2018年1月30日火曜日

「アバター」@日劇1

さよなら日劇フェスティバルで、日劇1の「アバター」へ。
メガネの上にメガネをかけるのがいやで3Dは避ける傾向にあるので、「アバター」は劇場では見ていなかった。その後、DVDで見て、映像の美しさに驚き、今回、3D料金を取られないので見に行った。公開当時、みんながびっくりしたという3D映像、確かにすばらしい。飛び出す絵本みたいな3Dが嫌いなのだけど、これはまったく違う。こんな3Dは「ライフ・オブ・パイ」しか見たことない(まあ、3D自体をほとんど見てないのだが)。
しかし、日劇で映画を見たのは実は「レ・ミゼラブル」以来で、かなり久々だったのだけど音響がひどい。向かいの丸の内ピカデリーはわりと最近まで見に来ていたけれど、こちらは音響はよかったような気がするが、日劇は音が割れてるのか残響がひどいのか、音楽が高鳴るところとかかなりひどい。
映像は堪能できたのでよいのですが。
で、ただでもらった3Dメガネ。下のチラシは「デトロイト」の上映館にあったもの。

日劇1は入口を入ると上(後方の席)に上がる階段が左右にある。下奥が入口。パンフレットやグッズを売っているが、パンフレットは見本を見たけれど、あれで1000円は高すぎないか?(買わなかったけど)

階段の上のロビーにある馬の像。

ステンドグラス。他の写真もそうだけど、暗いのでくっきりと撮れない。

場内。出入り口の外から撮影。中で撮影していた人もいた。客席はワンフロア。

ラストショウで上映される作品を紹介している(「ゴジラ」シリーズは日劇2で展示しているらしい)。
「アンタッチャブル」は日劇の披露試写会で見せてもらい、キネ旬で分析採録をした。

「君の名は。」は公開から1か月くらいしてから日劇1で上映され、満席の回も出た。

チラシ置き場。日劇1は昔は入口に日本劇場と書いてあって、上映作品の看板もあったのだが、今はTOHOシネマズのロゴと名前だけになっている。ものすごく殺風景な入口だったので写真を撮らなかった。日劇を継承していると言いながら、日本劇場の文字をはずしてしまうなんて。

交通会館がずいぶんキラキラになっていた。

水曜日は皆既月食。天気が心配です。見られるといいけど。

2018年1月28日日曜日

いやな出来事

今日、観光地ではないけれど写真を撮りに来る人がそこそこいる場所へ行き、写真を撮っていたら、かなり離れたところから男がやってきて、「人にカメラを向けるな」と言った。
以前、写真を撮っていた女性が、「おれの写真を撮っただろう」と言われて殴られた、という事件があったが、なんとなくそれを連想した。
「あなたは写っていない」と言って画像を見せたが、男は「カメラを向けただろう」と言ってきかない。
そして、「カメラを向けるなら断って向けろ」と言うのである。
えええ???
なんか、そこに集まる男女にカメラを向ける人が多いのだそうだ。
ふうん、そんなに美男美女なの?
ほかにも男や女がいたが、どう見てもむくつけきオッサンばかり。女性はマスクで顔を隠している。
休日にそこに集まる常連さんのようだ。
くだんの男は「あなたもカメラを向けられたらいやだろう?」と言う。
はあ???
そりゃ、近くから明らかに自分を狙ってカメラを向けていたらいやですよ(そういうこと自体ありえないと思うが)。
でも、遠くの人が何かを撮ろうとしてこっちにカメラを向けていたとして、誰が自分をを撮ろうとしていると思うのか?
自意識過剰じゃねえの?
おまえはトム・クルーズのつもりなのか、その顔で?
「私は気になりませんけど」と答えてやったが、男はさらにしつこくいろいろなことを言い続けるので、「あなたたちがいるときはここには来ませんから」と言って去った。
要するに、この場所に他の人を来させたくないのだろうな、と思った。
そこは公共の場所だけど、確かに写真を撮りに来る人の中にはマナーのない人もいるようだ。
なので、カメラ持った人はここに来るな、という感じなのだろう。
それにしても背の高いおっさんが上から威圧的に見下ろして難癖つけてくるのだから、私以外の女性は怖がってしまうだろう。で、女性は来なくなるが、悪質な男はそれでも来るぞ。
まあ、私もこの連中の姿を見たらすぐ逃げることにします。

「デトロイト」(ネタバレあり)

