2025年8月1日金曜日

7月最後の週は上野と中山

 7月31日は葛飾区図書館へ借りていたシャンシャンの本を返し、ヨドバシカメラに注文していたプリンタや水泳用ゴーグルなどを取りに行かないといけない。まず、葛飾区図書館へ行き、せっかくだからそのあと上野動物園へ。

暑いからかき氷屋さんが出ています。パンダも待ち時間は短かったけどパス。


日陰で涼んでいるカモシカ。同居のエゾシカは体調悪いのか非公開。


象3頭は元気。




とりあえず水分補給でさるやまキッチンへ。2階から見下ろす工事中のサル山。山が壊されてます。


西園の不忍池テラスで蓮の花を見ながらかき氷。


そのあと、池のまわりをまわりながら蓮を見ますが、シャワーヘッドになってる花も多く、また、午後なので花びらをとじている。蓮は午前中に見なけりゃだめ。


解体中のモノレールと西園駅。モノレールはいそっぷ橋のそばまですでに解体されていた。


小獣館。子どものマヌルネコ。よく動くので写真撮りにくい。


その母親。あくびしたり舌ぺろぺろしたりしていた。



コビトカバの親子。


ハシビロコウは4羽見ることができた。



格子の向こうで魚を食べている。


これはこのあと飛んだ。


池之端門から出て不忍池沿いに歩き、先日(というか7月中旬に)見た風鈴のあるところへ。暑いからボートもあまり出ていない。



この前来たときは風がおだやかだったので、風鈴の音も風情があったが、この日は強い風。音もすごいし、カメラのピントも合いにくい。



蓮はこっちの方が花は多いけれど、やはりシャワーヘッドも多く、開いている花は1つしか見つけられなかった。




そしてヨドバシカメラでこのプリンタを買う。


印刷しかできないシンプルなもの。最近は印刷するのは予約のQRコードがないと入れない映画館に行くときと、週に1度の非常勤講師の仕事でプリントするものがあるときだけなので、コンビニで印刷すれば十分なのだけど、やっぱりないと不安。おそらく人生最後のプリンタになるだろう。

さて、日曜は2か月半ぶりに中山競馬場へ。着いてみると、マジか?



今、札幌と新潟と中京で開催されているのだけど、札幌以外は暑さ対策で午後12時から3時は休み時間。その分、終了が遅くなって6時半くらいまでやってるのだが、去年は最後まで門が開いていたような。競馬場自体はもちろんやってるけど、JRの駅へのこの門が閉まると帰りが面倒。

着いたのがちょうど休み時間中で、場内は閑散としていた。売店入口の馬は夏仕様。


お寿司屋さんもすいていたので、鮪寿司を食べてしまう。この前食べたときはネタがイマイチだったけれど、今回はネタもおいしくて、これで1200円は安いかも。


寿司を食べながらモニターを見てるのだけど、札幌しかレースをやってない状態。3時になってやっと中京と新潟が再開。この日の目当ては新潟の関屋記念。前にモニターでパドックの映像を見てオーラを感じ、馬券買ったら当たったカナテープが出る。しかもあのときと同じキング姐さん。が、このレース、前から応援してたボンドガールも出るのだ。

どうしても重賞勝てず、2着ばかりのボンドガール、前走は惨敗だったせいか、武豊は中京のヤマニンウルスに騎乗、ボンドガールはルメールに乗り替わり。そういうことがあって、応援の本命はカナテープ、ボンドガールはどうしよう、と思っていたら、中京メインレースでヤマニンウルス堂々の優勝! 武豊のガッツポーズを見て、よし、次はボンドガールもがんばれ、って感じで単勝だけ買う。

暑いから外に出てくる人は少ない。


そして、またしてもボンドガール2着同着。勝ったのはもちろん、キング姐さんのカナテープ。後ろの方にいたのに、最後、ぐんぐん出てきたので、えええっと思った。ボンドガールもぐんぐん出てきたんだけどね。カナテープはがんばれ馬券買ってるので、お金にはなりました。


モニターに映る勝ったキング姐さん。手前の男性は夫君かな?


