2021年6月28日月曜日

get 6 what?

 最近、ちょっと話題になっていたツイート。

ツイートの流れはこれなんだけど、

https://twitter.com/ShinShinohara/status/1408265676385521666

これって、男と女の問題じゃねーだろ、と思った。

なのに、日本語ではもっぱら男と女の問題にしちゃってるツイート多数。

いや、これ、言葉の問題だから。

で、ぐぐってみたら、元ネタは英語だった。

Programming Joke

A wife asks her husband, a programmer, “Could you please go shopping for me and buy one carton of milk, and if they have eggs, get 6?”

A short time later the husband comes back with 6 cartons of milk and his wife asks, “Why did you buy 6 cartons of milk?”

He replies, “They had eggs.”


訳します。

妻がプログラマーの夫に頼んだ、「買い物に行って、牛乳を1つ買ってきて、もしも卵があったら6つ買って」

少しして、夫が牛乳6つ持って帰ると、妻が尋ねた、「どうして牛乳を6つも買ったの?」

夫は答えた、「卵を売っていたから」


さて、夫は妻の言葉をどう解釈したのか。

1 買うべき牛乳は1つだが、卵を売っていたら牛乳を6つ買うべき。

2 牛乳を1つ買う、卵を売っていたらさらに牛乳を6つ買う。牛乳は計7つ。(上のツイートで牛乳が7本になっていて、6本ではないかという突っ込みがあったが、このツイートは2の解釈をしたことがわかる。)

3 牛乳を1つ買う、卵を売っていたら6つ買う。何を6つ?

この3つの解釈を、英語でtranslationと書いているのが面白い。翻訳、なのだ。

このサイトによると、プログラマーはあいまいなところをはっきりさせないと何もできない、ということで、夫は何も買ってこないのが正解のようだ。

上のツイートの流れに、卵が店にあるとは限らないから、うんぬんとあるが、英語を見ると、明らかに店(they)が卵を持っていたら=売っていたら、となっている。「卵があれば」という日本語の方があいまい。

一方、日本語では牛乳は1本、2本、卵は1個、2個、あるいは1つ2つだから、曖昧回避できるので、このジョークは成立しない。

しかし、りんごなら成立するかも?(つか、牛乳6本だからバカだね、になるので、りんご6つだったら違ってくる。)

りんごを1つ買ってきて、もしも卵を売っていたら6つ。

さあ、これだと、6つはりんごかもしれないと、少しは思いませんか?

まあ、普通に考えたら、数字のあとの省略された名詞は直前の名詞だけどね。

もしも、get 6 if they have eggsだとどうなるだろう。


このジョークは要するに、プログラマーとかああいう理系の人たちは生活感覚を欠いていて、行間が読めないとか、そういうジョークなんだろうけど、プログラマーたちから見ると、あいまいなものがあると何もできないからこのジョークはおかしいということになるのだろう。

理系に対する文系の偏見というものが底にあるような気がするし、日本では理系=男だから男と女の話になっているのかな、とも思う。いずれにしろ、ある属性を持つ人々に対する偏見からなるジョークだから、気持ちのいいものではないわな。

逆に、女や文系はもっとわかりやすい言葉を使え、みたいな解釈も成り立つし(こっちも偏見)。

すぐに消してしまったみたいだけど、機械翻訳と人間の翻訳についてある翻訳家が書いたブログ記事があって、その機械翻訳と人間翻訳にも当てはまりそうな話で、たまたま同じ日に両方見たのは何かの因縁かもしれない。

2021年6月24日木曜日

シンシンが双子を出産し、リーリーとキジは育休に

6月23日午前1時過ぎと2時半過ぎに上野動物園のジャイアントパンダ、シンシンが双子を出産。

おお、23日は整理券とってある!

さぞかし喜びあふれる上野動物園であろう、と思って行ってみたら

パンダのもりはリーリーとキジが非公開になっていた!

そうか、男もしっかり育休をとれ、とリーリーが自ら手本を示してくれているのか。でも、キジは?

