2020年3月28日土曜日

これが最後のこねこクリアファイル

ベローチェのドリンク2杯分のレシートでもらえるこねこクリアファイル。
12枚まとめてもらって一発コンプリートしたあとも、レシート2枚たまるともらっていましたが、そろそろ終了が近づき、在庫なしの店舗も出てきたところで、これが最後の1枚と思い、もらってきました。

背後にいるのは親猫でしょうか。
コンプリートのあとに4枚もらったけれど、好きな絵柄は出ませんでした。残念。

隣の駅のベローチェまで歩いていき、ファイルもらうだけではなんとなく悪い気がしてピーナツサンドを買い、ファイルをもらって、中で飲食はせずに近くのヨーカドーへ。午後の早い時間だけどお客さんがいっぱい。近くのスーパーもだけど、肉がやたら品薄。このあと公園でウォーキングをする予定だったので冷蔵されている食品は買えず、北海道釧路産のいわしの味噌煮の缶詰を3つと、近所で売っているのを見たことがないレトルトカレーを1つ買う。本当はサバの缶詰が欲しかったが、値段が高かった。サバやいわしの味噌煮はカットサラダに載せると汁がドレッシングになり、うまい。魚と野菜がとれるので栄養的にもよいはず。
強い北風の吹く中、公園を散策。隣駅の付近やスーパーは普段通りの人出だったけれど、ここはほとんど人がいなかった。この風で桜もどんどん散っていく。
最寄駅のそばのスーパーをいくつかハシゴして、品薄のもやしをゲット。駅に一番近いCGC系のスーパーが一番品物がある。肉もここは豊富にあったが、他のスーパーは非常に少なかった。それでも昨日、一昨日よりは商品が出てきている感じ。

出かける前、千葉県で初のコロナ死者というニュースを知り、帰ってきたら、今度は千葉県東部の障害者施設で58人の集団感染のニュース(https://mainichi.jp/articles/20200328/k00/00m/040/166000c)。
東京都では台東区東上野の病院で30人近い院内感染とか。東京都は他の道府県と違って、感染者の詳細を出さない。千葉県だと、居住地や年代、性別はとりあえず発表するのだが、東京都は都内としか言わない。こういう病院内の感染だとさすがに病院名を出すが、都内だけでは本当にわからない。

都内は、谷中は猫の関係やら何やらで出かけるのだけど、上野は最後に行ったのは2月中旬のハマスホイ展。あとは今月は亀有に何度か行き、先週は池袋のグランドシネマサンシャインに行ったが、これ以外は都内を動いていない。試写も最後に行ったのは1月。映画館は池袋以外は亀有と千葉県内ですましている。
試写室はやっぱり危険と思ったので、見たい試写状をいろいろいただいているのだけど、行くのを断念している。理由は、
1 試写室は混む。
2 往復の電車が混む。
3 エレベーターに乗らないと行けない試写室が多い。特に帰りは満員電車並みに混む。
この3点ですね。
エレベーターは極力乗らないでいます。

2020年3月27日金曜日

花見禁止

もう、花見をさせたくないなら、上野公園とか新宿御苑とか封鎖しろよ!
と思っていたら、ほんとにやったわ、上野公園桜通り封鎖。
ツイッターにあった写真から。撮った方は、こんな光景見たことないや、と。
でも、ふだんは人がすごくて上の方しか撮れないのが、こんなにきれいに桜だけ撮れるなんて、今だけかも。つか、これ撮りに明日、この近くに人が殺到したら水の泡だけど。

代々木公園なども桜が見える道は封鎖されるようで、また、新宿御苑や六義園などの都立の庭園も休園。唯一開いていた動物園、多摩動物公園も休園。庭園だけは開いている、と思っていたら、ついにここまで。六義園の枝垂桜も見られません。
皇居まわりなんかはどうなるのかなあ。あの辺は封鎖するといろいろ面倒になるから。

東京都、神奈川県、埼玉県のシネコンも土日は休業するようです。千葉県はやるので、東京や埼玉からわざわざ見に来る人いるだろうか。TOHO市川コルトンプラザなんか江戸川区民御用達の映画館だし、TOHO流山おおたかの森は埼玉県民いそうだし。

しかし、松戸市は逆に休館解除する施設もあるんだが、大丈夫なのか?

そして、非常勤講師してる2つの大学は、GW前後からの新学期に決定しました。
片方は五輪学徒動員予定だったので、なかなか新学期開始が決まらず、もう片方は学徒動員しないのでわりと早くGW後の開始を決めたので、学徒動員予定の大学はほんと、五輪に振り回されたのではないでしょうか。

五輪に振り回されたといえば、五輪のせいで夏にビッグサイトが使えず、今年はGWにやる予定だったコミケが中止を発表。長い歴史で初の中止とのことですが、コミケはふだんでも密閉空間に人が密集して夏は気分が悪くなる人が出るので、実施したらパンデミックは必至。2月くらいからおそらく中止だろうと予想はしていました。

2020年3月26日木曜日

ヅカLV払い戻し&「レ・ミゼラブル」鑑賞

首都封鎖なんかやられたらこの前の中止になったヅカLVチケット払い戻しができなくなるじゃないか、と思い、早速亀有(東京都葛飾区)まで払い戻しに行った。
まあ、チケット払い戻しは期限もあることだし、不要不急ではないのだろうけど。