久々、近場のTOHOシネマズでキャスリン・ビグロー監督の「デトロイト」。
1967年、デトロイトで起こった黒人たちの暴動のさなかに、モーテルにいただけの丸腰の黒人青年3人が白人警官3人によって射殺された事件の映画化。
前半は記録映像をまじえながら事件のあらましを描き、後半はモーテルを舞台に緊迫したドラマが展開、そして最後は裁判シーンとなる。2時間半近くもあるので飽きるかと思ったが、まったく飽きることもなかったし、長く感じることもなかった。
アメリカでは現在でも丸腰の黒人が白人警官に射殺されるという事件が多く、しかも白人警官が罰せられない事態も起きている。つまり、50年前のこの事件は決して過去のものではないという訴えがじわじわと伝わる映画。
白人警官が丸腰の黒人を射殺した実話の映画化としては「フルートベール駅で」という映画があった。黒人差別の歴史を扱った「それでも夜は明ける」や「大統領の執事の涙」と同じ時期に公開されている。
「フルートベール駅で」は黒人男性監督の作品で、何の罪もない丸腰の黒人青年を射殺してしまう白人警官はまったく悪人ではない、ただの気の弱い男で、それゆえに恐怖にかられて銃を撃ってしまうというように描かれていた。
それに対し、白人女性監督の「デトロイト」では、黒人青年たちを射殺する3人の白人警官の中心人物はネオナチっぽい雰囲気の狂気の男に描かれている。他の2人はわりと普通の人に見えるが、この中心人物の狂気に取り込まれて黒人を射殺してしまうという感じだ。
この狂気の白人警官はモーテルの事件の前にも黒人を射殺している。店から商品を盗んで逃げる黒人を後ろから撃ち殺したとして上司から叱責される。しかし、白人警官は自分がやったことは当然だと思っているようだ。「フルートベール駅で」の白人警官と違い、恐怖から黒人を殺すわけではないのだ。
その一方で、警官たちが暴動に対して恐怖を感じていて、銃声を聞いてパニックになり、モーテルに突入、という感じもある。
しかし、モーテルに突入してからの白人警官の態度はやはり異常で、その場に居合わせた州警察の面々もデトロイトの警官たちは異常だと感じるが、巻き添えを食いたくないと言って帰ってしまう。
モーテルにいたのは数人の黒人青年と2人の若い白人女性で、黒人だけでなく白人女性たちも暴力をふるわれる。このあたり、やはり女性監督ならではと感じるのは、白人警官たちの黒人蔑視と女性蔑視がぴったりと重なっているところだ。若い白人警官は白人の女が黒人と楽しんでいるのが気に入らない。黒人の中には退役したばかりのベトナム戦争の英雄もいるが、白人警官はそれは嘘だと決めつける。白人女性は売春婦と決めつけられ、一緒にいた黒人はヒモだと決めつけられる。女性と非白人に対する蔑視が根底にあり、この2つを重ねて描いたところがこの映画の秀逸なところだ。
ひとつ気になるのは、中心となる白人警官の狂気があまりにも突き抜けているので、これはこの人物の異常性だけが問題なのだと思ってしまう危険性があるということだ。
暴動の背景にある黒人たちの不満と怒り、黒人に対してひどい態度をとり続ける白人警官の問題も描かれてはいるのだが、1人の狂気の人物が突出していると、現在でも頻繁に起こっている白人警官の黒人射殺の問題につながっていかない恐れがある。そこがこの映画のちょっと弱いところだ。
結局裁判では白人警官たちは無罪になってしまい、救いのない結末になっているのだけれど(民事では黒人の遺族が勝訴しているようだ)、神への祈りの歌を歌う職業を選んだ黒人青年の祈りに希望が託されているようなエンディングになっている。
モーテルにいた黒人青年も白人女性も、そして暴力をふるった白人警官もみな若い。年長の人物たち(州警察や州兵)は彼らの暴力を見ているだけで何もしない。大人の責任のことを暗に言っているのかもしれない。

一昨年からシネコンで映画をよく見るようになり、MOVIXもTOHOシネマズもよく行くのに6回見たら1回タダのカードを作っていなかった。
去年なんか「君の名は。」を何度も見に行ったこともあり、TOHOは3回くらいタダで見られるくらい見ていたし、MOVIXも2回くらいタダで見られるくらい見に行った。でも、シニア料金でいつも安いし、カード作るのめんどくさいし、と思ってカード作らなかったのだが、日劇ラストショウに3回も行くのにカードないのは損、と思って、ついにカード作った。ネットで登録して「デトロイト」のチケットを発券する前にカードをもらい、そのあと発券して、これでマイルがつきました。日劇3本と合わせて4回だから、あと2回でタダになるのだけど、「デトロイト」を上映しているシネコンは「スリービルボード」や「シェイプ・オブ・ウォーター」など、公開館が少ない映画をよく上映するので、マイルも回数もたまります。MOVIXの方はあまりあちこち行かないからなあ。MOVIXはカード代が安いので、持っていてもいいのだけど。

