2019年1月18日金曜日

「ボヘミアン・ラプソディ」19回目@亀有シアター10

火曜に続いてまた行ってしまった「ボヘミアン・ラプソディ」。今回はMOVIX亀有のシアター10。通常上映では非常に条件のよいシアターです。
今日から「マスカレード・ホテル」が始まるので、シアター10での「ボヘミアン」は昨日の木曜日がラスト。亀有最大スクリーンで音響もよいこのシアターでの上映もこの日が最後かと思うと、行かないわけにはいきません。
TOHO日比谷のプレミアムシアターも「ボヘミアン」は今日までで、明日からは「マスカレード・ホテル」ですが、最初に行ったときはよかったけど二度目がイマイチだったので、こちらはパス。
火曜日に行ったTOHOららぽーと船橋もドルビーアトモスの「ボヘミアン」は今日からはレイトになってしまいますが、明日の土曜日だけは夕方の上映。ここはレイトだと帰りの電車がないので、レイトだけになってしまうと無理。
実はららぽーと船橋の上映、音響はすばらしかったけれど、画面が少し暗くて不満でした。
それまで4回続けてIMAXだったので、それで見劣りするのだろうと思っていましたが、亀有のシアター10は画面が明るくて非常によかった。音響も重低音やサラウンド感がそれなりにあってよかった。亀有出かけて大満足。もう1回見たいくらいでした。

この映画は名セリフやしゃれたセリフが多くて、英語シナリオ出てないのかなあと思ったけれど、出てないみたいですね。本になる脚本は実際の映画と違っている場合が多いので(完成した映画からの台本でないから)、ブルーレイ出たらそこでチェックした方がよさそう。
今回気づいたのは、クイーンの面々がジョン・リードと初めて会うシーンで、リードからクイーンを定義してほしいと言われ、フレディが「居場所のない人間たち」みたいなことを言うのに対し、ブライアンが「バンドは家族だ」と言うところ。ここにフレディと他のメンバーの考え方感じ方の違いが出ていて、この相違がしだいに亀裂になっていき、最後にフレディがメンバーや家族を自分の大切な人たちと思うようになる、という構成になっているのです。これは実はブライアンや他のメンバーの願望だったようで、「自分たちはバンドは家族だと思っていたが、フレディがそう思っていたかどうかはわからない。でも、フレディにもそう思ってほしいという願いを映画にこめた」みたいなことをブライアンがインタビューで言っています。
それ以外にも前から印象に残っていたセリフとして、ポールの「I know who you are, Freddie Mercury」というのがあって、これは農場でフレディが「ラヴ・オヴ・マイ・ライフ」を作曲しているとき、フレディが「これはメアリーのための曲、彼女が自分の一番の理解者」と言うのに対し、ポールが上のセリフを言う。つまり、フレディがゲイであることを自分は知っている、自分の方がメアリーより理解している、という意味で言っている。ところが後半、雨のシーンでポールがフレディに去られるシーンでも彼はまたこのセリフを言うのだけれど、今度は「おまえのやってきたことを知っている」という脅し文句になっているのです。
この映画にはこうした、セリフや似たシーンの繰り返しがいくつもあって、常套手段といえばそうなのだけど、なかなかうまいと感じます。
ブルーレイが出たら、またセリフについて書きたい。

亀有は今日からは「ボヘミアン」は2番目に大きいシアター9ですが、10に比べて9はスペックが劣る。
亀有は「ボヘミアン」は本当に優遇していて、最初はシアター10、2週間後に「ファンタビ」が始まって9になったけれど、1週間後にはまた10に戻る、それから「シュガーラッシュ」が来るまではずっと10で、「シュガーラッシュ」が来たあとも時々レイトで10にしていたりしましたが、先週金曜からは平日はすべて10。3連休だけは中くらいのハコになってしまって、このときは満席続出だったようです。
ただ、火曜日の船橋、木曜の亀有を見ると、お客さんはかなり減ってきたな、という実感があるので、これからは縮小していくのでしょう。IMAXがいつまでやっているかだな、今後は。

おまけ 我が家の今年のカレンダー。
「ボヘミアン」CD、シャンシャン誕生日記念カード、まるちゃん卓上カレンダー(表がカレンダー、裏が全面写真)。

まるちゃん壁掛けカレンダー。

書店で買ったシャンシャン・カレンダー。上野動物園で買ったシャンシャン・カレンダーはしまってあります。

ダイソーで108円のディズニー・カレンダー。1月2月は美女と野獣。ほかは白雪姫、シンデレラ、リトル・マーメイド、ラプンツエル、眠れる森の美女。108円とは思えないクオリティ。