記念に写真を撮っておきました。

しかし、ツイッターでは全額返ってきたというツイートがいくつもあったのに、私は220円は返ってこなかった。現金払いだったからだろうか。亀有まで行くのに電車賃もかかってるし、やっぱりセブンイレブンで発券すればよかった。

オリンピックが延期になったとたんに小池百合子が外出自粛とか言い出すから、都内のスーパーはどこも買占めで商品がないとかレジが大混雑とかいうので、亀有駅前のヨーカドーの食品売り場へ行ってみたが、コメなど一部が品薄(まったくないわけではない)なだけだった。コメは夕方までは持たない感じだったが、それ以外はそんなにないわけでもない感じで、都内でもいろいろなのかと思った。が、ひとつ違っていたのは、ちょっと前までは亀有のマスク率が非常に低かったのに、今日はすごく高くなっていたこと。なんとなく人々の間に緊張が走っている感じもして、以前の亀有とは違う雰囲気。
葛飾区まで来たから寅さん記念館か水元公園へ行こうかという考えもあったのだが、柏の葉(千葉県柏市)のMOVIXでやっている「レ・ミゼラブル」を見ておいた方がいいと思い、そちらへ向かう。

柏の葉キャンパス駅の前。映画を見たあとの夕暮れ時の時間。

MOVIXがあるららぽーと。亀有と違って、すごくすいていて、のんびりとした雰囲気でほっとする。

昨年のラグビーWCで、柏の葉はオールブラックスのキャンプ地になった。そこでの歓迎会で地元の子供たちがハカを踊ったことが話題になったが、下は小学生の英語のメッセージ。

オールブラックスの選手たちのサインかな。柏の葉は久しぶりだけど、思いがけないものが見られた。

ららぽーとの1階にあるスーパーへ行ってみたけれど、こちらはコメが多少減ってるかな、という程度で、食品は十分にあった。亀有では必死に買いだめしてる人たちを見かけたけど、こちらはまったくの平常運転で、みな、のんびりと買い物をしていた。
映画を見たあと、先週に続いて週刊文春を買い(先週は近所の書店の最後の1冊だった)、コーヒーショップでそれを読んで、午後8時すぎに地元の大きなスーパーへ行ったら、コメと生鮮食料品とカップ麺などの棚がガラガラになっていた(完全に売り切れではなかったけれど)。昼間とはいえ、亀有、柏の葉ではそれほどじゃなかったのに、なにこれ、と驚いたが、近くの小さいスーパーはそれほどではなかったので、この大きいスーパーは車で大量に買いに来る人が多いからだろうと思った。コンビニはティッシュ、トイペ以外は平常どおり。

さて、MOVIX柏の葉の「レ・ミゼラブル」。

荒削りで、完成度という点ではかならずしも高くはない気がするが、いろいろと注目に値する作品。
ユーゴーの「レ・ミゼラブル」の舞台となり、現在は移民が住む町をパトロールする3人の警官と、町に住む人々の様子が、最初はドキュメンタリーのように描かれていく。途中、少年が飛ばすドローンから撮ったような空撮が入るが、全体としては地上の描写。3人の警官は白人と黒人、そして新入りの白人。差別意識丸出しで強権的な態度をとる白人、町の人々と近い立場にいる黒人、ていねいな言葉で話し、外の世界の感覚を持つ新入りの白人。一方、町の人々にもいろいろなグループがある。
サーカスからライオンの子供を盗んだ少年をめぐって、パニックになった黒人警官が少年をゴム弾で撃ってしまい、それをドローンで撮影されてしまうあたりから、ドキュメンタリータッチが劇映画に変貌する。3人の警官の性格付けが行動に現れるようになる。外の世界の理性を持つ白人警官が、前科者だが、筋の通った考え方をするリーダーと話し合い、なんとか大人の間では解決を見る。3人の警官それぞれの私生活を垣間見せるシーンもある。ここで終わりか、と思うと、そうではない。子供たちの気持ちを無視して、勝手に大人だけで解決したことに、子供たちが怒りを燃やす。この最後の部分はもう救いようがないし、映画も答えを見せない。新入りの白人警官は何度も少年を助けようとしたのだが、少年はそれに気づいていただろうか。鍵穴から外をのぞく、ドローンを飛ばしていた少年は?
「悪い草も悪い人間もいない。育てる方が悪い」というユーゴーの言葉が最後に出てくるが、映画の内容とはちょっとずれてる感じもしないでもない。ただ、荒削りで欠点があっても、こうした現実を映像化して見せたことの意味は大きいだろう。(しかし、このコロナの時期に、彼らはどうなっているのかも気になった。)

ふうん

学習院大学は卒業式を行わなかったのだが、かわりに卒業生総代2人の謝辞をHPに載せている。
1人はテンプレそのものみたいな謝辞だが、もう1人のがすごいので、ネットで評判になっていた。
この謝辞は3月末には削除されるとのことなので、まとめサイトの方を紹介。
http://zatuma.blog.jp/archives/5733003.html

内容もさることながら、日本語がおかしい。
「大学生活で最も感謝するべきは自分である」
「卒業生が謝辞を述べるべきは自分自身である」
「感謝を述べるべき皆さまなんてどこにもいない」
~べきは自分、~べきは自分自身、~べき皆さま。
いずれも自分、自分自身、皆さま、はべきの前の動詞の主語ではなく、目的語らしい。
しかし、そうならば、「~べき相手は自分」、「~べき相手は自分自身」、「~べき相手である皆さま」としないといけない。
内容自体もただの自慢話に日頃の不満ぶちまけ?という感じなんだが、文章としての完成度というか、そういうのがない。まあ、下手な文章。