2018年1月26日金曜日

「ビガイルド」「聖なる鹿殺し」「ワンダーストラック」

2日間で試写3本。久々の試写。調べてみたら、去年の11月中旬以来だった。
「ビガイルド 欲望のめざめ」と「聖なる鹿殺し」はどちらもコリン・ファレル、ニコール・キッドマン主演。2日連続この2人の映画を見てしまった。
「ビガイルド」はクリント・イーストウッド主演で映画化された「白い肌の異常な夜」と同じ原作。実はイーストウッド版は見てないのだけれど、こちらのソフィア・コッポラ監督版は女性の視点がとてもよくわかる。南北戦争時代の南部の女子学園が舞台で、園長(キッドマン)と教師(キルスティ・ダンスト)、5人の女生徒(1人はエル・ファニング)だけがいるところへ北軍兵士のファレルが負傷して担ぎ込まれる。ハンサムな兵士に女性たちはメロメロになり、おしゃれをしたり彼の気をひこうとしたり。が、兵士と女性たちが接近しすぎてある事件が起き、その結果、兵士が凶暴になり、女性たちは恐怖から彼を排除することにする。
これ、完全に女性の視点だというのがよくわかる。特に翌日同じ主演者の「聖なる鹿殺し」を見たら、男性監督のこっちも女性が男性を誘惑するシーンがあるのだけれど、誘惑のしかたや男にひかれる女たちの様子がこっちは完全に男性目線。女が男を誘惑する仕方が完全に男目線の妄想。それに比べ、「ビガイルド」の兵士にひかれる女たちの姿は現実の女性たちと比べて非常に自然。そして、いったん男が凶暴になると、もうこれは危険だから排除しなければ、となるのも女性らしい。男の凶暴さも女性目線で、女性なら恐いの当然な描き方。
それ以外でもソフィア・コッポラらしいおしゃれな雰囲気がたっぷりで、また、映像も古典文学的な雰囲気がある。

「聖なる鹿殺し」はギリシャ神話の聖なる鹿殺しの話が背景にあるようだけれど、映画の中では説明されない。聖なる鹿を殺したために女神の怒りを買い、娘を生贄にしなければならなくなる将軍の話で、映画では父親が外科医のミスで死亡した少年の復讐のような話になっている。
外科医(ファレル)は当時アルコール依存症で、手術の前にも酒を飲んでいて、それでミスをしたのだった。今は母と二人暮らしの少年と時々会うようになり、家にも呼ぶ。が、やがて幼い息子の両足がマヒし、次にはローティーンの娘の足がマヒして、2人の子供が寝たきりになってしまう。少年は、息子と娘と妻(キッドマン)の誰か1人を殺さないと3人とも死ぬと外科医に言う。
「ビガイルド」の方はカンヌ映画祭で監督賞受賞、この「聖なる鹿殺し」は脚本賞受賞なのだが、「聖なる鹿殺し」の方はとにかく陰鬱な話で、音楽がまた怖い。どちらもホラー的で陰惨な話だけれど、「聖なる鹿殺し」の方は何か今一つの感がある。足がマヒするというのも少年が超能力でやってるとしか説明できないのだが、そういう超能力者ってふうにも見えない。どう見たって普通なら警察出てくるだろう、というような展開でも警察出てこないし。つまり、現実離れしているのだ。
この辺がまあ、不条理劇として面白いと思うか、つまらないと思うかの分かれ目だろうと思う。私には底の浅い話に見えた。

「聖なる鹿殺し」が後味悪すぎたので、口直しに「ワンダーストラック」を見に行った。こちらは文科省選定なので安心、と思ったけれど、安心しすぎて(?)ちょっと眠くなる。トッド・ヘインズは「キャロル」などで50年代の映画のスタイルを模していたが、こちらは1977年と1927年の2つの話が交互に描かれ、1977年はいかにも70年代ふう、そして1927年はモノクロのサイレント映画ふうになっている。
物語は1977年の少年と1927年の少女がニューヨークへ行く話。少年は父親を探しに、少女は女優の母親に会いに行く。少年は出かける前に雷の直撃を受けて耳が聞こえなくなっているが、少女は最初から耳が聞こえないという設定。で、わりと早い段階で少女と少年の関係がわかってしまうのだ。だからその後の話に意外性がなく、結末はわかっているのにだらだらと道草を食っているように見えてしまう。原作は児童文学だが、ヘインズは児童文学は向かないのかもしれない。博物館がモチーフになっているが、こういうの、別の監督がやったらもっとうまくいったのでは、と思ってしまう。1977年の部分は音楽をはじめ、私の世代にはなつかしいものがたくさんあったけれど。

2018年1月24日水曜日

大雪のあと

大雪の翌日の火曜日、意外に雪は早く溶けた感じでしたが、住んでいる団地は雪かきがしっかりされていてびっくり。芝生は雪が積もっているのに、建物の前の細い道はまったく雪がありませんでした。
近くの公園も意外に雪がなく、こちらも雪かきをしっかりやった上、訪問客が滑らないように何か(塩化カルシウム?)をまいていました。
小学校の遠足があったようで、あちこちに雪だるまが。東屋の手すり。

