2015年7月17日金曜日

いろいろ勉強になります。

木曜日、あと少しで出勤という時刻にアベの犬がやってきた。
いわゆるNHK=日本滅ぼし協会。
ピンポーンと鳴らすので、「ハイ」と言うと、何か小さい声で言っている。「こんにちわ~」とか。名前は名乗らず、小さい声で「こんにちわ~」
気持ち悪い。きっとセールスか宗教団体に違いない、と思い、「セールスはお断り!」と叫んだ。
すると、「NHKです」
「NHKが何の用だよ?」
「受信料の件で」
「うちはテレビなんてものはないんだよ!」
「そうですか」と言って帰る様子(ドアはもちろん開けてない)。
「くたばれ、NHK!」と思わず怒鳴っていた。
このところのNHKの報道がひどい、戦中の大本営と同じ、という話はネットでさんざん見ていた。政権に都合のいいところばかり報道する、明らかな憲法違反の法案についても、あたかも違憲と合憲が半々であるかのように報道する、全国の大きなデモは報道せず、わざと小さいデモを報道する、などなど。
テレビがないのは本当なので、実際に見てはいないのだが、ネットや新聞で報道されているのを見ると、NHKはもはやジャーナリズムではない。国民から得たお金で国民を不幸にし、国を滅ぼす国賊放送だ。
国会前をはじめ、全国でデモが起こっていて、みんながんばっている。でも、なぜ、NHKを取り囲むデモがないのか。受信料不払い運動とか、NHKの前にみんなが自宅のテレビを持ち寄って、一斉に壊すパフォーマンスとかしないのか?
知識人とか、NHKのお世話になったことのありそうな人たちがNHKの中の人は違うとか言うんだけど、普通の国民よりはるかに高い給料を得ている彼らが内部にいて何もしないのは、彼らが仕事と地位と金を失うのがいやだからで、そして、戦争になったら、彼らのようなお金持ちの子供は戦争に行かなくていい、しかし、逆らってクビになって年収300万とかなったら、その人の子供が戦争に行くことになる。
「日本のいちばん長い日」のような、拳銃や日本刀を持った反乱将校の前で断固拒否の姿勢をしたNHKではないのだ。

NHKはアベの犬HKでも、民法はがんばって報道している。そして、NHKの受信料を払うから民放を見られるというのが日本の変な仕組みで、まともな民放の報道を見るために受信料払っているような人もいるだろう。でも、ジャーナリズムに値しないNHKに金払って民放を見るっておかしくないか?

と、いらだっているのですが、うちの近所の自民党のポスター、あのアベの写真、けっこうひどいことになってます。目のあたりが破られたり、上半分がなかったり。相当憎まれてますね。

今は犬HKなんか相手にしてる場合じゃないのだろうとは思いますが、NHKについて、こんなサイトが。
http://matome.naver.jp/odai/2143702800257801801
NHKとBBCを比べて、BBCの方がよっぽど事実を伝えているということを示しているのですが、その理由がコレ。
「NHKが劣化するのは彼らのメインの視聴者層を「高齢者」と「B層」をターゲットにしているからではないのか」
へえほう。「B層」ってなに?」と思って調べたら、こんなまとめが。
http://matome.naver.jp/odai/2132453558316284801
この「B層」っていうのは、もろ、私の敵だね。
私が目の仇にしているのがこの「B層」じゃないのかね。
だいたい新潮文庫の「フランケンシュタイン」新訳のような、原文にない尾ひれをたくさんつけて、原文とは正反対のやわらか文体にして、原文と全然違うものにしているのに(ストーリーは同じだが)、それがB層には受けちゃうわけだ。
「風と共に去りぬ」や「嵐が丘」の新訳もそうで、翻訳者の知名度や人気が優先で、作品の訳としてどうかなんてどうでもいい。
それを、新潮文庫だから、有名な翻訳者だから、で売れちゃう。
光文社の新訳文庫もわりとそうなんだろうな、カラマーゾフとか問題あっても売れちゃうわけで。
でもって、某映画雑誌も有名人の映画評しか載せなくなった。

と、ちょっと私怨になってしまいましたが、その「高齢者」と「B層」が今回、だいぶ変化しているように思うのです。
それにしても7・15アベ・クーデターの翌日に家をまわるNHKの勧誘員、いったい、何回怒鳴られたことでしょう。私もドア開けてあとを追いかけてさらに怒鳴りたいのをこらえてましたから。