4年間、トップの成績で、奨学金や賞もとっているとのことなのだが、能ある鷹は爪隠すと言う言葉を知らないのだね。
しかし、取り巻きがけっこういるらしく、Togetterでは絶賛の嵐なのがまた気持ち悪い。

そして、この人が優秀賞をとった文章。
https://www.univ.gakushuin.ac.jp/news/ee10cfd218ece3f5748e0dc6ad9beb8ff367e79f.pdf

これもひどい文章だな、と思った。ちょっと読書して調べたことを思いつきで書き散らしているようなエッセイ。
この賞、この年の応募は5通しかなかったらしい。賞金10万円なのに学習院の学生は金持ちだから魅力ないのか?
これが優秀賞って、学習院大学のレベルはこの程度なのか?
大学生だったら、もっとまともな論文書く人はいくらでもいるだろうに。

まだ若いのだからこれから学んで、というやさしいお言葉も散見するけれど、適当なこと書きまくる浅はかなライターにならなれるのかな、でも、この文体じゃむずかしいんじゃね?
まあ、10年後にはどうなってるか、って、自分はもう生きてないかもしれないからなあ。

2020年3月21日土曜日

桜満開、そして菫のあの歌劇団は

明日の東京宝塚劇場での雪組「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の千秋楽は観客を入れて行われることになった。全国の映画館でのライブビューイングは中止になったが、スカパーで生中継される。私を含むスカパー環境にない人には残念だけど、ヅカのみなさんとファンのみなさんにはとりあえずよかったということになると思う。
日比谷の劇場で千秋楽、観客入れてやれるなら、映画館のライブビューイングもやってほしかった、と思わなくもない。特に、お気に入りのTOHOシネマズららぽーと船橋の最大スクリーンのチケットをゲットしていたのだからなおさら残念無念。
ただ、昨日は朝から「#翔んで兵庫」のハッシュタグがトレンド入りで、どうしたのかと思ったら、その前日、3連休に向けて、大阪府知事が大阪府と兵庫県との往来をやめろと言い出し、それで、尼崎のあたりに関所ができて、兵庫県民は追い返される、という、「翔んで埼玉」関西版パロディがツイッターでさかんに行われていたのだった(ついでに「ヒョーゴスラビア」もトレンド入り)。
さらにその後、大阪府と兵庫県の往来をやめろというのは府知事が受け取ったコロナウィルスに関する文書を読み間違えたからで、本当は、大阪府と兵庫県は今後感染爆発の恐れが強いから、大阪府と兵庫県の内外で往来はやめろ、という趣旨だったのだ。
なんでそれがわかったかというと、府知事が非公開であるその文書を公開してしまったからで、維新所属の府知事は同じく維新の大阪市長と相談し、これは独断で公開すべき、と判断したのだった。
府知事は読解力はなかったが、国民が知るべき非公開文書を公開したのはグッジョブであった。
なんでも府知事がその文書を受け取ったのが18日の水曜日。実は、宝塚がライブビューイングを中止にしたのが18日だった。
大阪府と兵庫県がそのような危険な状況にあるのなら、満席になるライブビューイングは感染クラスターになりうる。当然、中止要請が宝塚にあっただろう。そして、宝塚としては、大阪府と兵庫県だけ中止にするよりはと(どちらも宝塚のホームグラウンドだし)、すべて中止、そのかわりスカパーでの生中継に踏み切ったのではないだろうか(あくまで予測)。
今日の発表では、宝塚は東京公演の千秋楽は観客を入れて上演するが、兵庫県宝塚市の大劇場は27日から再開としている。これはあの非公開文書にある、大阪府と兵庫県での感染拡大が起こるかどうかを見てから、と考えているに違いない。
そして、大阪府と兵庫県に出された警告は、この府県以外にもありうる、と考えると、ライブビューイング中止はしかたなかったと言える。完売していた札幌も危険だっただろうし、東京なんかものすごく隠蔽しているから一番危ない(都内は南大沢以外すべて完売だった)。

というわけで、スカパー環境ないので見られないのはすごく残念だけど、ライブビューイング中止には大いに納得できました。

さて、昨日と今日はプチお花見。
近所の桜はもう満開。ここはいつも一番早いのだけど。



近くの公園も花盛り。

桜島大根の花。

カリフラワーの花。

ブロッコリーの花。

プルーンの花(ではなかったかもしれない)。

これは何だったかな?

