太郎の写真は松戸ロード様のサイトからお借りしています。


くすりの福太郎のけっこう広い店舗。その前に駐車場。左奥には別の駐車場があって、空が広々。昇ってきたばかりの満月をその別の駐車場とくすりの福太郎越しに眺めるのが好きでした。

右側は道路を挟んでセブンイレブン。1年前は普通のセブンイレブンでしたが、今年の2月に肉や魚を含む生鮮食料品を扱う店としてリニューアル。

OKはこのくすりの福太郎のあった場所と、その向こうの別の駐車場の両方の上に建設されています。もう昇ったばかりの満月を見ることはできません。

このOKとセブンイレブンの間の道路を通り、途中から左方向へ行くと、スーパー&ドラッグストアのクリエイトがあります。クリエイトの写真は松戸つうしん様のサイトからお借りしています。


OKの駐車場は建物の中で有料ですが(買い物の金額によって無料)、このクリエイトの前の広い駐車場はもちろん無料。しかも、2車線の道路からすぐ入れる。車で来るならこっちが便利?

クリエイトの店舗がある区画と駐車場の区画は同じ広さで、以前はここはどちらも雑木林でした。そして、店舗の右側には今も同じ面積の雑木林が残っています。つまり、雑木林が3区画あったのでした。

駐車場になった雑木林は、中に小道があって、そこを通ることもできたのです。

この雑木林の写真は撮っておくべきでした。残念。

これ以外の変化というと、西友とイトーヨーカドーが、以前はデパート並みになんでもそろっていたのに、食料品と日用品中心になってしまい、あいたところに家電量販店や100均が入ったことです。最近はヨーカドーにニトリが入りました。

OKが来て一番心配なのはクリエイトが影響を受けることですが、昨日見た感じだとクリエイトの方が絶対有利のような感じがします。OKは駅前ってことくらいじゃないかな、有利なのは。車は細い道を入ってこないといけないし、お値段はクリエイトがもともと安くて、OKが合わせてる感じだし。向かいのセブンイレブンは、昨日の感じだとわりと余裕というか、OKのお客さんが寄ってくれるからウハウハかもしれない。

OKはお弁当が安いのと、独自製品が人気のようです。OKの土地は賃貸だそうで、だめだったら撤退の可能性もあるのかな。くすりの福太郎はOKができたら中に入るのかと思ったら、駅前の小さな店舗で営業続行中なので、その辺も考えると。。。

2024年5月30日木曜日

OKが開店したのですが

だいぶ前から最寄り駅の近くに建設中だったディスカウントスーパー、OKがついに開店。

写真は公式サイトから。


楽しみでもあったけれど、近隣にいくつもある、個性的で好きなスーパーの中から撤退してしまうものも出てくるのではないかと、心配でもあった。

すぐ目の前のセブンイレブンは、初めて肉や魚を扱うセブンイレブンとして、この冬、オープンしたばかり。ここも影響受けるだろうな、と当初から思っていた。

開店日は昼間は仕事なので、夜、閉店1時間前くらいに寄ってみた。もう特売品はとっくに売り切れ。でも、いつも安いんでしょ?と思って店内を歩いてみたのだけど、

近隣のスーパーと比べて、別に安くない。安いものもあるけど、高いものも結構多い。

特に肉は高いのに見かけがまずそう。とても買う気になれない。

シャウエッセンとかでかい袋しか置いてないし、品ぞろえもイマイチだった。

それでも他の店より安いかな、と思ったものをいくつか買ったのだけど、あとでレシート見たら、そのうち2品目が店頭表示価格より高かった(4品目買って2品目がこれだったので、確率5割だよ)。

店内の造りや商品の陳列も閉塞感があって、これはリピートなしかな。

帰りにすぐ向かいの肉と魚を扱うセブンイレブンで、消費期限が明日なので100円引きになっている肉のパックを2つ購入。店員さんが元気で、安心した。キャベツが1玉150円(税込み)だったよ。しまった、こっちで買うんだった(OKは1玉198円税抜き。しかもセブンの方が大きくておいしそう。まあ、買ったのは半分で99円のやつでしたが)。

OKは近隣の店より高かったら安くしますと言っているけど、それだと大量に安くしないといけないのでは? しかも、店頭表示価格より高い金額取られるってことは、近隣に合わせて表示は安くしたけどレジは安くなってなかったってことだろか?(ネットに、OKは会員価格と一般価格の二重表示があって、そこが問題という指摘があったのだが、そういうようにも見えなかったけど。)

