2018年8月2日木曜日

上野のユニクロで

390円でバーゲンになっているユニクロのベルばらTシャツ続報。
例のアンドレとオスカルの絵が下の方にあるやつ、上野のユニクロにまだありました。
またまたユニクロのサイトからの写真。この前のより大きい画像(クリックするとわかると思います)。
(追記 さっきユニクロのサイトへ行ったら、この前の記事のときに比べて在庫のあるデザインが大幅に減ってました。)

オスカルがメインの柄はすべて売れ残っている感じです。
一方、下のようなピンク系の柄はほとんど残っていない。やはり若い女性が着やすいのはこういうデザインなのでしょう。


黒地に胸にワンポイントは、その胸ポケットの内側がオスカルの絵になっているのを発見。これもけっこう売れ残っている。
売り場で若い女性が2人話していて、「ベルばらTシャツは着たくない」「これって昔流行ったの?」とか言っていて、隔世の感。あと、オスカルは今の若い女性に人気はないような気がする。昔は今ほど女性が自由でなくて、オスカルのようになって活躍したい、と思う女性が多かったけれど、今はそういう時代ではない、が、東京医大が女性の受験生は一律減点して女子学生が増えないようにしていた、というニュースを読むと、実はそれほど変わってなくて、表面だけ変わって見えるだけなのではないかという気がする。むしろ、今は杉田某のような男の差別主義者にとって都合のいい女ばかりが出世しているから悪くなってるのかもだなあ。正直、男に都合のいい女性が出世するというのは昔から感じていたけど、昔はそうでない女性が求められていて、その1人がオスカルだった気もするのだが、今はどうだろう。
東京医大の女子一律減点で思い出したのは、半世紀近く前、某国立大の教育学部にいたとき、教員採用試験では合格者を男女別に点数順に並べ、男子の名簿の下に女子の名簿を入れる。だから一番成績の悪い男の下に一番成績のいい女が来る、と言われていたことだ。
東京医大と同じことを他の医大もやっている、普通は面接で調整する(面接で女子を多く落とす)などと言われているらしいので、似たようなことは昔からずっとあるのかもしれない(教員の場合は合格者の中での差別だから、順番があとでも教員にはなれるのだろうけど)。
医大の件に関していえば、入試に面接が入ってから、年齢の高い人、大学受験資格の試験合格者は落とされることが多くなったという。人物で選ぶときに、普通に高校を出たばかりの男を優先するのだろうなと思う。そういうところでしか人物を見ないのは昔と同じだなあ、日本。まあ、そういうふうにしか人間を見れない社会なんだろう。

ユニクロに行ったのは午後6時頃。外は熱風の吹く酷暑だったが、その前にある日本映画の試写を見に行った。
その映画、内容があまり興味が持てず、行こうかどうか迷ったが、他に用事もないし、行ってみるかと出かけた。行ってみると、開映30分前ですでに補助席。こんなに人気のある映画だったとは。
最近はあまり混まない試写の案内しか来ないが、以前はこういうことが時々あった。そういうときは係員がいろいろ大変なんだろうとは思うが、お客さんに対して指示命令しているのがあまりいい気分にはなれない。補助席のお客さんを待たせ、座る補助席を指定し、その間、席を取ってもらっていた人が遅れて次々と入ってくる。開映直前に来て特等席に座る人もいる。
一方、補助席のお客さんには「あっちへ行け」「こっちへ行け」と指示、いったん座った人たちに、席を増やすから移動しろと言う。申し訳ありませんが、のひとこともない。ついに怒って(?)帰ってしまった人がいた。
この様子をずっと見ていて、気分が悪くなっていたが、映画が始まってすぐ、来なければよかったと思った。私にとっては苦手なタイプだったのだ。
もちろん、いろいろ考えるところのある映画だったので、いずれ書くかもしれないが、最近はシネコンで見た方がずっと気が楽である。