2025年4月30日水曜日

鯉のぼりとカキツバタ@水元公園

 GWの谷間の4月30日、ちょいと金町まで行って、水元公園を散歩。

金町から最短距離を歩いてくると、花ショウブ園のあたりに出るのだけれど、花ショウブはまだ咲いていない。近くの藤棚ももう満開は終わり、花はあまり残っていなかった。メタセコイアの森と、左側に小さく鯉のぼりが見える。


水辺のベンチに座って買ってきたハムカツサンドを食べていたら、アオサギが来た。釣り人の餌か獲物をくすねようというのか。


なんと、おしっこをした。餌はもらえず、飛び去っていく。




鯉のぼりへ向かう。近くにアイリスが咲いていた。





いつもはこのあと、メタセコイアの森の方へ行くのだけれど、今日は松戸方面へ向かうことにした。花ショウブ園に戻り、さらに先へ行くと、アオサギとコサギとダイサギがいた。アオサギはさっきの鳥かもしれない。




松戸方面へさらに行くと、みさと公園(埼玉県)に行ける橋があった。その先はバードサンクチュアリー。ここ、みさと公園かと思ったら、まだ水元公園の中だった。




元の道に戻ると、カキツバタが咲いている。そういえば、カキツバタは花ショウブの1か月前に咲くのだ。


さらに行くと金魚展示場がある。網があるので金魚の写真は撮りにくい。ここにもカキツバタが咲いていた。




金魚展示場の隣にある水辺のいきもの館。水元公園の動植物が展示されている。




このあと、松戸方面にえんえんと歩いていったのだけど、松戸からこっちに来たことはあっても逆は初めてなので、道がわからなくなった。とにかく江戸川の土手に出れば、と思い、土手に出る。


あとは葛飾大橋を渡って行く。

2025年4月28日月曜日

ベルばらマンホールカードと「バッドランズ」「天国の日々」

 4月25日から柏市観光案内所で配布開始の「ベルサイユのばら」マンホールカード。初日はすごい行列だったみたいだけれど、翌日からはさほど混んでいないようで、まだ数は十分あるとのこと。この観光案内所(柏駅前のマルイのビルの3階)は月曜定休(祝日の場合は次の平日)なので、日曜日にもらいに行くことにした。

3階のシャッター商店街みたいになってるところの先に観光案内所があり、のぼりが立っていた。人がばらばらとやってくるけれど、並ぶほどではない。


展示もいろいろ。ポシェットも売ってます。




カードの裏表。



柏市市制70周年を記念してのマンホールデザインで、池田理代子が「ベルばら」執筆時を含む20年以上、柏市に住んでいたことからこの企画が。実は私は柏市には7年間住んでいたけれど、調べてみたら、池田理代子が高校2年生のときから「ベルばら」連載を始める前の年までだった。私自身は10歳から17歳直前までで、池田理代子と同じ学校には行ってない。ていうか、彼女は高校は都立なので、越境していたのだろう。中学は私が柏中、池田は柏二中で、当時、柏中は体育会系のイメージが強く、男子は丸刈りだったので、丸刈りがいやな男子は二中に越境していた。また、二中の方が進学に力を入れているイメージがあったので、それで越境してた子もいたような気がする。私は柏中が自宅から見えるくらい近かったから無問題だったし、そこから千葉県の御三家の高校(これまた自宅の至近距離)に進学できたので、こちらも無問題だった。

3種類のマンホールの場所を書いた地図ももらったのだけど、カードになっているマンホールは高島屋本館のそばというので、そのあたりを何度も歩いてみたけれど、見つからなかった。人が集まって写真を撮っているのではないかと思ったのだが、人が集まっている様子もなかった。また今度行ったときに探してみよう。

さて、マンホールカードだけのために電車賃使って行くのもなんなので、キネマ旬報シアターで映画でも見るかとスケジュールを見たら、テレンス・マリックの「バッドランズ」と「天国の日々」を上映しているのでハシゴ。