って、もちろん、パンダのもりが非公開になったのは、出産直後のシンシンのためなのですが、リーリー、会いたかったよ。6月30日で年間パスポートが切れるので、7月8月は自粛するつもりなのだけど、当分リーリーに会えないのか。

でも、パンダは誕生後1週間が非常に重要で、ここを乗り切らないといけない。双子が順調に成長しますように。

というわけで、シャンシャンが大行列になっているんだけど、入ったときはまだ寝ていて、そのあともう一度見たら、食事中でした。どちらも顔はしっかり見えた。

パンダのもりはレッサーパンダは公開中。


ワオキツネザル。

ジャカランダの花が今年も咲いていた。

東園。土曜日に準備中だったところ。



アビシニアコロブスの赤ちゃん。高いところで動き回るので、大人の猿たちが心配そう。


裏側の部屋。ガラスに緑が映り込み、幻想的な写真に。

さるやまキッチン。

これしか食べたことがない。

子猿は3匹とも母親と一緒だった。

リーリーに会えなかったのも残念だったけど、上野駅を出て動物園に向かうとき、工事中の西洋美術館を白いボードで囲っていたのもショック。土曜日に庭の写真を撮ろうと思ったけれど、雨なので、また来るから、と撮らずに帰ったのだ。整理券、火曜日にすれば、と後悔。

脇の門から中をのぞく。ル・コルビュジエ設計の庭に戻すため、植栽をすべて取り除くのだ。

このカレーの市民のまわりの植栽を取り除く。

この木々もたぶんなくなる。

考える人の背中。

植栽を取り除いてル・コルビュジエの庭に戻す、というのはわかっていたし、中に入っていたときは庭がダサイと思っていたけれど、緑がすべてなくなって、見晴らしのよい庭になるのもちと寂しい気もする。

2021年6月20日日曜日

半年ぶり。

  半年ぶり、上野動物園。


奇跡的に土曜日が取れた。
入ってすぐのシャンシャンは食事前の竹の吟味中で、とてもかわいかった。
続いて子象のアルン。半年前に比べて大きくなったな、と思うけど、まだ子ども。
シャンシャンとアルンは撮影禁止。

西園へ。一日中雨でしたが、入れるだけでありがたいので、まったく気にならない。

レッサーパンダは室内。もう1頭は奥にいました。

シンシンは妊娠かもしれないので非公開。

リーリーは室内で撮影禁止。食事中でした。続けて2回見たけど、人が少ないのですぐ入れます。

ハシビロコウも4羽すべて見られた。

キリンの親子も。子ども、大きくなったなあ。これは父親。

東園に戻り、猿山。半年前は山の高いところでは母親が子猿をしっかり見ていたけれど、今は内2匹は親の姿が見えない。去年の4月、5月、6月に生まれたので、1歳なのだ。

毛づくろいの練習?

ゴリラの森。秋から冬はゴリラが外に出ていないことが多かったが、さすがに夏はゴリラの季節。


今年4歳になるリキ。カメラのピント合わせの光が気になるようで、このあと近づいてきてガラスをドン!

反対側から。父と息子。そういえば翌20日は父の日。

虎は2頭います。


このあと、またアルンを見たり、シャンシャンをもう一度見たり。2度目のシャンシャンはお食事中。

マヌルネコの小獣館は閉館中ですが、爬虫類館はやっていたよう。

そして、アビシニアコロブスの赤ちゃんが。


閉園間近になってようやく雨が上がる。グッズを買ったら、紙袋にビニールをかけてくれた。

シャンシャン4歳記念のクリアファイルとポストカードセットと、バーゲン品のスツールボックス。


19日は翌週の予約日だったので、朝に予約してから出かけましたが、やはり9時15分くらいにははけてしまう感じ。私は平日午後ねらいなのですんなり予約できましたが、最初、アクセスしても完売表示になっていて、9時になったばかりなのに変だな、と思ったら、履歴を削除してやり直したら予約できるようになりました。
これ以外にもいろいろバグがあるようです。
もしかして、スマホよりパソコン、スペックの低いパソコンより高いパソコン、無線より有線の方がつながりやすい?
私はスペックの高いパソコンで有線です。

2021年6月13日日曜日

上野動物園にマヌルネコの赤ちゃんが!

 小獣館は去年、一度開いたけれど、換気の問題でその後閉鎖。今も閉鎖中ですが、なんと、マヌルネコの赤ちゃんが2匹も生まれてた!

マヌルネコの繁殖

上野動物園は写真や動画の無断掲載は禁止です。

記事を読むと、生まれてからもおそるおそるの観察だったみたいで、スタッフがつきっきりのパンダとは大違い。

6月12日に4歳の誕生日を迎えたシャンシャン。同じ年に生まれた、もうすぐ4歳のニシゴリラのリキとの比較。

シャンシャンとリキの比較

こんなのやってたのか、知らなかった。昨日、上野駅で乗り換えたのに。

アトレ上野

上野動物園の整理券は、来週のはなんとか取れましたが、ものすごーく疲れた。昨日は10時間以上寝てしまった(その前が慢性的睡眠不足)。

子象のアルンのニュースは時々あるけれど、去年の休園期間に生まれた3匹の子猿のニュースは全然ありません。

リキにしろ、アルンにしろ、子猿にしろ、大人になるには何年もかかるらしいので、焦る必要はないのだが。リキは15歳で大人になるというからあと11年、それまでこっちが生きている保証はないですね(年齢のせいで)。

