2013年10月22日火曜日

台風の名前

台風27号と28号が日本の南にあり、27号は週末に東日本直撃と言われている。
こっちはいろいろ予定があるので、心配なのだが、台風情報を見ると、27号はフランシスコ、28号はレキマーという名前がついている。
ん? 台風って、英語の名前をアルファベット順につけるんじゃなかったけ?

んなわけで、探してみたら、気象庁のサイトに説明があった。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html

  台風には従来,米国が英語名(人名)を付けていましたが,北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は,平成12年(2000年)から,北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)をつけることになりました。
 平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ,以後,発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて,その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので,おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
 なお,台風の名前は繰り返して使用されますが,大きな災害をもたらした台風などは,台風委員会加盟国からの要請を受けて,その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。


なるほど。最後の、大きな災害をもたらした台風はその名前を以後の台風につけない、というのが気になる。
上の説明の下に140個の名前が出ているが、日本は「てんびん」とか「やぎ」とか、星占いか、と思ったら、3つ目からは星占いとは違う星座だった(でも、「うさぎ」とか「かじき」よりは星占いの方がよいな)。
というわけで、進路が心配な27号はフランシスコで、アメリカが命名(人名だけど聖人の名でもある)、すぐ後ろに迫っている(アベックというよりはフォロワーというかストーカーというか)28号はレキマーで、ベトナムが命名(果物の名)。正直、日本とアメリカの命名する名前以外は覚えるのも大変だ。
しかし、台風委員会っていう名前もお役所っぽくなくて、なんとなく味がある。
27号は速度が遅いので、予報がどんどん変わっていくのも困りものだ。東日本直撃というのは米軍の予想らしい。