カード配布に合わせて、「ベルばら」劇場版アニメも上映されている。ただ、配布場所で見た感じだと、「ベルばら」を読んだことも見たこともない人がもらいに来てる印象だった。あと、私らの世代だと「ベルばら」は原作漫画+宝塚だったけど、そのあとの世代はテレビアニメのようで、うーんなんとも。


「天国の日々」はビデオで、「バッドランズ」(旧題「地獄の逃避行」)はDVDで見ているけれど、映画館では初めて。「バッドランズ」は今回が日本では劇場初公開と知って驚いた。20年遅れか30年遅れで公開されたと思っていたのだ。




というわけで、半世紀くらい昔のテレンス・マリックの初期の作品を映画館で見ることができた。マーティン・シーンもシシー・スペイセクも、リチャード・ギアもサム・シェパードも若い。今回続けて見て、「バッドランズ」は悪についての映画、「天国の日々」は善についての映画だな、と思った。

どちらも少女の語りで、この語りがクールで、大人たちの世界を冷めた目で見ている感じがする。どちらの映画にも火事のシーンがあり、平原の風景が広がる。

だが、「バッドランズ」は主人公も少女も善悪の観念がなく、主人公は息を吸うように人を殺し、少女はそれを当たり前のように受け止める。それまでのアウトローの若者を描いた映画は、そうなってしまった背景とか同情できる面とかが描かれたのに、これはそういうのがまるでない。ただ、悪、なんである。

一方、「天国の日々」はおおむね善人ばかり。特にリチャード・ギアとサム・シェパードは無垢を絵に描いたような穢れのない善人で、ただ、2人が同じ女性を愛してしまったために悲劇が起こる。少女がりんごをかじるシーンがあったり、蛇を思わせる老人がシェパードに疑念を吹き込んだりと、エデンの園の楽園喪失をイメージした世界だ。(追記 イナゴは黙示録)

どちらの映画も最後に兵士たちが登場する。「天国の日々」は1910年代なので、第一次世界大戦の暗示か? そして「バッドランズ」は朝鮮戦争やベトナム戦争の暗示か?

マリックの映画は「シン・レッド・ライン」が一番好きだが、このあとの作品はどうも好きになれない。やっぱりこの3本がベストなのだろう。

2025年4月27日日曜日

水鏡の風景と、低血糖症

 風がなく、水面がおだやかなときだけ見える水鏡。





風が強い日が多くて、なかなか見られない景色でした。撮影は4月中旬。

土曜日はスーパーで買い物をしていたら久しぶりに低血糖症の症状が出てしまったよ。

突然おなかがすいて、ふらふらになってしまうのだ。

こういうとき、飴を持っているといいのだが、持っていなかった。

朝には納豆たまごかけごはんを食べ、昼にはカップラーメンを食べたので、食事は十分のはずなのに。このところ体重が減ってるせいなのかもしれない。

もう夕方で、夕食の時間が近かったので、299円のお弁当を買って帰り、すぐに食べた。それでだいぶおなかは落ち着いたのだが、それからしばらくするとまたおなかが減って、業スーの45円のどら焼きを食べてしまったよ。そして、さっきはロールパン2個食べてしまった。

人様のブログを見ていると、みんな少食だなあ、だから食費2万円とかなんだろうなあ、と思っていたけど、私はおなかがすくと低血糖症になるので、あんな少食は無理。

しかし、今月はなんとか食費2万5千円になるか、と思ったら、コメ4600円買ってしまったのでもう2万5千円を超えてしまった。おコメがあるからなんとか食いつなげる、という時代ではなくなったのね。これから餓死者とか出るようになるのでは?

2025年4月25日金曜日

備蓄米を見たよ

 備蓄米なんて見たことない、という人が多い今日この頃。私も見ていなかったが、今日、ついに備蓄米を発見。備蓄米とはもちろん書いてなくて、国産米のブレンド米。お値段税抜き3580円。この店はあきたこまちとかは税抜き4000円台後半なので、買う人は買うのかなあ。でもけっこうあったけど(他は少ない)。

