2018年8月22日水曜日

イケアが嫌いになった日

実はイケアは好きでした。
ショールームをまわるのも好きだし、レストランも好きだし、大きな物は持ち帰れないのであきらめても小物は時々買っていました。
が、先日、ある出来事で、イケアは信用できない、人をだます企業だ、と思うようになりました。
もうイケアはたぶん、行かない、たまにのぞいても何も買わないと思います。
で、イケアに関する苦情をネットで検索したら、あるわ、あるわ。
うーん、私なんかとは比べ物にならない被害。しかも、苦情言ってもあきれる反応ばかり返ってくるらしい。
これ読んだだけで、イケアで買い物はやめるべき、と思いました。
私の場合は小物ばかりなので、今のところ失敗はないですが、今回、イケアは人をだます企業だとまで思ったのは、レストランでの出来事です。
イケアはレストランのメニューや一部商品をメンバー価格と一般価格の二重価格に設定していることは知ってました。
ドリンクバーがメンバーは平日60円、一般は120円とか。
メンバーにはその場でなれるのですが、私はドリンクバーが120円でもOKだったので、メンバーにはなっていません。
以前はレストランの他のメニューでメンバー価格と一般価格に設定されているものは少なく、また、二重価格がわかるようにされていたので、トラブルもありませんでした。
が、先日、イケアでビールでも飲もうと思い、ビールと一緒にチキンを買ったところ、売り場の表示は389円だったのに、レジでは469円になっていました。
値段が違う、と言うと、389円はメンバー価格で、その値段の下に小さな字で一般の価格が書いてある、こっちへ来てよく見ろ、というので、行ってみると、近視の私が目を凝らしてかろうじて見られる小さな文字で469円と書いてあったのです。
「目が悪くて見えない」と言うと、スタッフは「すみません。どうしますか?」というので、返品返金してもらいました。
オレンジ色で書かれているのがメンバー価格だというので、売り場を見ると、メニューの多くがメンバー価格で、その下にやっと読めるくらいの小さな字で一般価格が書いてある。以前は一般価格とメンバー価格がほとんど同じ大きさで書いてあったドリンクバーも、60円とでかでかと書かれ、その下に小さく120円と書いてある。
ああ、これは確信犯だな、と思いました。
二重価格であることを知らせない、一般価格を非常に小さい文字で表示、レジではメンバーカードの有無を聞かないから、たとえメンバーでも気づかずに一般価格を払っている可能性もある。
商品が欠陥品だとか、それに対する対応が悪い、とかいうレベルではないです、これは。
客をだまそうとしているわけで、消費者センターから指導してほしいレベル。
少なくとも以前はこうではなかったわけですから、こういうやり方で稼ごうとイケアが考えたとしか思えないわけです。
ミスは誰でもあるし、まずい対応もある、でも、客をだますようなことを平気でする企業は信用できません。
チキンは返金してもらえましたが、ビールは問題ないので返金してもらうわけにもいかず、腹を立てながら飲むビールがうまいわけもなく、心底、イケアが嫌いになったのでした。

2018年8月18日土曜日

真夏の夜の上野動物園3:アイアイの森と小獣館

真夏の夜の上野動物園、結局、4回行ってしまったのですが、3回目は入場締め切りの7時ぎりぎりに到着。表門。木々の間に細い三日月。

西園のアイアイの森へ。ここにはマダガスカルの動物が集められています。

真ん中の白と黒の丸いものがオナガザルの一種。昼間はよく動いている。

人気のアイアイは夜行性なので、夜の時間に室内を明るくする今の時期でないとなかなかよく見られない。ガラスの前はすごい人だかりで、写真を撮る人数人が目の前を占拠していて、よく見えない。これは何か食べているところ。

やっと顔が見えた。

弁天門近くの飛べないオオワシ。前回よりよく撮れた。

4回目は16日の最終日。リーリーのお誕生日なのでどうしてもリーリーに会いたくて、母子が終了した6時頃に行ったのだけど、この時点でこの行列。この日はリーリーの待ち時間はずっと1時間くらいで、並ぶ締切も早まったため、結局リーリーには会えず(どうせまた寝てるでしょうけど)。

トラはよく動くのでぼけてしまう。

じっとこちらを見るライオン。

西園へ移動し、ビヤガーデンでビールとタイ風唐揚げで夕涼みしたあと、この前も行った夜行性動物のいる小獣館へ。

よく動く方のマヌルネコ。


動かない方のマヌルネコ。

コウモリも寝ている。

メガネザルの一種。このあと、上の方の寝床へ姿を消した。

小獣館の外では、歩き回っていたタテガミオオカミが明るい室内へ。
閉園時間8時となり、今年の真夏の夜の動物園はおしまい。

行ってわかったこと。
初日に行くべき。
初日は金曜で、まだコンサートなどのイベントがなかったので、ビヤガーデンもすいていた。
しかし、翌土曜日からはお盆休みで混みだし、ビヤガーデンも席がとれない状態。ようやくとれるようになる頃には売店が閉まっていて、ビールが買えない(外から持参がベストかも)。
真夏の夜の動物園限定の骨付きタンドリーチキンも初日は余裕だったけれど、その後はどんどん売り切れてしまった模様。初日以外は売店が閉まるのが早く、7時すぎには閉めてしまう。ビヤガーデン、混んでるけど、売店が閉まると人もいなくなるので、ビヤガーデンも片付けが始まり、8時までのんびりできたのは初日だけだった。
もっとも、夜行性動物のいる室内は7時から明るくして、昼間の彼らを見られるので、7時台はこれらの動物を見るのに集中した方がよいかも。
パンダは来年はもうシャンシャンがいないので、今年とは違う公開になると思う。