羽ばたく鳥。

飛んでいくダイサギ。

ダイサギが降りたところにアオサギがいた。

今日。谷中の桜。




谷中はふだんより人が多かったです。谷中でこれだから上野公園はすごい人出ではないだろうか。ライブビューイングより危険だと思う。やっぱり都内の公園は危険度高そう。

2020年3月19日木曜日

ついに池袋で「翔んで埼玉」

レディースデーの夜に行ってきました、グランドシネマサンシャイン@池袋。
4階のチケット売り場&コンセッション。

5階から。

「ボヘミアン・ラプソディ」を復活上映。

4階から5階へのエスカレーターの入口。

エスカレーター。壁に映画のポスターがいろいろ。

「翔んで埼玉」は8階。通路に飾られた品々。


入口には美しい赤いカーテン、そのそばには立派なソファと、映画のA組の世界みたいでしたが、スタッフが2人いたので写真を撮れず。

グランドシネマサンシャインの復活上映、というか、初公開は旧シネマサンシャインだったので、この新しいシネコンでは初上映となります。しかも、映像音響ともに通常よりグレードアップのBESTIA(追加料金200円)での上映。実は前日、UC松戸で見ていたのですが、確かにグレードアップしてます。特に衣装の質感や模様が非常によくわかる。音響も大きくてクリアーでしたが、音響に関しては、他のシネコンの音響のいいスクリーンなら通常でもこのくらいは聞こえたかなという感じも。
終了が午後11時近くになるので、行くかどうか迷いました。この時間帯の池袋ってなんか怖い感じがしていたので。が、実際は若い人たちが多くて、学生街っぽかったです。
さすがに池袋に行くにはマスクした方がいいだろうと思い、某所で夕食を食べてからマスクをして山手線に乗り、池袋に行きました。確かに行きの山手線はマスクした方がいい感じ。が、帰りはどの電車もすいていて、マスクの必要を感じませんでした。
映画館はさすがにすいていたけど、あちこちから笑いも聞こえ、池袋のシーンでの反応もあり、来てよかった、池袋、でした。
グランドシネマサンシャインは17日から1席ずつ空けて売る方針になっています。

前日、出かけたユナイテッド・シネマ松戸。例によって往復徒歩(片道35分)。
テラスモール松戸の3階が入口ですが、4階からも入れます。スタッフ・オンリーと書いてありますが、もぎりはこの奥の左側。4階は屋上駐車場への入口です。

5月に延期された「ムーラン」。

復活上映ですが、UC松戸も昨年秋にできたので、この映画は初上映。1100円均一。お客さんは数人で、寂しかったけど(笑い声とか全然聞こえず)、出るとき、スタッフと客の1人が「面白かったでしょ」「松戸出てきたし」と会話してたので、一応松戸らしさが。

なお、グランドシネマサンシャインもUC松戸も「翔んで埼玉」は本日までです。
追記 埼玉県の上映館もすべて本日までですが、千葉県の成田ヒューマックスでは26日まで上映。しかも夜の回。

先週はMOVIX亀有で「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」。
左が亀有のチケットぴあ店舗にあった宝塚の冊子。右がそのあと「スキャンダル」を見たときに手に入れたグザヴィエ・ドラン特集の冊子。真ん中が「ジョン~」でもらった特典のカード。

グザヴィエ・ドランの映画はこれまでつまらないと思ったのは1つもなかったのですが、今回はつまらなくてつまらなくて、しかも長いので、途中で帰りたくなったくらいです。
内容は例によって、母との確執、同性愛といったドランが何度も描いてきたテーマで、新鮮さがない。初の英語映画で、ハリウッドのスターを何人も使っているのも失敗のようです。
ヨーロッパの監督がハリウッド進出して失敗、国に帰って立ち直る、というケースをいくつも見てますが、ドランはカナダなのでヨーロッパではないけれど、フランス語圏なのでヨーロッパ監督のような立場にあり、次作はまたフランス語のようなので、そこでまた再起してくれるかと。
マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥといったハリウッドでも活躍するフランスのスターを起用した作品は非常によかったのに、スーザン・サランドン、ナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツあたりを起用するとまるでだめ、名女優の無駄遣いになってるのがなんともはや、でありました。

追記
宝塚ライブビューイングは公演の有無にかかわらず中止とのことです。
公演がない場合でも無観客で上演して、スカパーで放送らしいけど、テレビないしな。

2020年3月14日土曜日

コンプリート

ベローチェのこねこクリアファイル全12種。

一発コンプリートです。
2月上旬からためにためた24杯分のレシートを持って、12枚一度にもらいました。
店員さんが数えやすいようにと、10枚、10枚、4枚に分けて差し出したのに、結局全部一緒にして数え始め、途中でわからなくなってやり直し、そのあと11枚分ですね、と言うので、いや、24杯だから12枚です、と言うと、また数え直し。レシートの紙がくっついてしまって数えにくいのは自分で数えてわかっていたんだけど、2枚ずつホチキスで止めて持って行った方がよかったのかな? とりあえず、数え直して12枚くれました。
まとめて12枚もらった方がコンプリート率高い、というのを昨年の猫クリアファイルで聞いて、今年は我慢に我慢を重ねて24杯分ためました。一発コンプリートするかどうかは運もありますが、まとめてたくさんもらった方が重複率は低くなると思います。去年は1枚とか2枚とかもらっていたので、コンプリートするまでに30枚くらいもらっていました。なぜか同じ絵柄ばかりが出る、というのが続いて、非常にストレスでしたね。グループで集めて、重複したのを交換し合うと、わりとすぐにコンプリートできるみたいです。
ふちねこだとコンプリートしやすいようにいろいろ工夫されているし、手触りでもかなりわかるし、5種類なのでコンプリートしやすいのですが、この12種類はほんと大変です。
今年はコロナウィルスのせいでお客さんが少ないのか、あるいは去年が早くなくなったので枚数増やしたのもあるのか、まだあちこちの店に大量に残っています。

東京都美術館「ハマスホイ」展閉幕(泣)