で、私はOKで前に買ったのと同じ秋田県産あきたこまち無洗米5キロを税抜き4200円ちょいで買う。会員だと割引で4100円台だったけど、交通系カードで買うことが多いので会員にはなってない。別のスーパーで秋田県産あきたこまちがやはり税抜き4200円台で売ってるけど、これよりは数十円安いし、この別のスーパーのは今食べてるけど、なぜか減りが速いし、OKのあきたこまちの方がおいしかった記憶。

実はOKとその近くのクリエイトはコメ売り場がしばらくの間すっからかんだったのだ。特にクリエイトはずっと空で、パックご飯とか餅を置いている。OKはたまに入るのか棚は空けているけどこの前コメがあるのを見たのはいつの日かって感じだった。今日行ったら、そのあきたこまちがあったので買ったけど、ほかのコメはなかった気がする。

さっき書いた別のスーパーはコメがいつも置いてあるし、たくさん積んであることも多いけど、やはり高い。たまに外国産のを見るけどすぐに売り切れるようだ。

他のスーパーでもコメ売り場すっからかんなところがあったので、全体にコメ品薄なんだけど、みんなコメ離れなのか、コメ売り場にコメがあっても人がいないよね。

毎朝、納豆たまごかけごはんを食べているのだけど、今朝は焼きそばにしてみたら、やはりおなかがすくのが速い。お昼にボンカレー食べてしまい、結局コメが減ったので、買いに行ったのだった。しかし、5000円くらいするからコメを買うならまず貯金を下ろさねば、という、以前だったらありえないことになってる。

OKでは国産鶏ささみの大パックが消費期限今日までで30%引きなので買い、小分けにして冷凍。このスーパーの割引率も下がっていて、消費期限今日までなのに5割引きにならないという。業スーなんか昼間に行くと、期限今日なのに2割引きにしかなってない。お惣菜やお弁当も夜になっても半額まで下げないスーパーが増えている。クリエイトとか半額になるところは夜になると大混雑。シール貼る片端からどんどん売れていく。

確かにコメを買うよりお弁当を半額で買った方がいいかもしれない。

近所の公園で去年、栽培されていたコメです。

収穫したのはこども食堂などに寄付するよう。これ見たときは盗まれないかと思ったけど。

追記(備忘録として)

昨年夏から買ったコメの値段。いずれも5キロ無洗米、税込み価格。

8月末 千葉県産ふさおとめ 3000円弱。

10月 秋田県産あきたこまち(1) 精米日から1か月くらいたっていたので激安になっていたから、値段は参考にならず。ふさおとめにソフトブラン玄米を混ぜて食べていたので、このあきたこまちを食べるようになったのはさらに1か月後。

1月 秋田県産あきたこまち(2) 4000円弱。(1)とは販売元が違う。

3月 秋田県産あきたこまち(1) 4300円くらい。

4月下旬 秋田県産あきたこまち(2) 4600円弱。

2025年4月23日水曜日

「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」

 アメリカ人女性として初めてボリショイ・バレエとソリスト契約を結んだジョイ・ウーマックの実話をもとにした映画「JOIKA」。


「美と狂気のバレリーナ」という副題がついていて、惹句が「一線を超える、禁断の舞。」とかなってますが、全然そういう映画ではない。「ブラック・スワン」みたいな映画のようにして売ろうとしているけれど、全然違います。「狂気」とかはまったくない。

映画は前半がボリショイのアカデミーに入学したジョイ(タリア・ライダー)がボリショイ・バレエ団に入るまで。ダイアン・クルーガー演じる先生が「常人には理解できない脅迫的なレッスン」をする、と試写状に書いてあるけど、全然そんなことはなくて、普通にきびしい先生。「セッション」みたいな鬼教師ではありません。

先生はジョイの才能を認めていて、ボリショイ・バレエに入団させようとするのだけど、アメリカ人だという理由で拒否されてしまう。そこでジョイはボーイフレンドの男性ダンサーと結婚してロシア人になり、入団に成功、というのが前半。ボーイフレンドなので一応、愛情はあるんだけど、やはりボリショイに入るために彼を利用した、みたいなのが後半、影響してくる。また、ジョイの両親もそういう結婚には反対なのだけど、ジョイはとにかくボリショイで成功したい、その一心で邁進していく。

