昨日はオンライン試写で韓国映画2本を一気見。
どちらも実話をもとにしていて、「ソウルの春」の軍事クーデターも、「ボストン1947」のベルリン五輪マラソン金メダリストのことも知っていたが、この映画に描かれたような詳しいことは知らなかった。
どちらも最初はイマイチ、だったのだが、だんだん面白くなり、最後は手に汗握る展開。
「ソウルの春」はクーデターの首謀者で、のちに大統領になるチョン・ドファンとノ・テウが名前を少し変えてあって、おそらく人物造型も実際とは異なるのだろうと思うが、チョン・ドファンに相当する軍人を演じるファン・ジョンミンの演技がすごい。悪役なのにこんなに魅力的でいいのだろうかと思うくらいで、でも徹底した悪。このクーデターの首謀者たちがその後、民主化を願う人々を弾圧、虐殺する時代が長く続いたことを映画は最後に告げて終わる。
「ボストン1947」は、心ならずも日本代表として金メダルを獲得したマラソン選手、ソン・ギジョンが戦後、分断前の朝鮮で、才能ある若者をボストン・マラソンに送り出すという実話の映画化で、当時、朝鮮は独立国として認められず、アメリカの保護下にあったので、星条旗をつけて走れと言われ、日本がいなくなったと思ったら今度はアメリカが、みたいな展開(この辺は盛っている部分もあるかもしれない)。アメリカでは朝鮮という国があることさえ知られておらず、日本人か中国人と思われるとか、当時の状況が興味深い。
クライマックスのレースシーンは見ごたえ抜群で、思わず応援してしまうが、その後、朝鮮に帰った彼らを待ち受けていたのが朝鮮戦争だった、ということは映画は描いていなかった。ソンは北朝鮮にあたる地域の出身のようなのだが。
ソン・ギジョンの自伝が図書館にあったので、予約した。
昨日は夕方、買い物に行ったら、スーパーがどこもコメがないのにびっくり。品薄にはなっていたけど、全然ないということは数日前まではなかった。たぶん、朝に並んだ分がすぐ売り切れてしまうのだろう。うちは2キロの袋が半分近くに減ってきているので、今月は持つだろうけど、どうなることか。コメ不足のせいか、麺類も数が減っている。(追記あり)
ある時期から、ブログ村で気になるブログを見るようになったのだけど、やたら広告が多くて閉口する。それ以前に見ていたブログは広告収入を得ようとしていないブログだったので、今のブログがこうなっているとは気づかなかった。
なんでも2010年代頃からブログで稼げる人たちが出てきて、それでみんな参入してきたらしい。アフィリエイトとグーグルアドセンスが中心で、特にグーグルアドセンスが人気のよう。
ただし、現在ではブログはあまり人気がなく、稼ぐ人はユーチューブで稼いでいるらしい。それでもブログで稼ぐ方法みたいなサイトはたくさんあって、それを信じて、グーグルアドセンスを利用するためにお金を払って独自ドメインを手に入れ、その後、グーグルからなかなか認可されず、コンサルにお金払ったりとさらにお金を使って、やっと認可されても入るお金は月に数百円とかよくて数千円とかの人が多いらしい。独自ドメインが月に1000円かかるので、1000円以上の収入がないと赤字。
2割の人は月5万円以上稼いでいる、とその手のサイトは書いているので、2割なら私でもできるかも、月5万円収入があればあとはバイトで生活できる、と思ってやってるけど、全然稼げない、という感じ?
ブログ村で見るブログの中には、1行か数行おきに広告が出てきて、文章は中身まるでなしなのもけっこうあって、そういうのはアクセスしないようにしてるけど、見出しでアクセスして、あ、またこいつか、と思ってすぐによそへ行く。アドセンスだとこれだけで0.5円とか入るらしい。そんな中身のないブログ、うんざりするような内容ばかりのブログでも、1週間に1万人以上のアクセスがあるらしいので驚く。このブログなんて、1週間で3桁ですよ。ブログ村に登録すればいいってものでもないので、登録しないけどね。今から登録しても上の方に上がるのはむずかしそうだし。上にいるのはいつも同じ人たちで、そういう人たちが週に数万とかアクセスがあるけど、下の方へ行くとうちの現在とあまり変わらないのよね。
追記
この記事を書いたあと、午後2時頃に業務スーパーへ行ったら、品薄だけどコメはあった。でもコインランドリーで洗濯中で、荷物になるから買わなかったが、翌日にはもうなくなっていた。他のスーパーもコメはまったくなし。あの業務スーパーで見たコメが最後のコメになってしまったようだ。コメ売り場自体がなくなっているところもあり、本当にコメが入らなくなっているのだ。