ベンチの上。手前は葉ボタン。


こちらは銀世界。

しかし、春は近い。



菜の花の後ろは桜島大根らしい。

右はアオサギ、左は初めて見る鳥。

2羽そろってこちらに移動。

かわいい。

いつもここにいるアオサギ。


カワウの足に印がつけられている。

さきほどの鳥が枝に移り、池に姿が映っている。

2018年1月22日月曜日

大雪@首都圏

今日は某大学で午後4時すぎから2コマ、期末試験があるので、雪が心配だったけれどいつもどおり出かけた。
お昼頃に大学のHPを見たときは何もお知らせはなかったので、出かけたのだが、出るときに大学へ電話してみればよかった。
行きは電車はほとんど遅れず、1時間半あまりで到着。最寄駅から大学まで20分近く歩くのだけど、雪が積もり始めていた。そして大学へ着くと、4時以降の授業はすべて休講。期末試験はあらためて日程を組むらしい。
そんなわけですぐにとんぼ返りをして引き返す。学生たちがのろのろ歩く中、ターミナル駅に着くと、なかなか電車が来ない。やっと来て、乗るが、なかなか発車しない。どんどん混んでくる。やっと発車して次の駅で降り、一番長く乗る電車に乗り換える。が、なぜか、私の降りる駅より前までしか行かない電車ばかり。次のもその次のもそうだったので、これは終点の1つ前の駅で快速電車に乗り換えるべし、と思い、その終点1つ手前まで行く。
乗ったときは電車はすいていたのだが、その後しだいに混んできて、後半はもうぎゅうぎゅう詰めになってしまった。私と同じ考えの人が多く、終点の1つ手前で多くの人が降り、快速電車のホームへ。が、そこがすごい混雑! 移動するのも大変。
最初に来た快速にはホームの人の半分も乗れなかった。次の快速がすぐに来て、私はぎりぎりで乗れたが、積み残された人多数の模様。乗ったはいいが、ものすごい混雑で、前の人と後ろの人にはさまれて息ができなくなりそうなくらいだった。
快速なので降りるのは次の駅。時間も10分以下だったけど、ほんと、呼吸困難になりそうだった。
私が降りる駅はふだんから降りる人多くて、私たちが降りたあとは混雑もそれほどではなくなっていたみたい。ここまで来たらあとはローカル私鉄に乗るだけなので、ほっとひと安心して夕食を食べ、そのあとローカル私鉄で自宅のある団地の最寄駅へ。このローカル私鉄も遅れてはいたけれど、混雑はふだんと同じで、ここでやっとほっとできた。
夕食食べにJRの駅の外へ出たらバス停に長い列ができていて、バスで帰る人は大変だと思った。この頃には雪はかなり積もっていて、ブーツはいてきてよかったと思ったくらい。
そんなわけで、行きは1時間半だったのに、帰りは夕食食べたとはいえ3時間かかっていた。まあとにかく電車来ない、来てもすぐ動けない、途中で運転間隔がどうたらと言って停まる、という感じで、ものすごく時間がかかったが、それでもたどり着けたのだからよかったのだろう。
さっきネットで見たら、JRのターミナル駅は入場制限だとか、快速に乗り換えた駅はその後停電したとか、うわあ、あと30分遅かったらやばかったも。
なんだか私が家を出た頃にすでに東京に大雪警報出ていたらしいのですね。やっぱり大学に電話すべきだった。何もしてこなかったのに疲れた。
自宅に帰る頃にはもう雪は10センチ以上積もっていたので、夜中にさらに積もると思う。明日の朝もまだ鉄道は混乱していそう。私は明日は何もないからいいが。

日劇ラストショウ

マリオンの日劇3館が閉館になるというので、1月下旬からラストショウが始まり、座席の予約も始まりました。
で、私は「君の名は。」と「シン・ゴジラ」と日劇1のラストになる「もののけ姫」を見ようと思っていたのですが、「もののけ姫」はあっという間に完売。
「君の名は。」と「シン・ゴジラ」は十分余裕あり。しかし、上映館は日劇3。やはり日劇1で何か見たい。
なので、映画館で見ていない「アバター」を予約。
キネマ旬報で分析採録をした「アンタッチャブル」も上映するのですが、また見たい映画というほどもでもなく。
あ、今日はエイゼンシュタイン生誕120周年だそうですが、「アンタッチャブル」にはエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」へのオマージュとなるシーンがあります。
今回の日劇ラストショウで不満なのは、外国映画が非常に少ない。「タイタニック」や「アバター」、「トップガン」といったヒット作は上映されるものの、全体としては日本映画中心、それもゴジラとジブリとドラえもんが多い。
なんだかなあ。
だいたい、マリオンの日劇と昔の日劇って、劇場としては性格がかなり異なるものでしたよ。
だから、今回の日劇ラストショウは、東宝映画の上映会みたいな感じがものすごく強くて、マリオンの日劇のラストショウとしてはどうなのよ、と思うのです。
思えばマリオンの日劇が開館したあと、日比谷地区の有楽座と日比谷映画が閉館することになり、この2館でさよならフェスティバルをやったのですが、このときは古い外国映画の名作を2本立てでいくつも上映し、私も何度も通いました。あれに比べると、今回のラストショウはなんだかなあ。
と、不満いっぱいなんですが、「君の名は。」と「シン・ゴジラ」をまた映画館で見られるのはありがたい。
ほかにもいろいろ名作を上映するので、興味のある方は日劇のHPにアクセスしてみてください。