2018年8月16日木曜日

松戸市立博物館

松戸市立博物館へ行ってきました。
入場料300円。
写真撮影OK、フラッシュも一部を除きOKでしたが、フラッシュは使わず撮影。なので、ややボケた写真になっています。
入るとすぐに旧石器時代の出土品や歴史資料、ミニチュアによる再現などで松戸市の歴史が紹介されています。



と、ここまではよくある博物館なのですが、ここの目玉は昭和35年に入居が始まった常盤平団地の実物大模型、だと最近知って、見に来たのでした。
19世紀以降の歴史紹介コーナーの最後に常盤平団地が登場。当時の建設の様子のビデオが映し出されています。

実物大っていったって、部屋を再現しているだけだろう、と思っていたら、なんと、2階まで再現している。見学できるのは1階のみ。

階段の両側に部屋があるタイプ。4年後に入居が始まった豊四季団地(のちに豊四季台団地に改名)に住んでいたので、この形式はなじみのあるものです。5段上がって1階、7段上がって踊り場、7段上がって2階、となります。

入口のドア。表札の隣の小窓は豊四季団地にはなかった。

ドアののぞき穴。なつかしい。

玄関の靴入れ。こことかキッチンの戸棚とか、閉まっているのを開けて中を見ることができますが、監視カメラがあるので動かしたり盗んだりしないように(私はいっさい触ってません)。
下駄があるけど、うちは下駄は置いてなかったなあ。

木製の風呂桶。これもなつかしい。トイレは洋式の水洗です。

2DKの南側の6畳間をリビングにしている。なつかしの黒電話。奥にステレオ。
しかし、ここをリビングにしてしまうと狭すぎると思うのだが。

白黒テレビ。明星ラーメン30円のCM。書棚にはハヤカワポケットミステリが。
ポケットミステリは現在までずっと健在なので、なくなってしまったSFのポケット版を置いてほしかった(もっとも、古本は相当高い値段になってしまいそう)。

テレビでは当時のニュースやCMを流しています。バヤリースのなつかしいCM。

ステレオの下にあるのは録音テープか? その隣は録音機? この部屋の住人はかなり裕福という設定のようで、1960年代初めで家電製品をかなりたくさん持っている。うちは1964年に団地に入居したときは家電はテレビとラジオしかなく、その後、しだいに冷蔵庫、洗濯機、電話、ステレオなどが増えていった感じ。当時は団地(公団住宅)でも電話がある家は少なかった。ましてや録音機なんて、ラジカセが出るまで私は知らなかったぞ。
公団住宅は収入が一定以上ないと入れないので、中流の人たちばかりだったが、公団についての本に書かれているようなお金持ちの住むところという感じでもなかったように思うのだが。

北側の4畳半。ベビーベッドがあるので赤ちゃんのいる若い夫婦が住んでいるという設定か。しかし、この部屋に3人寝るのって無理っぽくないか?
ちなみにうちは3Kで、ダイニングがなかったので、6畳間にちゃぶ台置いて食事してました。
電気掃除機と扇風機があるけど、6畳間にはスイカがあったので、夏という設定なのでしょう。ということは、季節により展示を変えるのか?

ミシンはリッカー。

ベランダから見たダイニングキッチン。左に冷蔵庫、右奥に電気釜とジューサー。家電がひととおりそろってますが、トースターが見当たらなかった気が?
DKに洗面台があるのがこの時期の団地の仕様のようです。うちの団地では浴室の前に洗濯機置き場があり、そこに洗面台があって、そこから洗濯機の水を入れてました。

上の棚も下の棚も開けると物が入っている。カレンダーは1962年のもの。

下の戸棚の中。

ガス台の下の戸棚。デパートの包み紙を敷いているのがリアルすぎ。
団地よりも置いてある小道具に感激してしまう。

ベランダの洗濯機。脱水機がなくて手でまわして絞るやつですね。
うちが買った洗濯機はすでに脱水機つきの二槽式でした。洗濯機置き場も室内だったし、数年での進化を感じます。

この展示模型ではベランダからこちらに降りてこられるようになってます。南側は3階の下の部分まで造られている。
2階のベランダにビールケースがあったりと、芸が細かい。

もう一度、北側へ。

バイクはスズキ。

こんなものまでリアルに作り込まれている。

博物館の外に竪穴式住居の復刻版が。時間によっては中にも入れるそう。

2018年8月13日月曜日

「寝ても覚めても」映画と原作(ネタバレあり)

以前試写で見せてもらった映画「寝ても覚めても」(濱口竜介・監督)の原作(柴崎友香・著)を読んだ。
映画は原作とは全然ちがうやん、と思ったので、メモ的に書く。

原作は主人公・朝子の一人称だが、映画は三人称的にしか描けないので、そこで当然、差が出るのだが、それにしても、映画は原作をわかりやすくしすぎてないか?

