2025年10月7日火曜日

図書館→図書館→動物園→秋葉原

 日曜日は図書館ハシゴと上野動物園、そして秋葉原へ。

まずは葛飾区図書館へこの本とDVD2本を返しに。


借りたのは金町駅前の図書館だけど、改装中で閉館。ブックポストへはDVDは入れられない。隣の亀有駅前のビルに返却窓口があるけれど、どうせなら綾瀬の図書館へ行けばそのあと地下鉄で根津の図書館へ行けるので交通費節約になる(JRと東京メトロを乗り継がないので)。

しかし、綾瀬の図書館は駅から1キロ離れている。地図だと1本道だけど初めての場所。綾瀬は駅からちょっと離れただけで閑静な住宅地。緑もあってよいなあ、という感じだったけど、途中から道がくねって狭くなり、それでちょっと間違えて遠回りになったが、なんとか図書館に到着。窓口で返却。

次は根津の図書館。今借りている本のうち、真ん中の本は前日、同じ根津図書館で借りたものだけど、もう読んで写真も十分見たので、返すことにした。都内の図書館は行くのに交通費かかるからついでがあったときに返す方がいい。左右の本は地元の図書館から借りた本。


根津図書館は駅から上野動物園とは反対方向に少し歩く。そこから引き返して上野動物園へ。綾瀬のあたりがカンカン照りで、喉が渇いたので、不忍池テラスで今年最後のかき氷。イチゴはもう売り切れ。暑いのでかき氷を頼んでいる人が多かった。


図書館ハシゴしたのでもう時間はあまりなくて、西園で小獣館に入ったのとハシビロコウやレッサーパンダを見ただけ。日曜なのでさすがに混んでいた。

小獣館のマヌルネコ3頭。2頭は1階、もう1頭は暗くなっている地下。




三毛リス。お食事時間で、他の動物も食事中だった。


ハシビロコウ。



東園で、さるやまキッチン2階からサル山があったところを見下ろす。


閉園時間が近づいていて、ほかは何も見ないで外へ。それから秋葉原まで松坂屋の前の通りを歩いてヨドバシアキバまで行って、パソコンを見る。今のパソコンがWindows10なので、11を買わねばならないのだが、店舗にあるのは高い機種ばかり。やっぱり通販か、と思い、そのあとは昔よく歩いた昭和通りを歩いて上野駅へ。

途中、仲御徒町のところにある多慶屋の新しいビルに入ってみたけれど、狭いところにDaisoとサミットストアと、ほかに日用品や化粧品の売り場が入っていて、どこにでもあるものしかないのでがっかり。昔の多慶屋の雑多な面白さはどこに?

さらに昭和通りを進んでドトールでコーヒー。ドトール、値上げしてからほとんど行ってなくて、ほんと久しぶりだけどアイスコーヒー、おいしいし、Sなのに量もマックのSに比べて多い(マックのSの2.5倍近い値段ですが)。前日はウェンディーズに久々に入って、ハンバーガーもポテトもコーヒーもおいしいと感激したが、いかにマックの味しかわからなくなっていたか。

翌日は近所とは別の場所のマックでマックチキンを食べたけど、これをそこそこおいしいと思っていたのか、と愕然とする。もともとマックチキンはソースの味が好きでなかったのだけど、安いから食べているうちにそこそこおいしいと思うようになっていたのだが。

食費節約を誓っているけど、全然実行できていない。

「ワン・バトル・アフター・アナザー」&「グランドツアー」の軽い感想

 PTAことポール・トーマス・アンダーソン監督の新作「ワン・バトル・アフター・アナザー」。


アメリカでは大ヒットしているようだけど、日本では全然期待されてないのが映画館の部屋割りでわかってしまう。実際、お客さん、すごく少なかった。

正直、前半は、大丈夫か、この映画、状態。今世紀初頭が舞台なのに1970年代の過激派そっくりな連中が革命の理想を掲げてテロやり放題。ブラックパワー、とか、これまた70年代の用語が出てきて、映像もどこか70年代チックで、これほんとに現代の話なのか、と何度も思った。

ウィキペディアにわかりやすいあらすじが出ているが、過激派のリーダーの黒人女性と仲間のディカプリオがいい仲になるが、リーダーは敵であるショーン・ペンともできちゃって、その後、ディカプリオと結婚して娘が生まれるが、これ、父親がペンの可能性あるよね、と思ったら、後半、それが鍵になる。

ディカプリオは妻とペンの関係は知らない。ペンはペンなりに彼女にぞっこんみたい。その後、リーダーは殺人を犯してしまって、刑務所に入る代わりにペンの側に寝返って裏切り者になり、その後いろいろあって、ディカプリオは娘を連れて逃亡。それから16年後、というところで現代。