2018年1月15日月曜日

卓上カレンダー

風邪が治らない。今日も一日寝ていました。
来年は大学の仕事が減る上、シラバスを書かなくていい授業ができたので、シラバスは一大学の分だけ書けばいいのですが、ここんとこ風邪で頭がまわらない。でも、締切が、ということで、週末はシラバス書き。

さて、去年、まるちゃんカレンダーが近所のスーパーで11月初めに残り1つになったのであわてて買った、ということを書きましたが、それから1か月後の12月初めに2部入荷したのです。
が、欲しい人はみな買ってしまったのか、なかなか売れず、年末には私が買ったときより200円くらい値引きしてましたが、なんとか年始には売れた模様。
そして、先日、まるちゃんの卓上カレンダーの方が残り1部で、定価900円(税抜)が500円に!
実は吊り下げ式のまるちゃんカレンダーのほかに新海誠展で買った新海誠カレンダーもあり、すでにカレンダー2つ。しかし、卓上カレンダー半額近くの誘惑には勝てず、買いました。
画像はアマゾンから。


1か月1枚です。

裏側が全面写真になっています。


アマゾンでもまるちゃんカレンダーは値段が安くなっています。売れ行きが落ちているのか?

新海誠カレンダーは2か月で1枚で、1月2月は「ほしのこえ」。小さいので遠くからだと絵がよく見えない。

2018年1月13日土曜日

ワーナーの旧作映画3本

その後風邪が悪化し、完全に寝正月になってしまったのだけど、昨年末に買いこんだDVDをすべて見ることができました(ブルーレイは機械がないのでお預け)。

大晦日の夜にローソンで引き取った古いワーナーのギャング映画2本、「化石の森」と「彼奴は顔役だ!」。「化石の森」は映像がかなり劣化していましたが、「彼奴は顔役だ!」の方はきれい。どちらもワーナーの短編映画が何本か入っていて、これはまだ見ていません。そのほか、17分ほどのドキュメンタリーが入っていて、作品についていろいろな人が解説しているのが面白い。

「化石の森」は中学生のときにテレビ放送で見たきりだったので、かなり忘れていたが、いかにも舞台劇の映画化らしい作品。舞台ではレスリー・ハワードとハンフリー・ボガートが同じ役を演じていて、ハワードがボガートも出るという条件で映画出演をOKし、ボガートがその恩を忘れなかったという有名な逸話があるが、確かにこの映画でのハワードとボガートは非常に息が合っていて、2人の間のケミストリーがすばらしい。ハワードの演じる主人公とボガートの演じるギャングは善と悪という正反対の人物なのだけれど、実は似た者同士だということをお互いが感じていて、2人のやりとりの中でそれが浮かび上がってくるところがすごい。
ハワードもボガートも実にみごとな演技を披露しているけれど、改めて思ったのはレスリー・ハワードはこの時代を代表する名優だったということ。ヒロインを演じるベティ・デイヴィスの出世作「痴人の愛」もハワードの主演作で、ハワードには相手役から名演技を引き出す力もあったのだと思う。
ハワードは第二次世界大戦中に乗っていた飛行機がドイツ軍に撃墜されて亡くなったのだが、生きていたら戦後も活躍しただろうに。

「彼奴は顔役だ!」は最初に見たのはやはり中学生のときの日曜洋画劇場。その後、大人になってから輸入ビデオで見ていたので、筋は覚えていた。第一次世界大戦の戦場で知り合った3人の男。ジェームズ・キャグニー演じる庶民の労働者は戦後、仕事を失い、禁酒法時代の酒の密造に手を染める。ハンフリー・ボガート演じる男はワルで、やはり密造酒の世界でギャングになっていて、やがて2人は手を組む。もう1人は中流階級のインテリで、弁護士になり、キャグニーやボガートの世界とかかわりを持つが、やがて検事となり、ボガートの敵となる。
ドキュメンタリーではマーティン・スコセッシが登場して解説をしているのが面白い。
3人の男たちは非常に対照的で、キャグニーは善人なのに社会のせいで悪の道に入ってしまう庶民、ボガートはもともと悪人、そしてもう1人は中流のインテリとなっている。ヒロインは2人登場し、プリシラ・レーン扮する女性は中流の家に育った歌手志望の娘で、キャグニーが惚れて歌手にするが、彼女は弁護士と恋に落ち、結婚してしまう。もう1人はグラディス・ジョージ演じる酒場の女主人。鉄火肌の姐御でキャグニーに恋をしている。彼女とキャグニーは同志的な絆で結ばれている。この5人の主役が個性と役割がはっきりとしていて魅力がある。
キャグニーとボガートはこの映画以前に「汚れた顔の天使」と「オクラホマ・キッド」で共演していて、3作ともボガートが悪役でキャグニーに殺される。しかし、ボガートはこの頃は人気が出てきていて、「彼奴は顔役だ!」の翌年に初主演作が公開される、とドキュメンタリーで紹介されていた。その同じ年、キャグニーはミュージカル「ヤンキー・ドゥードル・ダンディ」でアカデミー賞主演男優賞を受賞する。
ボガートは舞台で人気のあった俳優だったそうだが、キャグニーはもともとは歌って踊れる俳優で、たまたまギャング映画で人気が出てしまったのでずっとギャング役ばかりで、そろそろギャング役は卒業したいと思っていたらしい。
「彼奴は顔役だ!」はキャグニーの映画の中では一番好きなのだが、この映画、やはり大好きな「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」に似ているような気がしてならない。ギャング映画で一番好きなのはこの2本だ。ちなみに、キャグニーとボガートはどちらも好きなスター。