つか、原作はジコチュー女の一人語りなんだが、映画では彼女の行動がしごく常識的な描写に変えられている。映画は原作を平凡な話に作り変えているのだ。

たとえば、朝子の恋人・麦はパンを買いに行くと言って出かけ、なかなか戻ってこないが、原作だと戻ってくるのは3時間後。映画だと前の晩に出かけて朝になっても戻ってこない(その後、戻ってくる)。
3時間くらいだったら、まあ、あるといえばあるよね。
子供じゃないし、このくらいだったら心配はしない。が、恋人を思う朝子からしたら、というのはある。が、映画だと翌朝になっても帰ってこないのだから、これは普通じゃない。
その後、映画では麦は、靴を買いに行くと言って出かけ、その後まったく帰ってこなくなるのだが、原作では海外へ行くと言って出かけ、その後、音信不通になる。これも原作の方はそんなに変じゃないが、映画だとやはり麦が変ということになる。

つまり、原作では変なのは朝子の方なのだが、映画では麦の方になっている。
その後、東京へ移住した朝子は麦にそっくりな男・亮平に出会い、恋人同士になる。ここは映画も原作も同じ。
しかし、映画では亮平は麦にそっくりであることは周囲も認めているが、原作ではそっくりだと思っているのは朝子だけで、周囲は、同じ系統というか、同じタイプぐらいにしか思っていない。
映画では朝子は亮平と同居し、事実婚状態になり、亮平の大阪転勤を機に婚約、新居も決めるが、そのとき、突然、麦が現れる。駆け落ちしようと迫る麦に、最初は抵抗した朝子だが、ついに麦と駆け落ちしてしまう。
しかし、原作では、朝子は突然、麦が現れた瞬間に駆け落ちしてしまう。
映画では亮平の絶望がリアルに描かれるが、原作では朝子の一人称なのでそういうところはあまり描かれない。
この駆け落ちのあたりの描写も、原作ではおかしいのは朝子、映画ではおかしいのは麦の方で、映画の麦はホラー映画みたいな雰囲気で、朝子は最初はおびえるが、原作ではいきなり麦が現れて即、駆け落ち。おかしいのはどう見たって朝子。ただ、その前から朝子のおかしな感じはあるので、唐突ではまったくない。

もっとも、映画でも、麦は実は存在しない、朝子の妄想では、と感じさせるところもある。
幻想から目覚めた朝子が亮平のもとに戻ろうとする最後のシークエンスも、リアルを生きようとする2人の姿が、泥水の川を亮平は汚いと言い、朝子はきれいだと言うあたりに、夢と現実をともに生きる2人の気持ちを感じさせる。このラストはとても好きだ。

しかし、原作はあくまで朝子の一人称なので、朝子のゆがんだ視点で語られているから、映画のような清々しい結末ではない。
原作では麦と亮平は似ているがそっくりではないという設定で、朝子だけがそっくりだと思っている、2人で1人だと思っている。が、駆け落ちした朝子は友人から携帯に送られた昔の麦の写真を見て、麦が亮平に似ていないことに気づく。2人は別人だ、とわかった朝子は、亮平のもとに戻る決心をする。
原作では麦と駆け落ちしたときに2人の男女が一緒にいるのだが、その2人が最後の部分でなぜ別れているのかもよくわからない。最後まで朝子の妄想なのだろうか?
朝子の一人称は論理的なところはまったくなく、その場その場の感覚で書いているから、わかりにくいところも多い。あとで、もう一度読み直そうと思う。
つまり、原作は文学ならではの、信用できない語り手の語る話なのであり、そこに最大の魅力がある。
だが、映画はそれをわかりやすく、朝子の心理も理解しやすくしてしまっている。
この映画がカンヌ映画祭で「めまい」と比べられたり、トリュフォーの映画と比べられたりしているのもうなずける。わかりやすくするとそうなるのだろう。その分、凡庸になったと私は思うのだが。

映画も原作も私の好みではない手触り感が濃厚で、正直、どちらも好きにはなれないが、客観的に見て、やはり映画は原作を凡庸にしたと感じてしまう。もっともこれはストーリーや人物、テーマの話で、映像表現はまた別ではあるが。

2018年8月12日日曜日

パンダうちわ

お盆休みの日曜日、上野動物園のパンダ行列は午前は2時間待ちとか出てました。最近にしては長い待ち時間。幸い、曇り空です。
昨日、リーリー観覧に並んだら、パンダうちわを置いてあったので、もらってきました。(画像は動物園のツイッターから)

雨の日は配らないそうです。

あと、前の記事、池之端門を弥生門と書いていたので訂正(弥生門は東大だ)。