近隣のスーパーのスタッフが偵察に来ただろうけれど、これなら負けない、大丈夫、と思ったのではないだろうか。これからも以前からある近隣のスーパーを愛用します。

追記 店頭表示価格とレジでの価格が違う店は基本、利用しないことにしています。近隣ではそういうことはほとんどなかったので、開店早々にこれでは信用できない、ということに。文京区にいた頃はこういうことが常態化しているスーパーがあって、でもそこを利用しないわけにはいかない(他のスーパーがない)ということで、かなりストレスでした。特売で100円の表示のカップ麺がレジだと138円とか普通にあった。OKは228円がレジで238円、118円がレジで121円だったのだけど、118円の方は近隣の複数の店で特売で118円で売られてるものだったので、差額がわずかでもかなりがっくり。こういうことがある店は管理に問題があるのだと思う。しかも4品目買って2品目だから確率が高すぎる。

2024年5月28日火曜日

「関心領域」

 競馬場の写真ばかりあげてますが、金曜日はアカデミー賞国際長編賞受賞「関心領域」を見てきました。

原作がマーティン・エイミスだったので、しばらく前に翻訳がないか調べてみたら、ない。原書はかなり長そう。ということで、読むのはあきらめていたのだけど、映画に合わせて翻訳が出たようです。


映画は私好みで、よい作品でしたが、なぜか、あまり語りたいと思わない。

アウシュヴィッツ絶滅収容所所長のルドルフ・ヘスの一家が、収容所のすぐ隣に住んでいて、毎朝、ヘスは馬で収容所に出勤。一日中、焼却炉の音が響き、時々、銃声や叫び声もするのに、家族は全然気にしてない。それどころか、虐殺されたユダヤ人の残した服の品定めをしたり、子供は義歯で遊んでいたりする。

10年以上前に「縞模様のパジャマの少年」という映画が公開されて、そこでは絶滅収容所のそばに住む家族は、親は収容所の中のことを知っているけれど、子供は知らない。そして、息子が収容所に忍び込み、ユダヤ人の少年と仲良くなり、その結果、悲劇が、という内容。

「関心領域」も、子供は知らないのだろうか。その辺は映画ではわからなかった。ただ、「縞模様のパジャマの少年」は収容所に興味を持つが、「関心領域」の子供たちは持たない。その無関心が違う。

途中、召使の少女が夜に収容所にこっそりリンゴを届けるシーンが何度か挿入され、それが特殊なカメラで撮られたモノクロ映像で、そこに「ヘンゼルとグレーテル」の童話の朗読がかぶさる。それ以外はすべて、絵画のようなきれいな映像。「落下の解剖学」に主演したザンドラ・ヒュラーがこの映画ではヘスの妻を演じているが、「落下の解剖学」が俳優のアップなどで人物の心理を表現していたのに対し、この映画ではアップがあまりなく、引きの画面が多く、美術館で見る風景画のようで、人物の心理に迫らない。それが彼らの無関心を表現している。

ヘスが転勤になると、妻は、せっかく理想郷を築いたのにと言って、夫を単身赴任させる。ここが理想郷とは、と、こちらは愕然とするのだが。

人物のいる風景画のようなシーンのほかに、室内の狭さを表現するシーン、特に、両側に壁が迫る廊下のシーンが多い。ドアが正面にあるようなシーンもあって、彼らが狭い世界にいて、外の世界を知らないことを表現している。

ときおり、真っ赤や真っ黒になった画面におどろおどろしい音楽が大音響で流れる。ラストは終戦後のヘスの運命を暗示する。音響賞も受賞しているけれど、音響よりも映像が印象に残った。


映画に行く前、久々にブックオフに本やDVDを売りに行った。

4年前のガンダム・スタンプラリーの全駅達成でもらったガンプラも持って行った。手先が不器用で、プラモデルが苦手な私は、結局、作らなかったのだ。メルカリでは送料込みで2000円で売られていたので、ブックオフだと300円くらいかな、と思ったら、550円。数もたくさん出ているだろうし、マニア向けのガンプラではないので、このくらいでしょう。


それより驚いたのは、たくさん出ているハリウッド映画のDVD、以前は1枚50円だったのが、今は20円。ブルーレイの普及でDVDは安くなったのだろうか。値段がつかないと言われたのが2枚あったので、これは持って帰った。