休館が続いている東京都美術館(画像は公式ツイッターから)。

そこで開催されていた「ハマスホイとデンマーク絵画」(画像は公式ツイッターから)。

開館のめどがたってないので、この展覧会の閉幕が発表されてしまいました。
https://www.tobikan.jp/information/20200313_1.html
4月から山口県立美術館で開催されますが、開催されるのだろうか?
3月上旬から予定されていた西洋美術館のロンドン展は開催延期になっています。

ハマスホイ展の図録は以下で通信販売しているとのこと。
https://maruyodo.jp/goods_detail.php?id=1063
図録、買おうか迷って、重いから買わなかったのだよね。
絵葉書とかグッズももう買えないのか。
2月中旬に2回行っておいてよかったけど、もう1回行きたかった。
西洋美術館所蔵のピアノを弾く女性の後ろ姿の絵は、いずれ戻ってきて、常設展で見られるはずです。絵葉書も西洋美術館で売っていますが、こちらもいつ開くことやら。
前にもアップした、常設展で撮影した写真。

2020年3月12日木曜日

ある記事への違和感

ネットに出ていたある翻訳記事について、違和感を感じたので、メモ的に書いておきます。

2020年3月11日水曜日

宝塚、再び休演

昨日、チケットぴあの店でヅカLVの発券をしたとき、店員から「再開されてよかったですね」と声をかけられた。
が、本日、再び休演のニュースが。
19日までということで、22日の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」東京公演千秋楽はやる予定なのだろうけど、それまでに状況がよくなるわけないので中止だろうという意見が多い。
千秋楽で、退団する人も3人いるので、無観客でネット配信という方法をとるかもしれないが、いち早く再開した宝塚を狙い撃ちするように再開直後に政府があと10日は自粛をという要請を出したことに怒りを感じる人も多いようだ。もとは政府の無策で病気が広がっていて、今もまだ無策なんだから余計だ。状況がよくなるわけがないと思うのも、病気そのものに対する対策がいまだになんにもないに等しいんだから。
おまけに演劇はみんな座って前を向いて静かに見ているだけだから、満員電車やパチンコ屋やデパート、ショッピングセンターより安全なはず、という意見も多い。映画館もすいてはいるが、営業中。
実際、私も、昨日、アリオ亀有へ行ったら、中高生グループがいっぱいで、フードコートのマックはすごい行列。しかもマスク率がものすごく低く、マスクしない人たちが間隔もあけずにぴったりくっついて並んでいた。マックのカウンターは1カ所しか開けておらず、店員が絶えずカウンターを消毒液で拭いているという状況だったが、正直、今までで一番感染リスクが高いと感じたのはこのマックの行列だった。
宝塚が再開すると、他も再開するかもしれないので、新たに10日間の自粛要請を出したに違いないし、再開に対するバッシングを見ると「みんなは我慢しているのに」といった同調圧力とか「欲しがりません勝つまでは」の精神とかが充満していて、その上、ネットの女叩きにそっくりだったりして(宝塚なので女叩きしたい連中がこれぞと叩いている感じ)、不愉快きわまりないが、団員に感染者が出る可能性が一番怖いので、再度中止もやむを得ないかと思う。でも、「ファンを信じて一瞬でも再開してくれてありがとう」というツイッターの言葉には感動した。
まあ、とりあえずさ、政府も22日の夜になって再々度自粛要請するくらいの度量は持てよ、と思う。
というか、それ以前に、13日に非常事態宣言が出せる法案が可決して、翌日から非常事態宣言で映画館も行けなくなるかもしれないとか思ってる人もいるわけで、可決したらすぐに出すわけではないだろうとは思うけど、とにかく安倍が非常事態宣言出したくてたまらないのだろうと感じている人も少なくないと思う(これまでの過程がそう思われてもしかたない感じで、しかも、そう思われないような説明をしている人はいるのかどうか)。可決したらまた買占めが起こるかもしれないと、内心、用心しているのも事実なのだ。

2020年3月10日火曜日

「スキャンダル」

亀有にあるチケットぴあの取扱店に行ってヅカLVのチケットを発券してきたついでに、MOVIX亀有で「スキャンダル」を見た。

シネコンのあるアリオ亀有に行って驚いた。中高生でいっぱいだ。昨日のテラスモール松戸は閑散としていたのに、こっちはフードコートに中高生のグループがいっぱい。他の場所にもグループがたむろしている。小さい子供を連れたファミリーも多い。なんか全然自粛してない、平日とは思えない盛況(?)で、しかもマスク率が超低い。うーん、亀有は両さん怖くてウィルスが寄りつかないのか(違う)。
「スキャンダル」を見るか、金町の寅さん記念館へ行くか迷ったのだけど、寅さん記念館もコロナに負けずに混んでいるのだろうか。
シネコンはさすがに混んではいなかった。高校生の男子グループがおしゃべりしながら通路を歩いているので、何を見るのかな、と思ったら、「パラサイト」だった。

