2024年6月23日日曜日

残念な週末

 この週末、土日は例によって中山競馬場でモニター観戦の予定だった。

土曜日は府中でジャンプ、日曜は京都で宝塚記念。

土曜日のジャンプは、中山グランドジャンプで2着だったジューンベロシティを推し馬にしようと思い、第2の推し馬としてヴェイルネビュラを選んだが、オッズを見ると、最近、ジャンプや障害に転向してきた2頭の馬が人気上位。ヴェイルネビュラも最近転向組みたいで、やや上位人気、そして昨年のこのジャンプで勝っているジューンベロシティも人気上位ではあったのだけど、その人気上位の2頭がよくわからない。でも、競馬ファンが推しているんだから理由はあるのでは?と思い、迷い始める。でも、この2頭つうかヴェイルネビュラもだけど、こういう大きいレースは初めてなんでは? だったら我が推し馬のジューンベロシティとヴェイルネビュラだけ買えばいいよね、と思ったのだけど、でも、わざわざ行ってお金出すほどかなあ、葛飾区立図書館に予約の本を取りにも行かなければならないし、今日は競馬はやめて図書館へ行き、そのあと水元公園へ行こう、と決めてしまった。

が、なんと、ジューンベロシティ優勝、ヴェイルネビュラ3着、例の2頭は馬券外。

うわあ、推しの2頭であれとこれを買えば~円になったのに~と思っても後の祭り。

でもまあ、その前に、水元公園で花ショウブを見てきました。

葛飾区はこの水元公園と堀切菖蒲園という2つの大きな花ショウブの名所があり、1週間前まで花ショウブ祭りをしていたので、まだ花は残っているだろうと思いました。

水元公園はいつもは松戸方面から江戸川越えててくてく歩いて行ったのですが、今回は金町駅前の図書館で本を借りたので、金町駅から歩きました。葛飾区は道が複雑で迷いそう、というか、迷ったこともあるので、地図を持参。地図を見ながら裏道を進んでいくと、このお寺に行き当たりました。中をちょっとのぞいたけど、有名なのか、観光客が団体で来たので、退散。このすぐ先が水元公園です。


水元公園の入口にはアジサイがたくさんありましたが、花が枯れかかっているのが多い。他の地域はアジサイは今が見ごろなのに。これは数少ないきれいなアジサイ。


花ショウブは終わりかかっていて、花は少なかったですが、花ショウブ園がかなり広いので、花はそこそこ楽しめます。ただ、こちらもくたびれた花が多い。



葛飾区立図書館で借りたのは「シャンシャンの雪あそび」。薄い写真集なので、ここでじっくり見て、帰りに公園近くの水元図書館で返却しました。


このあと水元大橋を渡って、メタセコイアの森へ。


いつもは松戸から歩いてくるので、この辺でくたびれ果てて、これより先はほとんど行ってなかったので、今回はこの先もじっくり見ます。とにかく広い公園で、端から端まで歩いたらすごい距離になりそう。



バラ園は準備中でした。ここのバラもみんなくたびれている。なんでこの公園の花はこんなにくたびれているのだろう。


花ショウブの品種保存園。いろいろな種類の花ショウブがあります。





これからはハスの花の季節。


このあたりはうっそうとした森で、人も少ない。やがて、バード・サンクチュアリーへ。ここ、前から行きたいと思っていた場所だけど、鳥はまったくいなかった。


このあと、水元図書館で本を返し、金町駅まで歩いて帰りましたが、正直、かなり疲れ果てました。その最大の理由は、地元の図書館で借りた本。これをまず借りて金町へ出かけ、葛飾区立図書館で写真集「シャンシャンの雪あそび」を借り、水元公園でこれを眺めただけでなく、地元で借りた本も3分の2くらい読んだのです。残りは地元のマックで。

しかし、この本がもう、読まなきゃよかったというシロモノ。「出版翻訳家なんかなるんじゃなかった日記」という本で、10数年間で60冊もの本を出した著者が出版翻訳の内幕について語る。私も出版社とはいろいろつきあいがあったので、確かに「あるある」なエピソードばかりなのですが、正直、著者の方にもかなりの問題があると感じました。アマゾンでは「自業自得」「承認欲求が強すぎる」「女性蔑視」といったコメントがありますが、まさにそのとおり。まあ、この本については、機会があったら書くことにしましょう。

そして翌日曜日。中山競馬場はこの日のあとはターフビジョンが2台ともメンテに入るので、8月9日までスタンドでのモニター観戦ができなくなります。

メインレースは京都で行われる宝塚記念。本来は宝塚にある阪神競馬場開催ですが、阪神がリニューアル中とのこと(つか、宝塚って、阪急じゃなかったの?)。


雨なので遊園地は閑散。


ここも全然、人がいない。


雨にぬれるハイセイコー像。


1番人気ドウデュースでしたが、馬券外に終わる。


私の推しは日経賞から応援しているシュトルーヴェ。まあ、来ないとは思いましたが、一応、応援で馬券は買います。


京都が得意だというこの馬も複勝で買ってみたけど4着。惜しい。


重賞レースのときはモニターを見る人がコース近くにたくさん出てきますが、雨なので屋根のあるスタンドに上がってきた人の方が多い。モニターでも盛り上がります。



優勝はブローザホーン。実は単勝で買おうとカードに記入までしたのに、買わなかったのです。ワイドでは買ってましたが、本命視されていたドウデュースとジャスティンパレスが来なかったのでパア。前日も推し馬2頭いたのに出かけず、今日は記入までしたのに買わず。どうしたんだ、自分。これは運がないとかそういう問題じゃない。自分に問題がある。

前から応援しているシュトルーヴェは別格として、京都が雨予報になる前は、実はドウデュースを応援しようと思っていたのです。ジャスティンパレスも応援したいなと思ってました。でも、雨予報になり、この2頭は雨に弱い、強いのはブローザホーンと聞いて、ブローザホーンに傾いて、単勝買おうというところまで行ったのに、買わなかった。たぶん、無意識のうちに、ドウデュースに勝ってほしいと思っていて、それで買うのをやめてしまったのではないか、あとになって、そう思いました。なら悔いはない。今回は全部はずれたけど、そもそも当てるのがむずかしいレースだったのだし。

メインレースが終わると、みんな屋内へ行ってしまいました。遠くに武蔵野線の電車が走る。スタンドのてっぺんからの風景がとても好きで、それで通ってしまったけど、次からはもうここは入れなくなっているのかな。


というわけで、残念がっかりな週末でした。