後半はボリショイに入ったものの、芽が出ないジョイは、プリマになるにはスポンサーがいなければならないと言われ、金持ちの愛人になる話が来るが、断ってしまい、そこから転落が始まる。で、そのあとはまたアカデミー時代の先生が登場していろいろあるのだけど、この先生にもボリショイへのわだかまりがあることがわかってくる。

この先生がバレエをあきらめた過去の話とか、「愛と喝采の日々」がちらりと思い浮かぶ。「ブラック・スワン」の母親もそうだったか。

ジョイがあこがれたボリショイのプリマが本人役で出演していたり、まわりの人たちもわりと善人だったり、ほんとうに悪い人はいなかったりと、ジョイ・ウーマックが監修してるだけあって、バレエ界をあまり悪く描かないようにしている感じはある。ダンサー同士の嫉妬と妨害とか、パトロンの愛人にならないといけないとか、そういう暗部は描かれるが、まあ、暗部というほどのことでもない印象。

そんなわけで深みとか凄みとかはないけれど、そこそこ楽しめる映画だった。

追記 この映画は英語圏の作品だけど、せりふはロシア語が多かった。「アノーラ」もそうだが、最近の英語圏の映画は無理に英語にしてしまわず、言葉のリアルを追求するようになったと思う。日本語のせりふの多い「SHOGUN」が受け入れられたのと同じ背景だろう。

古い思い出のあるセーター

 この冬、長い間衣装箱の中で眠っていた古いセーターを久しぶりに出して着ていた。(色は薄いオレンジです。)


根津の赤札堂の3階、衣料品売り場だったところ(今は違う)で1000円で買ったセーター。ウール100%。色違いでベージュも買ったが、そちらは使い倒してかなり早めに処分。こちらは色が好きで大事に使っていたのだけど、最後にクリーニングに出したとき(ウール100%なので水洗い不可)、脇がほつれていたのを同じ色の糸で直してくれたのだ。パッと見には全然わからない。

それがたぶん20年かそこら前。22年住んだ文京区の風呂なしアパートを出たのが2007年で、それより2年くらい前にそのクリーニング店は閉店していた。高齢の夫婦がやっていた店で、店主がもう無理ということで閉店したのだけど、その奥さんのおばあさんがとってもよい方だった。閉店する前には手作りの小物をいただいた。セーターを直してくれたのは閉店するより前なので、20年以上前ということになる。その後、このセーターを着ていなかったのは、あのクリーニング店以外に任せるのがいやだったのかもしれない。

そんな思い出のセーター、この冬来ていたら、別のところがほつれているのに気づき、同じ色の糸はなかったけど、近い色の糸で修理。ほんとはこの冬で処分しようと思っていたのだけど、今年は一応、クリーニングに出そうと思っている。

根津の赤札堂の衣料品売り場はとっくになくなり、去年は上野のアブアブが閉店。それよりも前に北千住のイトーヨーカドー1号店が閉店して建て替え、食料品売り場だけになってしまったが、私が安い衣料品を手に入れていた店はことごとくなくなっていった。この北千住のイトーヨーカドー1号店で買ったジャケットとコートを今年もまだ着ていた。

買ったのはいつだったか、やはり20年くらい前だったか? 文京区に住んでいた頃なので15年くらいはたっているはずで、もうかなりよれよれになってるけど、例の谷中の地域猫に会いに行くときに着ていた服なので、思い出があって捨てられない。あの子がよくこれをベロっと舐めていたから。服をなめるのが私への愛情みたいだった。

フード付きの薄手のコートと分厚いジャケットで、コートは1900円、ジャケットは2900円だったのだよ。何年も前からクリーニングには出さずに洗濯機で洗っていて、昨日はこの2着を大型コインランドリーで毛布と一緒に洗った。もう次の冬は着ないかもしれないと思いながら。

その前に着ていた白のジャケットを買った池袋のキンカ堂も閉店してしまったなあ。

先日は八重桜を見に八柱霊園へ。


霊園の北東の端に八重桜が3本ある。このエリアはこの桜が咲く時期しか行かない。先日行ったときはまだ花はちょぼちょぼだったので、また行った。3本の内、2本はみごとに咲いていた。金網の向こうがゴミの集積場で、背景としてはちょっと見苦しい。




