2019年4月11日木曜日

はじまりの場所で「ボヘミアン・ラプソディ」応援上映

あちらこちらで上映が終了しつつある「ボヘミアン・ラプソディ」。TOHO日本橋も今は応援上映だけで、今週は水曜まで一番大きいTCXスクリーンの部屋(スクリーン7)で上映。木曜と金曜は狭い部屋になり、土日だけいつもはアトモスの2番目に大きい部屋、その後はまた狭い部屋で、来週木曜に終了と出ている。
この日本橋のスクリーン7は最初に「ボヘミアン・ラプソディ」を見たところ。その後、同じ日本橋のアトモスで見て、このときのアトモスが具合が悪かったので、それからは日比谷に行ったり、亀有で見たり、IMAXの大きなスクリーンを求めて木場へ行ったり、アトモスの音響のいい船橋へ行ったり、応援上映盛り上がりそうな川崎チネチッタへ行ったりと、あちらこちらの映画館を旅してまわっていた。
中でも亀有は何度も最大箱のシアター10で上映してくれ、そのたびに出かけたが、春分の日からほとんどシアター10で上映。こちらは11日で終わりなので、先週、2回出かけている。結局、亀有が一番回数が多い。
そしていよいよ日本橋も終わりに近づき、最初に見たスクリーン7のTCXで上映とあれば、行かないわけにはいかない。
とりあえず、今週の日曜に行ってみたら、応援上映なのに静かなもので、最後に拍手が起こった程度。うーん、やっぱり日本橋は実質応援じゃないのか。でも、TCXの映像はなかなか美しかったし、音響は音量を上げている亀有には劣るが、映像はIMAXの次くらいにはいい。最初にここで見て感動し、リピーターになったのだと思うと感無量。
そんなわけで、このスクリーン7での最後の上映になる水曜日にまた出かけた。
行ってみると、ロビーにはコスプレの一団が。中に入ると、なんか、応援上映の常連さんがたくさん集まっているような雰囲気。映画が始まるとすぐに拍手拍手、歌が始まると光りもの、ひんぱんに起こる拍手と、時々起こるかけ声。拍手はいいんだが、このかけ声がドキッとしてしまう。
私自身も拍手したり歌ったりして、楽しかったんだけど、これまでの応援上映は、わりと盛り上がったと思った場合でも映画をじっくり鑑賞できたのに、今回は拍手やかけ声やライトで映画そのものに集中できなかった。映画を見たというよりは、応援する人たちを見物したような感じ(それはそれで面白いのだけど)。
映画が終わると、ライブエイドのフレディのコスプレした人が通路に立ち、エーオとかやりだすとまわりの人もエーオと答え、「ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ」を周囲の人と歌いだした。どうもこの人の周辺の人たち、みんななじみの常連さん? まあ、私も一緒にエーオしたり歌ったりしたんで、楽しかったんだけど。
今後は「ボヘミアン・ラプソディ」は応援上映だけが残っていくことになりそうなのだけど、じっくり映画を鑑賞はもうできなくなるかもしれないと思った。まだしばらくは通常上映もありそうなので、あと1回、通常上映で映画を鑑賞して締めにしたい。最後、「タイム・フォー・グッバイ、ウィー・ラヴ・ユー」のあとはしんみりとしたいのだけど、あの応援上映では無理だから。