「スキャンダル」は保守的、というよりはネトウヨ的なメディア、FOXテレビの創立者で会長のセクハラ告発事件をもとにした映画。シャーリーズ・セロンとニコール・キッドマンの演じる女性キャスターは実在、マーゴット・ロビー演じる女性は架空の人物。
内容的には見るべきところが多いのだが、映画としてはとっ散らかった印象が否めない。監督のジェイ・ローチは同じく実話をもとにした「トランボ」がよかったのだが、1人の人物に焦点を合わせた「トランボ」に比べ、この映画は3人のスター女優をヒロインにしたことで、焦点がぼけてしまった感じがする。セロンの人物かキッドマンの人物かどちらか1人をメインにした方がまとまりが出たのではないか。セロンのシーンとキッドマンのシーンが対等の比率で描かれるのがどうも集中力を欠く。ロビーの演じる架空の人物はちょっと類型的な感じもする。
登場する人物が非常に多くて、背景をよく知らない私にはすべての人物を把握できなかったが、FOXテレビ内部で女性たちがセクハラを当たり前、しかたないと思ってしまっているのがよくわかる。セロンやキッドマンの人物も迎合してしまっていたのである。架空の人物であるロビーだけが、ここにいてはいけないと感じ、FOXテレビと決別するが、内部にいるとそれに馴らされてしまうというのがよくわかる。キッドマンの告発をきっかけに、彼女たちは声をあげるのだが、それでも彼女たちが勝利した、というすっきりした終わり方になっていないのも現実を反映しているのかもしれない。

2020年3月9日月曜日

「地獄の黙示録」ファイナル・カットIMAX

テラスモール松戸まで往復歩いて「地獄の黙示録」ファイナル・カットIMAXレーザーを見てまいりました。
着いて驚いたのは、モールがショップが午後7時まで、フードコートが午後8時までになっていたこと。映画が終わった8時10分にはモールの中は空っぽに。シネコンは11時すぎまでやっているよう。
久々のUC松戸。
この映画、世界中で公開延期になってしまったのだけど、看板は簡単には変えられないのでしょう。

こちらも日本公開が予定より延期に。

「地獄の黙示録」ファイナル・カットを上映するIMAXレーザーのスクリーン。

ガラガラなのはわかっていたけれど、ガラガラでも少数の客が真ん中あたりに集まると思い、いつもは列の中央に座るのに、今回は通路ぎわの端の方に座りました。IMAXは後方に座るのだけど、それでも映像を見るのに斜めに座る格好になり、いつもと違う姿勢に。その上、音響が片側から大きく聞こえるので左右のバランスが悪く、もう少し真ん中寄りにした方がよかったと後悔。
終了予定が1週間のびたので、13日からの「翔んで埼玉」とハシゴしてもう一度見てもよいのだが。

「地獄の黙示録」は日本公開の1980年に、一番最初に上映されたエンドクレジットのないバージョンをロードショーで見ている。その後、エンドクレジットのついたバージョンが公開されたが、こちらは映画館では見ておらず、のちに「地獄の黙示録完全ガイド」を翻訳するときにビデオを借りて見た。
そして、2002年に公開された特別完全版は東京フォーラムでの試写会で見たが、あそこは映画館でないので映像音響ともにイマイチだった。なので、今回、ファイナル・カットを映像音響ともによいIMAXレーザーで見られてとてもよかった。
映画は初公開版が153分、特別完全版が202分、そしてファイナル・カットが182分で、特別完全版はたしかに長すぎる感じはあったが、初公開版でやむなく省いたところを全部入れていて、初公開版を補うという意味で価値があったし、見応えもあった。特にフレンチ・プランテーションのシーンがよかった。
今度のファイナル・カットは、初公開版と特別完全版の中間くらいな感じだろうか。初公開版より29分長く、特別完全版より20分短い。個人的には初公開版が一番よいと思っていて、それを補足する特別完全版にも意義は感じるのだが、今回はその中間みたいで、どっちつかずな感じがする。フレンチ・プランテーションのシーンは重要だが、それを入れるなら特別完全版で十分だったのでは?
特別完全版はDVDを持っているので、これを見てからもう一度ファイナル・カットを見てもいいかもしれない。
コッポラとしてはIMAXでやりたかったというのがあるのだろうけれど、他の2バージョンに比べて中途半端な印象はぬぐえない。
それにしても、CGのない時代にはあんな自然破壊をバンバンやっていたのだなあ。

2020年3月8日日曜日

結局、またヅカLVに行くことに

コロナウィルスのせいで休演していた東京宝塚劇場の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」が今週から再開されることになり、8日には先着順の当日券を今回は並ぶとコロナ怖いのでネットで販売した。
つながるわけないと思ったけど、これも経験と、アクセスしてみたが、25分間つながらず。開始20分で売り切れたようだ。売り切れると突然、つながる。
で、抽選申し込みをキャンセルした千秋楽ライブビューイングはどうなってんのかな、と思って、チケットぴあを見たら、7日から一般販売が始まっていた。
前回は月曜の昼間だったので、一般販売のチケットはかなり余裕で、一般販売の方がいい劇場でいい席で見られたのに~と地団太踏んだのだけど、今回は日曜の昼間なので、さすがに売れ行きはいい。が、郊外や地方はそこそこ残っていて、某劇場のいつも座る列より3列前の、わりと中央に近いところの席が出たので思わず買ってしまう。
買ってしまう、とはいっても、一般販売は予約してチケットぴあの店舗で支払と発券ができるので、まだお金を払っていない。チケットぴあだと都内まで行かないといけないので、コンビニ支払いの方が便利ではあるのだが。
抽選申し込みの方はクレジットカードしか使えず、当選した瞬間に代金を引き落としされてしまう。しかも座席が選べない。ということで、前回は座席がかなりがっかりだったが、前回行った流山おおたかの森は今回も完売してました(今回は流山じゃないところにした)。
今回、抽選をキャンセルしたのは、前の方なら一般販売でも買えそうと思ったのと(前の方が好きなのだ)、コロナウィルス怖いかな、というのがあったが、今回はマスクをしていこう。

