2025年3月3日月曜日

アカデミー賞結果と、日曜日のキング姐さん

 アカデミー賞、「アノーラ」が作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞と、主要な部門で5冠と、土曜日に見に行って、これにアカデミー賞とってほしい、と思った私にとっては最良の結果となりました。「ブルータリスト」は正直、とってほしくなかったし、「名もなき者」と「デューン」第二部はないと思ってたし、あとは見てないのだけど、「エミリア・ペレス」は主演女優の差別発言が問題になってたし、「ウィキッド」は前編らしいからないだろうし、あとは「教皇選挙」がどうかな、という感じでした。「アノーラ」、スタッフ、キャストが地味なので、これまであまり話題になってなかったけど、今日からは主役ですよ。

あと、伊藤詩織監督作品が長編ドキュメンタリー賞にノミネートされていましたが、受賞は「ノー・アザー・ランド」で、これも受賞してよかった。「ブルータリスト」と「セプテンバー5」が背景にあるパレスチナ問題ガン無視で、このパレスチナ問題ど真ん中の「ノー・アザー・ランド」がノミネートされているのが希望でしたが、アカデミー会員はやっぱりわかっているのだね。

しかし、今出てるキネ旬のアカデミー賞特集、全然面白くない。去年までは予想座談会と現地の成田陽子氏の記事だったけど、今年は評論家の予想を並べてるのと、現地情報まるでなしの記事と、あとは候補者のインタビューの超短い抜粋みたいなのだけ。この予想っていうのは、座談会で喧々諤々だから面白かったんで、評論家の個別の予想なんて面白くもなんともないわ。国内評論家の記事もしかり。

というわけで、日曜は金が絡んでるので予想の重要度がはるかに高い競馬場へ。

土曜からレースが始まった中山競馬場。レーシングプログラムの表紙は土曜日にリニューアルオープンした阪神競馬場。午後から行ったのに、プログラムかなりたくさん残ってました。



3月2日は2か月の短期免許で騎乗しているオーストラリア拠点のレイチェル・キング騎手、愛称キング姐さんの最終日、ってことで、とりあえず姐さんの馬券は買う、という気持ちで出かけました。

姐さん、早速1レース勝って、幸先よいのか、と思ったら、その後は全部だめで、午後は7レースの5着が最高だったのかな。

7レースのパドックから見始めましたが、姐さん、パドックはこの7レースとメインの11レースしか出てきてくれなかった(10レースはパドック見てませんが)。


続く8レースは芝生観覧エリアの前がスタート地点だったので、間近で写真が撮れました。


9レースは高いところからズームで後ろ姿。7番。


キング姐さんのよいシーンが全然見られないし、いいと思って買った別の馬もだめだめなので、次の10レースのパドックは見ず、ウマジョスポットで無料ドリンクを。珍しく二人掛けのテーブルに案内されたけど、窓からの眺めも撮影。



10レース、スタートぎりぎりに外へ。9番が姐さんの馬。


そして、メインレースの中山記念。馬券を買ったことのある馬、パラレルヴィジョン、タイムトゥヘヴン、エコロヴァルツの3頭が出走ですが、思い入れが強いパラレルヴィジョンと、姐さんのサイルーン(あとで調べたらこの馬も一度、買っていた)を複勝で。運よく3着以内に来てくれたらなあ、という感じでしたが、結局、2番人気、3番人気(エコロヴァルツ)、1番人気の順で、波乱なし。おまけに4着がタイムトゥヘヴンで、パラレルヴィジョンはビリって。。。パラレルヴィジョン、2度目に中山に来たとき馬券買ったら1着だったんで、愛着あってその後も買ってるんだけど、だめで、あのとき一緒に買ってだめだったタイムトゥヘヴンの方が最近よさげなのです。エコロヴァルツはワイドでお金になってくれたことがあるんだけど、今回は見送ってしまった。

パドックでサイルーンに騎乗する姐さん。


最終12レース。このピカリエという馬がすごくかわいくて、まわりでも「かわいい、かわいい」と言われてたけど、まったく勝てそうでなかったので馬券は買わず。


キング姐さんが今回の短期免許で最後に乗るケンキョは買いました。つか、この日はキング姐さんのファンが応援で馬券買ってそうで、馬の実力より人気上なんでは?という感じがかなりしました。前日、阪神で姐さん、3着祭りだったので、その期待もあったかな。

ターフビジョンの前に登場したキング姐さん、一番左。


そして、スタート地点へ戻っていく。


今年はあと1か月、短期免許で来れるそうなので、ジャパンカップや有馬記念の頃に来るのではないかと期待されています。