この時点で馬券買うのやめればよかったのに、このあとちょこちょこ買って惨敗。そして門が閉まる時間が来たので帰りました。

2025年7月29日火曜日

「私たちが光と想うすべて」(ネタバレ大有り)

 カンヌ映画祭グランプリのインド映画「私たちが光と想うすべて」。

月曜の朝に午後の回を予約。ここは予約はQRコードを入口で見せて入るので、スマホのない私はいつも印刷して持っていく。が、ここで大問題! QRコードだけ、印刷されない。文字は印刷されるのに。

うちのプリンタはWindowsXPから使っている。パソコンを7にかえたとき、ドライバを入れて継続使用。が、次の10ではドライバがうまくインストールされず、印刷はデータを7に移してやっていた。

ひょっとしてもう15年選手くらいのプリンタ。先日、ヨドバシカメラにプリンタをネットで注文、お取り寄せでまだ連絡がないが、新しいプリンタを買うのでついにお役御免かと壊れたか、プリンタ、と思ったが、QRコード印刷できない、でググるといくつか回答があり、出てきた解決策を試した結果、どうやら7のパソコンの不具合であることがわかった。そういや、このパソコン、最近動作がおかしいことがある。

そんなわけで、セブンイレブンのマルチコピー機にメディアを持って行って印刷。初めてなのでうまくいくか心配だったが、無事印刷完了。

そして、映画館へ。


大好きな「はじまりのうた」がリバイバル上映されるようです。


「私たちが光と想うすべて」。


ムンバイの病院に勤務する3人の女性の物語。ルームメイトになっている若い看護師2人。プラバは夫がドイツに出稼ぎに行ったきり、音信不通になっている。彼女より若いアヌは、ムスリムの男性とつきあっているので、悪い噂が立っている。そして、食堂で働く年配女性パルヴァティは夫に先立たれ、長年住んだ家を追い出されようとしている。

プラバは親の決めた見合いで結婚し、すぐに夫はドイツへ出稼ぎ。最初はひんぱんに連絡があったが、しだいに音信不通になっていったらしい。ドイツ製の炊飯器が送られてくるが、これが夫からのプレゼントらしく、彼女は足の間に炊飯器を抱きかかえる。親の決めた見合いなので、恋愛を経て結婚したのではないが、夫への性的欲求があるようだ。

アヌも田舎の両親から見合いをしろと言われている。ヒンズー教徒の多いインドではムスリムとつきあう彼女は白い目で見られていて、親に知れたら大変だ。

そしてパルヴァティが家を追い出されるのは、不動産業者がタワマンを作るため。タワマン建設現場に「富裕層の特権」みたいな看板が立っている。

こんなふうに、インドの抱える問題、女性が自由に恋愛したり結婚したりできないこと、ムンバイへ、そして外国へと働きに出なければならないこと、宗教差別、貧富の差、といった背景が描かれる。

映画はムンバイの庶民たちがごった返す街の風景をリアルにとらえていて、そのにおいさえ感じられるようだ。

(以下、ネタバレ。)

2025年7月26日土曜日

水泳の準備

 5年半ぶりにプールへ行こう、と思い、5年前に買った水着(一度も着てない)を押し入れから取り出したが、ゴーグルとキャップがないことに気づいた。

そういや、キャップは替え時だったので捨てたのだ。そして、ゴーグルはそれまで使ってたのとは違うものを買ってしまい、非常に使いづらかったので、こちらも捨てた。

最後にプールに行ったのは2020年1月1日、夢の島のプールがいつもは大部分が貸切で、一般用は大混雑なのだが、元日だけはすいていたので行ったのだ。でも、今は元日も大混雑みたい。


写真を見てわかるとおり、門松があり、そして、東京オリンピックを控えていたのだ。このときはコロナのコの字も聞かれなかった。

このあとコロナでプール閉鎖、再開しても更衣室が心配で行けなかった。それでもようやく緊急事態宣言が解かれたときに行ったショッピングセンターでバーゲンの水着を買った(キャップだけでなく、水着も買い替え時だったのだ)。

その後もずっと心配な時期が続き、やっぱり更衣室が一番心配なので、ずっと行ってなかったけれど、そろそろ行くかなあ、と思い始め、夢の島のプールの予約状況見たら、夏休みはさすがに昼間は団体なし。5時から団体入ってるけど少しみたい。夏なので当然混むだろうけど、団体に多数のコースを占領されるよりはいいだろうと思う。ウォータースライダーが人気なのよ。大人もOK。

