2017年12月12日火曜日

アマゾンの荷物がローソンで受け取れなかった件

アマゾンで買い物すると、私は代引きにしてローソンで受け取り、というのをずっとやってました。
ローソンはセブンイレブンに比べると店が少ないですが、それでも1軒は必ず近くにあるので利用していたのです。
が、郊外に引っ越してから近所のローソンでアマゾンの荷物を受け取ろうとするとなぜかトラブルが。
しばらくアマゾンで買い物してなくて、今年に入って新海誠の過去作のDVDを買ったのがこちらに引っ越してから初めてのアマゾンでしたが、そのときは店員がまったく不慣れで、渡すべき書類を渡してもらえず、あとから店に取りに行かなければならなかったのです。
そのとき、ここはあぶないな、少し遠いけどファミマにするか、と考えたのですが、その後アマゾンで買い物しなかったので忘れてしまいました。
が、今週月曜日までやっていたアマゾンのサイバーマンデーというセール。フォックスのDVDとブルーレイが6枚3090円。や、安い、と思って、DVD4枚とブルーレイ2枚を注文。それを受け取りに行ったら、なんと、機械が壊れていて受け取れなかった。
ローソンで受け取る場合、コードみたいなのを印刷して持っていけばいいのですが、私は番号を控えて行ったので、ロッピーという機械に番号を打ち込んでレシートみたいなのを手に入れて、それをレジに持って行かなければならない。が、そのロッピーが故障。明日の朝まで治らないと!
がっくりして帰ってきたんですが、機械が故障で受け取れないって、今日が受け取り最終日だったらどうするよ!
しかし、都心では何度もローソンで受け取っていましたが、トラブルがあったことなど1度もなく、やはりあの店はやめた方がいいのか?
あるいは、遠くてももっと都会の場所にある店にした方がいいのか?
実はサイバーマンデーのあとにまたDVDとブルーレイを注文したので、それと一緒に取りに行ってもいいんですけどね。あーあ、がっかり。

実はまだブルーレイのプレーヤーを持っていないので、4Kとブルーレイの「君の名は。」ボックスセットも見ていない状態。これはセブンイレブンで注文したのですが、同じ地元のコンビニでもセブンイレブンは実にスムーズでした。うちの近所、なぜかセブンイレブンが3軒もあって、さらに1軒できるとかいう噂。大丈夫か?
(追記 久々にオムニセブンで買い物しようとしたら、なんと、近隣のセブンイレブンはすべて受け取り不可に。やっぱりコンビニで商品の受け渡しをするのはミスが多くて大変なのでしょう。結局、電車に乗らないと行けないヨーカ堂で仕事帰りに受け取ることにしました。)

サイバーマンデーではまずDVDでほしいものをリストアップして、それからブルーレイで同じものがあるかチェックして、結局DVD4枚とブルーレイ2枚になったのですが、注文してしまってからリドリー・スコットの「レジェンド」のブルーレイがあったのに気づき、しまった、これを入れればよかった、と後悔したのですが、また6枚買うのもなんだし、というわけで今回はあきらめ。
この「レジェンド」、日本公開されたときは「キネ旬」に、だいぶたってスコットのムック本が出たときに再び、映画評を書いていますが、最初に見たのは輸入のレーザーディスクでした。
この映画、いろいろとトラブルがあったことで有名で、特にジェリー・ゴールドスミスの音楽がタンジェリン・ドリームに替えられてしまい、アメリカではタンジェリン・ドリームの版、ヨーロッパではゴールドスミスの版が公開されました。
日本ではなかなか公開されず、アメリカ版のレーザーディスクが秋葉原に出て、それを買って見たのが最初。そのあと、「トップガン」の大ヒットのおかげか、「レジェンド」も日本公開されましたが、確か他の映画と2本立てだったと思います。
うれしかったのは、日本公開版はゴールドスミスの音楽のヨーロッパ版だったこど。上映時間もこちらの方が少しだけ長く、アメリカ版よりもずっといい雰囲気になっていました。
ブルーレイは数年前に「ディレクターズ・カット」と銘打って発売され、サイバーマンデーに出ていたのもそれでしたが、アマゾンのレビューを見ると、どうもこれはヨーロッパ版のブルーレイで、それにシーンを付け加えたディレクターズ・カットも入っているとのこと。しかし、メインはヨーロッパ版なので、画質はヨーロッパ版がよく、ディレクターズ・カットは劣るようです。

まあ、「ブレードランナー」もだけど、スコットのディクターズ・カットはあまり信用してないんですよ。
特に「ブレードランナー」のメイキングの本を読んだら、スコットはあのディレクターズ・カットにはさほど熱心ではなくて、「ユニコーンさえ出ていればよかったのだろう」なんて書かれているのですね。
初公開版のときにいろいろトラブルがあって、対立もあって、ナレーションがしつこすぎた、エンディングが緑の大地はまずいだろう、デッカードはレプリカントにしたかった、それにはユニコーンを出さなくちゃ、みたいなのがあって、そういう思いをとりあえず編集したのがディレクターズ・カットで、ナレーションも少しは入れたかったとか、エンディングは砂漠にすべきだったとか、そういう理想の形には目をつぶった妥協の産物にに見えるのです。
スコット自身、ディレクターズ・カットの頃はさまざまなタイプの映画を意欲的に作っていたので、過去作の手直しとか、本当はあまり興味なかったんじゃないかと思うのですよね。でも、「ブレードランナー」が人気があるので、ファンにお応えする形で作り直して商売とか、そういう思惑もあったのじゃないかと。
実際、スコットが本当に「ブレードランナー」に思い入れているなら、続編を他人に監督させたりしないと思うのです。
新「エイリアン」シリーズの方は自分で監督してますが、こっちの方が思い入れがあるんでしょうかね。お元気なのはなによりで、がんばっていただきたい(いろいろイチャモンつけてますけど、これでも「デュエリスト」から見てるし、最初はかなり高く評価してた好きな監督だったんだけど、気がついたらわりと何でも屋の職人監督になってたので、心が離れてしまったのです)。