2021年6月11日金曜日

芋づる式にゾロゾロ出てくる

もうオ氏の話はしないつもりだったのだが、この人も呉座氏と同じで問題ツイートを繰り返していたのだとしか思えないね。呉座氏と違って個人攻撃してないだけで。

帝京大教授ですよ、一応。

瑠璃子(桜島よし子)さんはTwitterを使っています 「オッカムセンセの見合い婚認識って「女をあてがえ」論とさほど違わないと思える。学生に「両親が恋愛結婚かどうか尋ねる」のも「恋愛結婚はふしだら」「幸運にも犯罪が成立しなかった夫婦の組み合わせ」という認識の上に立脚した問いかけと考えると…… https://t.co/OkhIyWgN8A」 / Twitter

これも地域格差から来る偏見なのかねえ?

つか、モラハラ元妻も見合い結婚か。なんとなく、元妻と母親のモラハラって、なんで長万部みたいな田舎の大学にしか行けないのよ、早く札幌みたいな都会の大学に行って、と言われてたんかな?と思ったのだが(完全な想像です)。

オ氏は1971年生まれだからこの年代は恋愛結婚が主流で、北大の友人とか恋愛結婚が多いはず。親族は田舎なので見合いが多いのかもしれない、っていっても、オ氏の親の代までだと思うぞ。

なんで見合い結婚がなくなったかというと、結婚してうまくいかなくなると紹介した人が恨まれるからで、それで今は結婚相談所が繁盛している。

北海道って、離婚率高かったはずだけど。

まあ、このツイートも例によって、オ氏の妄想かもしれないのだが。

あと、帯広畜産大教授のラジ氏もトンデモツイートしてるんだけど、大丈夫か?

トッケイヤモリさんはTwitterを使っています 「ラジの人、無理ラジ。 https://t.co/NRhKp2H9K9」 / Twitter

オ氏もラジ氏も以前、別の人のツイッターに流れてきたツイートを見て、ヤな感じを受けていたんだが、ツイートを見てのヤな感じって当たるね。なお、ラジ氏は北海道出身ではないはず。

オ氏は北海道の面汚しになりつつあるのではないか?

2021年6月10日木曜日

業務スーパーの冷感不織布マスク

 週に一度、近所の業務スーパーに買い物に行くのだけれど、マスクがあるはずなのに売っているところをなかなか見ない。たぶん、すぐ売れてしまうのだろう。

特に50枚498円の冷感不織布マスクは段ボール箱はあっても中身がなかったりする。

その冷感不織布マスクが先週、段ボール箱の中に2箱だけあったので、1箱買ってみた。

で、昨日、初めて使ってみたけど、

いい!

これ、私好みの条件がそろっている!

私好みのマスクの条件

1 ノーズフィッターが長いこと。

2 耳ひもが平ゴムなこと。

冷感、ですか? ああ、裏側がつるつるですが、特にひんやりという感じはなし。でも、裏がつるつるの方がかけ心地はよい。

そして、もう一つ、いいこと。

耳ひもの付け根がマスクの外側。

耳ひもの付け根がある方が外、とかネットには時々書いてありますが、私が買ったこれまでのマスクはすべて、耳ひもは内側についていました。

確かに外側についていた方がフィットする。

もともと、平ゴムが好きなのは、ほわほわの丸いゴムよりこっちの方がフィットするからですが、付け根が外だとさらにフィット。

これは見つけたらまた買わなきゃ、と思っていたら、さっき、業務スーパーに行ったら段ボール箱にまだ半分くらいありました。入荷直後なのかな。

こんな感じでレジの近くに置いてあります。写真はネットから拝借。


右側は冷感じゃない不織布マスクですね。こちらは50枚348円。こっちの方がたくさん残っていて、やはり冷感が売れているようです。
たくさんあるからって買占めする気はないので、冷感を1箱だけ買いました。これでこの夏は乗り切れるかな。人ごみに行くときはもっと高いのにするけど。

「セレブバイト」その後

例のオ氏による「専業主婦のセレブバイト」の件、いろいろな方向に波紋を呼んでいるようだ。

オ氏が経験した地域格差の問題と、女性の仕事の問題がごっちゃになっているので、なんかいろんな方向に発展し、あさっての方向にまで広がっている感じ。

女性の仕事、「セレブバイト」の件は、オ氏の認識が完全に間違っているとしか言いようがないのだけれど、多くの人に興味を持たれるのは、派遣とか働く女性の格差の問題があったり、その一方で、「セレブバイト」と呼ばれてもしかたない願望を描く恵まれた男女(女性とは限らない)が少なくないからだろう。