中山競馬場の帰りに夢の島のプールへ行く、ということを考えているのだが、ゴーグルとキャップを買わなければならない。徒歩35分のショッピングセンターにはスポーツ用品店があるのでそこかなあ、でも、キャップはいいとして、ゴーグルはお気に入りのが置いてあるとは限らない。やはり都心へ行かなければならないだろうか。

と思ったとき、ヨドバシカメラで売ってるかもしれないと、検索したら、長年使っていたメーカーのではないけど、評判がいいのがあったので、それを注文。キャップはさすがに現物を見ないと買えない。でも、キャップならどのスポーツ用品店にもあるはず。

ヨドバシにはそれ以外にもネットで注文しているものがあるのだけど、お取り寄せでまだ連絡なし。上野の店頭受取にしているので、できればまとめて買いに行きたい。

しかし、ヨドバシは店頭受取は以前は氏名と受取番号だけでよかったのに、今はQRコードを見せないといけないらしい。スマホないから印刷しなきゃならない。めんどくさいなあ。

水泳の準備を始めたあと、時々やっていた上半身のストレッチをしたら、上半身のあちこちの筋肉が痛くなってしまった。いつもやってるストレッチというか、のびをするような感じの動きなのに、なんで? 年なのか? つか、水泳で使う筋肉なので、5年半ぶりに泳ぎに行ってガンガン泳いだらひどいことになったかもしれない。とりあえず、痛みがなくなるまで水泳はお預けにした方がいいかも、って、普通の筋肉痛じゃなさそうだからいつ治ることやら。

2025年7月24日木曜日

「秋が来るとき」@柏(ネタバレ大有り)

 昨日は柏のキネマ旬報シアターにフランソワ・オゾンの新作「秋が来るとき」を見に行った。


柏まで行くのだからドンキとか見ておこう、と思い、開映2時間前に柏に到着。チケットはネットで予約してあったが、映画館のポスターなどの写真を先に撮る。水曜はレディースデーからキネ旬デーに変わっていた。メンズデーは廃止。


このあと、かつやで遅いお昼を食べてからドンキへ行く。柏のドンキは1階から3階で、フロアごとにジャンル分けされてるので目的のものが見つけやすい。うちの近所みたいにワンフロアにぎゅっと詰まってるとほんと、熱帯雨林状態。

4階がDaisoとブックオフになってたが、これは閉店したヨーカドーから引っ越してきたのだろうか。


入口に水槽があって、熱帯魚が泳いでいる。



ドンキや他の店をのぞいたりしているうちに映画の時刻が近づき、映画館に戻る。かつやの手前にベローチェがあるんだけど、コーヒー330円になっていた!


ほとんど予備知識なしで見た「秋が来るとき」。フランスの田舎に住む老婦人ミシェルの家に、パリに住む娘のヴァレリーと孫のルカがやってくる。ミシェルとヴァレリーの間には確執があり、最初はよくある母娘の確執に見える。娘は母親の財産をもらうことしか考えていないように見える。おまけにミシェルが森でとってきたキノコに毒キノコがまじっていたことから、ヴァレリーは母親が自分を殺そうとしたと言い、孫のルカに会わせなくなる。

この段階では母娘の確執、娘が母親を嫌っていたり、母親が娘は自分を金づると思っていると感じたり、というのは世間によくあることのように見えるのだが、その後、しだいに、彼女たちの問題が普通ではないことがわかってくる。このあたりの作劇のみごとさはいかにもオゾンらしい。

映画の冒頭、教会の神父がマグダラのマリアについて語るシーンがあるが、実はこれが伏線だった。

ミシェルには同世代の親友マリー・クロードがいて、彼女の息子ヴァンサンは刑務所に入っていたが、途中で出所してくる。ミシェルはヴァンサンの社会復帰のために家の雑用の仕事を頼み、その過程でヴァンサンは孫に会えないミシェルに同情するようになる。

以下、ネタバレ。

2025年7月21日月曜日

金持ち喧嘩せずと思いきや

 先日1309円で買ったサンダル、やはりだめだった。去年買って痛くてはけないクロワッサンサンダルと同じところが痛くなる。もうこの形のサンダルははけないということだろう。

