2024年8月5日月曜日

リンチ版「砂の惑星」ブルーレイボックス

 先週の金曜日、わざわざ川崎のチネチッタまでリンチ版「砂の惑星」4Kリマスターを見に行ったのです。

なんで川崎まで行ったかというと、ライブサウンド4Kレーザーという大画面ハイクオリティの上映だったからです。ただし、料金は1800円均一。ヒューマントラストシネマ渋谷など普通の映画館は一般シニア1200円、学生500円というのに。でも、新宿の109の4000円の値段を見たら、すぐにチネチッタを予約しました。

非常に満足して、39年前に見たときのことをいろいろ思い出したのですが、この話はまたのちほど。今日は、9年前に出たこの映画のブルーレイボックスのことを。




本編ブルーレイと特典ブルーレイの2枚に小冊子とポストカードが封入されています。特典はフランスの映画評論家の解説やリンチのインタビュー、メイキング、そして、テレビ放映された3時間のロングバージョン。

本編はブルーレイなので映像はきれいですが、暗いところはやはり映画館でないとよく見えない。しかも暗いシーンが多い。

特典の解説やインタビューは興味深く見ましたが、テレビ放映バージョンはビデオ化されていたのは知ってたけど、リンチはかかわってないとかで、これは見る価値はないなと判断して、これまで見ていなかったものです。

で、前半見てみたけど、イラストがあったり、ナレーターが男になってたり、シーンが長くなってたり、一部、未公開シーンもあるけど、なんだかその分間延びしていて面白くない。

ナレーションで新しい解説も加わっていて、このくらいわかりやすくしないとテレビの視聴者はついていけないのだろうとは思いましたが、わかりやすいのはもはやリンチではないわけです。わからないのがリンチ、そこが彼の魅力なんで、わかりやすくしてはいけないのだ。

また、テレビ放送用なので、当時のテレビ画面のサイズにトリミングされていて、左右がカットされ、人物のアップが増えてます。その辺も当時のテレビ放送のパターンを思い出してしまいました。

このブルーレイボックスの存在を知ったのはチネチッタから帰った日の夜。9年前の発売とはいえ、まだ売っている。アマゾンで見たら在庫わずか。ヨドバシカメラも在庫わずか。アマゾンなんか最近1か月で100本以上売れたとか。やはり4Kリバイバルで売れたのでしょう。

で、ヨドバシはエアコンのポイントがあるので、700円くらいで買えるので、ヨドバシで買うかなあと思い、翌朝またアマゾンを見たら、もう在庫なし。次の入荷は1か月以上あとらしい。ヨドバシは、と思ったら、前日と変わらず。店舗在庫があるのは1店舗のみだけど、都内の店舗での受け取りは翌日にはできるよう。倉庫にはまだ在庫があるのかな、と思いつつ、在庫のある店舗を調べたら、千葉店だった。

千葉店なら、中山競馬場の帰りに行けばいいじゃん、と思い、ポチッた。なんで送ってもらわないかというと、ポイントが店舗でしか使えないからです。(実はポチッたあと、またヨドバシ見たら、すべての店舗がお取り寄せになっていた。あれが最後の在庫だったのだ。)

そんなこんなで日曜日は中山競馬場へ行き、午後6時までレースをモニターで見てから千葉駅へ。が、なんと、武蔵野線が10分遅れ、総武線が1時間以上遅れ、そして、帰りの新京成線が大幅遅れ。もっとも、電車はすでに走っていたので無問題でしたが。

総武線の西船橋より先に乗るのは数十年ぶりだったけど、新しい駅が2つもできていて、沿線の風景も変わっていたなあ。ただ、総武線のこちらの方は昔よりさびれているのではないかと思った。特に千葉駅周辺。幕張にイオンができて、あのあたりの方が栄えてしまったからだろう。


中山競馬場ですが、オークスで下から数えてすぐくらいの不人気馬ランスオブクイーンの名前が気に入って買ったら、最後の最後まで3着争いの大健闘、結局、5着だったけど、その走りを見ただけで満足したので、日曜の新潟に出ると知って、よし、これを応援、と思ったのですが、オークスでの活躍のせいか、オッズがものすごく低い。これじゃ勝っても数十円しか儲からないな。買わずに応援しようってことで、買わずに見ていたのですが、思ったとおり楽勝。でも、馬券買わないと勝っても喜びが半減と気づき、後悔しました。

新潟は千直の女王、藤田菜七子の馬が3着になったけど、ほかははずれ。まあ、今回はあまり買わなかったんで、赤字はわずかでした。

新潟が長い昼休みなので、最終レースは午後6時半前。中山は遊園地もその頃まで開いているので、午後5時過ぎでも人がいるのが見えます。昼間よりこのくらいの時間の方がよいでしょう。


今週末からは新潟も通常通り。そして中山はターフビジョンが復活するはず。