もう1本、オムニセブンで注文して買ったジュネス企画の「情熱の狂想曲」もワーナーの映画で、こちらはボガート夫人のローレン・バコールが出演している。
前にも書いたけれど、中学生の頃からずっと見たいと思っていて見る機会のなかった映画。やっと見られて、しかもよかったので大満足。
カーク・ダグラス演じるトランぺッターが裕福な令嬢バコールと結婚して不幸になるが、ドリス・デイ演じる歌手やホーギー・カーマイケル演じるピアニストたちに救われる、という物語。実在の悲劇のトランぺッターがモデルになっているらしい。
孤児だったダグラスは黒人トランぺッターからトランペットを習い、やがてプロになるが、金持ちだが心に問題を抱えたバコールと恋に落ちて結婚したことから人生が狂い始める。
このバコールの演じる女性がかなり問題のある人物で、冷たい父親のせいで心に傷を負い、いろいろなことに手を出しては失敗している。彼女がいろいろなことに手を出すのはある種の自分探しなのだが、何をやってもうまくいかない。なまじ金があるのでむなしい自分探しを続けている。
正直、見ているときはダグラスとバコールがなぜ恋に落ちるのか理解できなかった。
バコールの方は、何をやっても大成しない自分に比べ、トランペットで一芸に秀でているダグラスに惹かれたのだろう、ということはわかる。が、ダグラスがバコールに惹かれるのがどうもわからない。ただ、彼は理想の音を探していて、彼女を通じてそれを手に入れられると思ったのかな、という感じはした。
この2人が恋に落ちて結婚までしてしまうのがどうも理解に苦しむのだが、それでも心に問題を抱えた金持ちの令嬢を演じるバコールの演技はすばらしい。映画を見る前はバコールが悪女、ドリス・デイが善女と単純に考えていたのだが、バコールの演じる女性は悪女ではない。結果的に主人公にとっては冷たい悪女になっているが、単なる悪女ではない、心の病を抱えた複雑な女性になっている。
ダグラスとバコールは同じ演劇学校の同級生で、モデルで稼いでいたバコールが{脱出」のヒロインに抜擢され、彼女のつてでダグラスもハリウッド入りしたようだ。そんなわけで、2人の演技も息が合っている。ドリス・デイは歌で本領発揮。バコールもドリス・デイも好きな女優。
映画では黒人の音楽と白人の音楽が対比されていて、そこには白人による黒人差別が垣間見える。まだ本格的な人種差別を描く映画ではないが、バコールの演じる女性にも差別意識があるように描かれている。ダグラスはバコールを選んだために黒人の仲間を見捨ててしまった、といった展開にもなっているのだ。ちなみに原作小説ではドリス・デイの人物は黒人とのこと。原作は翻訳があるのだけど、国会図書館とか、ごく一部の図書館にしかないようだ(すでに絶版)。

というわけで、年末年始に見たワーナーの旧作映画3本をご紹介しました。

2018年1月9日火曜日

某司法オフィスがひどすぎる件

昨年10月に無事相続放棄が成立し、安心して新年を迎えていたら、担当した法律事務所が他の相続人に相続放棄を伝えていないことがわかった。
そこは新宿区の某司法オフィスというところで、ネットでさかんに相続放棄の宣伝をしている。私もそれで頼んだのだが、最初からおかしなことだらけで後悔したときもあったけれど、相続放棄はできたので結果オーライと思っていた。が、年が明けてこのトラブル。

あーあーあー、やっぱり最初にメールで問い合わせした**区の某法律事務所にすればよかった(追記)。そこはすぐにメールの返事がきて、こちらの質問に理路整然ときちんと答えてくれていた。
料金も某司法オフィスより1万円以上安かったが、他の相続人への連絡は自分でしないといけなかったのと、**は遠いな、と思ったので、ネットでさかんに宣伝している新宿区の方へ行ってしまったのだ。
追記 その**区の事務所、なんと、問い合わせしたときのメールアドレスに勝手にメルマガを送ってきた。これって個人情報保護法違反じゃないの? 停止したければ手続きを、と書いてあったけど、ドメインごと受信拒否にしてやったわ。あっちにすればよかったというのは取消し。