クロワッサンサンダルが店頭で買えなくなったあと、数年、別のサンダルをはいていた。その間に足の形が変わってしまったのだと思う。親指の付け根のところが痛くなるのだけど、ネットで調べると、そこが痛くなる人が多いようだ。足先全体を覆ってしまうようなサンダルにしないといけないかもしれない(というか、今はけている唯一のサンダルはそのタイプ。ただ、これは近所使いにしかできないので困る)。

だめだった2足のサンダル、ベランダ用にすればいいので、取っておこう。

金曜日、黒田記念館の隣のカフェで豪華ランチを食べて3時間まったり、というの、久々に幸せを感じたんだなあ、とあとで気づいた。

谷中の最愛の猫が逝ってしまったあと、幸せを感じることがなくなってしまい、なにもかもがむなしくてしかたないのだけど(ペットロス)、2年前の夏、日本橋に映画を見に行ったあと、その近辺を歩いたり見たりして、久々に都心を散策して幸せだと感じた。その後はまた全然なかったのだけど、金曜日のカフェは幸せだったと思う。その猫に会ったあとによく入ったカフェだったから。

あのときの記事に、谷中霊園で高齢男性が花壇を作って世話していたのに、そこが草ぼうぼうになっていた、という話を書いたけど、花壇だった頃の写真はたくさん撮っているはずなのに、すぐには見つからない。なんとか見つかったのが、2年前の春、あの猫が逝ってしまう数日前に撮った写真。


手前が花壇で、もう少しすると花がもっとたくさん咲く。そして、その奥の木のフェンスの向こうに、石や草花で作られた小さな庭ができている(この写真ではわかりづらいけど)。

土日の競馬はキング姐さん大活躍で、土曜の函館12レースの馬と日曜の函館メインレースの馬、どちらも勝ちそうな気がして、馬券買いたかったのだが、暑さもあって競馬場に行くのがめんどくさくて行かなかった。そして、どちらも姐さん騎乗で勝利。特に日曜の方は人気薄だったので払戻金も単勝5000円近く。ああ、行ってれば。地方から中央に転厩したばかりの馬だけど、キング姐さんを乗せるということは厩舎は勝算あるんだろうと予想していたのよ。そして、中央で記録を作ってきたようなエリート馬たちを尻目に堂々の優勝、でした。

今週末は関屋記念で姐さんカナテープ、ルメール、ボンドガールか。ボンドガールは応援してたけど、武豊から乗り替わりで、ルメールだとあっさり勝つのかな。カナテープは前に馬券買ってお金になってる馬。どっちにしろ、人気するから勝っても儲からなそうだけど。

で、タイトルの、金持ち喧嘩せずと思いきや。

人様のブログ、貧乏自慢から早期リタイア富裕層までいろいろですが、貧乏自慢の人たちが愚痴や悪口のオンパレードなのはわかるけど、早期リタイア富裕層もいがみあってるのに気づいて。

かなりの金融資産を持ち、早期リタイアして、あるいは仕事を減らして悠々自適な方々、金銭的には将来は安泰で、お金いくら使っても大丈夫な人達なのだけど、なのに変なのね。ブログの内容とかコメント欄とか見ると、この人たち裕福なんだなあというのが言葉の端々に出ているのだけど、その人たち(互いに知り合い)がなんか変、病んでる、いがみあってる?

そういえば、東京23区から埼玉県にマンションを買って後悔し、絶対都内に戻る、と宣言してブログを書いていた人も春頃から全然更新がなく、いつのまにかブログも探せなくなった。この人はマンションは気に入っているけど周辺環境がいやでいやで、上京してからずっと住んでいた某区に戻りたいとさんざん書いていたけど、もう23区内のマンションなんてとてもじゃないが普通の収入では買えなくなって、あきらめたのかもしれない。上の富裕層の人たちは都心の一等地の分譲マンションに住んでいるらしいのですが、まあ、いろいろですね。