こちらの件に関しては、オ氏の発言は単にきっかけになっただけで、オ氏が勘違いしているかどうかとはもう関係なくなっている。

地域格差のことで、成功した北海道出身者が怨嗟の感情を示すのを見たのは、オ氏が3人目で、他の2人は東大院生だったから、オ氏のようないい年した大学教授が東大院生と同じようなことを言っているのに驚いた。氏の心はいまだに北大助手のままなのだろう。

もっとも、2人の元東大院生(今はもっと出世してる)は室蘭や釧路の出身で、北海道では田舎とは言えず、稚内のオ氏の方がトラウマが大きいのはわかる気がする。また、他の2人は学部から東大に進学したが、オ氏は北大であり、その後は長万部の大学だから、東大の学部から東京にずっといられる(1人はアメリカの名門大学の院に留学)2人と同じにはできない。

そう思うと、オ氏のように世界に向かってトラウマを発信してしまう人がめずらしいだけで、心の中にまだトラウマを持っている人はたくさんいるのかもしれない。

 一方、オ氏の発言がきっかけになって広がった「専業主婦のセレブバイト」の件。

こちらはジェンダーやフェミニズムの問題になるので、地域格差よりも飛びつきやすい。地域格差の方が題材として地味だからね~。

こっちはもう、オ氏の発言とは切り離して考えないといけないのだが、この「セレブバイトと派遣法」という記事が参考になる。

セレブバイトと派遣法: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) (cocolog-nifty.com)

こういう派遣の実態を、オ氏のように「専業主婦のセレブバイト」と表現してしまうことは非常に問題だと思う。通訳にしろ、翻訳にしろ、高いレベルのスキルが必要なのに「主婦のセレブバイト」とされ、「生きがいのためにただでもやりたい人」がけっこういて、そのために報酬がどんどん下がって、それで食ってる人(男女とも)が食えなくなるという事態が発生しているのだ(特に翻訳)。

この「生きがいのためにただでもやりたい人」が、前記事の「お金はいらないから大学の非常勤講師がしたい」と言う専業主婦たちで、この記事内のツイッターにはその後、同じような「セレブバイトを希望する男女」の話がいくつもリツイートされている。

会社を退職したら大学で教えたい、高校を退職したら大学で教えたい、という男性陣もいるようだ。

現実的に言うと、今、大学は国公立は65歳定年、私立は70歳定年が多いから、65歳で退職した人は5年しかもたないので雇いにくい。

昔は東大を定年退職すると、東大名誉教授として、私大でひっぱりだこだった。東大は60歳定年であり、私大、特に無名私大は東大名誉教授がいると箔がついた。

しかし、そんな日々はいつかは終わる。東大名誉教授がいても学生は集まらない。そのうち東大も65歳定年になった。

大学で教えるのはまず大学院を出るのが普通だが、1990年代から在野の人を大学が採用するようになった。作家、評論家のようなマスコミで活躍する人、そして、大企業で経験を積んだ理系研究者や経営の実務経験者だ。

特に大企業出身者は研究費を企業からとってこれる人だと大学は大助かり。

90年代はとにかくこういう在野の人をどんどん採用し、その後もこういうふうにして大学教員になる人が増えた。非常勤講師もそこに含まれる。

だから、社会で長らく仕事をしていた人が、自分も大学で教えられるかもしれない、と考えるのは一応、根拠があるのだ(でも、たいていの人には無理)。

今は大学院を出ても非常勤講師すらない人も多い。非常勤講師さえも狭き門である。ましてや専任ともなると、企業からお金をとってこれるとか、その人の名前があると大学が得するとかいう付加価値がいる。

ただ、可能性としては90年代からあるわけで、それが世の中にも知れているから、専業主婦や会社員や高校教師が大学で教えられるかも、と思うわけである。

小中高校の教師の場合、教育法で採用されている人は結構いる。これは昔からあって、現場で教えた経験がないと教育法は教えられないからだ。

そういう背景が一応あるのに、そういう希望を抱く人をバカにするのもなんだかなあと思う。特にカルチャーセンターの講師をバカにしたような発言の人がいたが、カルチャーセンターは生徒数を維持して教室を続けるのは誰でもできることではない。むしろ大学よりもはるかに本人の講座維持能力が問われる。


2021年6月9日水曜日

セレブ女性とロリコン男性

 こんなツイートを見て、ちょっと考えてしまった。


これ、例の通訳をセレブバイトと呼んだ大学教授のツイートと関連しているのかどうかはわからないけれど、お金を稼ぐ必要はないけれど、何かいい仕事がしたい、と思う、ある種の恵まれたセレブ女性がいることを示している。