その某司法オフィスは最初に電話したときから変で、電話を受けたスタッフが相談に行く日を何度言っても間違う。その後、向こうから電話がかかってきて、「この日でしたね」と言うが、それも間違っている。「いや、何日です」と言うと、そのスタッフ、また間違える。もう一度念押しして電話を切り、予定の日に出かけたら間違いはなかったので、そこで安心してしまった。
実際、何度言っても間違うので、ここは大丈夫かと思い、とりあえず約束の日に行ってみて、不安だったら中野にしようと思っていたのだが、相談だけのつもりがそのまま依頼まで行ってしまったのだ。
確かにそのときの印象はよかったので、任せたのだが、その後、向こうが作成した相続放棄のための書類にミスが多く、日本語もおかしくて、ここでまた不安を覚えた。
もしも私がきちんと読んでミスに気づかなかったら、相続放棄できなかったかもしれない。そのくらいのミスがあった上、文章がやたらだらだらとしてとりとめがなく、日本語として変なところもあった。
それを指摘して作成しなおしてもらい、ようやく提出となったので、予想より時間がかかってしまった。
そのあとは無事に相続放棄ができたのだが、それを某司法オフィスが他の相続人に知らせてくれるということは文書にも書いてあったし、最初の相談でもその話が出ていたので、当然、知らせていると思い、これですべて終わったと思っていた。

ところが、他の相続人から、相続放棄はどうなったのか、という問い合わせがあり、初めて知らせていないことがわかった。そこで電話すると、相続人の住所氏名がわからないから、などと平然と言う。連絡することも料金の一部で、相続人の住所氏名がわからないならたずねるなり調べるなりするべきではないのか。少なくとも、知らせる作業をしようとしたら、そのことに気づくはずなのに、まったく無視ということは、最初からやる気がなかったということになる。

相続放棄は普通、3万~4万円のようだが、そこは経費なども加えて4万5千円ほどした。
そこは2万円上乗せすると、債権者への対応もすることになっているが、他の相続人への連絡もしないところが債権者への対応などするだろうかと思う。

ネットで大々的に宣伝しているようなところはダメ、というのはわかっていたのだが、これほどひどいとは思わなかった。この司法オフィスのスタッフは頭が悪いのか、さもなきゃブラック環境で頭が正常に回転していないかのどちらかだと思う。日付を何度も間違うとか、書類にミスが多く、日本語が変とか(日本語ネイティヴが書いている。念のため)、その時点でプロとしての仕事ができていないと思う。

その司法オフィスではホームページに、数人で何度も書類を確認すると書いているが、電話番号や住所の漢字を間違えているのにチェックできてないということは、実際は確認などしていないのだと思う。
こちらが苦情を言っても謝るどころか居直るのだから本当にひどいところを選んでしまった。
相続放棄なんてもうやらないだろうし、次はやり方もわかったので裁判所へ行って自分でできると思うが、こういうところを選んでしまう自分を改めないと次は本当にひどい目にあうかもしれない。

2018年1月7日日曜日

風邪と口内炎

風邪と口内炎、どっちかだけでいいからすぐに治ってほしい。

風邪は連日、冷たい強風にさらされながら写真を撮っていたからだと思うけど、一昨日は1日寝ていた。熱はないのだが、咳がひどい。昨日今日もなんとなく部屋でぶらぶらしたり、時々昼寝したり。
口内炎は大晦日にチネチッタのそばのSガストで鶏の竜田揚げ定食を食べたとき、固い衣で舌に大きな血豆ができてしまった。それがつぶれて口内炎になり、一昨日あたりからハンパない激痛に。舌の口内炎はとにかく痛い。
舌に血豆ができたあと、数日後に治るか口内炎になるかの別れ道で、今回は口内炎になってしまった。そばの歯や耳まで痛くなるほどの激痛。
口内炎にはビタミンB2とB6が不足しているとのことだけど、このうちB2が多く含まれる納豆は毎日食べているのだよ。B2とB6は唐辛子にも多いそうだけど、口内炎のときは辛いものは痛い。昨日はサイゼリヤで夕食したけど、ドリンクバーのジュースがしみてしみてものすごく痛かった(なのに、残さず全部飲む自分)。
ほんと、どっちか片方だけでいいからすぐに治ってほしいっす。

昨年相続放棄をしたので正月は一応喪中なのだけど、故人とは半世紀前に生き別れになり、その後もほとんど交流なかったので喪中ハガキを出す気になれず、年賀状くれた人には寒中見舞いを出すべく準備中。
最近は年賀状の数もめっきり減って、その中で年賀状以外でもつきあいがある人はごくわずか。惰性で年賀状を送り合っている感は否めない。
文面を見ると、お金に余裕があって楽しい人生を送っている人は写真つきで詳しい近況報告を書くが、そうでない人はどうしているのかよくわからない文面になっている。私自身も後者に入るので、いろいろと複雑な心境。一方、前者のような年賀状は後者の人間からすると、年々、あまり受け取りたくない年賀状になっている。

