2015年12月18日金曜日

地理院地図

地図好きにはけっこうたまらないサイトかな、と思うのは地理空間ライブラリー。
http://geolib.gsi.go.jp/
過去の地図や空撮も見られるようですが、サイトの一番上にある地理院地図。これで日本のいろいろな場所の高度がわかります。
まず、地理院地図をクリックして、そこで検索のところに地名を入れ、あとは下の矢印をクリックすると、×印のついた地点の高度が出ます。
そのほか、左上の情報をクリックすると、いろいろな情報が見られるのですが、その中にある「表示できる情報」→「地図・空中写真」→「色別標高図」をクリックすると、表示された地域の標高が色で表示されます。
これ、地図と標高図が同時に出ると便利なんだけどなあ。
前回、文京区は山あり谷ありで、ということを書きましたが、これで見ると、ほんとに山あり谷ありなのがわかります。
私は文京区ではほとんど高台に住んでいたのですが、文京区の高台は標高20メートルくらいでした。最後に住んだところは坂の途中だったので、標高は少し低かったです。
今住んでいるところは標高27・5メートル。おお、文京区の高台より高いところなんだ。しかも、団地の建物の4階。
団地もけっこうゆるい坂があちこちにあって、多少の高低差はありますが、私が住んでいるところはこのあたりでは一番高いようです(煙となんとかは高いところがどうのこうの、という)。
で、じゃあ、これまで住んでいたところはどうだったんだろう、と、いろいろ調べてみました。
私は親が持ち家でなかったので、子供の頃から引越は日常茶飯事。東京近郊ばかりですが、ずいぶんいろいろな場所に住みました。が、わりと海に近いところが多かったので、標高の低い平坦な場所に住んでいたことが多かったです。
実は子供の頃、一時、公団住宅に住んでいたのですが、そこが高台で、標高20メートル。文京区と同じだった。でも、それ以外はほぼ低地。いかにも関東平野という場所でした。山あり谷ありの文京区に最近30年間住んでいたけれど、子供時代や青年時代の記憶は、低地が広がる関東平野の風景ばかりです。
8年前にわずかな期間、西東京市に住んでいましたが、ここの標高を調べてみたら、なんと、50メートル超え。私の人生で一番標高が高い場所が実は西東京市だったのです。東京も西部は標高が高いのですね。西に向かって山になっていくわけです。
もともと地図が好きな人間なので、グーグル地図とかよく見ていますが、また楽しみが増えました。