前半は70年代的な要素が21世紀初頭となにか合わなくて、これ、どうなるの?と思ったけれど、16年後の現代になったらとてもすっきりした内容と映像になる。ここからはもう、がぜん面白くなる。映像もシャープで決まってるし、話もわかりやすいし、父と娘、母と娘の絆にほろっとさせられる。子どもが生まれたら普通の生活がしたくなり、その後は酒とドラッグで頭がもうろうとしている情けない男を演じるディカプリオのコミカルな演技もいい。脇役も魅力的。人種差別主義者の組織に入ったために保身のために黒人女性との過去を葬らないといけないペンの末路も。。。

映画のあとは、4時から290円のビールでまったり。映画化で話題の「ハムネット」を読み始めたのだけど、なんか世界に入り込めない。こういう小説が読めなくなってしまったのか、と愕然とした。


「ワン・アフター~」は徒歩35分のシネコンで見たのだけど、ここで10日から公開の「グランドツアー」を、一足早く試写で見せていただいた。


ポルトガルの巨匠、ミゲル・ゴメス監督作品で、カンヌ映画祭監督賞受賞、ということだけど、この監督の映画を見るのは初めて。

1918年、婚約者から逃れるためにアジアへ旅立ったイギリス人男性が、タイや日本や中国などをまわる。婚約者があとを追いかけてくるのだが、前半はこのイギリス人男性のアジア・グランドツアー。

グランドツアーといえば、19世紀にヨーロッパ人がヨーロッパ各地、特にイタリアを旅行したのをさすように記憶している。ヨーロッパでこういう大旅行が流行っていて、それが絵画の世界にも表れているというのを、数年前のロンドン展で見た。

19世紀のイタリアにかわる20世紀初頭のアジア、っていうのは、なんとなくわかるが、1918年といいながら日本のシーンでは驚安の殿堂ドンキホーテが出てくる。あと、中国はパンダ。日本が舞台だと日本語のナレーション、中国が舞台だと中国語のナレーション。でも、主人公たちはイギリス人なのに英語じゃない?

前半のイギリス人男性の旅は、正直、ありきたりなヨーロッパ人のアジア観で、なんだかあまり感心しなかったのだが、後半、追いかける婚約者の側のグランドツアーになると、前半とはまったく違った展開で、後半が前半の裏返しになっているのかな、と思ったら(以下ネタバレ)ラスト、凍死した婚約者の顔にライトが当たると、実は彼女は逃げるイギリス人男性である、という仕掛けがある。そして流れる英語版「ラ・メール」。

面白い構成ではあるのだけれど、いまいち、私には乗れなかった。

2025年10月6日月曜日

雨の日の上野動物園と西洋美術館

土曜日は上野動物園と西洋美術館へ。雨に降られたけれどかなり満足な1日だったが、最後の最後に近所のマックでいやな思いをして、1日をだいなしにされたのは前に書いたとおり。

目的は、文京区の図書館に予約していたまるちゃんの本を取りに行くのと、日曜が最終日のピカソ小企画展をもう一度見たかったから。

家を出たときは小雨で、夕方にはやみそうだったのに、根津に着いたら土砂降り。おいおい、って感じで図書館に行き、本を受け取って、その足で上野動物園の池之端門から入る。その頃には雨も小雨になってきた。

いつもどおり、マヌルネコとハシビロコウに会い、そのあとパンダの方へ行くと、モノレールの西園駅がすでに取り壊されていた。もういそっぷ橋からこのあたりまでレールがあるだけになっているようだ。下にいるのはレイレイに並ぶお客さん。レイレイ40分待ちなのでパス。


レッサーパンダの前のガラスはこのとおり。


キンケイのカップル。メスは木の上。



シャオシャオはすぐだったので、一応見たけど、奥の方で寝てた。


東園へ行き、さるやまキッチンの2階から。サル山が完全になくなっていた。思えば、上野動物園に来たのは2か月以上ぶり。


山の一部がさるやまキッチンの前に展示されるようだ。


シャトルバス。


ヘビクイワシ。


トラは公開はこの1頭だけ。ガラスが曇っている。


サル山のニホンザル(下北半島の純血種)は非公開だけど、別の場所に他の種類(雑種?)のニホンザルが少しいる。


動物園に来たのは2時半くらいで、そのあと西洋美術館見て、秋葉原まで行く予定だったので、閉園前に切り上げ。コハクチョウ。



西洋美術館の常設展。


ここは先月上旬に来ていて、展示もほとんど変わってないので、すぐにピカソ展へ。最終日前日ということで、やはり混んでいた。




彫刻の部屋と雨の中庭。動物園にいたときに雨はやんだのだが、美術館にいるうちにまた降ってきた。



カミーユ・クローデルの作品。この部屋には唯一、写真撮影禁止の絵があって、大きなデジカメを持っていたせいか、係員にずっとそばをつきまとわれた。撮影禁止の絵は当然、わかっていて、カメラは手にぶら下げていたのだが、その絵を離れてかなり遠くに行ってもまだついてきて、この彫刻のすぐそばにいるからなかなか写真が撮れなかった。スマホの方がこっそり撮れちゃうような気がするんだけどね。