2018年1月4日木曜日

今日の鳥

新しいデジカメの威力がわかる写真。



このほか、カモ、サギ、カワウなどがいた。これはカモの一種で、模様がかっこいい。

ノスリという鳥らしい。かなり遠くにいるのをズームで撮ったので、あまりはっきり見えないが、足が木の枝をつかんでいるのがわかる。

2018年1月3日水曜日

正月早々仕事を辞める

という話が今見たツイッターに出ていたのですが、
正月早々、私も非常勤講師1つやめました。
8年間、英米文学史のようなものをやらせてもらって、いろいろ問題はあってもやりがいのある授業だったのですが、9年目の今年度、コマ数を半分にされた上(それまでは通年だったが、前期だけになった)、英語教員免許の対象科目であることをまったく知らせず、期末試験が済んでからそのことである要求をされ、ついにキレてしまったので、後期は授業がないので出講してなかったけど来年度はもう依頼が来ないかもしれないと思っていました。
が、年末に依頼が来て、今年度よりさらにコマ数が減っていて、その上、教員免許関連の科目なのでなんだかよくわからない書類を書けというメールが。
そのメールの添付ファイル読んでも理解できない。
こりゃ無理だと思い、正月早々、辞退のメールを送ったのでした。

他大学でも担当している科目が英語教員免許の対象になっているはずなのですが、他大学では専任がまとめて書類を書いているのか、そんな話はいっさいなし。あるいは他大学は教員免許の歴史が古いので、文科省からはそういう要求がないのかも。

そんなわけで仕事が減ってしまったのですが、来年度のコマ数では引き受けてもあまり収入にはならないので、かわりの仕事を探した方がよいのです(それがなかなか見つからないのだけど)。

出講を継続する他の大学も、最近ちょっとおかしいんじゃない?と思うことがあり、どうも日本の大学全般がおかしくなっているのじゃないかと思います。
辞めた大学は数年前に職員がどんどん辞めていったあたりからおかしくなっていて、正直、いつまでもつかわからない大学。経営学部の大学院を作って失敗、心理学科作っても学生集まらず、そして今度は中学高校の教員免許に力を入れているけど、ここで免許取っても中学高校の教員はほとんど無理なので、講師に負担かけるだけで結局は失敗に終わる気がします。

というわけで、今夜はスーパームーン。1月2日午後6時半頃。

2018年1月2日火曜日

2018年元旦

日付が替わってしまったけれど、2018年の元旦は4年ぶりに葛西臨海公園と夢の島のプールへ。
ちょうど4年前の元旦に行って以来。
わりと暖かかったせいか、4年前より人が多かった。
橋の入口に門松。

水族園などはすべて休み。営業は2日から。

東京タワー。カメラが新しくなったので、前よりもズームできる。

スカイツリー。ここはスカイツリーの方がずっと近い。

ディズニーランド。列車が走っているところをなかなか撮れず、撮れたのは夕方。



夕暮れの富士山。4年前は雲がかかっていなかったのだが。

新木場の南の方にある橋。新木場は葛西臨海公園の隣だが、新木場の方を見て「あっちは東京都?」と連れにきいている人がいたけど、ここがすでに東京都です。ディズニーランドは千葉県。

野鳥観察ができる場所。左から水族園、観覧車、右端がスカイツリー。

4年前は鳥はまったく見られなかったけれど、今回は鷺とか鴨とかオオバンとか見られた。


観覧車の下の方に富士山。雲がとれている。明るく写っているけど、実際はもっと暗い。午後5時半頃。葛西臨海公園駅のホームから撮影。

満月に近づいてきた。こちらは上よりも早い時間、午後5時くらいに撮っている。

郊外に引っ越ししてからプールが遠くなり、もう1年半近く泳ぎに行っていなかった。夢の島のプールは4年前の元旦以来なのだけど、ここは年末年始も営業していて、元旦はすいているが、それ以外はかなり混んでいる。
というわけで、引っ越す前から夢の島は元旦、他は中央区のプールに通っていた。
その中央区のプールに最後に行ったのが1年半近く前、ということで、本当に久しぶりに泳いだ。
10分くらい泳いだら息切れがしてきたが、20分をすぎた頃から平常運転になり、あとは1時間くらいずっと泳ぎ続けた。
夢の島のプールは25メートル・プールのほかに初心者用や幼児用があって、泳ぎ疲れたらそっちで適当に浮かんだりして休むのが好き。
そんな具合で1時間半くらい泳いで帰ったが、ふだんあまり使わない筋肉を使ったせいか、その日のうちに腕が筋肉痛。明日からがちょっと心配だが、久しぶりの運動による疲労感で今夜はよく眠れそうだ。

夢の島は以前は地下鉄を乗り継いで行ったのだけど、今は京葉線を利用。帰りに市川塩浜を通ったときにアマゾンの大きな建物が見えた。そういえば、荷物に市川塩浜と書いてあった気がする。あそこからDVDが来たのですね。
ディズニーランドのある舞浜は夜は光がいっぱいできれいだった。