非常勤講師は優雅に見えるのでしょう、という言い方にそれは表れている。

私は専業主婦から非常勤講師になりたいと言われたことはない。そういう専業主婦とはつきあいがなかったから。

でも、映画雑誌に原稿を書き始めた頃、コーヒーショップで隣に座っていた若い女性の一人が、「週刊文春で映画評書きたい。ただで映画が見れてお金になる」と言っていて、驚いた。

週刊文春で映画評書けるようになるにはまず、有名人にならないとね。

いやいや、私が書いていた激安原稿料の雑誌でさえ、誰でも書けるわけではなかったよ。

でも、研究者としての実力が全然ないのにコネで国立大学に就職した先輩の女性は、私が映画雑誌に書いていると知って、「私も依頼があったら書くわ」と言っていた。

私がその映画雑誌に書けるようになったのは、売り込みをしたからで、依頼があったら、なんて言ってたら永遠に何も来ないわ。(その人は教科書会社から料理の本を何冊か出しています。)

お金はいらないから大学で非常勤講師したいという話を聞いて、思い出したのは、お金はいらないから翻訳書を出したいという、お金に困ってない女性がけっこういて、出版翻訳の世界はそういう女性を搾取する構造がもう20年、いや、30年くらい前からできているのかな。

それどころか、お金を出して翻訳を出版するのですよ。

さすがに通訳の世界はそれはないと思うが、文芸出版翻訳はもう、お金じゃなくてプライドのため、みたいなのがあって、まあ、もともとは大学教授が研究の一環としてやってた世界なんで、まあ、そういうものなんだろうけど。

 そんなわけで、お金に困っていないけど何かプライドが持てる仕事がしたい、というセレブ女性が確かに存在するのだが、今度はなんと、50歳の男が14歳の少女とセックスしたら罰せられるのはおかしいとかいうロリコン男性が出てきて、それを擁護する男性たちがいるとかもう地獄。

つか、50歳の自分が14歳の少女と同意の上でセックスしたら罰せられるのはおかしいとか国会議員が主張しているって、この人、ペドフィルだと思われるかもしれないという危惧はまったく感じないのだね(一応、謝罪はしたようだが)。

自分の娘が14歳で50歳のおっさんとセックスしたら、この人たちは父親として、50歳のおっさんを許せるのだろうか、と思うのだが、とにかく相手が幼くても恋愛なんだから許してやれというおっさんたちがかなりいるらしいという衝撃。

これって、俺の娘はまともだから絶対そういうことしない、でも、世の中には淫乱が少女がいて、そういう少女が自由意思でおっさんとセックスするなら許すべき、と考える、女性についてのダブルスタンダードがあるんだと思うぞ。

30年くらい前にマルグリット・デュラスの小説を映画化した「愛人ラマン」という映画があって、15歳の少女と30歳の男が激しいセックスをするのだが、映画館は女子高校生ばっかりだった(中学生以下は鑑賞不可)。

でも、10代の少女のあこがれは所詮は幼いあこがれであって、それを大人の恋愛と同じと考えるおっさんたちは異常。

少女の方から誘ったからどうの、とか何を言ってるのか。

私が若い頃、大学教授とか冗談でこういうこと言ってたよな。

「女子大や女子高は女子学生とのトラブルを恐れて独身男性を採用せず、既婚男性を採用しているところがあるが、逆だろ、独身男性なら教え子と関係を持ったら結婚させればいい」

「若い男性教員は教え子の女子に惚れられるとその気になるからトラブルになる」悪いのは少女の方なんですね。

まあ、これがおっさんたちの認識だったのですよ。そして、今もあんまり変わらないようだ。

なお、非常にまっとうな考えのおっさんたちも、当時も、確かに存在していました。←ここ、重要。

上野駅エキュート

 6月4日から再開した上野動物園ですが、整理券あまりに少なくて予約瞬殺のようです。

先週末も先々週末も全然ダメっつうか、私は予約開始時間にスタンバイはしてないんですが、スタンバイしててもなかなかつながらず、つながったら終了してたとか。

12日がシャンシャン4歳の誕生日なので、その前後2週間はだめかなとは思ってましたが、この瞬殺ぶりを見ると。

シャンシャン見ない人を別枠で作ってほしい。

暑いのでシャンシャンもリーリーも室内公開で、シンシンは妊娠かもしれないので非公開だそうだから、パンダは見なくてもいいんですよ。私は去年の再開以来ずっと見守ってきた3匹の子猿が見たいんです。

年間パスポートは延長に次ぐ延長で、今月いっぱいはまだ使えるのだけど、整理券が取れないのでは無駄になってしまう。

でもまあ、すいてるとはいえ、上野動物園で感染とかないとも限らないからなあ。

整理券あまりに少ないので、去年の再開の時は全然余裕だった葛西臨海水族園も予約できないらしい。(今見たら、水族園は平日は余裕でした。)