キャンセルしたあとに主役の2人の退団が発表されたので、やはりもう一度見ておきたかった。ツイッターでヅカ・ファンがヌードルスをヌーちゃんと書いていて、しかも映画のデ・ニーロの方をヌーちゃんと言ってたので笑ってしまったが、かわいいから許す(笑)。

さて、金曜から公開のアカデミー賞主演女優賞受賞作「ジュディ」。
ジュディ・ガーランドを演じたレネー・ゼルウィガーが2つ目のオスカーを獲得(前回は「コールド・マウンテン」の助演賞)。
映画は試写で見せてもらったけれど、レネーはジュディにはあまり似てない。ただ、映画で描かれるのは晩年のロンドンでのライブ時代で、ライブ時代のジュディは見たことがなかったので、レネーの演技と比較できなかった。
が、近所のスーパーでDVDの安売りをしていたので、のぞいてみたら、このDVDが。
「ジュディ・ガーランド~イン・コンサート」。定価1680円(税抜)が、なんと、200円(税抜)。
画像はアマゾンから(アマゾンでも売ってますが、高い)。

場所や時代はわかりませんが、ジュディのライブ映像を集めたDVDで、彼女の衣装、そしてトークが「ジュディ」のレネーと重なりました。映画女優としてのジュディとはまた違うジュディ。レネーが演じたのはもちろんこちらなわけ。
もちろん、歌はすばらしく、トークその他も含めて、本物はレネーの演技を凌駕しているのですが、これを見ることでレネーの演じたジュディが前より理解できました。
日本語字幕がないのが残念。

2020年3月7日土曜日

「新聞記者」日本アカデミー賞最優秀作品賞

「新聞記者」が日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞した。最優秀主演女優賞と主演男優賞も受賞。
驚いた。「蜜蜂と遠雷」あたりに落ち着くんじゃないかと思っていた。キネ旬ベストテンにも入っていたし、このあたりが無難なところなんだろうと思ったが、政権を真っ向から批判したインディペンデント映画を最優秀賞とは、日本の映画人も捨てたもんじゃない。
同じプロデューサーの「宮本から君へ」が、あとから助成金取りやめにされたことへの反発もあるのだろう。ピエール瀧が表向きの原因だが、「新聞記者」のプロデューサーだからやられたとの推測があった。

ほかでは、「翔んで埼玉」が最優秀監督賞・脚本賞・編集賞と、映画の根幹にかかわる部門の受賞。映画としての技術的なレベルの高さが評価されたのがとてもうれしい。また、この映画も実は、圧政をする権力者に対して民衆が蜂起する内容で(しかも対立する埼玉と千葉の解放戦線が途中で共闘という、野党共闘みたいな話)、そういう政治的な部分に触れると物議をかもすのでみんな触れないでいるが、意外とそういうところも受けたのかもしれない。

というわけで、他の映画も含め、受賞した皆様、おめでとう、ですが、「天気の子」の受賞が当たり前すぎてまったく話題になっていない。

ところで、最優秀作品賞の「新聞記者」はイオン・エンターテイメントが共同配給で、全国のイオンシネマで公開された。他では松竹系のMOVIXが積極的に上映していたが、天下のTOHOは上映しなかった。話題の「パラサイト」が当初、TOHO以外はあまり上映しなかったのとは逆のケース。「新聞記者」はイオンのおかげで多くの人に見られた、というのは事実だと思う。
イオンシネマは昨年、ネットフリックスの「ROMA」を突然、全国で上映して映画ファンを驚かせたが、その後も「アイシッシュマン」は同じく全国のイオンシネマで公開。全国とはいってもすべてのイオンシネマではないが、北海道では道東の釧路でも上映されていて、全国規模での上映を果たした。「マリッジ・ストーリー」など地味な作品はさすがにイオンも一部の映画館でしかやってないのだが、「ROMA」と「アイリッシュマン」は全国規模で上映した。
ネットフリックスは配信優先という立場で、映画館で公開されていてもHPに劇場情報も何も載せない。宣伝もしない。試写ももちろんやってないわけで、映画館としては宣伝もない状態で上映するわけだから大変だと思う(TOHOシネマズでなぜかネットフリックスのチラシを配っていたとの情報もあるが)。ネトフリ映画の劇場公開については、大手のシネコンが上映しようとしない(イオンも大手なんですが)、その背景には対立が、みたいなまったく新鮮味のない記事がキネ旬に出ていたが、その筆者の行動範囲にイオンシネマがないから見られなかったのね、という感想しか浮かばなかった。世の中にはイオンシネマはあるがTOHOがない、だから始まったばかりの「パラサイト」が見られない、という人たちもいたんだが。

そのキネ旬は「Fukushima 50」の特集をしている。
この映画は最初に予告編を見たとき、東電がんばったの映画にしか見えなかった。東電が全面協力している映画が原発の問題を描くわけがない。たとえば、「チャイナ・シンドローム」は電力会社の協力は得ていない。それどころか、ジェーン・フォンダをテレビ番組から降ろせという圧力までかかった。
だから見る気はなかったのだけど、その後、ネットに出た記事を読んだら、私の予想の斜め上を行くトンデモ映画じゃないか、これは。
以下、ネットで見つけた記事。

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映画『Fukushima 50』はなぜこんな「事実の加工」をしたのか?