ツツジやハナミズキも咲いていた。この時期がすぎると、霊園は緑一色になる。

2025年4月22日火曜日

gooメールが終了

 gooブログが終了、というニュースがありましたが、それに続き、gooメールも来年2月25日で終了!

gooメールのサービス提供終了について | OCNお客さまサポート

gooメールは迷惑メールを振り分けずに通してしまうことが多く、メインで使っている某メールに転送され、そのメールで迷惑メールに振り分けられる、ということが毎日起こっている。

その某メールのおかげで迷惑メールがわかるという、ったく、某メールは無料なのに有料のgooメールの方がダメという状態。

でも、gooメールで登録しているサイトがあまりに多いので、全部を変更する自信がなく、これまで放置してきた。終了となると、わかるものから順番に変更していくしかない。そういや、このブログも登録してるのはgooメール。登録してるところからお知らせが届くところはいいけれど、このブログみたいにお知らせなんてまったく来ないところがいくつもあるのだ。

ただ、メインで使っている某メールも無料なのでいつどうなるかわからない。やっぱり信頼できるプロバイダーがやってるところの有料メールにした方がいいのかもしれないな。

2025年4月21日月曜日

バッタモン

 図書館で借りた本がつまらなすぎて困る。

アマゾンのサイトでは版元の宣伝具合が完全にバッタモンで、レビューを見ると自己啓発本なのは間違いなかったが、自己啓発本は大の苦手だけどバッタモンはそれなりに好きなので、図書館で借りた。

装丁が凝っていて、ジャケ買いとかする人もいるようだけど、図書館で借りた本は、まだ出てから1か月半くらいだけど、アマゾンの写真のようなきれいな本ではなかった。

だいたい、小口に絵が描かれているのって、バッタモンだよね(嫌いじゃない)。

が、読み始めたらもろ自己啓発本、それも全然面白くない自己啓発なんで、参った。

著者の人生が全然おもろくないんだよね。

こんなんでも売れてるのか、と思ったけど、図書館にはあまり入ってなくて、たまたま市内の図書館は入れてたので借りられたけど、カーリルで検索しても入っている図書館は少なく、予約も少ない。私もすぐに借りられた。アマゾンではそれなりに売れてるみたいなので、買う人は買う本だけど、図書館員から見たら入れる価値のない本なのだろう。

実はこの本の元ネタになった本を別の図書館から借りて先に読んでいた。そっちはかなりまともな自然科学書で、ためにはなったが、この本も著者の主張がなんだかなあだった。どちらも科学ジャーナリストらしいけど、バッタモン自己啓発書の人はあんまり科学者っぽくなく、元ネタの本の人は科学の世界にいたことはよくわかるが、それを人文社会学の問題に転化してるのがよくない。自然科学の問題を人文社会学に転化するのはよくあるが、だいたい書き手の趣味で終わるのである。

ここで突然、コーヒーの話題に。


昨日は業務スーパーへ買い物。週に一度、コインランドリーに洗濯に行くとき、近くの業務スーパーで買い物するのだけど、洗濯中だと時間が気になってあまりじっくり品物を見れない。毎年春と秋に1000円買うと100円割引のクーポンがポスティングされていて、これを使うにはじっくり品物を見ないとだめなので、業スーだけのために出かけた。

私はあまり買い物をしないので、業スーで1000円買うのはむずかしい。かなり買ったつもりでも1000円行かない。で、今回は冷凍野菜をたくさん買って1000円にしようと思っていたら、ネスカフェクラシックブレンド110gが450円くらいで売っていた。

瓶入りのコーヒーを買わなくなってもう20年以上になるかな。スティックコーヒーを買い、瓶入りのコーヒーや砂糖を買わなくなった。昔よく飲んでいたのは瓶入りのブレンディだけど、今はブレンディはスーパーでは袋入りしか売ってない。瓶入りはドン・キホーテしか売ってないとのこと。値段も高そう。