2024年5月26日日曜日

日本ダービー&目黒記念

 日曜は府中の東京競馬場で日本ダービーと目黒記念。7万人の入りだったようですが、私は中山競馬場でモニター観戦。



馬場内エリアの遊園地は大盛況。


芝生観覧エリアにもいつもより人がいる。


馬車のイベントが終わって、馬が水で体を拭いてもらっている。そのあと、厩舎へ帰っていきました。





メインスタンドへ行き、いつもの指定席(レースがないときは無料)のてっぺんで見ます。


いよいよ日本ダービー。モニターなのにこんなにお客さんが。



皐月賞を勝ったジャスティンミラノがダントツ1番人気でしたが、それに続く2番3番は例によってルメ川。が、優勝したのは、なんと、伏兵ダノンデサイル。2着ジャスティンミラノ、3着シンエンペラーで、ルメ川撃沈。



私は皐月賞に続いてジャスティンミラノ推しで、がんばれ馬券買ってましたが、同じく皐月賞でも推しだったシンエンペラーとワイドにしてたので、ワイドと複勝が当たりました、と書くと、一応儲かったみたいですが、実際は赤字。というのも、府中はルメ川押さえないとだめなんだ、と思い、他の馬とのワイドはレガレイラにしてたんです。レガレイラなら3着以内は確実だろうし、ジャスティンミラノは戸崎騎手が前回のオークスで~というのがあったし、また、レガレイラでワイドにした方が払戻金がよいわけです。でも、あとになって、やっぱり皐月賞で応援したジャスティンミラノとシンエンペラーはワイドにしなければ、と思い、他の馬もジャスティンミラノでもワイドにしたので、馬券代が増えた。その上、目黒記念で応援するシュトルーヴェが鮫島からモレイラに替わったので、鮫島応援したくてショウナンラプンタまで買ってしまう。これじゃ全然赤字ですわ。でも、レガレイラが3着にも入らないとは予想してなかったので、ジャスティンミラノでもワイドにしておいてよかった。それに、皐月賞から応援してたシンエンペラーが3着に入ったのはほんとにうれしかったです。

ダノンデサイルの騎手、調教師、馬主を乗せた馬車パレード。


最近競馬を見るようになった私から見ると、横山典弘騎手は爆逃げする馬に乗って最後は撃沈みたいなイメージでしたが(そのレースがやけに印象に残ってた)、爆逃げする馬メイショウタバル(騎手は別の人)がけがで出場できなくなり、皐月賞のようなハイスピードでなくなったのが着順にもいろいろ影響したのかも。ダノンデサイルはわりと前の方にいて途中から飛ばしてきて、最後、ジャスティンミラノが猛烈に追いかけて来たけど、逃げ切りましたね。おめでとう、横山騎手。


最終レース、目黒記念。ダービー終わったらだいぶ人が減った。



日経賞を勝ったシュトルーヴェ。初めて行った競馬場で初めて買った馬券で、初めて1着を当てたその馬です。当然、買うのはがんばれ馬券です。2番人気で、1番と3番は例によってルメ川。ほんと、府中ってルメ川なのね。


私もこの3頭で決まりと思って、三連複を買っていたのですが、そこに割って入ったのがシュヴァリエローズ(写真はパドックでの映像)。


実は、シュヴァリエローズという名前が気に入って、複勝だけ買おうと思い、カードに記入までしたのですが、ダービーで赤字がだいぶ出たので、買うのをやめてしまいました。ああ、前日のベジャールに続いて、またしても惜しいことを。

シュトルーヴェは日経賞のとき、4コーナーのそばで見ていたら、後ろの方で騎手の頭しか見えない状態だったのが、ゴールの方へ行ったら実況が名前を叫んでるのでびっくりしたのですが、今回もずっと後ろにつけていて、最後、外側から一気に追い抜いてきましたね。日経賞のときは馬群の間があいたところを一気に駆け抜けたのがあとで動画を見てわかりましたが、今回は外から。シュヴァリエローズはわりと最初から前の方にいて、最後はデッドヒートでした。

