2017年6月15日木曜日

ちょっと人間嫌い







昔から、お店で店員に声をかけられると、買いたいものがあっても店の外へ出てしまう人間だった。
こっちのペースで見ていたいのに声をかけられるのがいやだった。
最近は写真を撮っていると、うるさく声をかけてくる人がいる。中高年の男性ばかり。
カメラを持った人は中高年男性でも、写真を撮るのを邪魔されたくないのがわかるのか、声をかけてもわりとあっさりさっぱりで、邪魔にならない。
が、そうでない中高年男性は本当に困る。写真撮ってるのに邪魔なんだよ。
高齢男性がターゲットの雑誌で、美術館で女性に声をかけてナンパするみたいな記事がネットに出て、これはさすがに女性はもちろん男性にもドン引きされていたが、美術館はカップルや知り合い同士で出かけてもあまり会話はしないところ。それを赤の他人が薀蓄傾けるって、迷惑以外の何ものでもない。
先日も花の写真を撮っていたら、花の名前について薀蓄を傾けたいらしい高齢男性がしつこくて、写真を撮るのをやめて逃げたことがあった。
話しかけられた時点でさっさと逃げるのが一番、少しでも相手に答えたらヤバイ、と思った。
一部の高齢男性が邪魔でうるさい、というのは多くの人が感じていると思うが、私の場合、女性もうるさくて邪魔なのがいるので困る。男と女と両方敵なんだからかなわない。
たとえばですよ、仕事先の懇親会で、パーティではまったく近寄っても来なかった女が、帰るときになって、「暗いので道がわからないから一緒に帰ってほしい」と言ってきて、さすがに断れなくて一緒に帰ったら、駅までの間ずっと愚痴と他人の悪口を聞かされる。電車に乗って、女は各駅で座って帰るというので、私は急行に乗り換える、と言うと、じゃあ、私も、とついてくる。そして急行でも愚痴と悪口。
それでも。仕事に行く曜日がこの女とは違うから、と安心していたら、今年度はなぜかその女が同じ曜日と時間帯に。
そして相変わらず、私を愚痴の聞き手にしようとする。
なので、お前は嫌いだオーラを発散させて自衛する。と、周囲が私に対して冷たくなり、あいさつしても無視される。今ここ。
まあ、週に1度しか行かないからいいんですけどね。
こんなことばかりあると、行ってみたいな、と思うイベントを見ても、行くのを躊躇してしまう。仕事を開拓するためには外へ出ていく必要があるのに。