というわけで、シャンシャンお誕生日おめでとうの写真が上野駅構内のエキュートに飾ってあります。



書店ではゴジラ特集。浮世絵とゴジラ。


書店で「パンダ自身 2頭目」というのを買いました。

前に「パンダ自身」と「週パン実話」という週刊誌パロディパンダ本が出てましたが、この2冊は立ち読みだけ。今回「~2頭目」を買ったのは、「上野の中心で愛を叫ぶ」という写真漫画が面白かったのと、昔の「女性自身」の記事が昔の誌面のまま出ていたから。なつかしの活版印刷です。

2021年6月7日月曜日

某教授のツイッターは妄想なのか、という仮説

前回書いた帝京大学教授のオ氏のツイッターだけど、なんかいろいろこじらせ系らしいというツイートが目に入る。

オ氏は近寄らない方がいい人じゃないかな、と以前から思っていたので、オ氏のツイッターを直接見ることはないのだが、例の「専業主婦のセレブバイト」の件であちこちのツイッターでリツイートされているのが目に入った。

どうも、オ氏はツイッターで妄想全開するタイプじゃないのかな、という感じを受ける。

例の通訳を「セレブバイト」呼ばわりした件でも、実際に氏が経験したことに尾ひれをつけた妄想というかフィクションじゃないのだろうか。

北大助手時代に東京で学会の世話をしたときに同時通訳を派遣してもらったら、通訳は全員女性で、東大、ICU 外語大卒のエリート、しかも専業主婦だった、というのだが、派遣された女性たちの私生活をなぜ北大助手が知っているのか。

通訳を派遣するときに、通訳の履歴書を渡すなんてことはありえないと思う。

ましてや、既婚かどうかなんて、知らせるわけがない。

そもそも自由業は学歴はそれほど重要ではない。もちろん、優秀な通訳に外語大、上智大、ICUあたりの卒業生が多いのは事実だろうけど、重要なのは学歴ではなく通訳としての実力と実績だ。

既婚かどうかは、結婚指輪をしているのでわかったのかもしれない。

学会のあとには懇親会があるが、派遣された通訳が懇親会に出るわけがないと思う。なぜなら、懇親会に出ると、通訳にとっては業務が増えてしまうからだ。学会の関係者の知り合いならわかるが、派遣された通訳が懇親会に出るとは思えない。そして、懇親会に出なければ、個人的に話をすることもない。

実際、北大助手の若造が派遣された同時通訳者たちと個人的にお話できるとは思えないのだが、オ氏は通訳のお姉さまたちにかわいがられたのであろうか?

なので、北大助手時代に学会で出会った通訳の女性たちの学歴と結婚歴を知っていたとは、あまり考えられない。むしろ、勝手に、東大、ICU、外語大の卒業生で、結婚していて、夫は高給取りのセレブ男性で、だから通訳は専業主婦のセレブバイトという妄想をふくらませたのではないか?

オ氏の妄想の原材料はいろいろ想像がつく。

優秀な通訳を輩出する大学名とか、私だっていくつか思いつくわけだから、オ氏も知識として頭に入っていたのだろう。

通訳の女性は研究者のキャリアをやめた人、というのは完全に事実と違う妄想だが、そういう妄想がどこかで頭に入って、それがオ氏の常識になってしまったのだろう。

研究職への就職は今も昔も狭き門で、女性は就職が非常にむずかしい。オ氏は北大で、女性の研究者が研究職をあきらめるのを何度も見てきたはずだ。

特に結婚している女性、結婚を考えている女性は、現在住んでいるところから遠く離れた大学に就職するのは非常に困難だ。せっかく就職の話があっても、その理由で断念した女性のことも、オ氏は見ているだろう。

その一方で、研究の世界では、女性は結婚するから就職しなくていい、夫に養ってもらって研究して、機会があれば非常勤講師をすればいい、と考える男性が多い。

その方が優雅でいい、と思う男性も多い。

オ氏もおそらくそう思っただろう。実際、大学院の女性は高学歴であり、また、出身家庭も裕福な人が多いので、縁談もよくて、私の知っていた範囲では大学教員や大手企業のエリート社員と結婚する人が多かった。特に同じ大学院で知り合った人と結婚する人が多いので、夫は大学教員になるケースが多い。

そんなふうに、大学院では女性は男子院生と結婚し、夫に養ってもらって研究を続け、非常勤講師を少しするだけの優雅な生活をするということがオ氏の頭の中で常識となっていたのだろう。

