2025年2月19日水曜日

UR賃貸の欠点と、病んでいる世界

 9年半前に引っ越してきた超古いUR賃貸。2階にひきこもりのビョーキ男がいるのは引っ越した当初からわかっていたけれど、最初は誰彼かまわず威嚇する声で攻撃していたのが、いつしか私をターゲットにし始め、夜、ずっと窓から外を見張っていて、私が帰ってくるとドアの前に移動、私が通るときに威嚇したり、ドアをガチャリとやったりということが続くようになった。

これは警察に相談案件かと思い、記録をとったり動画を撮ったりしているのだけど、警察もあてにならないことだし、と思っていたら、ますます向こうがエスカレートしてきたので、怒りにまかせてドアをガンガン蹴ってやったら、その後、おとなしくなった。

それでも時々、威嚇する声を出しているが、前に比べたらだいぶマシになった。

UR賃貸は民間賃貸では入居を断られるような人が住む、とは聞いていたが、こういうストーカー的いやがらせをする人間は予想してなかった。

この団地、ほかにもそういう人がいるようで、先日、マックで大声でおしゃべりしている後期高齢者のグループがいたのだが、内1人が、上の階の男にいやがらせを受けている、と話していた。

どうも、2階の男と同じタイプらしい。そういうのが何人もいるのだろうか。

それ以外でも頭がビョーキっぽい人は団地内で時々見かけていて、ただ、他人に攻撃的になる人たちではないので、気にしないでいる。

そして去年の12月から、下の3階の部屋からヒステリックに叫ぶ声がひんぱんにするようになった。

下の階は去年の夏頃に新しい住人が来たのだが、11月までは静かだった。が、12月になってからヒステリックな女の叫び声がするようになり、大きな物音もするようになった。

2階のストーカー男とは違い、他の部屋の住人に何かするわけではないので、静観していたが、先日、突然、下のドアが開いて、ヒステリックな声が階段に響き、そのあとすぐに部屋に連れ戻されたようで、部屋の中からヒステリックな声と、ドスンドスンという派手な物音がして、それが1時間以上続いた。

それにしても、下の階の叫び声がよく聞こえるって、どういう構造なのだろう、と思う。壁を隔てた隣の声は聞こえないのだ。パイプスペースやコンセントのあるところはコンクリートではなく、音が伝わりやすいのではないかと思う。

何を言っているのかはわからないし、日本語ではないのかもしれないと思うが、こうやってビョーキの住人がどんどん増えていくのか、と思うと、先が思いやられる。UR賃貸の欠点の1つです。

もっとも、文京区に住んでいたときも、近所にヒステリックに泣き叫ぶ子どもがいた。

22年間住んだ最初のアパートはまったくそういうことはなかったのだけど、次に4年間住んだアパートの隣の家の子どもがよく泣き叫んでいて、時々、母親が叩く音までしていた。今なら通報案件か、という感じ。

そのあとに4年間住んだマンションでは、1階に住む子どもがヒステリックに泣き叫んでいた。帰ってきたとき、たまたま母親がいなくて中に入れず、「お母さん、開けて」とヒステリックに叫び続ける。しかし、これは毎度のことで、すぐに母親が帰ってくるので、マンションの住人は誰も出てこない。でも、子どもは学習することなく、「お母さん、開けて」と叫ぶ。

そのあと、4か月ほど住んだアパートでは、近くにヒステリックに泣き叫ぶ子がいた。ここは団地に引っ越すつなぎのような感じだったので、後半2か月は住んでいなかったから、あまりよくわからないが、やはり病んでいる子どものようだった。

最近、文京区が中国人に人気で、子どもの進学に熱心な親が移り住むというニュースがあったが、私が住んでいた地区の小学校で、父親が子どもに灯油をかけて無理心中したということがあった(12年くらい前かな。父親は大手新聞社社員で、もちろん日本人)。あの日、朝からヘリコプターが飛んですごくうるさかったのでよく覚えている。父親は死亡、子どもはその後、治療のかいなく死亡。小学校の裏門のところには花が供えられていた。

文京区では幼稚園児の親が子どもの同級生を殺す事件もあった。(こちらはもっと前の話で、犯人は地方出身でハイソな東京になじめなかった日本人女性。)

30年間、文京区に住んで、いろいろ便利ではあったけど、なんだかなあの思い出も多いのである。