2013年12月8日日曜日

NHKが日本を支配する日?

キター!って感じで、こんなニュースが。
http://mainichi.jp/select/news/20131203k0000m040166000c.html
NHK受信料全世帯義務化。テレビを持っていなくても受信料を取られる日が来る。
ネットで配信するからっていうが、ネットで配信したってお金を払わなければ見られないサイトはたくさんあるのに、NHKは何が何でも番組を国民に押し売りしたいのである。

そして、国会で成立した秘密保護法の報道では、NHKは全面的に秘密保護法成立の後押しをしていたらしい(テレビないので見てないからわからんが)。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20131208-00030456/
安倍さまのNHK。
経営陣に安倍首相のお友達が多数入っているらしい。

日本ではNHKに受信料を払わないと、テレビはいっさい見られないことになっている。
放送後にネットで公開されているものは見られるし、オンデマンドで料金を払って見るものもあるが、現在放送中のものについては、NHKに受信料を払わないと何も見られないのだ。
日本では、NHKの映らないテレビは絶対に作られない。
NHKの映らないテレビがあったら、高くても欲しいと思う人は多いだろう。
私はNHKが嫌いなのではない。NHKのような押し売り商法が嫌いなのだ。
それを認めるくらいなら、テレビのない生活を選ぶ。

ところが、最近、スマホを買っただけでNHKから受信料を請求されたという話をネットで読んだ。
スマホとかテレビの受信できる携帯は、受信を申し込まないと受信できないにもかかわらず、受信料を請求されるのだそうだ。
私の携帯はもちろん、テレビを受信する機能がない(そういうのを選んでいるのだ)。
しかし、その話を読んだとき、私は思った。
すべての携帯をテレビ受信可能な機種にして、受信不能な機種を販売しなければ、NHKは携帯を持つ人すべてから受信料が取れる。今の時代、携帯を持たずに暮らすのはむずかしい。あるいは、パソコンがすべてテレビ受信可能になれば、同じことになる。パソコンを利用せずに暮らすのはむずかしい。
しかし、さすがにこれはむずかしいので、全世帯から強制的に受信料徴収の案が出たのだろう。
そこまでやるなら、なぜ国営放送にして、税金でやらないのか。
すでに安倍さまのNHKになり、秘密保護法成立の国会中継までしなかったとなると、税金を使って、政府のお抱え放送局になればいいではないか。そうなると、NHK職員は公務員になるから、給料下がるのでいやなの?

「小さいおうち」で、主人公タキが「長く生きすぎた」と語るけど、長く生きると世の中がどんどん悪くなるのを見るようになる気がする。
あんなに反対された秘密保護法が簡単に成立してしまうのだから、これからどんなものでも成立してしまうだろう。