ブレンディの前に飲んでいたのはネスカフェエクセラだけど、これも瓶入りは800円近くする。砂糖やミルクを考えたらスティックコーヒーの方が安い。

でも、これからの季節、冷たい牛乳に入れるコーヒーが欲しい。と思っていたら、業スーにネスカフェクラシックブレンド110gが450円くらいで売ってたので、これをかごに入れ、冷凍野菜はあまり買わないでも1000円超えた。この110gのはこの春の新商品らしい。

どうもこのクラシックブレンドは苦みが強く、まずいと思う人も少なくないようだ。

しかし、私がネスカフェを飲んでいたのは半世紀くらい前だから、その頃の味だったらむしろよいかもしれない。ネスカフェといえばゴールドブレンドが主流のようだけど、私はこれはあまり好きでないのだ。

まあ、とりあえず、冷たい牛乳に入れて飲む分には悪くないだろう。

2025年4月20日日曜日

中山グランドジャンプで悲しい事故が

 去年、中山競馬場で中山グランドジャンプを見て、障害の魅力にとりつかれ、今年も楽しみにしていた。翌日は皐月賞。


馬場内エリアから中央の障害2つを間近に見る。




ターフィーショップは鯉のぼり仕様。



中山は20日の皐月賞のあとは9月までレースがない。


19日は中山グランドジャンプ。優勝者に贈られるもの。


レース開催のときだけ開かれるウマジョスポット。私は皐月賞の日は混むので行かないから、秋までの最後のウマジョスポットと思ってレースを見ないで入り、無料のドリンクを。


馬券を見せるともらえるカンタン酢トマト。すでに3本もらってるので4本目はいらないかと思ったが、あれば役に立つのでまたもらってしまった。写真は帰りにスーパーの休憩コーナーで撮ったもの。


8レースと9レースを見て、10レースのパドック。暑いのでミストが出ている。



上の写真に写っているジョージテソーロとエリカサファイアが気になったけれど、オーラを感じるほどでなかったので馬券を買わなかったら、なんと、ワンツーで来てしまった。


メインレースの中山グランドジャンプのパドック。マイネルグロンとジューンベロシティが1番人気2番人気だけど、どうもこの2頭、勝ちはないような気がして、でも3着以内には来るだろうから複勝を買う予定だった。が、なぜか1番のネビーイームが気になる。人気は上の方じゃないけど、さっき買わなかったジョージテソーロとエリカサファイアが来てるから今日はパドックで見て当たる日かも、と思い、ネビーイームも複勝を買った。結果はネビーイームだけ馬券内に。


グランドジャンプはいろいろなところを通るので、いつもとは違うところにも観客がいる。手前の障害が最後に飛ぶもの。





トップを独走するエコロデュエルが最後の直線の障害を飛び越える。


続く馬たちも飛び越えるが、そのあと、11番のバーンパッションが飛び越えたあとに転倒。



そのあとに撮った写真だと、騎手が後続の馬に踏まれたように見えるのだが、騎手も馬も倒れたまま動かない。騎手は担架で救急車に運ばれ、馬は足を少し動かしたのが見えたが、じっと横たわったまま。幕が張られたので、見えなくなる。


勝ったエコロデュエルの表彰式が行われているが、みんな馬の心配をしている。


ニュースで、馬は足を粉砕骨折して安楽死になったことがわかった。騎手については詳しいニュースはまだない。

障害では必ず落馬があるけど、これまでに見たのでは大事に至るものはなかった。でも、見ていないレースでは馬が安楽死になってしまうことが今年もあった。バーンパッションは平地では未勝利や1勝レベルのレースでしか勝てなかったが、障害に移ってよい成績をあげ、グランドジャンプに出られるほどになったというのだけど、まだこのレベルは無理だったのではないかとか、今日は気温が27度と暑かったので、途中でもう限界だったのでは、といったコメントが出ている。今回はすごいハイペースで、それでもずっと誰も落馬しないできて、そして最後にこんなことになるとは。

障害では途中で馬が飛ぶのを拒否することもあるのだけど、バーンパッションはなんとしても最後まで走ろうと思ったのだろう。R.I.P.