実際、そういう女性もいるが、本当は就職したかったけれど、女性差別で就職がない、遠くの大学だと結婚しているので無理、ということであきらめた人が多数だ。

だが、オ氏の頭の中ではそうした優雅な女性研究者の妄想があって、それをそのまま通訳の妄想に置き換えたのだろう。

女性研究者なら多少はあてはまるところもあるが、通訳ではこれは完全に妄想だ。世界が違うのだから。

というわけで、通訳に関するツイートは通訳を派遣してもらったというところ以外は妄想じゃないかと思う。

なんでこの人のツイッターは妄想ではないかと思ったかというと、ある人がリツイートしたオ氏のツイートで、オ氏がアメリカの学会へ行ったとき、警察犬を表彰するビデオを見せられ、そのあと、「ここでは犬の方が黒人より偉いんですね」と冗談を言ったら、まわりが氷点下に凍り付いた、と書いていたのだ。

リツイートした人は、オ氏が本当にそう言ったと思ったようだが、私は違うと思った。

オ氏は警察犬のビデオを見たとき、この言葉を思いついたが、誰にも言わなかった。でも、ツイッターでは妄想をふくらませて、そう言ってまわりを凍り付かせた、と書いたのではないか。

つまり、オ氏は自分の経験を妄想でフィクションにしてツイートしているのではないか。

オ氏は優秀な研究者で、社会的にも成功しているとのことだが、そういう人がツイッターで妄想全開にしてヤバイんじゃね、と思うんだけど、本人は妄想だとは思っていなくて、自分にとっての世界をツイッターで築いているのであろうか?

母親と元妻のモラハラとか、元上司のパワハラとかを書いていたりと、普通なら秘密の日記に書くようなことを世界に向かって書いてしまっているのだね。でもって、ある意味、この人は露悪的なのだろう。

まあ、おもろいといえばおもろいが、お近づきにはなりたくない。


2021年6月5日土曜日

ある大学教授のツイッターについて

 無知に驚きあきれてしまったのだが、この人のセクシズムその他の悪癖について批判する人が多いけれど(呉座氏同様、かばう研究者も多いのがなんだかなあ)、この教授の一連のツイートが彼のひどい無知をさらしていることを指摘する人はあまりいないようなので、一応、書いておく。





このオッカムという人はツイッター界隈ではそれなりに人気がある人のようだ。調べると、現在は帝京大教授でアメリカ政治が専門。

出身は北海道稚内で、確かに辺境の地である。

根室や網走もかなり辺境っぽいが、稚内は本当に辺境の地と感じた。観光地としてはすばらしい場所だし、住んでいる人にはよい町なのだろうと思う。ホテルに一泊したが、とても感じがよかった。

帝京大HPの教員紹介を見ると、高校まで稚内、その後北大に進学し、大学院を出て助手になり、その後、北海道長万部の東京理科大で教員をつとめ、4年前に帝京大に赴任した。

検索で出てくるツイッターを見ると、北海道の大学で上司からひどいパワハラを受けていたらしい。この人の吐く他人に対するひどい暴言は、この上司のパワハラの暴言を受けた結果かもしれないとさえ思う。

また、母親が父親に対してモラハラをしていたようで、本人も結婚後、妻からモラハラを受けて離婚したようだ。(以上、全部、ご本人のツイッターに書いてあること。)

こうした過去を踏まえて、オッカム氏のツイートを読む。

上の一連のツイートは最近発せられたものだが、オッカム氏が北大助手時代の経験である。

東京で学会をするとき、同時通訳が必要になり、数人派遣してもらったら、みんなすごい学歴の女性だった、という話だ。

ここでまずわかるのは、オッカム氏が通訳という職業を蔑視していることである。

まず、通訳くらい研究者ならできると勘違い。それは無理とわかり、同時通訳を派遣してもらい、プロはすごいと驚く(ここまではよい)。

しかし、同時通訳の女性たちが(ここからはオッカム氏の想像だが)金持ちの男性と結婚していて、家事育児を人任せにできる立場にあり、余暇に通訳をしている、専業主婦のセレブバイトだ、と決めつけている。

オッカム氏から見ると、スーパーのバイト主婦も専業主婦になるようだ。要するに、正社員、正規の職業として雇われた主婦だけが働く主婦ってわけだ。

オッカム氏は辺境の生まれとはいえ、大都会の札幌の北大ですごし、その後も大学教員として研鑽を重ねてきているはずだが、なんでこんなに世間知らずの無知なの?