来週は安田記念。


シュトルーヴェが勝ったおかげで、今日はほんのわずかですが、黒字になりました。

中山競馬場のポニー

 土曜日は京都の葵ステークスに出るエトヴプレの応援をしたかったので、中山競馬場へ。日曜は府中でダービーだけど、土曜は大きなレースはなく、閑散。


馬場内エリアではポニーのイベントをやっていたようです。厩舎のところに茶色いポニーが戻ってきて、かわりに黒いポニーが出ていくところ。





シーズンオフの競馬場。




花道のあたり。


ここに誰もいないのは初めて見た。


ハイセイコーとバラ。


本日のメインレース、京都の葵ステークスが始まるのですが、この状態。


そして、府中のメインレース、欅ステークス。右に映る9番が実はこの日の穴馬だった。


ベジャールはドバイのワールドカップ勝利騎手オシェアが乗る馬でしたが、11番人気。実は土曜の昼頃、ダートだからもしかしてこの馬来るかも、と思い、単勝を購入。が、3着でした。複勝を買っていれば、いや、ルメールの馬とワイドで買っていれば、と思いましたが、残念ながらこの馬券でははずれ。でも、ベジャールを上位予想したのが当たったのだから満足すべきでしょう。


葵ステークスのエトヴプレは4着で残念でしたが、このレース、1~3番人気は上位に入れず、その下あたりの馬ばかりが来たという、ちょっとした波乱。はずれてもこういうのは面白い。

中山から府中に移ってからあまり面白くなくなったと感じていたのですが、その理由は、府中だといつもルメ川なのね(競馬ファンにしかわからない略語を使ってますが、ま、いいでしょ)。欅ステークスも結局ルメ川で、次の12レースも同じくルメ川というか、こっちは川ルメだったけど。

私はルメールは予想してて、ルメモレで買ってましたが、こっちはだめだった。

このレースは特に推し馬がいなかったので、ルメモレ馬連だけ買うつもりで、あとから急にベジャール単勝を買い足したのですが、ルメオシェと川オシェのワイドで買ってたら大儲けだったのだ。ベジャールを推すという発想がもっと前に起こっていれば、その辺も考えたかもしれない。残念。

というわけで、この日は全滅でした。で、明日はダービー。はてさて。

2024年5月22日水曜日

ツツジとバラの中山競馬場

 日曜日は府中の東京競馬場でオークス。で、例によって中山競馬場へ出かけたのですが、これまでで一番ガックリな日だったので、書くのやめようかと思いましたが、せっかく写真撮ったので。




相変わらずファミリーでいっぱいの馬場内エリア。抽選で当たった人が乗れる馬車。



馬場内エリアから芝生観覧エリアを望む。


馬場内エリアの売店の展示。梅雨仕様。


芝生観覧エリアへ行き、そこから馬場内を望む。



メインスタンド。ここではレースはないので、あまり人がいない。


パドックの方ではバラが咲いています。バラといえば、今年は旧古河庭園も谷津バラ園も行ってない。旧古河はGWが見ごろだからもう花は減ってそう。谷津は今が満開っぽい。





3歳女王を決めるオークスが始まります。スタンドにも人が増えてきた。



このランスオブクイーン、14番人気ですが、名前が気に入ってがんばれ馬券を買いましたが、盛り上げてくれました。


帰りにこの前外からしかのぞけなかった中央門を見に。ここからだとバスです。


武蔵野線の駅への地下通路へ。来週はダービー。


今回は1番人気のステレンボッシュと名前が気に入ったランスオブクイーンをがんばれ馬券で買って、それ以外に穴ねらいでいろいろ買ったのですが、なんと、1着はチェルヴィニア。ステレンボッシュは2着で、払戻金は110円(馬券代1枚100円)。110円って、10円は消費税か?

しかも、私は桜花賞のときにチェルヴィニアをがんばれ馬券で買っていたのです。なのに、あのときは13着だったっけ? 全然だめやん、これじゃ騎手がルメールでもだめだろうってことで、1枚も買わず。ステレン、騎手が戸崎だってこと以外には別に思い入れはなかったけど、誰もが1強だというから買ったんですが。その上、1着から3着まで1番人気から3番人気の馬なんで、もう全然だめでした。

思えば、桜花賞も馬券全滅だったのよね。これまで全滅の日っていうのはそのときだけなんだけど、桜花賞は阪神競馬場で、中山にも見には行かなかったからまあしかたないかと。でも、結局、桜花賞出場の馬3頭が今回、3着まで独占になったので、要するに、わたくし的にも桜花賞の再現になってしまったのだ。

唯一よかったのは、名前で買ってまったく期待していなかった14番人気のランスオブクイーンが5着で、最後の最後までわかせてくれたのことです。名前も気に入ったんだけど(もろアーサー王伝説)、これまでのレースの距離が長かったことと、最近初勝利したばかりで覚醒中かもしれないと思ったからです。

来週のダービーは皐月賞組が独占?

来週は土曜と日曜、両方、応援したい馬が出るので、土日両方行くことになりそうです。馬券はあまり買わずに抑えめでいきます。