企画展は高いので、25日からの印象派展は行かない予定だけど、常設展のこれは楽しみ。展示期間が長いので、何度も見られそう。





出たのが5時半くらいで、この日は夜8時まで開館だからこれからすいてくるのにもったいなかったけど、秋葉原へ行く予定だった。が、外に出ると雨がけっこう降っていて、秋葉原まで行く元気もなくなり、このあと上野駅の近くのウェンディーズでベーコンエッグバーガーのセットを食べたら、いつも食べるマックより100円かそこら高いだけなのにすごくおいしかった。バーガーもポテトもコーヒーも、段違いのレベル。以前は動物園の帰りは必ずウェンディーズだったけど、値上げしてからはほとんど来なくなっていた。それでずっとマックだったんだけど、やっぱり違うね、というか、近所のマックでああいうことがなければ、マックは安い分、質が落ちるけどそれなりにいい、と想えたのに。

2025年10月4日土曜日

例のマイクロバスに突っ込まれたマック

 先月、マイクロバスに突っ込まれた近所のマックですが、

さーべる倶楽部: マックにマイクロバスが突っ込む

このマック、できてからまだ3年くらいなんだけど、できた当初はすごく感じの悪い店だった。

客に対するパワハラっていうのかな、中年の男性店員がえらそうに長居しそうな客にパワハラかましていて、私はまだ30分くらいしかいなくて、ドリンクがまだ半分以上残ってるのに、店員が来て「おさげします」とトレイを持って行こうとしたのだ。「まだ残ってる」と言って止めたが、ひどい店だと思った。

その後、苦情がいくつも本部にあったのか、改善されて、感じはよくなったが、冷たいドリンクを頼んだら、うっすらと色がついているかついていないかのただの水が来たことが2回もあった。

それでもバイトの店員はおおむね感じがよいし、最近はトラブルもなかったのだが、今夜、ついにまたトラブルが。

雨の中、上野に出かけ、動物園と美術館をまわって、ほんとは秋葉原へパソコンを見に行く予定だったけど、歩き疲れた上、雨がじゃんじゃん降ってきたので、上野駅そばのウェンディーズに久々に入った。ベーコンエッグバーガーのセットを食べたら、ハンバーガーもポテトもコーヒーもマックより全然おいしくて、でもセットの料金は100円かそこらしか違わないので、やっぱりマックは安かろう悪かろうなんだなあと思った。

その後、自宅の最寄り駅に着いて、ウェンディーズでコーヒー飲んだんだからマックに寄らずに帰ればいいものを、もう一度コーヒーが飲みたくて入ってしまった。

この最寄り駅近くは夜はこのマックと、あとはサイゼリヤとココスくらいしか入れるところがないのだよ。サイゼリヤやココスはドリンクのみってわけにはいかない。

で、8時すぎに入店し、9時までいられるエリアでアイスコーヒーを飲んでいたら、8時20分頃、中年の女の店員が来て、「9時に閉めるからいますぐ他のエリアへ席を移動しろ」と大声で怒鳴った。

すごいでかい、威圧的な声で、私のほかには女性2人組がいたのだが、まだ注文してなかったので席を移動せずに帰ってしまったようだ。まあ、感じ悪いから注文しようと思わないよな。

私はまだドリンクを飲んでいる最中だったし、9時には出るつもりでそこに座っていたから、「9時までいてはいけないのですか」と負けずに大声で言った。すると店員は「いてもいい」と言ったので、「9時までには出るつもりだ」と言って、そのままそこにいられたが、1日の最後に店員のパワハラ受けてほんとにいやな気分になった。

おそらく8時半くらいに閉めて掃除して終わりにしようと思ったのだろうが、あの威圧的な大声はなんだよって感じ。毎日こんなことしてるのだろうか? それも、食事中の人に席移れとか言うんだろうか。つか、私みたいに威圧的な店員に負けないでかい声で反論する人、これまでいなかったんだろうな、というのがありありとわかる店員の様子だったよ。この辺の人はおとなしくてやさしい人が多いんだ。

本部に苦情入れようかと思ったのだが、店員の多くは感じのいい人たちで、おそらく経営者がパワハラ体質なんだろうから、本部に苦情入れると結局、バイトの人たちにしわ寄せがいくかもしれないと思い、苦情入れるのはやめた。そのかわり、ここに書いている。

マイクロバスに突っ込まれたときは、気の毒だな、と同情したけど、今はざまあみろと思ってる。