ここで私の知っている通訳の世界を話そう。

かつて、一時、産業翻訳の会社に翻訳者として登録していたことがあるが、そこは上智大卒の通訳者の女性が仲間と作った会社だった(彼女が社長)。

今から40年くらい前、通訳者はフリーランスで仕事をしていたが、通訳の仕事中に仕事の依頼の電話があると受けられない。携帯はおろか留守電さえない時代だった。そこで、通訳者たちで会社を作り、仕事の電話は会社で受けて、所属する通訳者に配分することを思い付き、作った会社だったという(社長から直接聞いた)。

そもそも通訳者というのはフリーランスで仕事をするのである。この会社でも通訳者や翻訳者は登録をするので、社員になるのではない。彼らは自由業である。

この種の自由業は結婚してからも続けやすい。夫が高収入である必要もない。

そして、通訳者、特に同時通訳者というのは非常に高いスキルを必要とするから、ICU(国際基督教大)、東京外語大、上智大あたりを卒業した女性が多い(という印象)。

なお、これらの大学に比べ、オッカム氏の北大が低いなんてことは全然ない。むしろ北大の方が旧帝大だから格が上ではないか?

東大出もいた、他大学出身でも駒場を修了していた、と書いているが、そりゃ東大もいれば駒場の東大の院卒もいるだろう。

ちなみに、当時は駒場の東大の人文系の院はアカデミズムに進むには不利だった。通訳になる勉強の一環として駒場の院に進学した人が、そのかたわら通訳の資格を取って通訳になったと思われる。

「キャリアをガリガリ重ねることもなく」とオッカム氏は書いているが、無知もはなはだしい。

研究者が翻訳をすることは非常に多いが、通訳は研究者とはまったく違う世界である。通訳が「ガリガリキャリアを重ねる」としたら、それは国連の通訳になるとか、そういう出世志向だろうが、通訳したいだけなら普通に仕事として通訳すればいいわけで、キャリアを重ねるとか、ほんと、無知。そもそも、研究者だから通訳くらいできるだろう、と考えていたのが、研究者=通訳と勘違いしているわけで、その勘違いの連続でこういう無知をさらしている。

オッカム氏が北大助手だったのは30歳になるかならない頃だろうから、当時はそういう高学歴女性に嫉妬し、彼女たちを妻にできる高収入男性を勝手に想像して嫉妬し、自分のような辺境出身者にはとうてい得られない特権だと考えたのはまあ、しかたないとして、それから20年近くたち、教授になった今も当時の考えのままとは無知もはなはだしい。

しかも、セレブバイトに代表される差別発言を指摘されると逆ギレしているのだから始末が悪い。

北大の助手なら研究職への就職は十分可能なはずだが、それでも就職できないかもしれないという不安はあっただろう。それで、彼女たちの夫は研究者かもしれない、彼らは自分と違って優遇された研究者なのだろう、と勝手に考えて嫉妬するのも、助手時代ならまだわかる。が、教授になった今もそのときからまったく考えが変わっていないのだ。

オッカム氏はツイッターで、妻は自分を研究職の地位でしか見ていなかった、と書いていたが、彼自身が学歴が高く優秀な女性を妻にできる男になることしか頭にないように見える。結婚に失敗したこと、母や元妻のモラハラのせいでそういう考えになり、女性差別意識を持ってしまったのなら、理解できなことはないが。

北大の学部から東京の大学院へ行くのは難しかったのかとツイートしている関西の非常勤講師がいるが、それはない。東大や京大の院には他大学の学部出身者が大勢いる。北大の院から助手というのも非常によいコースだ。ただ、おそらく次の大学なのだと思うが、職場でのパワハラも氏をゆがめた原因だろう。大学を替わるというのはなかなかむずかしく、首都圏でもパワハラに悩みながらやめられないでいる人は少なくないと思う。

呉座氏と違い、オッカム氏は自分語りをしているので、いろいろ透けて見える。

オッカム氏の発言は許せないが、首都圏にいたらもっと視野を広げて、ああいう考えに凝り固まることはなかったかもしれないと思うと、首都圏育ちの私は心が痛むし、オッカム氏が辺境出身だからセレブ女性やその夫を恨むのと、女だから就職を拒まれた私が就職できた男性だけでなく女性も恨んでいるのとは根っこは同じだと感じている。

2021年6月3日木曜日

干潟とバラ園2

 ほぼ2週間ぶりに訪れた谷津干潟と谷津バラ園。

干潟はこれまでに見た中で一番干上がっていました。












谷津バラ園の入口近く。

バラ園。ほとんど客がいない。5時をすぎたら貸し切りになってしまった。








2週間くらいあけて2回行くと、咲いているバラが違うので、楽しめます。

都立の動物園、庭園などが再開するようですが、上野動物園は1日2000人なので予約は瞬殺。シャンシャン誕生日が12日なので、その前後2週間は予約は無理そう。

庭園ではバラで有名な旧古河庭園が、なんとかバラが間に合いそう。