水曜日はお茶の水までクラシックのCDを売りに。
いろいろ断捨離しないといけないので、クラシックのCDを少しずつ手放すことにしたのだけど、先月、ボックスセットと国内盤3枚と輸入DVD持っていったら、けっこうな値段で売れたので、味をしめて行ったら、今回は輸入盤中心だったせいか、ほとんど1枚50円。国内盤で30円なんてのも2枚あったのにはあぜんとしたけれど、300円と350円が1枚ずつあったおかげで、合計1870円(CD21枚とLP3枚だが、LPはタダ同然)。
もちろん、お茶の水まで交通費使って行くのだから、別用を考えていて、それは、東京都美術館でやっているデ・キリコ展を見ること。
今、美術館は2200円以上が普通なのだけど、都美術館は65歳以上1500円なのだ。
CDの査定をしてもらっている間、新お茶の水駅入り口の木が生えている狭い公園みたいなところにいた白い鳩。
上野へ移動。上野公園の入口の看板。
東京都美術館。
デ・キリコ展はすいていた。絵の前で長居をする人も少なく、じっくり見られる。
デ・キリコの絵はもともと好きだったけれど、最初の肖像画のコーナーがよかった。自画像が多く、特にコスプレ自画像がいろいろあって面白い。デ・キリコって、なかなか見栄えのする顔。そして、女性の肖像画もよい。いわゆるキリコらしい形而上絵画もいいけれど、今回初めて見たこの肖像画の数々がとてもよかった(でも、ポストカードにはほとんどなっていなくて残念)。
塔とか、マネキンとか、馬とか、デ・キリコらしい絵が続き、コクトーの作品のための挿絵や彫刻、舞台衣装なども展示されていた。特に彫刻はよかった。
グッズ売り場を出たところにあるフォトスポット。
チラシ。左は西洋美術館に立ち寄って手に入れた中世写本展のチラシ。常設展で3回に分けて展示されたものだけれど、3回のうち2回しか見ていないので、楽しみ。右は都美術館に置いてあったテルマエ展。こんなのやってるんだ(汐留で)。
ポストカード、以前はたくさん買っていたけれど、今は緊縮財政で2枚。下は写本展のチラシの裏。
本日の収支は、CD売却1870円。デ・キリコ展入場料1500円。ポストカード2枚で330円。しめて40円の黒字。
追記
お茶の水の中古クラシックCD店(ディスクユニオン)へ行ったとき、「アマゾンでこういう値段がついているのに」と苦情を入れている人がいた。やっぱりこのときは査定をする人が安くつける人だったのかな、という気がする。わりと物を見ずにジャンルや輸入盤の国とかで機械的につけてる感じがした。
評判を見ると、高く買ってくれたと喜んでいる人と、1枚20円とか、安くて話にならない、二度と売りに行かない、という人の両方がいる。お茶の水だから持って帰るのがめんどうで承諾したけど、50円以下は持って帰るべきだったかも。