2025年7月18日金曜日

黒田記念館と豪華なランチ

 今日は葛飾区図書館に予約した本を取りに行くのと、文京区の行きつけの美容院へ。

まずは金町の図書館。借りたのはこれ。


この本、入っている図書館がものすごく少ない。カーリルで検索すると、東京都は3館(うち1館は国会図書館)、千葉県は2館、埼玉県は1館、神奈川県はゼロ。首都圏の図書館に6冊しかなく、そのうち借りられるのは5冊(国会図書館は閲覧のみ)。唯一、図書カードを持っている葛飾区図書館に予約し、待つこと2か月近く。ようやく借りられた。

そのあと美容院でカットしてもらい、いつもなら谷中の逝ってしまった愛する地域猫がいたところに花を供えるのだけど、先月はじめに行ったら、墓地の無断使用お断りとか書いてあって、花を供えたりできなくなっていた。まあ、そのときはすでに花束を買っていたので、目立たないところに供えたんだが、今日は手ぶらで行ってみたら、猫がいたあたりのお墓の花受けに少しずつ花が供えてあった(仏花ではない)。ここに花が供えてあったことなんか見たことないので(以下略)。

無断使用お断り、はここだけでなく、高齢男性が作って世話していた花壇もなくなっていた。この2か所にきれいな花壇があったのだ。今は草ぼうぼう。



谷中霊園は周辺の人々の憩いの場所でもあったと思うのだが。まあ、最近はこの辺も外国人観光客が急増して、昔と同じようにはいかなくなったのだろう。

上野公園へ向かって歩いていくと、子ども図書館と黒田記念館がある。もうずっと昔から何度も前を通っているのだけど、入ったことはない。どちらも入場無料と書いてある。時間があるので、黒田記念館に入ってみた。画家の黒田清輝の記念館。




2階が展示室。


その手前に資料室。






展示室に入る。








天井も見もの。



有名な絵はこの特別室にあるらしいのだが、非公開だった。


カフェと書いてあるけど、自販機と椅子があるだけのようです。


隣の上島珈琲店は、前は谷中の猫に会ったあと、よく寄っていた。そこでまったりとコーヒーを飲みながら、撮った写真を見たものだった。が、その後、値段がガンガン上がって、とても気軽に入れる店ではなくなってしまった。

でも、たまにはいいんじゃない?

そう思って中に入る。3時少し前で、お客さんは数えるほどしかいない。席は選び放題。しかも、まだランチタイム。昔はコーヒーとフードで1000円しなかったのに、今は一番安いコーヒーとフードでも1400円近い。が、ランチタイムなので、高いコーヒーとフードとサラダのセットが1560円だった。


この黒糖入りミルクコーヒーが好き。チーズエッグBLTサンドは初めて食べた。おいしかったです。


久しぶりの豪華なランチで、落ち着ける席でゆったり。借りてきた本を読んだり、出がけに郵便受けをのぞいたら入っていたキネ旬最新号を拾い読みしたりして、3時間くらいいてしまった。

夕方になるにつれてだんだん混んできて、隣にハイソな感じの中高年女性2人組が座った。すぐ隣なので、会話が全部耳に入る。どうやらマスコミやアカデミズムの世界に知り合いが多いみたいな2人で、話の内容が普通の人じゃない。大学教授や東大教授の知り合いの話とか、ヨーロッパに移住した知り合いの話とか、テレビ局や出版社の話とか、これからヨーロッパへ行って滞在する予定だとか。

そういえば、都心に住んでいた頃は、喫茶店などに入ると、こういうハイソな会話とか、マスコミの人たちの会話とかを耳にすることがたまにあった。でも、10年前に郊外に引っ越してからはまったくない。なんか、10年以上ぶりにこういう会話聞いたなあ、と思う。

たまたま読んでいたキネ旬も、今はこういうハイソな感じの執筆者ばかりになってしまったように見える。昔はこの世界には泥臭い人が多かったと思うのだが、映画について書く人が今ではハイソな世界で映画を勉強してきたみたいな人ばかりになってる? 昔はションベン臭い3本立ての映画館で映画を見まくったみたいな人が書き手になったものだが、そんなションベン臭い映画館なんて遥か昔に消え失せているよね。

上野公園。噴水前広場は今週末はイベントがないようで、がらんとしていた。


金曜なので西洋美術館は夜間開館。今からでも十分見られたが、先週見たばかりなのでパス。