2016年9月10日土曜日

サントラ盤

買いました。

映画を2回目に見たあたりから音楽が気になって、買いたかったのだけど、映画を見たシネコンのあるショッピングセンターのタワーレコードには置いてないし、アマゾンで調べたら39分しかないので、こんな短くて2700円?と思い、先日、別のシネコンに行ったとき、CDを売っていたけど、ヨドバシアキバで買えば1割分ポイントになるなあと、買わなかったのでした。
で、今週水曜に4度目を見に行って、ますます音楽が気になっていました。
さて、この映画、土曜日からはこれまで見に行っていたシネコンでは朝の回だけになってしまい、遠出すれば夜の回があるシネコンがあるので、来週あたり遠出して5回目を見ようと思っていたのですが、来週遠出できるかどうかわからないし、そのあとはもう上映終了になる可能性がある。
えい、もう、行っちゃえ、って感じで、金曜にいつものシネコンに行ってしまいました。
シネコンが入っているショッピングセンターで、水曜に気になっていた食器があったので、それをもう一度見て、欲しかったら買おう、という目的もあったのですが、映画を見たあと、その食器を見たら、うーん、イマイチ。そして、タワーレコードに入ったら、このCDが入荷していたのです。
最近は秋葉原も行ってないので、思い切って買いました。
39分で全29曲。ほとんどの曲は1分程度の短いものです。でも、映画の順番どおりに出てくるので、映画見たばかりだとシーンがどんどんよみがえってきます。同じ曲が楽器を替えて演奏されていたりして、なかなか聴き応えあり。39分と短いですが、1つ1つ聴きこんでいると、短くても十分満足です。
クラシック用に買った5万円のヘッドホンで聴きました。買ったあと引越などでいろいろごたごたして、クラシックを聴かなくなってしまい、5千円くらいで買ったコードレスのヘッドホンでポピュラーばかり聴いていましたが、久々にこの高いヘッドホンで聞いたら、オケの楽器がよく聴き取れる。
岐阜に向かって出発したルドルフが、イッパイアッテナたちとの別れの余韻にひたるように目をつぶっていて、そのあと、目をパッと開くと音楽が突然変わるシーンが大好きなのですが、CDで聴くとここが音楽のクライマックスなのがよくわかります。それまで管楽器メインだった旋律がここでは弦楽器メインに変わり、もう一つの主要な旋律と最後に融合していくのです。うーん、私が好きになる理由があったんだ。
エンドクレジットの歌は収録されていません。が、私はこの映画は劇音楽がいいと思うので、最後の歌はちょっと余計だな、と思っていたので、むしろ劇音楽で終わる方がいいです。でも、最後の歌も、何度も見るうちに好きになっていたけど。
クライマックスから歌がえんえんと続く「君の名は。」と比べると、やっぱり地味な映画だなあ。「君の名は。」の歌は歌が入るのが当然という感じで入っているので、こっちは全然違和感ないんですけどね。しかし、「君の名は。」は映画が終わるとどっと人が出てきます。
「ルドルフとイッパイアッテナ」はまたまたお客さん少なかったけど、上映が終わっても誰も立たないんですね。それで、掃除の人が入ってきて、私が立ち上がると、ほかのお客さんも立ち上がり始めるという感じで、最初に見たときもこういう感じだったけど、やっぱりすぐに立てない映画です。エンドクレジットも遊び心がいっぱい。