観客をミスリードする作り

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70707
どの段階で誰が、「総理大臣を悪役にする」と決めたのかは知らないが、出発点がそこにあるので、演技も演出も、「総理」登場シーンだけは、事実とはかけはなれてしまっている。
当時の民主党、菅直人政権を批判するためのプロパガンダ映画として作られたのなら、その目的は達成されるだろう。


Fukushima50ーよく出来ているが、誘導されてしまう危険性?

https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2020-03-06
また、彼が福1に乗り込んだことでベントが遅れたというのは、当時の野党が流したデマのはずだが、そのまま描いている。政府が「海水を使うな」と指示したという話も、本当は東電の判断。炉心が塩水で使えなくなるのを恐れて止めたというのが真相と聞く。なのに政府からの指示と描いている。つまり、これらは当時言われたこと。のちにデマだとわかったことをベースにして、共に菅総理。あるいは民主党の失態だと指摘している。が、どちらも事実ではない。なぜ、デマをそのまま描くのか?

映画「Fukushima50」なぜ、原発映画なのに多額の製作費が集まり、豪華キャストを実現できたのか?=東電を賞賛する作品だから!

https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2020-03-07
この映画のテーマは「東電の皆さん。日本を救ってくれて感謝。これからも頑張ってくださいね。原発はもう安心ですよね」ということを伝えたいのではないか?と思えるほど。だから、原子力ムラも、原発推進の現政権も、圧力をかけない。むしろ応援してくれる。企業も安心して出資できる。
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キネ旬の星取り表では3人の評者が最低の1つ星をつけているが、上のような問題はわからない。
特集はまだ読んでいないが、正直、この号のキネ旬はネトフリの記事といい、もやるものが多くて、あまり読む気になれない。見ないで言うのはいけないのだが、この映画にだけは、絶対に金を落としたくないと思う。

原発事故については、それに先立つ第一次安倍内閣の時代に、福島第一原発が津波で全電源停止のおそれがあるので対策を、と野党に言われたのに、安倍が問題なしとしたのが一因と言われている。そして、この未曾有の危機のとき、政権にいた民主党は野党の自民党に協力を呼びかけ、自民党にも協力すべきとの意見もあったようだが、安倍が反対し、民主党の足を引っ張ることばかりした。そして民主党が政権から降りたあと、悪夢の安倍政権が長々と続き、ついにはコロナウィルスで日本は戒厳令状態(満員電車と会社はのぞく)、コロナより経済が心配な有様。トイレットペーパーがないのも安倍がまわりに相談せずに決めた全校一斉休校のせいだから、みんな、忘れるな。次に安倍がなにかしたら、ほんとに紙も食料もなくなるかもしれない。

前に東雲イオンにトイレットペーパーが山のようにあるという記事を出したけど、新浦安や幕張新都心のイオンもトイペは豊富にあるらしい。特に新浦安は駅前で便利、しかも、イオン以外の店もトイペとか置いてあるらしい。このあたりの東京湾岸は大きな倉庫が多いので、在庫を置けるというのがあるのだろう。
「新聞記者」、ネトフリ映画、そしてトイペ、イオンがんばる。

2020年3月5日木曜日

本日のベストショット

右下の水面から飛び立ったのがわかります。

鳥を拡大。

小川に沿って咲くカワザクラ。もう葉が出ている木もある。

梅の木にとまる鳥たち。

カメラ目線。

枯草の中のアオサギ。

拡大。

3羽のカワウ。

今日はすごい強風。写真を撮ったあと、近くのコーヒーショップへ行くと、思ったよりお客さんが多い。一時はほんとに人がいなかったが、また戻ってきたようだ。
そのあと、駅の反対側なので今まで行ったことのなかったドラッグストアをのぞいてみたら、マスクがあった(午後7時すぎです)。
普通サイズが1袋(7枚入り)、大きめサイズが2袋、小さめは10袋近くあった。何度も使えるガーゼマスクはもっとあった。目の前で2人が大きめマスクを買っていき(もちろん、1人1つです)、なんか、そこにいた人の中では私だけがマスクしてなかったので、私のために普通サイズを残してくれたのかな、と思ったので、その1袋だけ残った普通サイズを買った。
でも、マスクし始めると毎日しないと意味なくなるわけで、そうなると次はマスク探しが始まってしまうから、咳が出たときのためにとっておこうと思う。ただ、混んでいる電車とかではした方がいいかなと思うので、ハンカチマスクでも作ろうか。
そんなわけで意外なところにマスクがあったのですが、スーパーを何軒かのぞいてみたら、コメはもう完全に戻ってますね。ティッシュも一番大きいスーパーには在庫がそこそこあって、トイペは店員が段ボールから出して並べている最中でした(午後8時頃)。
先週の木曜の夜に一斉休校の発表があって、翌日から棚が空っぽになったのだけど、結局、その後、特に悪いニュースもないので、だんだん平常に戻ってきているようです(コーヒーショップに人が来るようになったり)。
と思ったら、今度は安倍首相が百田と有本の2人のネトウヨに促されて中国、韓国からの入国禁止?(禁止じゃなくて入国者に待機を「要請」だそうです。) もう、何か世の中を騒がせないとやっていけないのか、あいつは。