2019年1月20日日曜日

まだ届いていないのですが

1月19日発売で、書店でちら見してきました。

後の方の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」ディレクターズ・カットの記事を書いています。
2月1日から4週間、午前十時の映画祭で上映。私が行ける映画館は後半の2週間だなあ。
午前十時だと8時半くらいに出ないといけないので、朝が弱い私にはきびしいですが(すでにブルーレイで見ているし)、この映画が映画館にかかるのは本当に久しぶり。初公開から35年、名画座でもやっていましたが、最後の上映から30年くらいはたつ? しかも日本で公開されたのは25分くらいカットされたバージョンだったので、今回初めてスクリーンに映るシーンがカットされた25分+ディレクターズ・カットで加わった20分の計45分。
私は初公開時のキネ旬の特集の分析採録をやったおかげでカットされる前の完全版を試写室で見ることができたのですが、その後、この完全版はビデオやDVDでしか見てないです。
まあ、その辺の話は記事に書きましたが、それ以外に映画の内容を完全ネタバレで書いているので、未見の方は見る前には読まない方がいいかも。ディレクターズ・カットで加わったシーンについても詳しく書いているので、そこを知らない状態で見たい人も同じく。

キネ旬は以前はゲラが来なかったので、出した原稿が実際にどういうふうに誌面になってるのかは本を受け取るまでわかりませんでした。特にキネ旬に書き始めたばかりの頃は、原稿出したけど本当に載るのかなあと、本が出るまでドキドキしてたのを思い出します。
最近はゲラが来るようになって、もう誌面はわかってるので、そういうドキドキはなくなりました。
「ワンス・アポン~」については、分析採録では評論めいたことはほとんど書けないので、いつかこの映画について評論を書きたいと思っていましたが、その後35年間、何もしてこなかったのが実情。今回、思いがけず執筆の機会を与えてもらえ、分析採録のときにキネ旬に評論も書きたかったと思っていたので、35年ぶりの悲願(なんておおげさなものではないが)が叶ったことになります。
が、しかし、今回はディレクターズ・カットの紹介ということで、35年前に書きたいと思っていた評論とはやはり別物というか、ちょっと違うなと感じるのですが、それでも35年間の悲願であったことには変わりないので、満足感はあります。機会を与えてくれた現在の編集部、そして35年前にお世話になった編集部と東宝東和宣伝部に感謝します。


追記
行ける範囲の映画館でやってない、とか、朝は無理、という方のために
アマゾンで買える輸入盤ブルーレイ。日本語字幕、日本語吹替えつき。完全版も入っていて値段も安い。
 こちらは2014年に日本で発売された限定品のブルーレイ。豪華ブックレットつき。私は持っていません。
現在は1万円以上の高値で売られています。