2015年8月16日日曜日

デレク・プラントのインタビュー

昨年に続き、チェコとスロヴァキアで行われたU18の男子ホッケーのトーナメント、イヴァン・フリンカ・メモリアルで、元セイバーズで元クレインズのデレク・プラントがアメリカ代表チームのヘッドコーチをつとめました。今年は残念ながら8チーム中5位でしたが、大会を終えたデレクのインタビュー記事がネットにアップされていました。
http://www.iihf.com/home-of-hockey/news/news-singleview/?tx_ttnews%5Btt_news%5D=9972&cHash=498da3ff4c12b18af31bc260fc1a1d92
選手時代とはすっかり面影の変わったデレクの写真もあります。
記事では大会についての話のあと、NHLを去ったあと、ヨーロッパとアジアでプレーしたときのことが語られています。
最近、デレクは日本とアジアでプレーしたことを積極的に語っているのですが、指導者になる上で、クレインズ時代の経験が役に立ったと思っているのではないかと思います。北米とヨーロッパでは選手としてがんばるので精いっぱいだったでしょうが、アジアリーグでは若い選手の指導をする余裕があったのだと思います。アジアリーグでプレーしたということは、北米のトップを経験したホッケー選手にとっては普通は語りたくないことだと思うけど、デレクは他の媒体でも積極的に語っています。
デレクの頃にはアジアリーグは8チームでしたが、上位4チームと、中堅2チーム、だめな2チームがあった、と言ってますが、だいたい想像できますね。今はもうなくなってしまったチームもいくつかあるのですが。当時に比べると、今のアジアリーグは拮抗してきています。デレクはその後のアジアリーグには興味がないのか、自分の時代のことしか語りませんが。
「最初の年にファイナルで負け、次の年にファイナルで勝った」、そして、「クレインズのアリーナはキャパが3000人くらいで、毎試合2500人から3000人の客が入っていた」と言ってますが、後者はだいぶ水増しというか、ファイナルだとそのくらい入るけど、それ以外は半分入るかどうかでしたね。そのクレインズ、今季は指定席をやめて全部自由席にし、チケットも全国で買えるようにしたそうで、なかなかの英断であります。お客さんが増えるといいね。